☆朝夕の娯楽★天声人語&素粒子。46の蝦蟇★
46(四六)の蝦蟇
前足が支那、後足が露西亜、合わせて支露の蝦蟇。築地深く分け入って捕らえましたるこの蝦蟇
をば現実に向かい合わせたる時は、蝦蟇がおのれの逃げ場の無きに驚き、タラーリ、タラーリと
脂汗を流す。これをすき取り、柳の小枝にて三七、二十一日の間トローリ、トローリと煮詰めま
したるがこの蝦蟇の油。さあどうだ。
_ (⌒Y´ ̄ヽ ∧_/( ̄))∧_∧
γ´ `ヽ_`と.__ )( ∩( 《 ( 現実) ゴロン
)) ,、 , ) <、_,.ノ ヽ、.__,ノ l つ つ
((_/し∪V .ヽ.__ノ!__))
∧__∧ ::∧朝∧: ∧_∧
( ) ( ;∩∩). ( 現実 ) ゴロン
( つ ::(´ ノ ノ:: (つ と)
.ヽ___ノj ::( ̄__)__):: (⌒Y⌒)
∧__∧ /⌒"ヽ、
( ) __ ( __ ) 〈 ゴロン
と ヽ ( ̄)).∧_∧ /´ `⌒) UV''VU,_)
(__ト、__丿 〉 》∩実_) ( .__つ´
ヽ、.__,ノ ヽ、__,.> ゴロン
前スレ:☆朝夕の娯楽★天声人語&素粒子。45裁きにあう★
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1161175696/l50
【このスレの登場人物紹介】(1/2)
高橋郁夫 (通称イクー)
∧イク-ヘ 先代の素粒子担当であるタミー時代の天人2号を経て、
( -@∀@)ア 2004年4月から正式に天人責任筆者へ昇格した。
/ , 〈. 「どんぐり年金」ではブレイクが予感されたが、その後は
ヽ_,) _⌒;. ペダンチックな引用に終始し、スレ住人のニーズに応えている
(,, ノ´ | ̄ ̄ ̄ とは言い難い。今後の大化けに期待したい。
河谷史夫 (通称フミー)
゛丶从、, 人从 ,, 2002年12月からの素粒子担当。
,ヽ, ';, その独善と欺瞞と偏見に満ちた内容に加え
ヾ` ∧フミー∧: ,,'' 酔っ払いのクダマキのような下品な文体は止まるところを知らず、
ミヽ (∀..:;;;):: '' " 多数の住人をして「ぶん殴りたくなる」と言わしめたほど。
\ φ ...::;;;;;) "シ 素粒子担当→天人担当となる伝統からして、
ヾ .:| .:;;| .:;;|::. て いずれ天人責任筆者となる可能性はかなり高いらしい。
(ヽ (___::;i__::;i ( ''
小池民男 (通称タミー)
┌──────┐
|┌────┐| 2001年4月〜2004年3月の先代天人責任筆者。
|| // || いかにも朝日的な中学生レベルの内容もさることながら
||.∧タミー∧.|| 一目でタミーとわかるヘタな文章やアクロバティックな展開、
||(@∀@∩ .|..| 自分にとって都合のいい文・言葉の部分的無断引用などを駆使し
||( ⊃ .ノ || 「ペットボトル原爆」に代表される多くの迷・珍コラムを世に遺した。
|└────┘|
└──────┘
【このスレの登場人物紹介】(2/2)
天人2号
∧2号∧ 天人は時々イクーではない別人が書いている。
( @∀@) 〜 以前は謎の存在だったが、最近では複数の論説委員が回り持ちで
( つ旦). ~ 書いていることが明らかにされている。
と__)_) 作文能力は普通だが、いかにも面白くなさそうな話題を
. どこからともなく引っぱってくる。
深代惇郎 (故人)
┌──────┐
|┌────┐| 1973年2月〜1975年11月の天人担当。
|| //|| 筆者の意図が明確でわかりやすいストレートな表現が特徴で、
|| .∩深∩. || コラムニストとしての住人の評判は高い。
||( @∀@ )||
||( )|| タミー、イクーの駄文との比較のために、しばしば引き合いに出される。
|└────┘|
└──────┘
[おまけ] これが天人の(過去の)仕事場だ!!
↓@ ↓D ↓F ↓A ↓E ↓B
〜 〜
セ、センパイ…!?. 〜 □ 〜__
イシハララクセン マンセー ヽ从/, ウホッ i_i . /| ____
アーヒャヒャヒャ!! ∧2号∧ イイデムパ ──┐ . | | /|
G→ ◇ タミー∧Д@; ) ; " ' '' "'',, ][][][] | . | F. | //|
(( ∩@∀@;) φ ) ヽ;''∧フミー∧ " ─┤ . | (| ̄| |___|_
Π ヽ ⊂ )旦 /| ,';(∀ ,)," [][] | . | / ー.' /|
i´ `iC→∧ ) (⌒ノ)) ̄| . | ∬ ( φ ) ──┤ . | | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| |
| 原 | ./□(_)し'../| /旦/三/ /|[][][][]|/ | ○ | ○ | |
| 爆 | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |. ──┘ | | |/
| 茶 | | 変逝珍誤 |/.. |素粒子崩壊|/
@ [原爆茶] (ペットボトル入り / Made in North Korea)
「原爆もペットボトル飲料も、手元にあれば必要なくても使いたくなるというところは同じ」という、
インド人もビックリの仰天発想の源泉
A [芳香剤] (トイレ用)
執筆活動には、キンモクセイの香りが欠かせません
B [歯磨き] (ハッカ味)
毎朝ハッカの歯磨きで、化学の美しさとたまにしか感じない化学の有用性に思いを馳せます
C [そっくりハウス]
♪真夜中眼が覚めた 新聞の片隅に 小さなコラムがありました〜♪
♪私の書いている コラムとよく似てる 下手さも 引用も 電波な文も〜♪
D [天人2号]
一応確かに存在してはいるらしい、天声人語の後継者(影武者?)
果たして今年中に下克上はあるのでしょうか
追記:4月1日付けでその正体が明らかになりました
E [本棚]
読書量は多いと自負してるらしく、トルストイの「アンナカレーニナ」にだってケチつけちゃいます
F [素粒子フミー]
「これ以上は壊れようがない」という"素粒子"の名に反し、常に(文が)崩壊しては
ガンマ線クラスの強烈怪電波を放出しているという、ハイレベル環境汚染源です
G [自作マイナス投票用紙]
知事選の無念と妄執が生み出した夢想の産物で、もちろん紙には「石原」と書いてます
実在すれば真っ先に消えるのが社・共だということまでは頭が回らないご様子です
___
ヽ=@=ノ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) (#@д@)< テンプレここまで…
/| ̄У フつC))C)) ノ ) \_________
.∪=◎=|. ゚|¨゚ | |
(__)_) .(_(__)
タイーホ・・・
前スレが容量オーバーしたので建てました。
よろしくお願いします。
【天声人語】2007年02月20日(火曜日)付
走り終えて、後ろを向く。そして深々と首(こうべ)を垂れた。東京マラソンのゴール地点で
有森裕子さんが見せたお辞儀に、心引かれるものがあった。
深い安堵(あんど)や感謝の気持ちが、テレビ画面からも伝わってきた。それは、この「最後
のマラソン」までたどってきた長い道のりへの思いであり、この日まで走り続けてきた自分や、
支えてくれた人たちに対する思いだったのではないか。
マラソンには、独特の魔力のようなものがある。レースの中に、人が人生行路で出会うのと似
たようなものが幾つも見てとれる。坂道があり、曲がった道がある。時には靴が脱げたり、転ん
だりする。気を取り直して走り続けることもある。そうしたことが、走る人たちだけではなく、
見る側をも強く引きつけてきた。
メキシコ五輪で銀メダルに輝いた君原健二さんは、人生は、マラソンより駅伝に似ていると自
著に書いている。先人から受けたタスキを、責任を持って次の世代に渡す。「私という個人の人
生は、実は、人類の発祥以来やむことなく続いている途方もなく長いレースのほんの一部分なの
である」(『人生ランナーの条件』佼成出版社)。
3万人以上が参加した初の東京マラソンでは、人々が都心の通りを駆け抜ける姿、特に角を曲
がる瞬間が印象深かった。銀座にしろ、浅草にしろ、ずっと前の世代から人は様々な思いで角を
曲がり続けてきた。いわば降り積もった都市の記憶をかすめて、現代のランナーが行く。
記憶というタスキを、次世代に渡す力が、東京マラソンにも備わるようにと願った。
--------------------
ブンガク臭の漂う、書斎派天人子らしいコラム。
素粒子 2/20(火)
安倍不人気、決定的。さあ、ど
うする、小泉並みの評判当て込み
参院選用に選んだはずの自民党。
× ×
10人に7人が首相の仕事ぶりに
不満隠さず。難題ごとに会議並べ
て、それが政治といわれてもね。
× ×
先生を敬いましょう。キリツ、
レイを忘れずに。それから私語は
慎むように−−中川PTA会長。
× ×
<冴返るいつも不用意なるとき
に> 後藤比奈夫
−−−
冴返るに「さえかえ」る、とルビ。
粗粒子 2/20(火)
安倍不人気、決定的?。さあ、ど
うする、これで負けたら参院選用
に党首選んだはずの民主党。
× ×
10人に7人が朝日の仕事ぶりに
不満隠さず。不祥事ごとに会議並
べて、それが対策といわれてもね。
× ×
読者を敬いましょう。フヘンフトウ、
コウセイを忘れずに。それから捏造
は慎むように−−一般読者。
× ×
<冴返るいつも不用意なるとき
に> 後藤比奈夫
【天声人語】2007年02月21日(水曜日)付
世論調査には、その時々の世の中の風の向きと強さが表れる。安倍内閣への逆風が一
段と強まったことが、本社の調査でわかった。
支持率が37%、不支持率が40%で、支持と不支持が初めて逆転した。「まずは政
策をわかりやすく説明し、実行をしていくことによって信頼を得ていきたい」と首相は
述べた。政策がよく見えないとの批判に応えるつもりのようだが、強い逆風が説明不足
だけから来たとは思えない。
安倍政権は、小泉政権の最後に吹いていた風を引き継いでスタートした。その風は、
一時のような強い順風ではなかった。風はやがて厳しい方に向きを変えて吹き募り、こ
こまで来たと思われる。
首相の統率力の弱さや、閣僚の辞任、不適切な発言など、逆風を強めたものは様々だ
。その一つに、小泉政権のイラク戦争への同調を引き継いだことがあるのではないか。
米国では、ブッシュ大統領の掲げた増派に下院が反対決議をした。安倍内閣では、防
衛相が開戦は間違いだったと述べた。世論調査でも、防衛相に「共感する」が57%で
、「共感しない」の26%を大きく上回った。
昨日、チェイニー米副大統領が来日した。「米国人は戦う根性がないとテロリストに
言われる。それが最大の脅威だ」。副大統領が、米国で高まる米軍撤退論に、いらだち
をあらわにして述べたという。小泉政権では米国への追随が目立った。厳しいことでも
指摘し合うという同盟国同士の本来の交わりが、安倍政権でできるのかどうか。あるい
はそれが、今後の風の向きを左右するかもしれない。
安倍不人気の原因がブッシュのイラク政策への賛否にあるって?
よくもまあ結びつかないところへ結びつけたものだなぁ。
これってジョークだろう?
親ブッシュでも小泉前首相の支持率が高かったことをどう説明するのかしら。
素粒子 2/21(水)
支持率低落現政権。鈍感になれ
よと先代が言ったから、といって
気にしないわけにはいくまいて。
× ×
春が足早にやってきている。全
国的に花粉飛散が始まっているら
しい。こっちは鈍感でありたい。
× ×
捏造問題に鈍感なテレビ界。こ
んどはテレビ東京、健康情報番組
で、血管映像の差し替えが発覚。
× ×
<つくばひにこぼれ泛めり杉の
花> 松本たかし
−−−
捏造に「ねつぞう」、泛めりに「うか」めり、とルビ。
かんもちおいしいね。
【天声人語】2007年02月22日(木曜日)付
民俗学や博物学に通じていた南方熊楠は、100年近く前にエコロジーにあたる言葉を記した。
「千百年来斧斤(ふきん)を入れざりし神林は、諸草木相互の関係はなはだ密接錯雑致し、近ごろ
はエコロギーと申し、この相互の関係を研究する特種専門の学問さえ出で来たりおることに御座候
」
古来の鎮守の森の保存を訴えた、和歌山県知事あての手紙の一節だ(『南方熊楠全集』平凡社)
。熊楠は、環境の保護運動のさきがけでもあった。
先日、「南方熊楠賞」の受賞者に決まった伊藤嘉昭・名古屋大名誉教授は、害虫のウリミバエを
根絶する研究で知られる生態学者だ。放射線で不妊にしたハエを利用し、農薬に頼らない技術で防
除が可能なことを示した。戦後の農薬の乱用を憂え、ベトナム戦争では、米軍による枯れ葉剤の散
布を批判する運動を進めたという。
今年は、農薬などによる公害をいち早く告発したレイチェル・カーソンの生誕100年にあたっ
ている。「沈黙の春」は、春になっても自然が沈黙したままの死の世界を描いた。
ある講演で彼女が述べた。「鳥の渡りの中には、真実の美が表現されております。それはまた、
潮の満ち干の中にも、そして春の訪れを待つ芽のふくらみの中にも」。そして、続けた。「自然の
くり返し−−夜の次に朝が、そして冬の次に春が訪れるといった確かさ−−の中から、なにかしら
限りない柔らぎが生れてきます」(ブルックス『生命の棲家』新潮社)。
今年も、春の足音が聞こえている。それが永遠に繰り返されるかどうかは、人間次第だ。
またしても朝日得意の終末論かw
放射線で不妊?
朝日的にはナチスの優生学に通じる危険思想では?
生誕100年って、レイチェル・カーソンというアジテーターはサヨクの教祖化してるなw
粗粒子 2/21(水)
支持率低落現政権。鈍感になれ
よと先代が言ったから、といって
気にしないわけにもいくまいが。
× ×
春が足早にやってきている。全
国的に花粉飛散が始まっているら
しい。こっちは鈍感でありたい。
× ×
捏造問題に鈍感なテレビ界。こ
んどはテレビ東京、健康情報番組
で、血管映像の差し替えが発覚。
× ×
<よそさまの捏造にだけは敏感
に> 朝日新聞
>>16 >捏造問題に鈍感なテレビ界。
盗用問題は?
素粒子 2/22(木)
本、最近の売れ筋情報−−
× ×
●『たった一人の反乱』 日銀
内で売れています。総裁提案で利
上げとの決定に、副総裁が反対。
思想と言論の自由、ここにあり。
●『育児百科』 首相官邸周辺
で売れています。期待に反し体重
が減る一方のお坊ちゃん内閣の育
児法を巡り、かまびすしい限り。
●『誰がために鐘は鳴る』 茨
城、栃木県で突然売れ出す。火の
見櫓の青銅製半鐘が39個も盗まれ
た。どこへ消えたのでしょうね。
−−−
『たった一人の反乱』『育児百科』『誰がために鐘は鳴る』が太字。
火の見櫓に「ひ」の「みやぐら」、とルビ。
>>23 >青銅製半鐘が39個も盗まれ
>た。どこへ消えたのでしょうね。
実家の周辺での事件だから、このふざけた態度が余計にむかつく。
>>23 > ●『たった一人の反乱』 日銀
>内で売れています。総裁提案で利
>上げとの決定に、副総裁が反対。
>思想と言論の自由、ここにあり。
おいおい、何で副総裁は自民党の手先だと書かないんだよ。
先月利上げを見送った時は散々「福井が政治家の圧力に屈した」と文句言ってたジャマイカ。
>素粒子 1/19(金)
> 思うようにいかない人たち−−
> × ×
> その1 やる、やるとみせて利
>上げせずの福井日銀総裁。政治に
>屈服との見方。借りがあるしね。
>>24 フミーの初任地は宇都宮支局(現総局)。
そこでのサツ回りから記者修業始めたんだから
不謹慎だねぇ。
【天声人語】2007年02月23日(金曜日)付
約200年前の江戸で、町火消しと力士とが喧嘩(けんか)になり、集団で大立ち回りを演じた
。この「め組の喧嘩」では、半鐘が急に打ち鳴らされて、火消し仲間が集まったとも伝えられる。
「仲裁に入った奉行所が解決に窮し、火の見の半鐘を流罪にしたというのは、おそらくフィクシ
ョンであろう」。演劇評論家の戸板康二さんが、この喧嘩をもとにしてできた芝居「神明恵和合取
組(かみのめぐみわごうのとりくみ)」の解説に書いていた。
火事でもないのに半鐘を鳴らした人間の罪は問わず、勝手に鳴りだした半鐘が悪い、として島流
しにする。裁かれても物言わぬ半鐘の姿には趣もあるが、最近、北関東の茨城県や栃木県では、何
十もの半鐘が鳴ることもなく姿を消したという。換金を狙った盗みとすれば、背景には銅価格の高
騰があるとの見方がある。
作家の井伏鱒二が、「め組の半鐘」として新聞に載った写真を切り抜いて、半鐘や梵鐘(ぼんし
ょう)の鋳物工場を経営している友人に送ったことがあった(『井伏鱒二自選全集』新潮社)。鋳
型職人は「ツブシ値にすれば大体五千円」と言ったという。50年ほど前のことで、今回盗まれて
いる半鐘は、10万から50万円ぐらいだそうだ。
近年、街中では、火の見やぐらが周りの街並みに埋もれてしまった。半鐘も、火事を知らせる道
具としては、ほぼ役目を終えている。しかし使われなくなったとしても、何か捨てがたいものがあ
る。
半鐘は火の見やぐらから地域を見守り、人々は見上げつつ行き来してきた。鋳つぶせば、金には
換え難いそのささやかな歴史をも、つぶすことになる。
>>27 半鐘泥棒は間違いなく犯罪であり、防災装置の棄損ですらある。
しかし天人からは、その犯人に対する憤りが感じられない。
再開発の中で変わっていく街並みを見て「ああ、古い街が消えていくのは寂しいねえ」と言うの
と同程度の物言いで、泥棒が鐘を盗んでいくのを眺めている。
先日の素粒子
>>23といい、話題に上しながら軽く流す、というこの姿勢に苛立つ。
朝日は半鐘を鳴らしすぎたので、殆ど誰も信用しないなw
半鐘には、ささやかな歴史しかないのでどうぞ支那さま、ご自由にお持ち帰りくださいってか?
素粒子 2/23(金)
昔姨捨山、今赤ちゃんポスト。
来るべき「美しい国」では老幼と
も捨てられることなかれと祈る。
× ×
「引退しろよ」と72歳の爺が言
えば、「まだやる」と74歳の爺。
老人会会長でなく都知事選です。
× ×
その都知事選に本気疑われる民
主党。党外の人には逃げられ党内
は逃げ、未だ候補も立てられず。
× ×
ラジオでさくらんぼの花便り。
<月山の裾桜桃の花浄土>月山子
−−−
姨捨山に「おばすてやま」、爺に「じじ」、未だに「いま」だ、
月山に「がっさん」、裾に「すそ」、とルビ。
三行で要約してみた。
反安倍
反石原
民主叱咤
【天声人語】2007年02月24日(土曜日)付
今昔物語集には、京の都の門前に捨てられていた子が、犬の乳で育つという話が出てくる。幼子
ふたりを養えないのでやむなく捨てると泣いている女から、ひとりをもらい受ける話もある。実際
にも捨て子は多かったという(服藤早苗『平安朝の母と子』中公新書)。
この時代の「金葉和歌集」には、大路に捨てられた子を包んだおくるみに記された一首がある。
〈身にまさる物なかりけり緑児(みどりご)はやらんかたなくかなしけれども〉。我が身のために
愛児を捨てる苦悩がにじむ。
熊本市の慈恵病院が市に申請していた、保護者が育てられない新生児を預かる「赤ちゃんポスト
」について、厚生労働省が設置を認める見解を示した。これには賛否が分かれそうだ。安易に利用
されたら問題だという見方がある一方で、何の罪もない子の命が助かるなら意義深いという意見も
あるだろう。
厚労省は医療法や児童福祉法などに違反していないというが、法令違反がないことは最低の条件
だ。新生児を受け取る側には、いわばその子の一生を引き受けるような覚悟と備えが求められる。
「赤ちゃんポスト」という名前には、物を入れるような冷たい印象がつきまとうが、慈恵病院で
は「こうのとりのゆりかご」と呼んでいるという。無機的な物を入れる印象を避け、「こうのとり
が運んでくれた大切な命」という気持ちを込めて付けたそうだ。
設置が本決まりになった場合は、ポストのような箱ではなく、命を育むゆりかごになってほしい
。その行方には、この社会のありようも映し出されているはずだ。
>>32 >設置が本決まりになった場合は、ポストのような箱ではなく、
命を育むゆりかごになってほしい
ほう、アカヒは捨て子を奨励ですかそうですか
保護責任者遺棄も無視ですかそうですか
素粒子 2/24(土)
支持率なんか知ったことかと郵
政造反落選者の復党容認。政治の
筋目より義理人情。男アベシン、
年は若いが古いやつでござんす。
× ×
アリバイなんか知ったことかと
買収事件捏造の鹿児島県警。捜査
より創作がお得意だったらしい。
× ×
八百長なんか絶対にないと相撲
協会が提訴。いい折だ、この際は
っきりさせたらいいじゃないか。
× ×
白梅の老樹即ち男振り 侑布子
−−−
捏造に「ねつぞう」、即ちに「すなわ」ち、男振りに「おとこぶ」り、
侑布子に「ゆうこ」、とルビ
「アベシン」とか「お坊ちゃん内閣」とか、2chのアンチ安倍の付けるレスみたいだな。
【天声人語】2007年02月25日(日曜日)付
「アンネの日記」のアンネ・フランクの父親が第二次大戦の初期に書いた手紙が米国で見つかっ
た。米への移住ビザの仲介を知人に頼んだ数通で、先ごろ公表された。
移住の理由を、父は「2人の娘のために」とつづっている。だが結局ビザは得られず、一家は
ナチスに捕らえられ収容所に送られる。多感な日記をつづった次女アンネは、過酷な日々の果て
に15歳で息をひきとった。
手紙の公表の際、説明役の歴史学者は「(もしビザが出ていれば)アンネはいま、ボストンに
住む77歳の女性であったかもしれない」と語ったそうだ。悲しい名を残さず、人が平凡に生き
られる。その重みに思いを寄せた言葉だろう。
思い起こすのは、同じ大戦初期にリトアニア領事代理だった杉原千畝(ちうね)のことだ。迫
害におびえる多くのユダヤ人に、日本を経由して第三国へ抜けられるビザを出した。外務省はド
イツとの関係に配慮して発給不可を指示したが、杉原はビザを出し続けた。
その「命のビザ」の物語を、東京の劇団銅鑼(どら)は15年にわたり上演してきた。9年前
のニューヨーク公演で「スギハラに救われた」という女性が名乗り出た。団員を郊外の自宅に招
き、古びたビザを見せて、来し方を語った。
ビザを受けたとき、アンネの享年と同じ15歳だった。姉と2人でシベリア鉄道を経て敦賀に
着き、横浜から船で米に逃れたという。戦後に米国人と結婚し、5人の孫のいる静かな暮らしを
送っていた。この人とアンネの運命は、入れ替わる可能性もあっただろう。名もない人生を築け
ることの幸せを思う。
--------------------
一ト月も前の話を、何故、今?
これの関係かと考えるのは、穿ち過ぎか。
↓
2007/02/22-12:59 徳間の新刊に抗議=広告掲載の新聞にも調査要求−反ユダヤ監視団体
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007022200382
>>36 「徳間の新刊に抗議」の記事は朝日にも小さく掲載されたけど
広告掲載した朝日にも矛先が向いていることには触れていなかった。
コンビニや居酒屋に置いてある無料の求人情報誌は、どのページも「スタッフ」大募集だ。出前といわずにデリバリースタッフ、警備はセキュリティースタッフで、窓ふきはウインドークリーンスタッフと呼ぶ。
若ければ、お金はなくても可能性がある。それぞれの夢へと時給千円からの出発だ。でも、不安定な「スタッフ」ばかりを転々とするとなれば話は違う。
短期のアルバイトで食いつなぐフリーターは、ワーキングプア(働く貧困層)の象徴となった。
「はたらけど はたらけど猶(なお)わが生活(くらし)楽にならざり ぢつと手を見る」。石川啄木がそう詠んだのは明治43年(1910年)夏、24歳だった。
前年、東京朝日新聞の校正係に正規採用されており、生活苦は浪費が一因といわれる。
「個人的な事情はあったにせよ、時代や社会の貧しさを詠み込んだからこそあれほどの共感を呼んだ。いま、この歌が盛んに引用されるのは時代が悲しくつらいからでしょう」。
ニートなどの社会病理に詳しく、啄木研究者でもある明治大学教授、池田功さんの解説だ。
短歌の腕を見込まれた啄木は、ほどなく朝日歌壇の選者に登用され、この作品を含む最初の歌集『一握(いちあく)の砂』が出版される。ただ、彼の人生の残り時間はあと1年だった。
日本の労働者の3割はパートやアルバイト、派遣などの非正社員だ。 就職氷河期に定職を逃した25〜34歳のフリーターは約100万人いる。
国会での格差論議を大急ぎで具体策につなげたい。 青壮年が、じっと求人誌を見ながら老いていく国が「美しい」はずもない。
http://www.asahi.com/paper/column20070226.html
素粒子 2/26(月)
晩節の迎え方−−
●汚さず 脳梗塞の後遺症でろ
れつが回らず、五代目円楽74歳、
「もう恥はさらせない」と引退。
●汚す 日興不正決算関与の前
経営陣、「重大な責任」を問われ
巨額賠償請求の対象となりそう。
●いずれか不明 かつて年俸5
億円のノリ、400万円で中日の
育成選手となる。「金じゃない」
× ×
たがの緩んだ安倍内閣は、はや
晩節。こんどは文科相が「日本は
人権メタボ症候群」と軽率発言。
−−−
「汚さず」「汚す」「いずれか不明」が太字。
梗塞に「こうそく」、とルビ。
【天声人語】2007年02月27日(火曜日)付
神谷幸右衛門。落語の「大仏餅」は、しゃべり慣れた演目なのに、その名前が出てこな
い。「申し訳ありません。もう一度、勉強しなおしてまいります」
昭和の名人といわれた八代目桂文楽が高座で絶句したのは1971年で、以後高座にあ
がることはなかった。精巧で、寸分の狂いもない芸を極めた文楽だが、晩年は、高座で絶
句するという恐ろしい日に備えて、あのわび口上のけいこまでしていたという(『日本人
の自伝』平凡社)。
三遊亭円楽さんが、高座で「芝浜」を演じた後に引退を表明した。「ろれつが回らなく
て、声の大小、抑揚がうまくいかず、噺(はなし)のニュアンスが伝わらない」。一昨年
に脳梗塞(のうこうそく)で倒れ、リハビリを続けて高座に戻ってきたのに、残念なこと
だ。
「お客さんは『まだまだできる』と言って下さると思いますが、それに甘えてたんじゃ
、あたし自身が許さないんです」。一時代を担ってきたという誇りと芸への厳しい思いが
にじむ。
「芸能とは、諸人の心を和らげて、上下の感をなさむ事」と、世阿弥の「風姿花伝」に
ある(『日本思想大系』岩波書店)。多くの人を楽しませ、感動させることが芸能の目的
だとすれば、円楽さんもそうした芸のために才を磨いてきたのだろう。
世阿弥は、50歳を超えたら「何もしないこと以外には手段もあるまい」とする一方で
、52歳になった父観阿弥の舞台が「ことに花やかにて、見物の上下、一同に褒美せしな
り」とも記した。円楽さん特有の花が、枯れることなく、後進に伝えられるようにと念じ
たい。
粗粒子 2/26(月)
晩節の迎え方−−
●汚さず 脳梗塞の後遺症でろ
れつが回らず、五代目円楽74歳、
「もう恥はさらせない」と引退。
●汚す 日興不正決算関与の前
経営陣、「重大な責任」を問われ
巨額賠償請求の対象となりそう。
●どちらかと言えば後者 かつて
年俸5億円のノリ、400万円で中日
の育成選手となる。「金じゃない?」
× ×
たがの締まらない朝日新聞は、
はや晩節。こんどは文科相の「日
本は人権メタボ症候群」に精髄反射。
素粒子 2/27(火)
私の愛読書−−
× ×
●『友情』 支持率が落ちよう
が、郵政反対落選組復党問題は参
院選後という党方針があろうが、
「お友だちは別」の安倍首相。
●『月曜物語』 月曜日ごとに
出る各紙世論調査で低落一方の内
閣支持率に「一喜一憂せず」と言
いつつも、実は憂鬱な首相側近。
●『あるある大事典』 読めば
読むほど「納豆ダイエット」以外
にも捏造が出てきそうなので引責
辞任するらしい関西テレビ社長。
−−−
『友情』『月曜物語』『あるある大事典』が太字。
憂鬱に「ゆううつ」、捏造に「ねつぞう」、とルビ。
1. 「お友だちは別」とは誰の言葉?
2. 「一喜一憂せず」も側近の言葉?
3.2007/02/27-11:46 社長辞任報道を否定=関西テレビ
>「朝日新聞社に対し抗議するとともに、記事掲載に至った経緯について回答を求めている」
だそうですが。今のところ。
【天声人語】2007年02月28日(水曜日)付
アカデミー賞の授賞式は、過去に幾つもの印象的なスピーチを生んできた。それに、
もうひとつが加わった。「もう一度封筒を確認してくれるかな」
81年以来6回目のノミネートで初の監督賞を受けた、マーティン・スコセッシ監督
の念押しのジョークだ。生まれ育ったニューヨークを舞台にした「タクシー・ドライバ
ー」などで名匠とうたわれてきたが、アカデミー賞では無冠だった。
友人で、授賞式ではプレゼンターとなったスティーブン・スピルバーグ氏が述べてい
る。「僕の映画が囁(ささや)きならば、マーティの映画は叫びだ」(『スコセッシは
こうして映画をつくってきた』文芸春秋)。
確かに、「タクシー……」などで描かれた暴力の場面はすさまじく、それは「叫び」
の世界と呼べるだろう。しかし、見終わって感じるのは、単なる後味の悪さなどではな
い。主人公たちの振るう暴力の源は、個々人を超えた普遍的な所にあるように見える。
暴力は、いわば時代の叫びであり、それは見る側の耳に残ってしまう。そういう意味で
は、危険な監督でもある。
監督は以前、アカデミーはある程度ハリウッドの“黄金時代”の価値観に忠実な組織
だが、自分の映画はそれとは正反対のものを描いているようだと述べたという。そして
、「私は賞を取るよりはむしろ自分の好きに映画を作るほうを選ぶ」とも語った(『ス
コセッシ・オン・スコセッシ』フィルムアート社)。
アカデミー賞での、無冠の時代は終わった。しかし、時代の叫びを描く仕事に、エン
ドマークは出そうもない。
粗粒子 2/27(火)
私の愛読書−−
× ×
●『忠誠』 支持率が落ちよう
が、満額支援再開は核施設完全
放棄後という合意方針があろうが、
「将軍様は別」の盧武鉉大統領。
●『裁判物語』 裁判ごとに出る
各訴訟憲法判断で増加一方の合憲
判断に「一喜一憂せず」と言いつつも
、実は憂鬱な朝日周辺。
●『朝日新聞』 読めば読むほど
「KY」以外にも捏造が出てきそうな
のに引責辞任すらしない朝日新聞
社社長。
>>43 そういえば産経がやってる文化賞でかなり前にゴダールが受賞したけど、
そのときの言葉が「日本民族の顔が見える映画を作って欲しい」だったね。
こういうもんなんだよ、「ほんとうの左翼」って。
>>43 要は君が代拒否が「暴力の叫び」なのだと言いたいわけだ。
そして、俺達もエンドマークは出さないぞと。
素粒子 2/28(水)
続・私の愛読書−−
●『まあだかい』 春の都知事
選候補をいまだに決められないこ
とにあきれている民主党支持者。
●『冷血』 04年、共謀して4
人連続殺害をやってのけたとして
死刑判決を受けた一家4人全員。
●『家なき子』 経営再建計画
策定中の不二家、本社ビルなど資
産の売却に備えるペコちゃん。
× ×
<仕事よりいのちおもへと春の
山>の飯田龍太逝き2月尽。<死
は狎れを許さぬものぞ寒日和>
−−−
『まあだかい』『冷血』『家なき子』が太字。
狎れに「な」れ、とルビ。
【天声人語】2007年03月01日(木曜日)付
幕が開く直前に、群衆の歌声が流れる。「きょうは三月一日、美わしき故国三千里の
山河……」。日本が統治する朝鮮で、1919年の3月1日に起こった反日独立運動を
題材にした戯曲の一節だ。「敵よ立ち去れ 朝鮮独立万々歳」と続く(金南天「三・一
運動」『現代朝鮮文学選』創土社)。
当時、朝鮮軍司令官だった宇都宮太郎大将の日記などが見つかった。運動を鎮圧する
中で起きた虐殺を隠蔽(いんぺい)し、抵抗したために殺害したことにするといった機
密が記されている。一方で、朝鮮人の恨みは自然とも書き、民族運動家や宗教者らと意
見交換もしていたという。
他国による支配を恨むのが自然なことは、日本と朝鮮の立場が逆だったらと考えれば
明らかだ。遠い本国から植民地を眺めるのとは違った、生身の現場に立つ責任者の厳し
さや、心の動きのようなものが伝わってくる。
この運動の鎮圧のために心身を労したことが、3年後の死の直接の原因となったと、
息子の故・宇都宮徳馬氏が書いていた。(『アジアに立つ』講談社)。「父は、朝鮮人
に対しては、日本人に対する以上の親愛感をもっていたらしい」
徳馬氏は、京大在学中に左翼運動に加わり、不敬罪で検束された。戦後は衆参両院の
議員を務め、リベラルな硬骨漢として知られた。アジアへの思いは深く、平和と軍縮を
強く訴え続けた。
徳馬氏は、お前の精神の師匠は誰かと問われれば、やはり父の名を第一に挙げるとも
述べている。日記には、受け継がれたその精神の源流もつづられているはずだ。
粗粒子 2/28(水)
続・私の愛読書−−
●『まだあかい』 最高裁での棄
却判決をいまだに受け入れないこ
とにあきれている朝日一般読者。
●『冷血』 04年、共謀して4
人連続殺害をやってのけたとして
死刑判決を受けた一家4人全員。
●『家なき子』 経営再建計画
策定中の不二家、本社ビルなど資
産の売却に備えるペコちゃん。
× ×
<仕事よりいのちおもへと春の
山>の飯田龍太逝き2月尽。<死
は狎れを許さぬものぞ寒日和>
>>48 ただただ感情に訴えかけることで、「かわいそうな朝鮮/暴虐な日帝」を演出している。
「今の朝鮮にとって都合のよいかつての朝鮮」という立ち位置から書いた文章では、これも仕方無しか。
>>48 10 名前:陸軍其の5 :03/03/12 17:55
佐賀左肩党
宇都宮太郎・武藤信義・村岡長太郎・安満欽一・荒木貞夫
真崎甚三郎・梅崎延太郎・原田敬一・香月清司・柳川平助等
宇都宮太郎が少佐時代から郷党の後輩を集めてつくったグループ。
宇都宮は結局三長官になることなく、大正11年に没したが、
彼は、死ぬ間際、枕もとの荒木に、世界地図の統計六十度と百七十度の線に
赤線を引かせ、「それだけを日本のものにせよ」と言うと、後は一言も言わ
なかったという。宇都宮亡き後、佐賀閥のリーダーは武藤信義が継いだ。
http://homepage3.nifty.com/greatarmy/1047455220.html 大正十一年、宇都宮は病床に臥して、再起不能を自覚するや、在京の同志をその枕もとに
集めた。十二畳の病室の壁には大きな世界地図が掲げられている。そこに侍した
荒木貞夫大佐に、
「オイ、荒木」
と呼びかけた。病気のせいで声には力がなかった。
「赤鉛筆を以って、東経六十度と百七十度の線に筋を引け」
荒木は謹んで命を奉じた。それを快く眺めながら、
「それだけを日本のものにするんだ。いいか、みんな判ったか」
「ハイ、わかりました」
「俺の遺言はそれだけ、終わり」
一座はしんとして、咳一つない。宇都宮は眼をつぶって、あとは一言も言わなかった。
これは高宮太平『軍国太平記(後に順逆の昭和史と改題)』の中の余りにも有名な一節である。
http://imperialarmy.blog3.fc2.com/blog-entry-46.html
>>52 東経六十度と言えば「ウラル山脈――イラン」あたり、
東経百七十度と言えば「アッツ島――ニュージーランド」あたり。
素粒子 3/1(木)
続々・私の愛読書−−
●『どん底』 世界が自分を尊
敬していると思う米国人は21%と
いう世論調査が出たブッシュ氏。
●『復活』 戦後最大の倒産か
ら立ち直り、29年ぶりに株式再上
場を果たした永大産業の関係者。
●『「絶対」の探求』 閣僚官
僚に首相への絶対的忠誠、絶対的
自己犠牲を要求する中川幹事長。
× ×
3月開く。何となく心弾んで。
<今日生れ今日とぶ春の雲の下か
く癒えしわれ山を見ており>修司
−−−
『どん底』『復活』『「絶対」の探求』が太字。
生れに「うま」れ、とルビ。
朝鮮軍司令官の精神を受け継いだ宇都宮徳馬マンセー。
てゆーか、「父は、朝鮮人に対しては、日本人に対する以上の親愛感をもっていたらしい」
息子にこう言わしめた朝鮮軍司令官が、朝鮮人に無意味に残虐なことをしたとは思えないんですけど?
いったい何が言いたいのか分かりませんね。
>他国による支配を恨むのが自然なことは、日本と朝鮮の立場が逆だったらと考えれば明らかだ。
アサピーはつまり北朝鮮は将軍様にまかせて余計なことはするなといいたいわけ?
拉致事件を批判するなってことでしょ。
>>54 『どん底』も『復活』も『「絶対」への探求』も、
実際の内容を踏まえた上での風刺であれば皮肉も効くのに、
単にタイトルを借りただけっていうのもな・・・稚拙すぎ。
はっきり言って、読んでないだろ、こいつ。
【天声人語】2007年03月02日(金曜日)付
最近の言葉から。兵庫県赤穂市で、登校する小学生の安全を40年間、ボランティア
で見守ってきた藤田哲之さん(75)が、高齢のため立ち番から退いた。藤田さんに感
謝する集いで、逆に、感謝のあいさつをした。「40年間、みんなよく注意をして、事
故なしで、だれもけがしないでくれた。ありがとうと頭を下げます」
東京の「井の頭自然文化園」のゾウ・はな子が、今年還暦を迎えた。メッセージが次
々に届いた。「ぼくが飼育係になるまで長生きしてね」「小さい頃から楽しませてくれ
てありがとう」
映画「不都合な真実」などを通じた気候変動問題の啓発活動で、米科学誌が「06年
に最も影響力のあった政策指導者」に選んだアル・ゴア元米副大統領が述べた。「私は
地球温暖化と言わず、気候クライシス(危機)と呼ぶ」
03年の鹿児島県議選を巡る選挙違反事件で、鹿児島地裁が被告12人全員を無罪と
し、「架空の事件」で起訴が行われたことを示唆した。「人生を壊された悔しさは言葉
にならない。警察には家族に土下座して謝ってほしい」と被告のひとり。
詩人の谷川俊太郎さんが、高校生に「インスピレーションがわく瞬間はありますか」
と問われた。「あります。日本語という豊かな畑に植物みたいに根を下ろして、自分を
空っぽにして待ってると、水を吸い上げるようにして、言葉が出てくる」
「人間は200年も300年も生きられない。だったら、自分の思うまま、自分らし
くやろうよ」。前巨人・桑田真澄投手、38歳。大リーグを目指す。
>>58 特定の昔話をしない「最近の言葉から」を見るのオレ初めてかもw
代わってなのか、自宅のエネルギー浪費を叩かれてるゴア登場w
日本の安全を60年間、見守ってきた日本国憲法が、高齢のため現行憲法から退いた。
日本国憲法さんに感謝する集いで、逆に、感謝のあいさつをした。
「60年間、みんなよく注意をして、戦争放棄で、だれも改正しないでくれた。ありがとうと頭を下げます」
…なんとなく。
粗粒子 3/1(木)
続々・私の愛読書−−
●『どん底』 世間が自分を信
用していると思う読者は21%と
いう世論調査が出た朝日新聞。
●『復活』 戦後最大の倒産か
ら立ち直り、29年ぶりに株式再上
場を果たした永大産業の関係者。
●『「絶対」の探求』 事実に対し、
でっち上げ記事への絶対的整合、
絶対的実行を要求する朝日新聞。
× ×
3月開く。何となく心弾んで。
<今日生れ今日とぶ春の雲の下か
く癒えしわれ山を見ており>修司
素粒子 3/2(金)
NHK、受信料義務化望むも値
下げは嫌と。政治家の言うままに
はならぬとの決意表明であるか。
× ×
不二家、安全宣言して生産を再
開。「生まれ変わります」の決意
表明を消費者が信じてくれるか。
× ×
「談合せぬ」とゼネコンが申し
合わせた決意表明なんざどこへや
ら。そのころ名古屋地下鉄談合。
× ×
<つじつまのあはぬ世朝寝して
ゐたり> 角川春樹
−−−
朝寝に「あさね」、とルビ。
>母さん、朝日のあの宣言はどうしたでしょうね?
>ええ、先月、記者の捏造で 自粛に追いやられたあの「ジャ宣言。」ですよ
>(中略)
>珊瑚の表面に僕が書いた K.Yという頭文字を
>埋めるように、静かに、寂しく。
【天声人語】2007年03月03日(土曜日)付
山の上に、橙(だいだい)色の春の満月が現れた。「名残り惜し気に山を離れるとや
がていさぎよく中天に昇った」。そこから、あの代表句が生まれた。〈紺絣(こんがす
り)春月重く出(い)でしかな〉(飯田龍太『俳句・風土・人生』講談社学術文庫)。
戦後の俳壇をリードした飯田龍太さんが、86歳で亡くなった。父・蛇笏から俳句誌
「雲母」の主宰を引き継ぎ、会員4千人の大結社に育てあげた。しかし92年には通刊
900号で終刊を表明し、その潔さを強く印象づけた。
〈一月の川一月の谷の中〉。今は笛吹市となった山梨県の境川村に住み続けた。平穏
な農山村であることを愛し、その味わいを「炊きたての白いご飯」にたとえた。「手軽
な菜のものに手作りの味噌汁があればもう最高の美食」(『紺の記憶』角川書店)。
東京という巨大な存在については、厳しい視点を持っていた。俳句は、どこに住んで
も「地方」なのだと知るところから生まれる詩(うた)だと説く。「東京も、東京に住
むひとには、瞭(あきら)かに『地方』と考えたとき、はじめて足下が見えてくる」
好きな季節を問われると、いつも早春と答えたという。野山が春めくと「牧場に放た
れた仔馬のように、山を駆け、川を飛ぶ。ときに猿のように喬木(たかぎ)の梢に揺ら
れて昇天のおもい」もした。
もう現実にはないような情景だが、どの地に育った人であれ、その琴線に触れてくる
ような不思議な句の底には、この情景が映っていたのではないか。それを抱き続けた魂
が、近づく春の足音を聞きながら旅立った。〈春の鳶(とび)寄りわかれては高みつつ
〉
天声人語といえば、故深代惇郎氏を思い浮かべるのだが、他に名を挙げるとすれば誰がいますか?
教えてください。
>>64 >>5でよろしいかと思います。
なお、タミーは昨年黄泉の国へ旅立ちました。(享年59歳)
粗粒子 3/2(金)
NHK、受信料義務化望むも値
下げは嫌と。政治家の言うままに
はならぬとの決意表明であるか。
× ×
朝日、ジャーナリスト宣言して捏造
を再開。「言葉の力を信じる」の
決意表明を誰が信じるか。
× ×
「談合せぬ」とゼネコンが申し
合わせた決意表明なんざどこへや
ら。そのころ名古屋地下鉄談合。
× ×
<つじつまのあはぬ世朝寝して
ゐたり> 角川春樹
朝日をたたくスレだったのか。
昨年末くらいから文体が変わったと思うのは気のせい?
なんだかひどくつまらなくなったように思うのですが。
>>67 誉めてもいいと思うよ
実際、俺もこのスレで天声人語を誉めたことが3回ほどはあるから
素粒子 3/3(土)
金は天下の回りもの−−
例1 イラク復旧事業。米国→
地元請負業者→武装勢力と流れ、
それが対米攻撃の資金源となる。
× ×
例2 自民党品川区議。税金→
政務調査費→飲食費・旅行代・官
能小説・知育ドリル→一部返還。
× ×
例3 金属泥棒。火の見櫓→水
田給水管→公衆便所の屋根→公園
の滑り台→霊園と回って一仕事。
× ×
雛祭る都はづれや桃の月 蕪村
−−−
「例1」「例2」「例3」が太字。
火の見櫓に「ひ」の「みやぐら」、雛に「ひな」、とルビ。
金属泥棒だけ、ただの仕事の順番じゃないか。
中国に流れてるってのが書きたくないのか?
ソースロンダリングで例4が出来るな
粗粒子 3/3(土)
金は天下の回りもの−−
例1 編集協力費。武富士→
週刊朝日→朝日新聞社と流れ、
それが対日攻撃の資金源となる。
× ×
例2 従軍慰安婦。朝日記事→
プロ市民→特定アジア→河野談話
→アメリカ議会→談話見直し。
× ×
例3 記事捏造。K・Y→中田引退
→政治家圧力→亀井田中会談→
関テレ社長辞任と回って一仕事。
× ×
雛祭る都はづれや桃の月 蕪村
【天声人語】2007年03月04日(日曜日)付
昨年亡くなった作家、吉村昭さんに「休暇」という小編がある。新婚旅行の特別休暇を取るた
めに、死刑執行の補佐役を買って出る刑務官の、心の揺れを描いている。
刑務官は、絞首刑でつり下がった囚人を脇で支える役を引き受け、代償に休暇をもらう。だが
執行時の生々しい記憶が旅先にまでついてまわる。国家の命令で人を殺す者の、心身の負担を、
吉村さんは冷徹に凝視する。
国内でこのところ、死刑判決が急増している。凶悪な事件が多いためか、厳罰を求める空気が
社会に濃いといい、「死刑のハードルが低くなった」と感じる裁判官もいる。一方で執行は減る
傾向にあり、獄中の死刑囚は100人に達する見通しだ。現場だけでなく、死刑を命じる法相の
心の負担も、小さくないことをうかがわせる。
米ニューヨーク州で95年、警察官2人が射殺された事件を機に世論がうねり、死刑制度が復
活した。その法律に、州知事は2人が生前に使っていた2本のペンで署名した。美談めいて伝わ
る逸話は、死刑から報復感情を切り離すことの難しさを物語っている。
フランスの文豪ユゴーは、「死刑台は様々な革命で転覆されていない唯一の建物だ」と述べた。
その仏で先ごろ、死刑を禁じる条項が憲法に加えられた。「罰することと復讐(ふくしゅう)は
違うのです」。ドビルパン首相が議会で語ると、大きな拍手がわいたそうだ。
被害者の無念、遺族の悲しみ、世間の怒り、さらに社会正義……。それらの先兵として、人に、
人を殺せと求める。それだけでも、死刑はむごい刑に思われてならない。
--------------------
死刑制度の是非はそれぞれあろうが、実務としてその職に就く人間の感情をもって来て否定的に
描くのは、卑怯であろう。
報道カメラマンは、例えそこで撃たれて死にかけている人をも冷徹なる玻璃の目で捕らえること
のみを職務とし、そこに誇りを持つと言う。それと、何が違う?
第4第5段落に挿入される、死刑制度を定めた紐育州と、死刑を憲法で禁じた仏蘭西との対比も、
死刑は復讐であると言う表層表現を撫でただけの無理繰りな接続で恣意的に過ぎる。
じゃ、薬打って安楽死させればいいんじゃね?
【天声人語】2007年03月05日(月曜日)付
「青いキリンを見せてくれたら大金を出す」と大富豪が持ちかける。イギリス人は議論を重ね、
ドイツ人は図書館へ、アメリカ人は軍を世界に送る。日本人は品種改良に明け暮れ、中国人は青
いペンキを買いに走った(早坂隆『世界の日本人ジョーク集』中公新書ラクレ)。
そのまんまの話が中国から届いた。雲南省のある県が、森林保護区のはげ山をペンキで「緑化」
したというのだ。採石場跡の岩肌を7人が45日で染め上げた。写真を見ると、樹木とは似ても
似つかぬ毒々しい色だ。住民は「植林のほうが安かった」と県当局の奇策にあきれている。
中国では、国際オリンピック委員会が五輪候補地の視察に訪れた01年冬にも、北京市内の枯
れ草がたちまち緑になった。「差不多(チャープトゥオ)」。大した違いはないのだから気にし
なさんな、という日常語である。
細部にとらわれない大局観は何ごとにも必要だ。おおらかな大陸流も悪くない。だが、内外に
影響が大きい自然環境や食品安全をこの感覚で扱われてはたまらない。
見かけの力は侮れない。だからつい、困った時のペンキ頼みとなる。ペンキは素材の腐食を防
ぎつつ、外に向けては見る者の心に作用する。部屋を塗り替えれば気分が変わるし、銭湯の富士
山は浮世の憂さを晴らしてくれる。
造花、人工芝からカニ風味かまぼこまで、代用品への執念は暮らしを豊かにしてきた。そっく
り技術の極意は、本物にとことん迫りながらも本物とは一線を画する点にある。ここをわきまえ
ないと、笑い物だ。青いのはペンキであって、キリンではない。
--------------------
表面だけ取り繕っているのだから、大局観とかおおらかな大陸流とか、そう言うものとは別の次
元の話だと思うのだが。
最後の段落「そっくり技術」も、ペンキとは違う話でしょう。
中国様のやることに対しては、どうにも視線が優しいというか、腰砕けだな。
今日の天声人語は読ませてくれた
久しぶりに名文というか読んだ後でさすがだとうなってしまった
>>76 >細部にとらわれない大局観は何ごとにも必要だ。おおらかな大陸流も悪くない。
> 見かけの力は侮れない。だからつい、困った時のペンキ頼みとなる。ペンキは素材の腐食を防
>ぎつつ、外に向けては見る者の心に作用する。部屋を塗り替えれば気分が変わるし、銭湯の富士
>山は浮世の憂さを晴らしてくれる。
>造花、人工芝からカニ風味かまぼこまで、代用品への執念は暮らしを豊かにしてきた。
なんとか中国の地方役人のおバカぶりを取り繕おうという涙ぐましい努力がうかがえるw
朝日やその取り巻き知識人の間では「中国人は大局的視点で物事を考える」というのがデフォだけど
どう見ても目先の利益のために、後先考えず暴走してるようにしか見えないんですが。
「豪華な地方政府の建物がある一方で、窓ガラスさえない学校がある」と
(土曜版とはいえ)中国人の方が腐敗を批判できる朝日紙面って一体…
善意の支持者→献金→政治資金→陸山会→不動産→小澤一郎→小沢一郎
ど う い う マ ジ ッ ク だ こ れ は
>自然環境や食品安全
後半部はゴーストがこれを詳しく書いたのに書き直された気配がする
お前らほんと朝日ヲチ好きだな
>おおらかな大陸流も悪くない。
具体的に悪くない大陸流って何?
朝日の人はすぐわかって当然のような書き方だけど
おれには思い浮かばない。
>>82 「おおらかな大陸流」なんてのは、実はただの左巻きの妄想。
日本人の精神の在り様を「島国根性」とカテゴライズして貶めるために、対極にある大陸アジア
の住人をそう呼んでいるだけで、その中身は何もない。
血液型占いと同程度には信頼できると思うが、まあその程度。
だから、この天人に書かれる「おおらかな大陸流」てのは『島国根性の日本人なんかとは違って
素晴らしい』を意味する枕詞だと、私は読みました。
>困った時のペンキ頼みとなる。
いや、住民は「植林のほうが安かった」と言っているのだから、おえらいさんがヴァカなだけでしょ。
おおらかな大陸流=スローライフ、みたいな?
でもペンキぶっかけたまらんな、の文脈で語ると田舎モノの考えなしな行動って迷惑プゲラ、を
頑張って聞こえの良い言葉にしてみたよ、としか読めないな。
たしかに味わい深い文章ですな。
>>76 2月13日に「雲南省で岩山にペンキを塗って緑化」ってニュースが報じられてな、そのときには
>約10人の作業員が20日以上かけてペンキの塗布を行ったという。
こういう内容だったんだ。
今日の天声人語では、
>雲南省のある県が、森林保護区のはげ山をペンキで「緑化」
>したというのだ。採石場跡の岩肌を7人が45日で染め上げた。
こうなってる。
これってつまり
「2月13日に報じられたあともずっとペンキ塗りを続けてた」ってことなんじゃないか?
朝日が青ペンキのネタを出したのにはたまげた。
確かに朝日は絶対スルーと思ってた。
なので俺としてはペンキネタを取り上げただけで十分評価に値する。
最後の部分も
>ここをわきまえないと、笑い物だ。青いのはペンキであって、キリンではない。
とちゃんと冒頭のネタとつなげてオチをつけてるし。
そういうわけで今日のはいいと思ったんだが、厳しい人が多いねw
素粒子 3/5(月)
恋の行方3景−−
その1 豊岡に放たれたコウノ
トリの兄と妹。「愛の巣」を造っ
て、人に邪魔され引き離される。
その2 デンマーク王子と離婚
した元妃、年下のカメラマンと子
連れ再婚。免税特権捨てて、愛。
その3 国際的すれ違い生活だ
ったという写真家と歌手が離婚。
「コミュニケーションの不足」
× ×
親子間もコミュニケーションが
不足。父3人に2人、母3人に1
人は、子の悩みを「知らない」。
−−−
「その1」「その2」「その3」が太字。
>>76 >差不多(チャープトゥオ)
すこしでも中国語をかじってる人なら↑を見ただけで発音できるんだろうか?
俺には無理だし、どう格好をつけて発音しても現地で通じるものにならない気がする。
今日のはこれだけw
>大陸流
イベリア半島の二国のメンタリティって、絶対にあの場所にあることが
その形成に影響してると思うんだが、そんな分析は無いのかなあ?
今朝の天声人語、いつぞやの「元寇が起こったのは世界情勢に疎かった日本が悪いから」に
似た何かを感じたな。
【天声人語】2007年03月06日(火曜日)付
あの少年使節たちは、このスペインの古都にも来ていたのか。トレドの丘でそんな感慨を覚えたのは20年ほど前だった。
16世紀の終わりごろ、九州のキリシタン大名が遣わした天正遣欧使節の4人のひとりが、ここで病に倒れ、手当てを受けたと聞いた。
トレドの後、4人はローマで法王に謁見(えっけん)し、出国から約8年後に帰国する。
激動の時代で、17世紀に入ると徳川幕府の鎖国令があり、キリシタンへの弾圧が強まった。
使節のひとりで、帰国後に司祭として布教していた中浦ジュリアンも捕まり、長崎に送られた。
掘った穴の上に逆さづりにし、信仰を捨てて「転ぶ」合図をすれば助命するという拷問に耐え、ついに息絶える。
中浦を含む、この時代に殉教した日本人188人をローマ法王庁が「福者」とするという。
従来、福者は男性の指導的な信徒が主だった。今回は一般信徒がほとんどで、女性や子どもにも多く光が当てられる。
『クアトロ・ラガッツィ——天正少年使節と世界帝国』(集英社)を著して大佛次郎賞を受けた若桑みどりさんは、その中で、4人の悲劇は日本人の悲劇だったと書く。
「日本は世界に背を向けて国を閉鎖し、個人の尊厳と思想の自由、そして信条の自由を戦いとった西欧近代世界に致命的な遅れをとったからである」。
そして「ジュリアンを閉じ込めた死の穴は、信条の自由の棺(ひつぎ)であった」とも記す。
約400年たったが、信条の自由が世界中に行き渡ったとは、まだ言えない。自由の貴さ、そして人間のむごさと強さを改めて考えさせられる。
(以上)
注意:大佛次郎賞
http://www.asahi.com/shimbun/award/osaragi/
>>93 だが、死後勝手に福者に認定されるというのは、本人が生きていたら何と言うだろうか。
福者に指定された者の子孫には、既にカトリックとは縁が無い人も多い。ある日突然
先祖が福者に認定されたという知らせを受ければ、戸惑うことだろう。
「死人に口無し」とは良い言葉ではないが、物言えぬ死者を布教の道具に用いる行為は
気持ち良い物とは言いがたい。
・・・と、靖国に祀られた英霊の遺族の朝鮮人っぽい視点で返してみる。
> 「日本は世界に背を向けて国を閉鎖し、個人の尊厳と思想の自由、そして信条の
> 自由を戦いとった西欧近代世界に致命的な遅れをとったからである」。
> そして「ジュリアンを閉じ込めた死の穴は、信条の自由の棺(ひつぎ)であった」とも記す。
若桑のおばちゃんの言うことをまともに受け止めるバカがどこに居るんだと。
同じ大学で教鞭とってた日本史の教授は、江戸時代は鎖国ではなく海禁政策だったと
教えてたぞ。
大体、16〜17世紀の西欧って異端審問に名を借りた魔女狩りが横行してた
「個人の尊厳と思想の自由」から程遠い前近代なんですけど。
俺もそこが気になったんで来てみたけど、ふつうの購読者は、
「へえー、そうなんだ。江戸時代ってろくでもない時代だな。とにかく新聞に書いてあるから間違いない」
と思うだろうね……
>>93 まあ、日本で切支丹が弾圧されていたってのは、事実ではあるが。
それは、半面の事実だな。
例えば、天人でも触れている「天正少年使節団」の報告書には、こういう記述があるらしい。
日本人女性人身売買考
ttp://www.gameou.com/~rendaico/nihonchristokyoshico/zinshinbaibaico.htm キリシタン大名の大友、大村、有馬の甥たちが、天正少年使節団として、ローマ法王のもとに
いったが、その報告書を見ると、キリシタン大名の悪行が世界に及んでいることが証明されよう。
『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山目につく。ヨーロッパ各地で50万という。肌白
くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売され
ていくのを正視できない。鉄の伽をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、
もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。ポルトガル人の教会や
師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』と。
--------------------
こちらは、日本での厳しい切支丹弾圧の背景についての半面の事実であるが、天人子はこういう
ことには触れずに、日本をだけを悪し様に書いて悦に入っている。
それは「とにかく日本が悪いと言っておけば満足」という貧しい精神の所作としか言い様が無い。
で、そういう「女性の人身売買」について口を噤んでいる裏で、河野談話だの「慰安婦」だのに
ついてぐだぐだ垂れ流す。
そういう、朝日の言論ヤクザっぷりが際立つコラムだと思いました。
>>93 近年解読されたイエズス会文書館所蔵の資料から、日本で布教を続ける宣教師達が本国と
連絡を取り合いながら、キリシタン大名を競合して「日本占領計画」を持っていたことが判明
した。ヨーロッパ最強と謳われたスペインの海軍力がその背景だった。となると、追放令は、そ
の計画を察知した秀吉の自衛対抗的措置だったことになる。
鬼塚英昭著「天皇のロザリオ」(P249〜257)は次のように述べている。
日本のカトリック教徒たち(プロテスタントもふくめて)は、キリシタン殉教者の悲劇を語り継ぐ。
しかし、かの少年使節団の書いた(50万人の悲劇)を、火薬一樽で50人の娘が売られていった
悲劇をどうして語り継ごうとしないのか。キリシタン大名たちに神杜・仏閣を焼かれた悲劇の
歴史を無視し続けるのか。
数千万人の黒人奴隷がアメリカ大陸に運ばれ、数百万人の原住民が殺され、数十万人の
日本娘が世界中に売られた事実を、今こそ、日本のキリスト教徒たちは考え、語り継がれよ。
その勇気があれぱの話だが
若菜みどり著「クアトロ・ラガッツィ(四人の少年の意)」(天正少年使節と世界帝国)P.414〜417」
でも裏付けられている。若菜氏は、徳當蘇峰「近世日本国民史豊臣時代乙篇P337-387」からの
引用で次のように述べている。但し、肝腎の「火薬一樽につき日本娘50人」の記述を省いている。
(中略)
かなり護教的な論調で解説しているが、
http://www.gameou.com/~rendaico/nihonchristokyoshico/tuihorei.htm 「致命的な遅れ」って、奴隷化されるのに遅れをとったのか、それとも、植民地獲得競争に
遅れをとったといいたいのか?
それにしても、ほんと、朝日新聞って偏った新聞だよな。だから、偏った書物に惹かれるんだ。
>>93 ここのところ天声人語がとばしているね。今日は社説の陰にかくれているが(w
> 「日本は世界に背を向けて国を閉鎖し、個人の尊厳と思想の自由、
>そして信条の自由を戦いとった西欧近代世界に致命的な遅れをとったからである」。
馬鹿じゃねーの?
西欧近代思想なんてそれこそここ200年程度のことじゃねーか。
そもそも、どうやってあんな遠くの国の知識が日本にもたらされるのか。
近くの中華思想のほうがよっぽど強烈な影響を日本にあたえただろう。
実際、鎖国といっても中国や朝鮮の学問ははいってきて日本の文化に影響を
与えているんだから。江戸時代という受け皿がなければ西洋文化なんて
受け入れることは無理だったろ。
日本を批判するのも結構だが、電波に頼らずきちんとした論理の組み立てをやれ。
何よりも、キリスト教を受け入れた国に“西欧近代世界に致命的な遅れをとらなかった国”があったのか?と
日本は鎖国などせずに、他のキリスト教国と同じように侵略と植民地支配を
やればよかったのに、ということですかねぇ?
キリスト教がいったいどれほどの国を滅ぼし、異教の神を踏みにじったことか。
異教徒への「個人の尊厳と思想の自由、そして信条の自由」などかつての
キリシタンには欠片もなかっただろうに。
>掘った穴の上に逆さづりにし、信仰を捨てて「転ぶ」合図をすれば助命する
キリスト教徒にとって、異教徒は「人」じゃなかった、コルテスやピサロは文明を破壊したぞ。
ピサロはインカ皇帝を騙し、膨大な身代金と引き替えに命を助けると言いながら、身代金だけ受け取って皇帝を処刑したぞ。
信じる神のいる皇帝にとって、最も「残酷」な方法で。キリスト教に「改宗」させたにもかかわらず。
素粒子 3/6(火)
株価が5営業日続落。数字のこ
とは言うなよ、と安倍首相言い。
× ×
ロハ光熱水費計上。「ノー水道
代臣と改称する」と松岡氏言い。
× ×
少子高齢化、育児放棄。「人間
に似てるでしょ」とラッコ言い。
× ×
支度部屋で和やかに談笑。「仲
よき事は美しき哉」と官邸言い。
× ×
虫みな地中から出てくる。<啓
蟄や五臓六腑に気力満ち> 将司
−−−
哉に「かな」、啓蟄に「けいちつ」、五臓六腑に「ごぞうろっぷ」、とルビ。
>>93 いたいたしい女流作家の歴史認識だなw
そういえば、テーマのある童話の競作?などを読んでると朝日的歴史認識の作家が判って面白い。
例えば谷川俊太郎w
北の将軍様が灰谷を「福者」認定せぬものか。
【天声人語】2007年03月07日(水曜日)付
強い春風の中、久しぶりに東京都心の愛宕山に登った。山とは言っても海抜26メートルとい
うから、10階建てのビルくらいか。それでも江戸時代には、町並みや海を見渡す絶好の眺望の
地として知られ、浮世絵に描かれた。
明治期にも、地理学者の志賀重昂が『日本風景論』に眺めの良さを記した。「東京愛宕山に登
りて四望す、なほかつ広遠の気象胸中より勃発(ぼつぱつ)するを覚ゆ」(岩波文庫)。今は白
梅の咲く、その頂からの眺めは変わった。
周りには数十階建てのビルが林立し、視界はさえぎられている。かなり以前からそうなっては
いたが、これからの東京の姿を左右する都知事選を前に、そこで転変を顧みたいと思った。
「大体にいへば、今の東京はあまり住み心地のいいところではない」と芥川龍之介が書いたの
は大正期だった。東京の変化は激しく「殊にこの頃出来るアメリカ式の大建築は、どこにあるの
も見にくいもののみである」(『芥川龍之介全集』岩波書店)。
変容は更に続いた。車のために道を広げ、建物の軒を思うさま天に伸ばしてきた。国の人口減
や、右肩上がりの時代の終焉(しゅうえん)も指摘される中、多くの街とつながる首都の未来を
各陣営はどう描くのか。
東京のかなり上空を飛んだ時、さしもの高層ビルも地面にへばりついているように見えた。富
士山を背にした東京は浮世絵の時代に戻ったかのようで、この街を支え続けてきた大地や川、海、
空の大きさを感じた。そうした自然と、どう手を携えるのか。知事選を、広い視野で東京を眺め、
未来を選ぶ機会にしたい。
>>104 女流作家ではなく、西欧美術史の人。国内では第一人者で有名。
歴史学会に身を置いて、思想史、宗教史もきちんとやってる人だが、
専攻以外についてはとにかく問題外。
感情的でエキセントリックな人物で、ジェンダー論も好き。
フェミ運動の旗頭にいることもよくある。
人の背景をきちんと調べないでけなすようでは、朝日新聞を笑えないぞ。
>>105 ウダウダ言ってないで、ハッキリ言えばいいのに。
「石原落選しやがれ」だろ?
素粒子 3/7(水)
それぞれの生き方−−
× ×
●変身 あちらこちらへいい顔
してたんじゃ支持率下がるばかり
とにわかに強気発言の安倍首相。
●奇特 諸経費タダの議員会館
で電気代や水道代を払ってまで公
共のために尽くした松岡農水相。
●身売り まもなく上場廃止は
必至なので米金融大手の子会社と
なって生き延びようという日興。
●反乱 環境変化で生息地を奪
われた野生の鹿、猿、猪、熊が、
里山の崩壊とともに人里に出没。
−−−
「変身」「奇特」「身売り」「反乱」が太字。
猪に「いのしし」、とルビ。
>>105 あのー、朝日新聞東京本社ビルも15階建てなんですけど。
わざわざ愛宕山まで行かなくとも。
しかも、仇敵NHKの放送博物館もあるし。
>>105 >知事選を、広い視野で東京を眺め、未来を選ぶ機会にしたい。
天人はこう仰いますが、肝心の足元の朝日新聞の視野の狭さは如何いたしましょう?
とうとう「素粒子」はスルーされるようになったかw
突っ込むのも空しくなるほど低質だしな。
【天声人語】2007年03月08日(木曜日)付
アメリカの山あいの町から3人の青年がベトナム戦争に送り出される。捕虜になり、
辛くも脱走するが、心と体に負った傷は深かった。帰還兵らを主人公にしたマイケル・
チミノ監督の「ディア・ハンター」は、人格を変える戦場の狂気を描いた秀作だ。
イラクの戦場に身を置き、傷を負って帰国した米兵の扱いの問題が浮上した。帰還兵
らは米陸軍病院について「2年間、治療方針が示されなかった」「壁一面にカビの生え
た外来用病室に住まわされた」などと訴えている。
訴えの底には、戦場でどんな思いと体験をしたか分かってほしいという悲痛な願いが
感じられる。イラクの市民の側の犠牲も含め、戦場の本当の悲惨は現場に居なければ分
からないのかも知れない。
米国の作家ヘミングウェイは、第一次世界大戦の戦場での砲撃で重傷を負い、後に「
武器よさらば」を書いた。こんな一節がある。「戦争以上に悪いものは存在しません」
「敗戦はもっと悪いぜ」……「敗戦がなんですか? 家へ帰れます」(谷口陸男訳・岩
波文庫)。
日本の政府・与党が、イラク復興支援特別措置法の期限を延長する方針だという。派
遣を延長される側の身にもなって、よく考えているのだろうか。肌身で戦争を知らない
大統領が始めた戦争を、戦場を知らない首相と、戦争を知らない世代の次の首相が手放
しのようにして支持し、支援する。危ういことだ。
現在は、刻々と過去になり、歴史となる。大統領とふたりの首相には、書き直せない
歴史を今つくっているという厳粛さに乏しい印象を受ける。
そして、いっちょまえに戦争を知った気になっている朝日新聞
帰還兵の境遇について、ったら、映画「ランボー」を思い出した。
第2段落のエピソードは、これか。
【朝日】イラク帰還の傷病兵が病院告発 病室の壁は一面にカビ
http://www.asahi.com/international/update/0307/009.html ひどい話ではあるが、それは「戦争の悲惨」ではなく「体制の不備」だな。
「ディア・ハンター」とも、内容的に繋がりが悪いと感じる。
第4段落「敗戦がなんですか? 家へ帰れます」てのは、自国の外で戦争をし、敗戦後に占領政策
やなんかがついてこない、講和条約だけで決着がつく戦争をしている人間の言葉であって、そう
ではない戦争、国土を守らねば多くの国民が死ぬような戦争を戦った人間の言葉ではない。
第5段落の「戦争を知らない」云々は、左巻きテンプレでうんざり。
第6段落「書き直せない歴史」は、現在進行形で歴史を書き換えている朝日が言ってもちっとも響
かない。
天人子よ、あんたも「厳粛さ」が欠けているようだ。
> 「敗戦がなんですか? 家へ帰れます」
謝れ。シベリア抑留兵に謝れ。
>>112 >肌身で戦争を知らない大統領が始めた戦争を、戦場を知らない首相と、
>戦争を知らない世代の次の首相が手放しのようにして支持し、支援する。危ういことだ。
左巻きのテンプレでもうげんなり。
天人始め朝日記者の多くだって、安倍とそんなに変わらない年齢じゃないのか?
何で「戦争を知らない」と偉そうに言えるんだろうな。
戦争を経験しなければ戦争を語る資格がないと言うならば、
朝日が掲げた「言葉のチカラ」の限界を朝日自身が示していることになるんだが。
投稿欄とかでやってる「戦争を語り継ぐ」なんてのも無意味な行為に。
>112 イラクの大量破壊兵器密造疑惑はアメリカ政治史にのこる大失敗で
将来にとてつもない禍根を残した。
日本での朝日新聞慰安婦捏造報道とその後の河野談話の流れも同じくらい
将来に禍根を残した大失敗だった。朝日はその原因をつくったわけで
その経験を肌身で知っている筆者や朝日新聞記者は
この「歴史」をどう受け止めているのやら。危ういねぇ。
戦争を知らないって責めてると、戦場で人を殺した傭兵が日本の国会議員になったりしたら
アサピー何もいえなくなっちゃうんじゃないか?
えーと、まだイラクとアメリカって戦争継続中なん?
反米武装勢力はいるけど…
素粒子 3/8(木)
どうにもならぬ北朝鮮。「拉致
解決なしに国交正常化なし」の日
本に対し「解決済み」一点張り。
× ×
どうにでもなる野球界ルール。
育成選手でも1軍オープン戦には
出場可となって、ノリ君本塁打。
× ×
どうにもなるまい森進一。勝手
に変えた「おふくろさん」に作詞
家が激怒。「歌うことを許さぬ」
× ×
どうにかなる。<あらしがすつ
かり青空にしてしまつた> 放哉
−−−
放哉に「ほうさい」、とルビ。
素粒子にも非難されるってことは、森進一は拉致被害者と面会したりしてたのが
芸能界の在日人脈に睨まれて失脚したって噂は本当かも。
【天声人語】2007年03月09日(金曜日)付
「その金額は、身に覚えがありません」。もしも、事務所というものに口があったと
したら、少しとがらせて、こんなふうにでも言うのだろうか。松岡農林水産相の資金管
理団体の事務所を巡る光熱水費の謎は、そんな空想を誘う。
議員会館にある事務所の光熱水費は、もともと無料だという。従って、政治資金収支
報告書に事務所の光熱水費として計上された5年分の約2880万円は、「事務所くん
」には本来なら覚えのないものだろう。それともこの事務所には、無料の対象から外れ
るような特別に高価な仕掛けでもあるのだろうか。
空想のついでに、イソップ物語の「木こりと斧(おの)」の話に飛んでみよう。木こ
りが誤って斧を川に流してしまう。現れた神が金の斧を手に「お前のか」と聞く。正直
者の木こりは違うと答え、次に神が示す銀の斧でもないと言う。最後に本人の斧を出す
とうなずいたので、神は三つとも、木こりに与えた。
それを聞いた男が、わざと斧を流す。神が金の斧を示すと「それだ」と答え、自分の
斧も没収されてしまう。
松岡氏と同様に議員会館だけを事務所にする幾つかの議員のところでは、光熱水費は
計上されていないという。「うちの事務所の水は、他のとは違って金の色」とでも言う
のでは、「斧」を失うことになるだろう。
松岡氏のホームページには「真実一路」が信条とある。北原白秋が「巡礼」でうたっ
た。「真実一路ノ旅ナレド、/真実、鈴フリ、思ヒ出ス」。その立派な信条に沿って、
鈴を振って思い出し、よく説明してみてはどうか。
朝日は、角田議員の件はどう追及したの?
小沢民主党代表の件は?
もうぬるぽ。
>もしも、事務所というものに口があったとしたら、少しとがらせて、こんなふうにでも言うのだろうか。
日本語でおk
素粒子 3/9(金)
蜜月的米朝とは大違いで、終始
よそよそしく次回日程も決められ
ぬまま日朝作業部会はすれ違い。
× ×
下駄の裏の雪のように政権にど
こまでもついていく公明党。いら
立てど、したくないのが仲違い。
× ×
鹿児島冤罪事件で当時の失格県
警本部長がただの厳重注意。警察
庁よ、了見違いしていないかい。
× ×
「戦はどこで止めるかが大事」
と昭和天皇。手違い元に戻せず。
−−−
下駄に「げた」、仲違いに「なかたが」い、とルビ。
>>125 >「戦はどこで止めるかが大事」
>と昭和天皇。手違い元に戻せず。
部数増やすために戦争煽った新聞に言われたくはないな。
米朝は蜜月だと思ってるのか
粗粒子 3/9(金)
蜜月的米朝との勘違いで、終始
よそよそしく次回日程も決めなかった
日朝作業部会。春窮も近い。
× ×
下駄の裏の雪のように野党にど
こまでもついていく朝日新聞。いら
立てど、したくないのが仲違い。
× ×
鹿児島冤罪事件で当時の失格県
警本部長がただの厳重注意。警察
庁よ、了見違いしていないかい。
× ×
「捏造はどこで止めるかが大事」
と朝日読者。珊瑚元に戻せず。
空想のついでに、イソップ物語の「木こりと斧(おの)」の話に飛んでみよう。木こ
りが誤って斧を川に流してしまう。現れた神が金の斧を手に「お前のか」と聞く。正直
者の木こりは違うと答え、次に神が示す銀の斧でもないと言う。最後に本人の斧を出す
とうなずいたので、神は三つとも、木こりに与えた。
それを聞いた男が、わざと斧を流す。神が金の斧を示すと「それだ」と答え、自分の
斧も没収されてしまう。
>こんな有名な話得意げに引用するか。齋藤孝が書いたんじゃないの。引用で字数を稼ぐ
なんてセコイぞ。
重慶の空襲があったから、東京大空襲が起こったという考えにワロタ。
ところで国訴えてる奴って、重慶爆撃の被害者(と思われる人々)が日本を訴えている
事をどう思ってるんでしょうかな。
日本軍の南京爆撃が東京大空襲のルーツだと言うなら
飛行機を発明したライト兄弟(アメリカ)と火薬を発明した中国を
まず訴えるべきではないかw
【天声人語】2007年03月10日(土曜日)付
焦げ茶色の鉛筆に、時代を映す標語が刻んである。「何んでも大切いくさの資源」。1945
年3月10日の東京大空襲などを記録し、伝えてきた「東京大空襲・戦災資料センター」(東京
都江東区)が今月、新装開館した。国民学校の教育といった戦時下の庶民の暮らしぶりや、それ
を破壊した空襲の実相が展示されている。
東京大空襲では、一夜で約10万人の命が奪われたとされる。昨日、その被災者や遺族が、国
に損害賠償と謝罪を求める集団訴訟を東京地裁に起こした。国家補償が整備された旧軍人・軍属
と、一般被災者との格差が問い直される。
原告側は、旧日本軍による中国・重慶への大爆撃などが米軍の作戦に影響を与えた点について
も責任を問う考えだという。「戦災資料センター」の館長で作家の早乙女勝元さんが編んだ『母
と子でみる 重慶からの手紙』(草の根出版会)も、日本の侵略や重慶爆撃が先にあり、その結
果として東京大空襲があったと述べる。
もちろんそれは、東京大空襲が仕方がなかったなどということではない。米軍による民間人へ
の無差別爆撃を問うのと同じように、日本による民間人への爆撃を肝に銘じ、省みることの大切
さを指摘している。
空襲を受けた記憶を持つ国や街は、日本や中国に限らない。ドイツのドレスデンやスペインの
ゲルニカの惨事が知られ、戦後もベトナムやアフガニスタンなどがあり、イラクでも多くが犠牲
になった。
3月10日。それは、そうしたあらゆる国と街の記憶をつなぎ、未来に伝えることを胸に刻む
日でもある。
--------------------
日本が空爆されたのは日本のせい、中国重慶が空爆されたのもにほんのせい、何もかも日本が悪
い。日本は自国民が無残に虐殺された日を有り難がれ。
といったトコか。反吐が出る。
素粒子 3/10(土)
美しい国へ、会議費ばかりかか
りけり。安倍政権で新設の会議が
18、5ヵ月に1783万円費消。
× ×
松岡事務所の怪、光熱水費ばか
りかかりけり。多額支出のつじつ
ま合わぬ農水相は黙るほかなし。
× ×
自民党事情、亀裂ばかりが目立
ちけり。首相のお友達復党を審査
した党紀委で賛成10に反対が7。
× ×
<野を焼いて雉子は啼かずなり
にけり> 正岡子規
−−−
雉子に「きぎす」、啼かずに「な」かず、とルビ。
【天声人語】2007年03月11日(日曜日)付
温雅な句風で知られた後藤夜半(やはん)に〈跼(かが)み見るもののありつつ暖し
〉がある。春先、地面に多彩な命がうごめき出す。土を割って出た草花や、這(は)い
出してきた虫を、作者は身をかがめ、いつくしむように見つめている。
暖冬を引き継いだこの春、命の蠢動(しゅんどう)はいつになく気ぜわしい。春の虫
の代表格モンシロチョウの初見が、松山市では平年より28日も早かったそうだ。初め
て見かけるチョウを「初(はつ)蝶(ちょう)」といい、俳句の季語にもなっている。
〈初蝶やいのち溢(あふ)れて落ちつかず 春一〉。
冬が暖かかった今年、虫たちはさぞ生命力旺盛と思いきや、そうでもないことを動物
学者、日高敏隆さんの随筆に教えられた。日高さんによれば、多くの虫にとって冬の寒
さは必要不可欠なのだという。
休眠する虫たちは、5度以下の低温にさらされることで、春を迎えるための変化が体
内で進む。チョウの場合、寒い時期を十分に過ごせなかったサナギは、卵もあまり産め
ない、ひ弱な成虫になってしまうそうだ(『春の数えかた』新潮文庫)。
暖冬が続けば、多くの虫は滅びてしまうかも知れない。休眠せずに、寒さにじっと耐
えているゴキブリのたぐいばかりが生き残る、と日高さんは案じている。冬は寒く、夏
は暑く。季節がきちんと尽くされることが自然界には大切なのだ。
啓蟄(けいちつ)もすぎた日、夜半(やはん)をまねて、春の土に目を留めてみるの
も興がある。〈地虫出てはや弱腰と強腰と 祐里〉。押し出しのいいやつ、恐縮してい
るやつ、黙々たるやつ……。うごめく中に、誰かに似た虫がいるかもしれない。
>うごめく中に、誰かに似た虫がいるかもしれない。
これ思い出したww
__,
i:、 |!'´,,,ノ/|
i|、ヽi;;~;/;Xl !
ー―‐―‐----|!-ヽ{:!:}<;;ノ!-|―‐――
__,,ノ| d;;b | ヽ、,,_
/_,,/ \ ヽ,,_.|
,,ノ | ヽ,_
マタホンダカ
[学名] Culex pipiens molestus Hhangeul
[分類] 双翅目(ハエ目),カ科
[分布] カリフォルニア州
素粒子 3/12(月)
復党問題に「党内の不満なし」
と強気だった首相、小差評決に言
い訳しきり。求心力微弱の証明。
× ×
霞ケ浦から絶滅危惧TB類、日
本固有のコイ科淡水魚ゼニタナゴ
の姿が消える。水質悪化の証明。
× ×
3月場所初日から横綱大関ぼろ
ぼろ転ぶ。これ、八百長なんかな
いという証明−−日本相撲協会。
× ×
<ばか、はしら、かき、はまぐ
りや春の雪> 久保田万太郎
−−−
危惧に「きぐ」、とルビ。
>>137 党紀委員会の委員長は笹川だぞ。津島派←旧橋本派のな。
郵政の時、全会一致が慣例の総務会で多数決を強行された意趣返しのつもりなのは
明白だ。
去年年末の復党の時は諸手で賛成してた奴だ。同派閥の復党が多かったからな。
今回、落選組で衛藤晟一ひとりだったのは、他の奴が誓約書を拒んだからだろ。
ぶらさがりの連中は、「いないでしょ?いないんですよ」の時
総理に即答できなかったのを、よほど根に持ってるな。
今の国政の敵は、津島派と、おまえら下衆のマスコミだ。
【天声人語】2007年03月13日(火曜日)付
「とび出すな 車は急に止まれない」という交通標語があった。車に向かって言うなら「とび
出すな 子どもは急に止まれない」だろうが、すぐには止まれない車が迫る怖さが巧みに言い表
されていた。
一つの世界で長く続いた仕組みや慣習にも、すぐには止まれないところがあるようだ。野球界
の長年の悪習といわれ、04年に球界を揺るがせた「栄養費」の問題が、それ以後も続いていた
ことが分かった。
プロ野球の西武ライオンズが、学生と社会人のアマチュア選手ふたりへのスカウト活動で、計
1300万円近くの金銭を学費や栄養補給費として渡していたと発表した。05年に、不正をし
ないことを各球団で申し合わせた後にも続いていたことは、悪習の根深さをうかがわせる。西武
の悪質性が際立つが、球界の体質も気になった。
以前から隠蔽(いんぺい)体質が指摘されてきた電力業界でも、新たな問題が浮上した。先日、
東京電力が、原発の緊急炉心冷却システムに絡む故障を国に届けなかったことが分かったが、今
度は東北電力で、原子炉が自動的に緊急停止したのに国に報告していなかったという。98年の
こととはいえ、原発の内側という、世間から見えにくいところでの営為に絡む問題が続くのは残
念だ。
業界の独特の慣習や傾きといったものの根は深い。改めるのには抵抗もあるだろう。しかし放
置すれば企業や業界の命取りになり、人や社会に大きな害を及ぼす。
危険が目前に迫ってからでは、どんな車でもすぐには止められない。だから常に注意を払い、
ルールを守る必要がある。
--------------------
因習を改めるのは困難だが必要だ、という主題と「とび出すな…」の標語とのつながりが、やや
悪く感じる。標語でなら「飛ばしたい抜きたい心にブレーキを」くらいが適当では。
あと、朝日新聞社には、鏡が無いらしい。
プロ野球と電力会社の隠蔽を同列には扱えないと思う。
プロ野球なんか、単なる内規違反。今回の問題でファン離れが進行したところで
球団を潰せば済む話で、親会社にはあまり影響を与えない。
電力会社の法令違反は、安全が疎かになる恐れがあるという点で悪質。
>放置すれば企業や業界の命取りになり、人や社会に大きな害を及ぼす。
とか言ってるけど、プロ野球がどうやって人や社会に害を及ぼすのか。
>>140 自社で開催する高校野球の暗部と(西武の)問題が直結しているからじゃないの?
裏金問題→東京ガス→そういや東京電力で問題あったな→繋げて書くか
所詮はこんなもんだろ
208 名前: 名無しさん@あたっかー [sage] 投稿日: 2007/03/13(火) 12:35:17
【天声新語】2007年03月13日(火曜日)付
「とび出すな 車は急に止まれない」という交通標語があった。車に向かって言うなら「とび
出すな 子どもは急に止まれない」だろうが、すぐには止まれない車が迫る怖さが巧みに言い表
されていた。
一つの世界で長く続いた仕組みや慣習にも、すぐには止まれないところがあるようだ。新聞業
界の長年の悪習といわれ、04年に業界を揺るがせた「爆カード」の問題が、それ以後も続いて
いたことが分かった。
○○新聞が、学生と社会人の読者ふたりへの勧誘活動で、計1万2000円近くのビール券や商
品券を拡材として渡していたと発表した。05年に、置き勧をしないことを各新聞社で申し合わせ
た後にも続いていたことは、悪習の根深さをうかがわせる。○○新聞の悪質性が際立つが、業
界の体質も気になった。
以前から隠蔽(いんぺい)体質が指摘されてきた電力業界でも、新たな問題が浮上した。先日、
東京電力が、原発の緊急炉心冷却システムに絡む故障を国に届けなかったことが分かったが、今
度は東北電力で、原子炉が自動的に緊急停止したのに国に報告していなかったという。98年の
こととはいえ、原発の内側という、世間から見えにくいところでの営為に絡む問題が続くのは残
念だ。
業界の独特の慣習や傾きといったものの根は深い。改めるのには抵抗もあるだろう。しかし放
置すれば企業や業界の命取りになり、人や社会に大きな害を及ぼす。
危険が目前に迫ってからでは、どんな車でもすぐには止められない。だから常に注意を払い、
ルールを守る必要がある。
--------------------
※○○には好きな名前を入れてください。
素粒子 3/13(火)
剣が峰の風景−−
その1 踏ん張りました。
「上場廃止へ」の予想を覆し、
東証が上場維持と決めた日興株。
× ×
その2 踏ん張れるか。
事務所光熱費疑惑でわけのわか
らぬ弁明を繰り返す松岡農水相。
× ×
その3 踏ん張りきれず。
八百長疑惑訴訟騒動渦中の朝青
龍、春場所初日、2日目と連敗。
× ×
つぎはぎの闇の容を椿山 慎爾
−−−
「その1 踏ん張りました。」「その2 踏ん張れるか。」
「その3 踏ん張りきれず。」が太字。
容に「かたち」、慎爾に「しんじ」、とルビ。
朝鮮人を貶した朝青龍が負けるのが余程うれしいんだな。
初日・二日目の相撲なんか触れたこともないくせに。
【天声人語】2007年03月14日(水曜日)付
前輪の出ない飛行機が下りてきた。後輪が滑走路をつかみ、二輪で走る。やがて機首の下が滑
走路に着いて火花が散ったが、幸い火災にはならず、全員が無事帰還した。
大阪から高知に向かっていた全日空機が、胴体着陸した。危機への対処が、全体としてうまく
いったのだろう。着陸後、機内では大きな拍手がわいたという。
40年前、大阪発大分行きの全日空機で、右の後輪が出なくなった。大阪空港に引き返し、左
の後輪と前輪で無事に胴体着陸した。この時の機長だった茂木敏夫さんが、当時のことを記して
いる。前年は、羽田空港沖や松山沖などで4件もの墜落事故があった。悲惨な記憶が生々しいは
ずの乗客を念頭に、状況をよく説明したという。
客室にも行き「機長を信じスチュワーデスの指示に従って下さい」と述べた。いよいよ着陸す
る時には、「何んとはなしにさっぱりした気分だった」(『片脚着陸』扁舟舎)。着陸後の茂木
さんの様子を、副操縦士が書いている。乗客らの後に機を離れる時、茂木さんに促されて先に行っ
て振り返ると、上着をおもむろに着て、クシで髪を整えながら悠然と歩いてきたという。
今回も、乗員の冷静さもあって、機内は平静だったようだ。しかし、このカナダのボンバルディ
ア社製の同型機にはトラブルが相次いでいたという。出ない脚を手動操作で出したことも2回あっ
た。
脚が出ない飛行機は、死と隣り合わせだ。いくら機長や乗員が踏ん張っても、大事故は必ず防
ぎきれるものではない。見事な着陸は、悲痛な警告に見えた。
--------------------
朝日新聞-ANA関係から、全日空のパイロットには無条件完全賞賛、それ以外に事故の原因を求め
ているんだなと、穿った見方をしたくなる。ま、確かにDHC8-Q400が問題だとは思うけど。
やっぱあれだ。YS-11の後継機を、国産航空機を、早く作れと言うことだな。
と飛躍してみた。
粗粒子 3/13(火)
剣が峰の風景−−
その1 踏ん張りました。
「大臣罷免へ」の予想を覆し、
総理が留任と決めた柳沢厚労相。
× ×
その2 踏ん張れるか。
事務所光熱費疑惑でわけのわか
らぬ質問を繰り返す野党連合。
× ×
その3 踏ん張りきれず。
八百長疑惑訴訟騒動渦中の朝青
龍、春場所初日、2日目と連敗。
× ×
つぎはぎの闇の容を椿山 慎爾
>40年前、大阪発大分行きの全日空機で、右の後輪が出なくなった。大阪空港に引き返し、
>左の後輪と前輪で無事に胴体着陸した。
(-@∀@)<そうだ、「右」の車輪なんかなくても着陸は可能なんだ!
朝青龍の八百長疑惑って、安部中川NHK問題と同じようが匂いがするのだが。
週刊現代って八百長の裏をとってるわけ?
素粒子 3/14(水)
機長の意思と操作が前輪に通じ
ない。胴体着陸の全日空機。一歩
間違えれば、どうなっていたか。
× ×
常識が「美しい国へ」内閣に通
じない。政治資金私的流用疑惑に
答えぬ松岡農水相、かばう首相。
× ×
人の善意が鯨には通じない。と
つぜん暴れ出し、救出の船転覆。
1人死ぬ。鯨は勝手に泳ぎ去る。
× ×
<亀鳴くや来ぬかもしれぬ人を
待つ> 上迫和海
−−−
鯨に「くじら」、亀に「かめ」、とルビ。
>>151 > 素粒子 3/14(水)
>
> 機長の意思と操作が前輪に通じ
> ない。胴体着陸の全日空機。一歩
> 間違えれば、どうなっていたか。
しかし、機長の意思が飛行機に通じて
うまく着陸できましたよね?
しかしJALでなくてよかったですね。
記事のネタにもできませんから。
【天声人語】2007年03月15日(木曜日)付
「円盤」といえば、空飛ぶ円盤やレコードを連想する時代があった。今、円盤といえば何だろ
う。身の回りで急激に増えたのはCDやDVDのような薄い円盤だ。フロッピーディスクやMO
ディスクの中にもあり、膨大な情報が蓄えられる。小さい体に大きな記憶を載せた電子の円盤だ。
この、軽くて持ち運びにも便利な円盤が絡む情報の流出が後を絶たない。大日本印刷で流出し
た、取引企業から預かった個人情報は、約863万人分にのぼったという。
情報を持ち出したとされる、大日本印刷の業務委託先の元社員が、窃盗の罪で東京地検八王子
支部から起訴された。5年近く電算処理室で勤務していたという。空前の規模の流出による影響
は大きいが、起訴の被害額は「250円」だった。この落差に時代が映っている。
電子データのような情報は刑法の「財物」ではないので、情報を盗み出しても窃盗罪に問えな
い。それで、大日本印刷からMOディスク1枚という250円の財物を盗んだとした。
コーヒー1杯ぐらいの金額だ。「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンは一片のパンを盗ん
で投獄されたが、今の時代にこの額で罪に問われることはまれだ。「情報漏洩(ろうえい)罪」
を新設しようとする動きもある。しかし内部告発のような、結果として社会に有用なことまで断
罪するのは得策ではないだろう。
情報の管理が肝要だが、防護の盾を巡らせても、守りきるのは容易ではない。絶対に破らせな
いと盾が言い、どんな盾でも破ると矛が言う。新しい円盤を巡る、矛と盾の攻防だ。
--------------------
或るひと曰く「ではどのように情報管理したらいいのか」と。天人子応うること能わざりき。
MO250円とか、情報漏洩罪は認められないとか、内容は今日の社説と変わりない。天人風にブンガ
ク風味を散らしてみただけ。
その風味も、たいして面白くない。「巻物争奪戦」とか、なんちゃら忍法帳っぽく書いて来たら
面白いんだが、そういうのはむしろ毎日新聞は余録子の領分かな。
>>153 マクラの「円盤」からこの話題に入るのは、無理を感じる。
空飛ぶ円盤やレコードは不要。
全体の構成を考えて、書きたくても書かない努力をしましょう。
> 今の時代にこの額で罪に問われることはまれだ。
法的に処罰されるかどうかは別にして、250円でも盗みは罪だ。
天人は小額なら罪にならないとでも思っているのか?
矛と盾は、それぞれ何をたとえたものですか?
情報漏洩罪が盾で内部告発が矛ですか?
素粒子 3/15(木)
「ご迷惑をかけました」と開花
日を訂正の気象庁。競馬場には外
れて謝る予想屋はいませんがね。
× ×
松岡問題の説明が「地元にでき
ぬ」と新人議員。人の迷惑顧みず
部下かばう上司もいる美しい国。
× ×
自民と民主は似た者同士。あち
らにあった火種はこちらにも必ず
ある。せめて違えよ始末の仕方。
× ×
<かげろふに足とられてや野に
ころぶ> 石川桂郎
−−−
「築地には誤報を謝る新聞屋がいない」って?
関西テレビに「社長辞任」報道を否定されて、その後のアクションはどうした。
【天声人語】2007年03月16日(金曜日)付
仕事が立て込む。さらに、あちこちから声がかかる。体がもたないなどと言いつつ、笑顔でこ
なそうとする。いつでも便利な「コンビニ記者」などと周りから呼ばれる、そんな青年が、昔い
た。
仕事が、各人に完全に平均して課せられることは多くない。仕事の量と難しさに多少のデコボ
コがあるのが、世間の大方の職場だろう。しかし、それが限度を超えて続けば、健康や命にもか
かわってくる。
東京都内の民間病院の小児科医師が、うつ病にかかって自殺したのは過労やストレスが原因だ
として、妻が労災を認めるよう訴えた訴訟で、東京地裁がそれを認めた。多い時は、宿直が月に
8回もあって睡眠不足に陥ったと認定し、自殺は過労が原因とした。
被告となった労働基準監督署の側は、発症の原因は小児科医個人の「脆弱(ぜいじゃく)性」
と主張していたが、判決は退けた。人が、どれほど「脆(もろ)く弱い」のかを決めるのは難し
いのではないか。数値にはなじまないし、本人が亡くなっているのだから。
90年2月、環境調査会社の男性が突発性心機能不全で亡くなった。40歳で、その頃は月に
370時間も働いていたという。朝出勤する時、幼子が言った。「おとうさん、またあそびにき
てね」。戸が閉まると母親にたずねた。「おとうさんのおうちはどこなの」(全国過労死を考え
る家族の会編『日本は幸福か』教育史料出版会)。
「おとうさんなんでしんだんだろうね。はたらいてつかれたの?……しゃしんにうつっている
おとうさんほしい」。父あての手紙は、その死への幼く切ない問いかけだ。
--------------------
右手で棍棒を振り回し、左手でその犠牲者を掬い上げて嘆く、そういうアレにはどうにも反吐が
出る。それくらいで止めておく。
粗粒子 3/15(木)
「ご迷惑をかけました」と開花
日を訂正の気象庁。朝日でも
事実が記事と異なれば謝るね。
× ×
松岡問題の説明が「地元にでき
ぬ」と新人議員。人の迷惑顧みず
部下かばう上司もいる美しい国。
× ×
一般企業とマスコミは似て非なる。
あちらの火種煽るがこちらは絶対に
黙殺。せめて合わせよ始末の仕方。
× ×
<かげろふに足とられてや野に
ころぶ> 石川桂郎
>>157 「そんな青年が、昔いた。」なんて始め方をして、以後一切それに触れないまま終わるって
どんだけやっつけ仕事だ。
というか最初の一段はまるごと削除しても違和感が無いな。
毎日新聞の近事片々がまともに見える
昔、保守派がその箇所を読む為だけに毎日を取るって程の
名物コーナーだったんだよ。 執筆者の死には心底驚いた。
どんな社会破壊を企む極左記者であろうが、鉄パイプ持って
気に入らない連中に直接殴りかかるなんてやらなかった。
その禁を破ったのが、保守論壇に人気のあった人だなんて。
「声」欄の「かたえくぼ」なんて目も当てられないほどひどいものがある。
福知山脱線事故を郵政国会と掛けたり・・。
素粒子 3/16(金)
企業別害虫類図鑑−−
●北陸電力 クチヌグイムシ
原発の臨界事故発生とともに活
発に動き、夜中に「ダレモミテイ
ナイヨ、ミテイナイヨ」と鳴く。
●西武球団 クチフウジムシ
早大選手への裏金工作は高校時
代からだったが、当人に向け「ダ
マッテロ、ダマッテロ」と鳴く。
× ×
事故の「隠蔽許せぬ」と首相。
松岡流疑惑の方はどうなのかね。
× ×
冴返る二三日あり沈丁花 素十
−−−
「北陸電力 クチヌグイムシ」「西武球団 クチフウジムシ」が太字。
隠蔽に「いんぺい」、冴返るに「さえかえ」る、沈丁花に「じんちょうげ」、とルビ。
【天声人語】2007年03月17日(土曜日)付
東京の都心に遅い初雪が舞った昨日、超高層の六本木ヒルズの展望台に行った。眼下に、かす
んだような街並みが広がる。この高層階に居を構えたライブドアの前社長、堀江貴文被告は、天
からの視座を楽しみ「天下取り」を心に誓ったという。
堀江被告が裁かれた東京地裁らしい建物も遠望できる。そこで言い渡された判決は起訴事実を
すべて認め、被告に厳しいものだった。粉飾した業績を公表し株価を不正につり上げた、あるい
は証券市場の公正を害する悪質な犯行などと断罪し、執行猶予を付けなかった。
まだ一審の段階で、上級審でも有罪になるとは限らない。それはそれとして、判決は、本業の
業績が上がっていなかったのに粉飾し、有望企業に見せかけたと指摘した。
堀江被告は、逮捕される前年の05年に『僕が伝えたかったこと』(マガジンハウス)を出し
た。「現代のビジネスでもっとも大切なのはスピード」と述べる。自分たちがナンバー1になる
ために、どこで差をつけるかといえば、突き詰めればスピードしかないともいう。
常に他を出し抜こうとして、ひたすら突っ走る。そんな傾きがうかがえる。企業が成長してゆ
くのには、ある程度の時間がかかるはずだ。その必要な時間を極力省き、成長の速さを世間や市
場に強調しているうちに、スピードが「法定速度」を超えてしまったのだろうか。
ライブドアは、まるで映像の「コマ落とし」のような異様な速さと動きとで膨らみ、はじけ、
しぼんだ。天からの視座を頂くあの丘には、冷たい風が吹き渡っていた。
--------------------
六本木ヒルズの「天からの視座」を、さらなる高みから見下ろしたコラム。
夢上の楼閣をバベルの塔から見下ろした、とでも評すべきか。
文士崩れ風味なのはワシも変わらんな。
堀江氏に対する視線が甘々なのを、高みから醒めた目で眺めている風で装っている感じ。
>>159 医者が元記者なのか?
とか色々悩んでしまいますた
しかもこの記者とやらは
別に過労で死んだ訳ではないんだよね?
(この文章読んだ限りじゃ)
>まだ一審の段階で、上級審でも有罪になるとは限らない。
今日の天声人語のメインはこれでしょう。
他紙が書けないことを書いて見せたぞってね。
>>166 地裁の君が代違憲判決はあれだけ大騒ぎしたのにね
【天声人語】2007年03月18日(日曜日)付
作家になる前の野坂昭如さんが作詞したその歌は、高度成長期の子どもたちを夢の世界へと導
いた。「そらにキラキラおほしさま/みんなスヤスヤねむるころ――」(おもちゃのチャチャチャ
=補作詞・吉岡治、作曲・越部信義)。
玩具に命が宿る構想は、95年の米国映画「トイ・ストーリー」にも通じる。長いこと一緒に
遊んだおもちゃは家族も同じ。いよいよ捨てる時の寂しさは忘れがたい。
各地の公民館などに、おもちゃの病院が生まれている。修理者を育てるおもちゃ病院連絡協議
会(東京)の推計では、全国に300病院、ドクターは3000人。地方は「医師不足」で、こ
れから退職する団塊の世代に期待がかかる。
東京都足立区が4月に開く「おもちゃトレードセンター」は、区民が中古を持ち込むと点数化
され、別の品と交換できる仕組みだ。壊れたものはボランティアが修繕し、直せなければ部品を
再利用する。区内の玩具メーカーも協力を約束した。
人形のバネがロケットを救い、消防車の歯車で子犬が生き返る、玩具の臓器移植だ。不燃ごみ
を減らしつつ、モノを大切にする心を育てたいという。壊れたら捨てる、飽きたら買い替えるの
では、おもちゃたちも踊る気にならない。
「私はおもちゃ持参で疎開した世代。ままごとのタンスをマッチ箱で作ったくらいだから、人
形も絵本もボロボロになるまで手放しませんでしたね」。1962年の夏、NHKの初代「うた
のおねえさん」としてあの歌を日本中に広めた、眞理ヨシコさん(東洋英和女学院大学教授)の
感慨である。
--------------------
日曜日らしい、無難なネタのコラム。
野坂昭如って、『火垂るの墓』の原作小説を書いた人なんだな。
同時に、サントリーゴールド持って「ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか」なんて歌っているんだ
から、ヘンな人だ。大物なんだろうな。
メディアってのは子供の判断力を大人のそれより優位と
持って行く構図逆転をしばしば行う悪癖があるけども、
おもちゃってのはその悪癖に翻弄されることが多い。
「子供に受け入れられたら本物」と普段の主張を翻して、
昔のダッコちゃん人形などの流行は大人の狡猾さで
生み出されたと傲慢に評する裏切りを何度も見てきた。
ミニ4駆ってのはユーザー自身に「おもちゃ病院の眼」を持たせる
アイデアだったと思うんだけどね。(これは模型の範疇だが)
素粒子 3/17(土)
「金で人の心も買える」が信条
の堀江被告、裁判官の心証は思い
のままにできず。実刑判決下る。
× ×
「正しい日本食」認証は松岡農
水相の思い通りにならず。正しい
政治資金収支報告の方が先だろ。
× ×
政治家、企業、銀行、球団。カ
ラスの鳴かぬ日はあっても、毎日
誰かがおわびしている美しい国。
× ×
きのう都に初雪。<春雪や降る
にもあらず降らぬにも> 千代女
おわびはせず、「絶句」でごまかすのが(-@∀@)流?
バカジャコの名が消えた魚界。
人間界ではバカ記者後を絶たず。
小社記者の愚かな盗用に絶句す。
自分ところの不祥事に対しては絶句し、
他人ところの不祥事に対しては口汚く罵る。
それが(-@∀@)流
【天声人語】2007年03月19日(月曜日)付
議員がひとりもいない。山梨県小菅村が「無議会状態」に陥ってから、半月ほど過ぎ
た。
10人の村議が全員そろって辞めた。きっかけは、1月の知事選での選挙違反だった
。供応などで8議員が書類送検され、あとの2人も「連帯責任」という理由で辞職した
。もはや議会の定足数を満たさない。報酬だけもらうわけにもいかぬ。そんな思いもあ
ったらしい。
新年度予算案は宙に浮いたままだ。村財政は借金で首が回らないが、日々の行政は淡
々とこなされている。当面の光熱費などは、村長の専決処分で払える。人口は930人
ほど。投票があった8年前の村議選の最下位当選は49票だ。村が出した議案を、議会
が否決や修正することもないという。
これまでと同じような議会が必要なのか。再生を期す村議選を前に、素朴な疑問も浮
かぶ。統一地方選後半の4月22日の投票日に向けて、村にふさわしい民意の集め方が
問われる。あるべき議会の姿を考えてみる。これは各地で直面する課題だ。
政務調査費のむだ遣いは、いまや全国共通の問題だ。「もみ消しも口利きもできなく
なった。議員を続けてもいいことないな」と語る市議もいる。今週は、いよいよ13都
道県で知事選が告示される。東京都知事選など華やかな対決が注目されがちだが、身近
な自治体の議員選から目が離せない。
そもそも議員の仕事とは何なのか。そのために何人が必要なのか。その報酬はいくら
がいいのか。このくらいは考えて、一票を投じるとしよう。関心が低ければ、その質が
落ちることは間違いないのだから。
政務調査費の無駄遣いとか、一票を投じる意味を語るのはいいが、
それをするなら民主党の審議拒否を批判しろと言いたい。
議員は税金を給与として貰っているのだから、議員の仕事を放棄するのは
全国民に対する重大な裏切り行為に等しいのだからな。それに、審議を
サボる議員は、一票を投じてくれた有権者に対して申し訳ないとか思わないのか気になるし。
>>174 >サボる議員は、一票を投じてくれた有権者に対して申し訳ないとか思わないのか気になるし。
「審議拒否をして有権者の前に現れてしゃべり続けるなんて! 一生この人達について行くよ」
昭和61の末、「日本は世界有数の経済大国なのに、その豊かさを実感できない」って内容の
朝7時から夜8時までの「リレー演説作戦」を見て、社会党に票を投じた大学生の俺を殴りたい。
>>175 社会党大躍進「山が動いた」の時に、
「蒙昧な大人たちによる一党支配が崩れようとしている!
日本に本当の政党政治の時代が来たんだ!」
と喜び、新党ブームで自民党が野党に下った時に
「一党支配に終止符が打たれた!独裁は終わった!」
と本気で喜んだ俺もいる。
当時は純真だったんだよ・・・orz
_________|_
| _____ ∧_∧|_
 ̄| _____ (∀` )_|_ 大人の階段のーぼるぅ〜♪
 ̄| __ と つ__|_ 君はまだシンデレラさ♪
 ̄| __< <ヽ |______|_ 幸せは誰かがきっと運んでくれると信じてるね♪
 ̄| _(_)_γヽ______|_ 少女だったと、いつの日か
 ̄| ___(__ノ______|_ 思う時がくるのさぁ〜♪
 ̄| ___________|_
 ̄| |
素粒子 3/19(月)
わが座右の書−−
× ×
●『高慢と偏見』 傲慢で贅沢
出張と公私混同が大好き、「三国
人」や「ババア」発言ではひんし
ゅくを買った石原慎太郎都知事。
●『無法松の一生』 水道水を
嫌ってナントカ還元水を好む。政
治資金私的流用疑惑にまともに答
えられない松岡利勝農林水産相。
●『白昼堂々』 日曜日の昼下
がり、飛騨高山に突然現れ、展示
品の100・5`(2億円相当)
の金塊を奪っていった4人組。
−−−
『高慢と偏見』『無法松の一生』『白昼堂々』が太字。
傲慢に「ごうまん」、贅沢に「ぜいたく」、とルビ。
石原慎太郎に対するこの中傷コラムを読んで、4年前の2003年4月14日の天声人語を思い出しました。
ttp://unknown.s206.xrea.com/log15.html
【天声人語】2007年03月20日(火曜日)付
イラク戦争が始まって、きょう20日で4年になる。それを前に米国では、国防総省へのデモ
行進や、星条旗で覆ってひつぎに見立てた箱を担いだ反戦デモがあったという。
この4年、星条旗で覆われた数多くの本物のひつぎが担がれ、ほかの外国の旗で覆われた幾つ
ものひつぎも担がれてきた。そして、さらにおびただしい数のイラクの人たちが犠牲になり、葬
られた。この戦争の墓標は、今も増え続けている。
米国は、大量破壊兵器の存在という、後には否定された理由を掲げてイラクに先制攻撃を掛け
た。攻撃への懸念が国際社会に根強い中で、イラクに無理やり腕を突っ込んでかき回したが、ま
だ治まりがつかない。
「常備軍(アーミー)とは常置政府がふりまわす腕(アーム)にすぎない」。19世紀の中葉
に『森の生活』を著し、米国の「森の詩人」として知られるヘンリー・D・ソローは、その『市
民の反抗』(飯田実訳・岩波文庫)では、暴政に対して厳しい視線を向けた。
ソローはある時、人頭税の支払いを拒んだかどで投獄される。不払いは、奴隷制に抗議するた
めであり、のちには、彼が侵略戦争だとみたメキシコとの戦争をひき起こした政府への抗議が加
わったという。
このメキシコとの戦争によって、米国はニューメキシコ、カリフォルニアの広大な土地を獲得
した。「これなどは、常置政府をみずからの道具として利用している比較的少数の個人のなせる
業(わざ)である」。ソローならば、イラク戦争をどう評するだろう。戦費となる納税を拒否す
るのかどうか、聞いてみたい気がする。
--------------------
イラクへの開戦宣言は2003年3月19日では。今日で4年ってのは、どこが基準なんだろう。
フセイン政権下で、国旗に覆われず棺にも入れられずに死んだであろう人間の数は、4年間でどれ
だけの数になっただろうか。仮定の話ではあるが。
>>178 文学には疎いので検索して元ネタの本を探したが、時事ネタを題名に当てはめただけで
実際の内容とはまったく関係ないっぽいな。
>>179 >ソローならば、イラク戦争をどう評するだろう。戦費となる納税を拒否するのかどうか、
>聞いてみたい気がする。
はいはい脱税脱税。
http://www.hi-ho.ne.jp/inverse/datuzei.htm 自分の主張に沿うような著名人(すでに亡くなってたりで実際聞くのは不可能な場合が多い)
を連れてきて「○○をどう評するだろう」「○○について聞いてみたい」と自説の補強に使う。
言いたいことは他人に言わせる朝日の紙面構成のパターンだな。
その究極が「夢に△△が出てきた」「○○と夢想した」w
そういや朝日は重信房子が捕まった時も「現在の日本について聞いてみたい」とか言ってたな。
>175-176
世の中経験しないと理解できないものってあるからな。
戦後、与党には問題が多かった。
しかし野党はもっと問題が多く政権を任せるのは無理とわかった。
55年体制の安定は野党をも腐らせてしまったんだよ。
これを理解するための必要な経験だったと思いたい。
今必要なのは与党以上のプロ集団。
馬鹿マスゴミが甘やかすかぎり野党は成長できない。
これも失われた10年ではっきりしている。
>>178 >「ババア」発言ではひんしゅくを買った石原慎太郎都知事。
しかし、朝日はババア発言が相当気に入っているようだな。
だいぶ昔に引用だったことが明らかになり、当然朝日新聞も知っているはずなのに
ずっと誤報のままで使い続けているのは、どれだけババア嫌いなんだか・・・
素粒子 3/20(火)
開戦4年、イラクに出口なし。
それでも米大統領は「勝利は可
能だ」と演説。ウッドワード記者
が著した『ブッシュのホワイトハ
ウス』の結語にこうある。「ブッ
シュは、景気のいい楽天的な発言
をするばかりで、イラクの陥って
いる状況についてアメリカの国民
大衆に真実を伝えていない」
× ×
米朝融和。取り残された日本。
政府内にも「出口がない」の声。
× ×
そば枕片耳立てゝ春彼岸 長吉
−−−
長吉に「ちょうきつ」、とルビ。
>>1 右翼の構成員が言う『現実』って何???? 妄想のことか。 バーかみたい。
>>183 >米朝融和。取り残された日本
夕刊2版の締め切り前に「北朝鮮が2日目の協議に出てこない」という
情報が外報デスクから上がって来なかったの?>フミー
それを4版まで通したと。
【天声人語】2007年03月21日(水曜日)付
見たことは無くても、名前を聞けばどんなものかの見当はつく。原発の制御棒も、そうした名
は体を表すものの一つだろう。核反応を制御するはずの肝心要の棒が抜け落ちる事故が幾つもあっ
たことが、次々に明るみに出ている。
石川県の北陸電力の志賀原発1号機では8年前、制御棒が抜け落ちたために臨界の状態となり、
核分裂の反応が勝手に起きてしまった。制御を失った迷走は15分ほど続いた。もしも制御がき
かない状態が長く続いていたらと想像すると、背筋が寒くなる。
原発の事故をテーマにした米国映画に「チャイナ・シンドローム」があった。この題名は、原
発が制御不能になって暴走し、どろどろに溶けた炉心が地球を貫いて米国の反対側の中国に達す
るという意味から来ている。
映画では、たまたま事故の時に原発内で取材していたジェーン・フォンダが扮するジャーナリ
ストらが、それを明るみに出そうとする。そこに圧力や妨害が起こり、隠蔽(いんぺい)と公表
を巡るつばぜりあいが描かれる。
志賀原発の臨界事故が長く隠蔽されていたことについて、北陸電力の社長が述べたという。
「作業が夜中の2時とか3時とかで、だれも見ていないよという感覚もあったのではないか」。
現場の責任は重い。しかし、他の電力会社も含め、現場に隠蔽を選ばせてしまうような傾きはな
かったのだろうか。
核分裂を制御するのが制御棒だが、制御棒を制御するのは人間だ。その人間の方の仕組みがき
ちんと働かないのでは、制御棒という名は体を表さず、その名に背くことになる。
--------------------
見たことも無いものを、名前を聞いて見当をつけて適当に書いてみました、という感じ。
こんな駄文では、原子力発電とは何か、原子炉とは何か、制御棒とは何か、なんにも判らん。
それはそうと、事故のあったタイプの原子炉の「制御棒」だけど、下から押し上げるタイプなん
だね。フェイルセーフの観点から言ったら、上から落とす方が理に適っている気がするんだが。
そういう疑問にも答えてくれないまま、ただただ、恐怖心だけ煽る天人子でしたとさ。
>見たことは無くても、名前を聞けばどんなものかの見当はつく。
こんな書き出しをするんじゃ、天人子の分析力、評価力が思いやられますわ。
ジャーナリストを自負するのなら、こんなやる気のない書き出しは控えるべきではないの?
あと最後の
> 核分裂を制御するのが制御棒だが、制御棒を制御するのは人間だ。その人間の方の仕組みがき
>ちんと働かないのでは、制御棒という名は体を表さず、その名に背くことになる。
組織が腐りきった朝日が何を言うか。
2月2日の天声人語では「原子力安全保安院」という名前が良くないと書いてたな。
理系に弱い天人は名前をネタにコラムをひねり出すことしか出来ないのか?
> 保安院という名前にも、やや違和感がある。「保安」より、最も重要な仕事の「規制」をうたう方が、
>役目がはっきりするだろう。米国では、規制する機関は「原子力規制委員会」と名付けられている。
文系で言語学やってるやつが呆れそうだな
一九七九年に公開された米国映画に「チャイナ・シンドローム」がある。原発事故の恐怖を描いた作品だ
▼米国の原発事故で溶けた炉心が地中に沈めば、裏側の中国にまで達する大惨事となる…。
題はそのような意味で、公開後にスリーマイル島の原発事故が起きた。七年後にはチェルノブイリ原発の惨事だ。
映画の描いた原発事故の怖さは絵空事ではないことを示す出来事だった
▼チェルノブイリの事故のとき、日本の原子力関係者は公言したという。「そのような事故がわが国で起きることは考えにくい」。
でも考えにくいことでも考えないといけないだろう。東京電力、東北電力と原発の不祥事が次々と発覚し、極め付きは北陸電力である
▼制御棒が誤って抜けて、炉心の一部で核分裂反応が持続する「臨界」に達し、制御不能の臨界状態が十五分も。
そんな重大事故が九九年に起きていた。中電の浜岡原発でも制御棒の抜けた例があった。臨界には至らなかったそうだが、
チェルノブイリは小さな誤りが重なって大事故となった。どんなミスでもあなどれない
▼とりわけ北陸電力の事故はそれ自体が由々しいが、長い期間隠し続けた姿勢も由々しい。
原発を扱う会社は小さな不具合でも公表して情報を共有し、防止に努めることが大事なはず。
なのに自社の目先の「利益」にとらわれ、信頼という最大の利益を大きく損なった
▼どこも判断力という炉心が溶けつつあるかに映り、危険なシンドローム(症候群)といえようか。
「神の火」を扱う怖さを謙虚にかみしめてもらうほかない。
昨日の中日新聞の一面コラム
題材一緒じゃねーかw
【天声人語】2007年03月22日(木曜日)付
「人は変わるものだ」「いや人は変わらない」。どちらも人間についての正しい見立てのよう
であり、どちらとも言えないような気もする。
「人は自らの短所を知っている」「いや、自分では分かるまい」。これも、どちらも正しいよ
うであり、違うようでもある。きょう告示される東京都知事選に立候補するという4人が、テレ
ビ朝日系の番組で自らの短所を述べるのを見て、そんな連想をした。
それぞれこう言っていたようだ。現都知事は「短気」、元県知事は「多弁」、建築家は「夢を
見る。完璧(かんぺき)を求めること」、元区長は「柔軟すぎるところ」
短気の人は、時に、その短所を包み込むかのような笑みを浮かべていた。多弁の人は、どんな
テーマでもいくらでもしゃべれるという構えを見せた。夢の人は、他の人たちとは違う夢を独自
のユーモアを交えて述べた。柔軟の人は、かたくみられがちな党のイメージとの落差を、巧みに
訴えようとしているようだった。
短所を、売り込みの急所に変える。それぞれに、役者ではある。テレビの劇場で演じられる知
事選という芝居なのか。「人間世界は悉(ことごと)く舞台です、さうしてすべての男女が俳優
です」(シェークスピア「お気に召すまま」坪内逍遥訳)。
「人は見かけだ」「いや、見かけによらない」。この見立てにも、どちらとも決めかねるとこ
ろがある。映像には、本音を透かして見せる力と、見かけを強調する力とがある。東京の知事選
に限らず、候補者が文字にしたものや、文字になった情報も手に、明日への選択をしたい。
--------------------
第1段落「変わる/変わらない」がこの後に繋がらない。第3第4段落はただのテレビ視聴感想。
第6段落は、マニフェストと新聞を見ろ、と言いたいのだろうな。
グダグダに始まりグダグダに終わった、グダグダなコラムである。
【天声人語】2007年03月23日(金曜日)付
はるか遠い古代には、病気は悪魔の仕業と考えられていた。4000年以上前のアッ
シリアの粘土板に、こんな呪文が刻まれているという。「頭の、歯の、こころの、心臓
の痛みの病気よ……悪い精よ、悪魔よ……家から立ち去れ」(春山行夫『クスリ奇談』
平凡社)。
医師は魔術師のような色彩が濃かったが、医学を科学として確立したのがギリシャの
ヒポクラテスだった。この「医学の祖」の時代から現代までに、医学、医療は大きな進
歩をとげた。
その現代医療の現場が、一つの薬の使い方を巡って混乱しかねない状態に陥った。イ
ンフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した10代の患者を中心に、飛び降りや転落と
いった異常な行動が指摘されている。厚生労働省は、原則として10代の患者には使わ
ないこととしたが、10歳未満ならいいのかといった疑問や戸惑いが起きている。
日本では、昨年度に860万人がタミフルを服用したという。そのカプセルを飲んだ
ひとりだが、確かに高熱が急速に治まった記憶がある。しかし今回のように、年齢で制
限する事態になるとは思ってもみなかった。厚労省と製造・販売元は異常行動との関係
を更に詳しく調べ、速やかに公表してほしい。
ヒポクラテスは「病を治すものは自然である」という説を立てたという。治療法とし
て自然の回復力を重んじつつ、病人や症状についての注意深い観察の大切さを説いた。
ひとりひとりの患者の症状をよく診る。そしてその患者にふさわしい処方をすること
を、現代のヒポクラテスたちには期待したい。
素粒子 3/22(木)
●春、ひと安心ですね―
その1 企業の採用意欲は高水
準を持続。「就職温暖期」とか。
その2 渡辺竜王、将棋ソフト
「ボナンザ」との穴熊戦を制す。
× ×
●春、少し不安ですね―
その1 異常行動との関係不明
確ながら、タミフルの使用制限。
その2 あちこちの原発で制御
棒が脱落していた事例次々判明。
× ×
〈松ぼくりまろびぬくもる彼岸
かな〉 村越化石
素粒子 3/23(金)
ごてる、ふてる、かきまわすの
北朝鮮、6者協議の席をけって北
京から去る。譲歩の米国は呆然。
× ×
記録せず、報告せず、公表せず
の電力会社。原発臨界事故隠し続
々判明。教訓となることもなし。
× ×
死なぬ限りは重視せず、調査せ
ず、検証せずの厚労省、タミフル
副作用否定見解をにわかに撤回。
× ×
驕らず、阿らず、怠らず。城山
三郎さん、79歳の春秋を閉じる。
−−−
呆然に「ぼうぜん」、驕らずに「おご」らず、阿らずに「おもね」らず、とルビ。
>>195 >譲歩の米国は呆然。
・北を追い詰める米の分断作戦! 中国は赤っ恥!
22日に休会となった6カ国協議。北朝鮮がマカオの「BDA」に保有していたヤミ資金
2500万ドルが完全に返還されなかったのが表向きの理由だが、「交渉開始−決裂」の
構図は米国が描いたままのシナリオになった。米国のヒル国務次官補は交渉の席を
立った北の態度に嘆いて見せたが、日本も事前交渉で賛同していた米国の狙いはズバリ、
中朝の分断だった。
今回の協議は、米国の金融資産凍結解除という大幅な譲歩で、北朝鮮を交渉の
テーブルに引きずり出した。協議から離脱した北の“翻意”は、凍結されていたヤミ資産の
送金が完了しなかったことが引き金となった。
ただ、送金不能状態は米国が最初から画策していたトラブル。むしろ、中国銀行を経由
することで、「想定内」のトラブルを米国が仕掛けたとの見方が有力だ。
政府筋は「今回のシナリオは完全に米国が描いている。中国にしてみれば実に巧妙に
米国にやられている」と背景を説明する。「弱腰にも見える金融資産凍結解除も米国の計算
のうち、米国の狙いは中国と北の分断にある」という。
「北の核の最大の仮想被害国は日本。拉致問題も棚上げされ、協議でも『蚊帳の外』に
見える日本だが、今まで北にキャッシュディスペンサーのように扱われてきた日本が、今回
はエネルギー支援に参加しないことを他国に納得させた。日本は弱者を装う強者だった。
外交方針の転換は長期的視野で北を追い詰める」
今まで散々、北にタカられ続けてきた日本。そして、北に対して柔軟路線に転換したかに
見える米国。だが、両者は水面下でしたたかに中朝分断を狙っていたのだ。
ttp://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032317.html
【天声人語】2007年03月24日(土曜日)付
作家の城山三郎さんが亡くなった。経済小説という新しい分野を切り開いた。貴いこの仕事は、
経済という一分野を超えた大きなものに貫かれていたように思われる。
四半世紀前、城山さんはネパールに旅をした。ヒマラヤを仰ぐ山国の湖畔で悠々と草をはむ牛
がうらやましく、生まれ変われるならネパールの牛になりたいと思う。そして、戦争末期にも同
じ思いをしたことを想起した。
17歳だった城山さんは、忠君愛国の大義を信じ、海軍に志願入隊した。そこで一部の職業軍
人たちが愛国者の顔をしながらいかに醜いかを知る。理由もない体罰、ひっきりなしに振るわれ
るこん棒。兵士が芋の葉をかじる時、士官たちは天ぷら、トンカツを食う。演習の時、河原での
んびりしている牛を見て、牛の方がいいと思った。
「大義名分のこわさ、組織のおそろしさ。暗い青春を生きたあかしとして、とりあえずそれだ
けは書き残しておかねばならない。そこからわたしの新しい人生がはじまった」。「大義の末」
や「男子の本懐」などが生まれ、組織と人間を見つめる目に磨きがかかった。
「旗」という詩がある。「旗振るな/旗振らすな/旗伏せよ/旗たため……ひとみなひとり/
ひとりには/ひとつの命」(『城山三郎全集』新潮社)。
旗一つで人をあおり、絡めとるようにみえる組織的な動きには、死の直前まで反対の声をあげ
続けた。「戦争で得たものは憲法だけだ」とも述べたという。それが、城山さんを貫く思いであ
り、書き記そうとしてきたことの本質だったのかも知れない。
--------------------
城山三郎氏のことをなにも知らないで書く。
あなたの後ろで、でっかい旗を振り々々歩く天人子の如き人間を、泉下でどう見ていますかね。
第6段落に書かれる、城山氏の「反対の声」とやらが本当なら、彼が一番忌み嫌うのは朝日を筆頭
とする左巻き系マスメディアだと思うのだが、天人子、そこらへん、どう考えるよ。
>>197 城山氏の死去から、新鮮味のない旧日本軍氏ねな反戦護憲プロパガンダの文章しか
出てこないあたり、天人は城山氏なんかホントはどうでもいいんじゃないのかという
気がしてならない。
素粒子 3/24(土)
むかし「万里の長城、ピラミッ
ド、戦艦大和」は世界の三馬鹿。
いま、「番組捏造のテレビ、臨界
事故隠蔽の電力、裏金温床温存の
プロ野球」は日本の三馬鹿業界。
× ×
何かと枕に「おじいちゃん」を
振る噺家あれば、岸信介元首相の
影を追うといわれる三代目あり。
× ×
大関や、8勝してカド番脱出後
休場したのがいれば、あと1番負
ければまたカド番のもいる。<春
場所のはてし埃の町暮るる>港青
−−−
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) 馬鹿は自分のことだろ
| ` ⌒´ノ 常識的に考えて…
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
捏造盗用の新聞業界は、世界に通用する馬鹿ですから。
「日本の」なんて小さい小さい。
>>199 相撲ネタといえば、八百長疑惑があったな。
あそこで朝日が朝青龍をネタにしたから、法則発動しそうになってるな。
まだ明日が残っているが。
>貴いこの仕事
作家ってそんなに「貴い」職業なの?
他の仕事と比べて言ってるの?職業差別ですか?
まあ、天塵が職業軍人を賤業だと思ってるのはよく分かる。
>>199 >大関や、8勝してカド番脱出後
>休場したのがいれば、
栃東のことを言っているのだと思うが、重病の可能性もあるのに
「休場したのがいれば」なんて酷い言い方だな・・・
栃東は好きな力士で、前半戦の奮闘を見れば体が本調子なら
まだまだやれるのに、検査の結果によっては引退もあるという報道に衝撃を受け、
いつもは相手にしない下品コラムに対し、さすがに今回は怒りが湧いた。
【天声人語】2007年03月25日(日曜日)付
たしか作家の開高健さんだったと思う。アラスカの川でのサーモン釣りについて、次のような
感慨を述べていた。
体長1メートルにもなる大物が掛かると、釣り人は糸を切られないよう必死の格闘を強いられ
る。腰まで流れに漬かり、魚の動きに合わせて左へ右へ。こけつ、まろびつ、ときに引き倒され
て溺(おぼ)れそうになる。「どっちが釣られているんだか、分からない」と。
よく似た思いを、道具に対して抱くときがある。昨今ならさしずめ1億台に迫った携帯電話か。
仕事の連絡、遊びの誘い、その他もろもろ、どこにいても追いかけてくる。多くの人が24時間
の臨戦態勢だ。使っているのか、使われているのか、分からなくなってくる。
電車内でのマナー違反も臨戦態勢のゆえだろう。たとえば得意先からの電話をむげに黙殺は出
来まい。同僚、家族、知人……。すぐ連絡がつくことを前提に世の中が動くから、マナーは後回
しにされてしまう。日本民営鉄道協会によれば、携帯の使用はここ5年間、迷惑行為の1位か2位
を占めている。
「いっそ携帯OKの車両を設けたら」。そんな意見が先ごろ、他紙の投書欄に載った。携帯を
使いたい人はその車両に乗り、ほかでは全員が電源を切る。これならペースメーカー使用者も安
心だろうし、不愉快も減りそうだ。逆説めいた発想に説得力があった。
なにせ1億台の「巨魚」である。「使われている」ことを認めつつ、溺れぬように付き合って
いかねばならない。マナーについては、モラルを唱えるばかりではなく、実態に即した知恵も必
要だろう。
--------------------
オーパ! から始まって電車内のマナーについて。
第1第2段落とそれ以降とで、あんまり繋がっていない。新しい道具を指して「使っているのだか
使われているのだか」なんていう感慨は古典的。
>>205 >これならペースメーカー使用者も安心だろうし
ペースメーカーへの影響は、実際には殆ど無いらしいが。(携帯による誤作動の報告もなし)
巷では既に言われなくなりつつあるのに、いつまで言い続けてるんだよ。
マスコミがそうやって煽るから、ペースメーカー使用者が不安になるんだろうが。
>>199 >むかし「万里の長城、ピラミッド、戦艦大和」は世界の三馬鹿。
これ言ったのって山本五十六か井上成美じゃなかった? 誰だったかな
>>206 つーか、携帯ごときでペースメーカーに影響有ったら、電車乗れないって。
モータのある車両の電磁波はかなり酷いらしいから。
DQNどもにマナーを言っても理解してもらえないからってペースメーカー云々と称するやり方には問題があると思うがね。
>>204 実際に栃東関のことを言ったかどうかはわからんが、朝日は過去に
投稿欄のかたえくぼで脱線事故をネタにしたからな・・・
朝日の人間は品性以前に、人間として最低限の線引きが出来ていないようだ。
いわゆる「ネット右翼」。とりわけここ2ちゃんに多い
「ウヨオタ」たち。彼らは愛国を叫び世の中を清潔にしたいと
大声を出して訴えているが、実態はそうではない。
彼らは巨大掲示板「2ちゃんねる」で、戦前軍国主義の犯罪的歴史を
捏造美化し、、在日外国人や社会的弱者差別を支持し、
中国や韓国の誹謗中傷をくりかえし行う、そして、批判者に対しては
全て「反日」のレッテルを貼り、ただただ感情的に罵詈雑言を浴びせ続ける。
そんな彼らはただの「嫌韓国、嫌中国」思考を持った若者に過ぎない。
その知的レベルと単純さは、「街宣右翼」や「暴力団右翼」と五十歩百歩だ。
なぜこのような「ネット右翼」と呼ばれる、歪んだナショナリズムを持った
人間が生まれてきたのか?それはこの国の現状に問題があるからだ。
今この国は、少数の勝ち組と多くの負け組の存在する格差社会
になりつつある。負け組になった若者たちは、自分に自信を失い
何かにすがろうとする。それが日本という “国” 。彼らは自分自身に、
「日本が強くなれば自分も強くなる」という自己暗示をかけ、
得意のインターネットで自分の思想をバラ撒こうとする。
彼等の存在と行動は、現在政府が着々と進めている格差社会の拡大策や、
対米追随軍国化、などの政策遂行をスムーズにするための、
民主主義の破壊、言論思想統制など、危険な動きに積極的に手を貸してしまう、
という、いわば犯罪行為に手を染めていることに等しい。
ネット右翼はまず、社会全体と自分の置かれている現状を客観的に
しっかり把握すべき。そして、一日でも早く、自分が
為政者やホンモノの利権右翼に洗脳され利用されている
だけの存在以外の何物でもないということに早く気づくべき
【天声人語】2007年03月26日(月曜日)付
能登半島の北部の海岸沿いには、斜面に小さな田が連なった千枚田がある。かつてここを訪れ
た作家の佐藤春夫は、山にはい上がろうとする緑の波濤(はとう)のようだと述べ、こう詠んだ。
〈千枚の青田渚になだれ入る〉(『佐藤春夫全集』臨川書店)。
青田がなだれ入る渚(なぎさ)から南西の沿岸付近を震源とする大きな地震が、きのう起きた。
千枚田のある石川県輪島市や七尾市などでは震度が6強に達し、死者や多くの負傷者が出る惨事
となった。
津波はさほどではなかったようだ。しかし現地からの写真では、家が崩れたり、国道が地割れ
で裂かれたりしていて、揺れの激しさがうかがえる。
「能登はやさしや土までも」という表現がある。この地方のおだやかな人情と文化、豊かな自
然は、日本の原風景にもたとえられる。99年には春夫が詠んだ千枚田で、駐日外交官と家族ら
が田植えや稲刈りに挑戦した。
だが、地上の営みがどれほど豊かであろうと、どんなに心優しき人々が暮らしていようと、そ
ういうことにはお構いなしにある日突然、大地は揺れる。これが、地震という自然災害の怖さと
残酷さだろう。今回はたまたま、日曜日の午前中という経済活動がゆったりした時間帯だったが、
地震は時を選ばない。
04年の新潟中越地震で母子3人が乗った車が土砂に埋まり、男の子が救出された現場の県道
が開通した。地震で閉ざされていた道がようやく通じる一方、新たな被災地で道が断たれる。地
震国の厳しさを象徴しているが、空輸を含む救援の道だけは、断裂も閉鎖もさせないようにした
い。
地震の報に接して、夢の世界のような詩情たっぷりのコラムを書くだけで
「勝ち星獲得」になってしまう日本のメディアとその信奉者が作る図式。
いつも、「起きて困ること」は自社の論調とは逆方向からやってくるのだと
安心しきって、書いてることも一世一代のステージに立つ歌手みたいだ。
新聞社だって、自社大規模工場は他業種と同じく脆弱構造なのにねえ。
素粒子 3/26(月)
問 次の数字の意味を述べよ。
イ200万ロ1000ハ190
以上ニ25ホ0・7と0・3
解答例 イ隣国で避難生活を送
るイラク人ロ偽装請負批判を受け
たキヤノンが08年末までに正社員
採用する数ハ能登地震の余震回数
ニ体重を身長(b)の2乗で割っ
た体格指数がこれ以上は生活習慣
病高危険群ホ春場所千秋楽で朝青
龍がはたき、はたかれた秒数。
× ×
はや3月最後の週。<月日過ぎ
ただ何となく彼岸過ぎ>富安風生
−−−
読みにくくて恐縮ですが、「イ」「ロ」「ハ」「ニ」「ホ」が丸囲みでした。
「問」「解答例」が太字。
つまらん。ただ数字を羅列しただけじゃねえか。
で、朝日には派遣とか請負はいないわけ?
素粒子的「最近の言葉から」?
手抜きだなー。
ここまでやる気がないといっそ清々しい。
【天声人語】2007年03月27日(火曜日)付
卒業式の定番曲が入れ替わるなかで、この春「蛍の光」は何回歌われたのだろう。苦学を表す
蛍雪(けいせつ)は貧しくて灯油を欠き、蛍の光や雪あかりを頼りに書を読んだ中国の故事による。
いまどき照明不足で学べない子はいない。入学商戦の学習机は「目に優しい調光式」だという。
光は正義に通じる。不正を白日の下にさらすのが善で、闇から闇に葬るのが悪。実際、世の中には
一定の明るさを求められる状況が多い。8人が死傷した兵庫県宝塚市のカラオケ店火災を受けて、
全国の自治体が同業者を立ち入り調査した。7割の店で違反が見つかり、誘導灯などに不備が目立った。
サッカーのJ1に初昇格した横浜FCは、本拠地の球技場が暗いと指摘された。照度がリーグ規定の
1500ルクスに届かず、改修を要請されている。
しかし、都市の明るすぎる夜には異議もある。「暗くて、身体の動きも少ないが、しかし眠くないときが
ある。人間がものを考えるのはそういうときだ」「(輝く夜が)人に常に動き回ることばかりを強いて、
じっと考える能力を喪失させた」(乾正雄『夜は暗くてはいけないか』朝日選書)。
いくらでも光がほしいのは、避難通路やスポーツ施設のように「悩むより動け」の環境だろう。一般に、
過度の明るさは沈思黙考を妨げる。
はっきりと見えなければ、あとは考えるしかない。集中と直感、想像力を、暗さが脳に要求する。
思考が内に向かい、より本質に迫れることもある。夏に蛍が飛ばず、冬に雪が積もらない街では、
そんな闇の効用を学ぶ機会も少なくなった。
http://www.asahi.com/paper/column20070327.html
数年前、料金未払いで電気も止められて、
仕方なくロウソクで勉強してた受験生が火事で亡くなるという、
なんとも痛ましい事件があったよな。
それを思い出した。
> いまどき照明不足で学べない子はいない。
>>216 朝日新聞の文面が暗いのは夜原稿を作っている夜行性の
記者のためだろ。
原子力で作られた電気で、原子力批判の記事を書くのだから、
すばらしいことだな。
素粒子 3/27(火)
厚労省は人の上に人を造り、人
の下に人を造れり。新インフルエ
ンザ流行時のワクチン優先投与。
× ×
民主党は人のふり見て、まず我
がふり直すべし。自民党の不祥事
ごとに似た問題現れ、追及不発。
× ×
人の口には戸が立てられず。ま
たも松岡還元水氏巡る金銭疑惑。
資金協力100万円が行方不明。
× ×
〈人の名のこみあげて咲く野火
ひとつ〉 森田廣
>>219 まさかフミーが民主党ブーメランに言及する日が来るとは思わなかった。
自社へのブーメランを読者が忘れるまで放置するアサピ社員が
どの口で言ってるのか、という気もするけど。
粗粒子 3/27(火)
新聞記者は人の上に人を造り、
人の下に人を造れり。自然災害
発生時の炊き出し優先奪取。
× ×
朝日新聞は人のふり見ても、我
がふりは直さず。他者の不祥事ご
とに似た問題現れても、報道せず。
× ×
人の口には戸が立てられず。ま
たも松岡還元水氏巡る金銭疑惑。
資金協力100万円が行方不明。
× ×
〈人の名のこみあげて咲く野火
ひとつ〉 森田廣
【天声人語】2007年03月28日(水曜日)付
最近の言葉から。スポーツライターの乙武洋匡さんが4月から、東京の小学校の教壇に立つ。
「みんな違っていてもいいんだという『五体不満足』のメッセージを伝えたい」
定期的に痰(たん)の吸引が必要なことを理由に保育園への入園を一時拒否された東京都東大
和市の青木鈴花ちゃんが保育園を卒園、1年生になる。「いっぱいお友達を作ってがんばります。
休み時間におままごとをして遊ぶのが楽しみ」
「彼が解放されない限り、ぼくは救われない。解放されたとしても、彼の一生をつぶしたこと
になると思っている」。彼とは、66年に静岡県で一家4人を殺したとして刑が確定し、再審を
求めている袴田巌死刑囚。一審担当の元裁判官、熊本典道さんが述べた。無罪を主張したが、合
議で死刑に決まったという。
「財政に強い議会」作りを進めてきたという北海道栗山町の議長が語る。「議員が財政に強く
なると、議会の監視力が高まる。カネがないと分かっていれば『あれやれ、これ作れ』なんて言
う議員はいなくなる」
フィギュアスケートの安藤美姫さんが世界選手権を制した。「トリノ五輪の後つらい時期があっ
たが、みんなに励ましの言葉をもらって乗り越えることができた」
本紙で来月始まる男性の投稿欄「男のひといき」に、作家・北村薫さんからエールが届いた。
「大切なものって、日常に転がってたりしますよね。猫の爪(つめ)が刺さった瞬間の痛みや、
子どもと道を歩いている時の幸せ、夕焼けのきれいさ。人間の心に食い入ってくるものが、日常
の中にはあります」
素粒子 3/28(水)
捏造あるあるの関西テレビ、責
任あったと報告書。あとは社長の
責任、キー局フジテレビの責任。
× ×
事故あるあるのシンドラー、実
務経験ない社員に検査資格を取ら
せていた。会社ぐるみで無責任。
× ×
沖縄密約あると指摘した西山元
毎日新聞記者訴訟で判断を回避し
た地裁。説明責任果たさぬ政府。
× ×
無責任男とは仮の姿、実はまじ
め一方の植木等さん逝く。80歳。
--------------
「捏造」に「ねつぞう」とルビ。
粗粒子 3/28(水)
捏造あるあるの関西テレビ、責
任あったと報告書。あとは社長の
責任。同業他社の責任は?
× ×
事故あるあるのシンドラー、実
務経験ない社員に検査資格を取ら
せていた。会社ぐるみで無責任。
× ×
政府関与あると指摘した従軍慰
安婦問題で強制の有無を回避し
た朝日。説明責任果たさぬ議長。
× ×
不偏不党とは仮の姿、実はま中
華一辺倒の朝日新聞逝け。120歳。
【天声人語】2007年03月29日(木曜日)付
一休さんのような少年僧が、暗い道に張られた縄に足をとられた。地面にしたたかに顔を打ち付け、
血が噴き出す。しかし、少年は泣くこともなく寺に帰ってゆく。
「衣を着たときは、たとえ子どもでも、お坊さんなのだから、喧嘩(けんか)をしてはいけません」。
少年は、縄を仕掛けた連中が近くに潜んでいるのを感じたが、この母の教えを守った。
母は、血だらけで帰ってきた彼の手当てをし、抱きしめて言った。「よく辛抱したね」
80歳で亡くなった植木等さんが『夢を食いつづけた男』(朝日文庫)に書いた、幼い頃に受けた
「いじめ」と母の記憶だ。住職だった父は、部落解放運動の闘士でもあった。治安維持法違反で入獄したり、
各地の社会運動に出かけたりして寺に居ないため、植木さんが檀家(だんか)回りをせざるをえなかった。
父・徹誠さんは後年、「スーダラ節」の「わかっちゃいるけどやめられない」のくだりについて、
「親鸞の教えに通じるものがある」と言ったという。「人間の弱さを言い当てている」
おだてられてその気になったり、お呼びでないところに出てしまったり、あげくには、ハイそれまでよに
なってしまったり。人の弱さと浮世の切なさとを、底抜けの明るさで歌い、演じた。
「無責任男」として有名になったが、根は誠実で、思慮深い人だったという。いわば、世の中の
「無責任感」を一身に背負うという責任感が、あの笑顔を支えていたのではないか。耳に残る数々の
「植木節」は、戦後の昭和という時を共にする多くの人の道連れであり、応援歌でもあった。
http://www.asahi.com/paper/column20070329.html
>暗い道に張られた縄に足をとられた。地面にしたたかに顔を打ち付け、
>血が噴き出す。
つっこむべきところじゃないとは思うが、縄に足を取られただけで顔面強打するなんて
最近の「ゲームばかりしてて外で遊ばない軟弱な子供」みたいだな…
植木等って運動神経良いイメージだったから、なんか違和感。
素粒子 3/29(木)
各省でやっている公務員天下り
斡旋を人材バンクで一括したいそ
うな。それで何か変わるのかね。
× ×
4月から大学の助教授が「准教
授」、助手が「助教」と名称を変
えるそうな。何か変わるのかね。
× ×
こちらは変わったプロ球界。不
正の温床を廃止とか。いつもごり
押しの金満球団が折れたらしい。
× ×
ご近所から到来。<土筆煮て母
子の不和のある筈なし> てい女
−−−
斡旋に「あっせん」、筈に「はず」、とルビ。
何処の新聞とは言わないが、ジャーナリスト宣言しても捏造体質は全く変わらなかったね。
粗粒子 3/29(木)
各社でやっている捏造記事対策を
BPOで一括したいそうな。それで何
か変わるのかね。
× ×
4月から朝日の紙面が「リニュー
アル」、夕刊も「日替わりメニュー」に
なるそうな。何か変わるのかね。
× ×
こちらは変わったプロ球界。不
正の温床を廃止とか。いつもごり
押しの金満球団が折れたらしい。
× ×
ご近所から到来。<土筆煮て母
子の不和のある筈なし> てい女
【天声人語】2007年03月30日(金曜日)付
安倍首相が掲げている政治目標に「戦後レジームからの船出」がある。レジームという言葉は、
フランス革命で倒されたアンシャン・レジーム(旧体制)を連想させる。この旧体制は絶対君主
制で、国民は極めて抑圧されていた。
安倍首相が「船出」に挙げるのは、改憲して新しい憲法を制定することだ。その憲法を改める
手続きを定める国民投票法案が成立する公算が大きくなっているという。
手続きを決めるものとはいえ、ことは国の最高法規にかかわる。発足から半年の安倍政権の軌
跡をみると、これだけ重みのある法案をきちんと取り扱えるのかと不安になる。
この政権に向けられた疑念に「政治とカネ」の問題がある。それを象徴するのが松岡農水相の
光熱水費疑惑だ。無料のはずの議員会館の光熱水費を5年で3000万円近くも計上していた。
説明を拒む農水相が閣僚や議員としての適性に欠けるのは明らかだが、それをかばい続ける首相
の適性もまた問われている。国会での多数の力に寄りかかっているのだろうか。
フランス革命の少し後に生まれ、「アンシャン・レジームと革命」を著した歴史家で政治家の
トクヴィルは「多数者の専制」が少数者を脅かす危険を警告した。「どんな政府であれ、力のあ
るところには卑しい根性が近づき、権力には追従が付きものであると思う」(『アメリカのデモ
クラシー』岩波文庫・松本礼二訳)。
民主政治の国では、多数派が優位に立つ。しかし、数に物を言わせて「船出」を強行するとし
たら、国が沈むことにもなりかねない。
--------------------
天人子、世論のアンカーマン気取りのご様子。
しかしこの錨、支那の原潜に引っかかっているような気がするんですが。
言ってることは「サイレント魔女☆リティ」と変わらんな。
素粒子 3/30(金)
球界の水は苦いぞ。楽天の田中
君、2回持たずにKO。なに、長
嶋は金田に4連続三振だったよ。
× ×
TV界の水は甘いぞ。捏造問題
でキー局フジは「責任を果たして
いない」と他局社長も言うほど。
× ×
政界の水は高いぞ。ナントカ水
をナン百万円だか飲んだという松
岡農水相、納得の説明未だなし。
× ×
東京はきのう満開。<一花だに
散らざる今の時止まれ> 林翔
−−−
捏造に「ねつぞう」、未だに「いま」だ、一花に「いっか」、とルビ。
>>232 > TV界の水は甘いぞ。捏造問題
>でキー局フジは「責任を果たして
>いない」と他局社長も言うほど。
まーあの人殺しTBSが今も堂々と業務を続けているくらいだからねえ。
ところで新聞界の水はどうなんだい?朝日君。
やっと天人から郁夫消えるってよ → 今後は福島申二&富永格
史夫の天人落選は結構だがまだ素粒子続けんの?
>各地の社会運動に出かけたりして寺に居ないため、
>植木さんが檀家(だんか)回りをせざるをえなかった。
こういう住職は宗派の本部に連絡して、換えて貰った方がいいと思う。
【天声人語】2007年03月31日(土曜日)付
毎年ながら、こんなに白に近いものだったかと思いながら見上げる。しかし白そのものではも
ちろんなく、花は、ほんのりと薄紅に染まって風にゆれている。
東京あたりではソメイヨシノが満開になった。新1年生を待つ無人の小学校の校庭で、あるい
は思いがけない通りの角で、春本番を告げている。〈さまざまのこと思ひ出す桜かな〉。いつも
ながら、分かりやすすぎて憎いような、芭蕉の一句が浮かぶ。せかされるように、花びらを散ら
し始めた桜もある。
3月の末日、明日からは新しい職場や学校に移る人も多いだろう。列島の至るところに、これ
までの住まいを離れる多くの人と、それを見守る更に多くの人たちがいる。
今年、「団塊」の世代の先頭の一団が還暦を迎えた。2007年問題などといわれて久しい。
確かに、人口ピラミッドに特別大きな出っ張りを描きながら年を重ねてきた面々がまとまって去
るのは、ことによれば大事(おおごと)かもしれない。
しかし考えてみれば、団塊などと一塊にしてみたところで、中身は一人一人別々だ。継承に悩
む職場がある一方、重しが消えて風通しがよくなるところもあるのではないか。この団塊に限ら
ず、人は人を、その属する集団や出身などの塊で見がちだが、個別のばらつきの方がはるかに大
きい。それを、改めて知る春なのかもしれない。
唐の詩人が詠んでいる。〈年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず〉。私事で恐縮ながら
筆者も今年が還暦。ご叱正(しっせい)、ご愛読に深謝しつつ、切りのいいこの年度末で、次と
代わります。
(続き)
明日から「天声人語」の筆者が交代します。04年4月から担当してきた高橋郁男論説委員に
代わり、福島申二、冨永格(ただし)両論説委員が執筆します。
福島記者は主に社会部で多様なテーマの取材にあたり、編集委員も務めました。02年から3
年間はニューヨーク特派員としてイラク戦争前後の国連や米大統領選を報道しました。50歳。
冨永記者は経済部と外報部の取材経験が長く、2度のブリュッセル勤務で欧州統合の最前線を
伝えました。欧州には通算10年滞在し、04年から今年1月まではパリ支局長でした。50歳。
--------------------
イクー風のペダンチズムが詰まった抒情詩コラム。
団塊云々のあたり、他者をひとまとめにしてカテゴライズするのは平気でも、いざ自分がそうい
う風に括られるとなると、それには抵抗がある様子。
「歳歳年年人同じからず」等と「オンリー・ワン」を引用で強調するあたりも、天人子らしい。
ま、なんにせよ。3年間お疲れ様でした。
スレ違いだが、28年続いた一面「折々のうた」も今日で終わるんだな。
残念だな。
基地外川柳・歌壇スレに、今日の「折々のうた」をうpしといたよ。
>>230 >民主政治の国では、多数派が優位に立つ。しかし、数に物を言わせて「船出」を
>強行するとしたら、国が沈むことにもなりかねない。
朝日ってよっぽど民主主義が嫌いなんだな
>>241 (-@∀@)<ウリナラはエリート主義ニダ。宗主国は民主主義じゃないアル。
しかし、フミー落選かあ。ま、歳が近すぎるからね。木村ショウノスケじゃあるまいし
団塊を次々天人にするわけにもいかないか。
そりゅの後任は新天人2人の兼任?どっちか下品な方に決めるとか?
それとも物凄い隠し玉がいるのかなあ。
素粒子 3/31(土)
不誠実という影が日本を覆って
いる。データ改竄にトラブル隠蔽
の電力会社、捏造番組を流してい
たTV局、まともな弁明をしない
水飲み大臣、それをかばう首相。
傾城に誠なしという。「美しい
国」とは傾城並み、誠なしか。
× ×
「日本は謝罪するに当たって選
択的だ。誠実とは言えない」と慰
安婦問題でホンダ米下院議員。
× ×
あすは万愚説。<みごもりしこ
とはまことか四月馬鹿> 安住敦
−−−
改竄に「かいざん」、隠蔽に「いんぺい」、捏造に「ねつぞう」、傾城に「けいせい」、とルビ。
安倍首相をどういう経緯で傾城(遊女)になぞらえているのか、
ちっとも分からないんだが・・・
傾城=美人、だからかなぁ?
総理の目指す「美しい国」には誠がない、はず、とフミーが思い込んでるのか。
フミーの脳内ではきれいに繋がってるんだろうけど、一般人はポカーンだわ。
水飲み大臣ってのもなんだかなあ。水呑百姓、どん百姓なんて言葉もあるわけですが。
水飲みに傾城って比喩もなんだかなぁ…これって差別?って感じ。
天声人語
2007年04月01日(日曜日)付
100年前のきょう、少々思わせぶりな社告が朝日新聞に載った。当日からの紙面刷新の知らせに続けて、
ある小説家の消息を、おおむね次のように伝えた。
「わが国の文学界の明星が、近く本社に入社することになった。新聞小説に評論に、その才能を発揮する
ことだろう。さて、誰であろうか?」。思わせぶりは功を奏し、問い合わせが相次いだ。
翌日、二の矢を放つ。「強いてのお尋ねだから教えよう」と勿体(もったい)ぶって、「新入社は夏目漱石君」
と明かした。東大講師でもあった漱石の転身は世を驚かせた。その年の「虞美人草」を皮切りに、「三四郎」
「それから」「門」「こころ」などと、名作を次々に連載していく。
100年後のきょう、朝日の紙面は新しくなった。この欄の筆者も代わった。とても漱石先生のような「明星」
とはいかない。〈菫(すみれ)ほどな小さき人に生れたし〉は漱石の句だが、そう願う必要もない、もとより小さき
人である。
無名も、有名も、多くが新しい舞台に立つ4月だ。進学、就職……海の向こうでは、新たな日本人選手が
加わって大リーグが開幕する。そういえば漱石の盟友の正岡子規は大の野球好きだった。〈久方のアメリカ人
(びと)のはじめにしベースボールは見れど飽かぬかも〉と歌に詠んだ。
「久方の」は古来、「天(あめ)」などにかかる枕詞(まくらことば)だった。万葉の雅語を、子規は、新しい国
アメリカの「アメ」にかけた。おおらかな茶目(ちゃめ)っけと自在の気構えに、心を開かれる思いがする。
伝統の上に、新しい言葉を刻んでいければと思う。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070401.html
> 伝統の上に、新しい言葉を刻んでいければと思う。
アサピーの伝統っていうと捏造とか煽動とか?
新しい言葉というと戦時中はなかった従軍慰安婦とか?
ま、タミーのような迷・珍コラムを期待してまつ。
ここ数年、やけに交代が早いが、
二人体制にして負荷分散せにゃならんほどの
激務なんだろうなぁ。
【天声人語】2007年04月02日(月曜日)付
朝日歌壇のファンには、輪島市の山下すてさんを覚えている方も多いだろう。80年代から90年代にかけて、
自らの住む能登の四季を情感豊かにうたい、毎週のように入選を重ねた。
〈遠山に雪まだあれど晴れし日は頬を包みて野火を放ちぬ〉〈沖の蒼(あお)いよよ極まる朝市に紫蘇(しそ)も
売られて梅の漬けどき〉。もう亡くなられたが、歌には、風土に根ざした確かな暮らしが詠み込まれていた。
能登半島地震で被害の大きかったその輪島市へ、この週末、大勢のボランティアが入った。暮らしを覆された
人たちには、心強かったことだろう。高齢の女性は、「もったいなくて」と声をつまらせていた。駆けつけた側にも
気負いはなく、阪神・淡路大震災で芽吹いたボランティアが、普通の善意として定着している印象を受けた。
2年半前の新潟県中越地震で被災した旧山古志村(長岡市)では昨日、ようやく、すべての地域で避難指示が
解かれた。住民が立てて歩くのぼり旗には、「元気をありがとう」と、長い励ましへの感謝が染め抜かれていた。
能登の人たちにとっても、長いのはこれからだ。一時の関心で終わらず、能登が「忘れられた被災地」に
ならないよう、私たちは心したい。ニュースの中心の輪島市だけでなく、被害の大きい志賀町や穴水町のことも
忘れまい。
冒頭の山下さんに、こんな歌もある。〈花冷えに藍(あい)大島を畳むかな帰り来る家あるは倖(しあわ)せ〉。
新潟の避難指示は解かれたけれど、なお千人以上が戻る家なく仮設住宅にいる。そのこともまた、忘れまい。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070402.html
素粒子 4/2(月)
新人諸君。君の人生にささやか
な贅沢があることはよいことだ。
ただし手銭でやれ。自分が飲む
水の代金を政治資金につけ回すよ
うなまねはくれぐれもするな。
× ×
わが贅沢三つ。@朝早くまだ誰
もいない公園で満開の花を独り占
めにする時A花巻で求めた「雨ニ
モマケズ」の額を見る時B志村ふ
くみ『小裂帖』をそっと開く時。
× ×
南方にまた大地震。〈残酷に四
月の時計回り出す〉 土見敬志郎
−−−
贅沢に「ぜいたく」、小裂帖に「こぎれちょう」、とルビ。
C夕刊一面の一部を私物化して管を巻く時。
あれだけ問題起こしても一向に潰れる気配がないのも贅沢だよな。
朝日新聞社・TBS、聞いてるか?
きょうの夕刊に生姜のなんか気取った写真が載っててワラタ
>>252 例の五輪招致国内選考以来干されてるな。
アサヒの記者さん方は築地本社にツケをまわさないで飲んでるの?
しかし、ほんの少しレイアウトをいじっただけでおお威張りで
「新紙面!!」なんて言えるうらやましい業界ですね。
日本文化チャンネル桜は、平成十九年三月三十一日をもってスカイパーフェクTV!Ch.767における
24時間放送を休止し、同Ch.241「ハッピー241」の夜の時間帯で放送を続けることになりました。
※「ハッピー241」での放送時間(4月1日?)は、以下のとおりです。スカイパーフェクTV!
の受信環境があれば、どなたでも無料でご覧になれます。
【月?金】18:30?21:30/23:00?24:00
【土・日】21:00?24:00
http://www.ch-sakura.jp/index.html
天声人語
2007年04月03日(火曜日)付
英国の文豪サマセット・モームが晩年、一番うれしかったことは何かと聞かれ、こう答えたそうだ。
「戦場の兵士から、あなたの小説は一度も辞書を引かずに読めたと手紙をもらったとき」だと。
平明な筆致の作家ならではの感慨だろう。
昔から辞書は、枕にはいいが持ち運ぶのは大変、と相場が決まっていた。だが今なら、その兵士の
モームへの感謝は薄かったかもしれない。手のひらサイズの電子辞書が、紙の辞書に取って代わり
つつある。
進学、進級の季節、売り場の新機種は実に多彩だ。辞書機能だけではない。100冊分の実用書を
取り込んだもの、外国語の音声を出すもの、と進化を重ねてきた。業界団体によれば年間の販売は
230万台を超す。人気ぶりを詠んだ川柳が地方版にあった。〈広辞苑にあくびをさせる電子辞書〉。
退屈しなくてもいいのは、古今の知識人が皮肉とユーモアを込めて編んだ読み物としての辞書だ。
米国の作家ビアスの「悪魔の辞典」は名高い。たとえば「平和」を「二つの戦争の間のだまし合いの時期」と
辛辣(しんらつ)だ。
フランスには「楽天家用小辞典」なるものがあると、河盛好蔵さんの随筆に教わった。この辞典では、
たとえば「約束」は「選挙のときに使われる小銭」となる。さらに「約束を守らない人間に対してもあまり
きびしくしてはならない。彼らは希望の種をまく人だから」と皮肉る。
統一地方選がたけなわだ。小銭をばらまいているだけの候補者はいないのか。厳しく吟味して、地域の
将来を誤らぬようにしたい。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070403.html
>>256 なんだこの最後のアクロバットは!?
辞書ネタできたなら、最後までそれで貫けよ…… > 天人子
しかもよく読むと、辞書の話は、電子辞書部分以外全部引用。
なんだこりゃ?
今日のはまた酷いなこりゃ。
引用でお茶を濁した上で、最後のウルトラC。
なんでこんな奴に書かせてるんだ?
筆者かわったのに・・・・
タミー再来か?
>「約束を守らない人間に対してもあまりきびしくしてはならない。彼らは希望の種をまく人だから」
ハン板あたりで言われる「永遠の10年後」ってやつですか。
テレ朝のワイドスクランブル「夕刊キャッチアップ」で今日の素粒子読み上げてたけど、
公明党をネタにした部分は読み飛ばしてたw
>>261 川村晃司が素粒子の風刺をベタ褒めしていたね
「悪魔の辞典」の風刺の効いた単語をひとつ選ぶとなったときに
わざわざ「戦争」を選ぶのがアサピーらしいな。もっとおもしろいのがあるだろうに。
素粒子って風刺なのかね?
漏れには直接的な罵倒にしか見えないんだけどw
素粒子 4/3(火)
『現代鳥類事典』春の巻−−
●天下鳥 特権が餌。霞が関の
特別保護鳥。規制が強化されても
必ずや抜け道を見つける渡り鳥。
●公明烏 アケガラスの一種。
ヨトウというサトウに似た餌が大
好物。自民烏と営巣8年になる。
●釈明鳥 不祥事企業の頂に止
まり、「モウシワケアリマセン」
と鳴きながら頭を下げる出世鳥。
●水恋鳥 肥後産。首相の庇護
鳥。高価な還元水しか飲まないら
しいが、逃げ足速くて生態不詳。
<美しく生れ拙く囀るよ>風生
−−−
「天下鳥」「公明烏」「釈明鳥」「水恋鳥」が太字。
天下鳥に「アマクダリチョウ」、公明烏に「コウメイガラス」、自民烏に「ジミンガラス」、
釈明鳥に「シャクメイチョウ」、水恋鳥に「ミズゴイドリ」、庇護に「ひご」、生れに「うま」れ、
拙くに「つたな」く、囀るに「さえず」る、とルビ。
記者クラブや宅配制度・再販制度は特権だろーが。
あと報道問題を起こしてばかりいるお前が他の企業の不祥事を批判する資格はない。
今日の天人はまさに「お前が言うな」だな。
天声人語 2007年04月04日(水曜日)付
劇作家の井上ひさしさんは昨夏、先の戦争責任をテーマにした「夢の痂(かさぶた)」を舞台
に載せた。書き進めていくうちに、日本語を“被告人”にすることになったという。
「日本語は主語を隠し、責任をうやむやにするにはとても便利な言葉だから」。戦争を遂行し、
支えた多くの人が、戦後、責任をすり抜けて遁走(とんそう)した。それを助けたのは、主語な
しで成り立つ日本語だったと、井上さんは思う。
広島に原爆死没者慰霊碑がある。その碑文「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」
をめぐって「主語論争」があった。過ちを犯したのは日本なのか、アメリカではないのか、など
と批判がわいた。いまは「人類」を主語とすることで多くに受け入れられている。
06年度の教科書検定の結果が先ごろ公表された。太平洋戦争末期の沖縄戦で起きた住民の集
団死(自決)について、日本軍が強いたものもあった、とする表現に文部科学省が意見をつけた。
来春の高校教科書から「日本軍」という“主語”が消えることになった。
修正後の表現は状況があいまいで、住民が自ら死を選んだ印象が強い。これまでの検定では合
格していた表現なのに、今回初めて意見がついた。「美しい国」を掲げる政権の意をくんだかと、
かんぐりたくもなる。
様々な出来事の責任をうやむやにすれば、行き着く先はお決まりの「戦争のせい」「時代が悪
かった」という、あきらめの強要だろう。だが戦争を起こすのも時代をつくるのも、それぞれの
立場でかかわる人間にほかならない。
--------------------
「主語なしで成り立つ日本語が、責任をすり抜ける助けになった」ってのは、典型的な『それぞ
れの立場で関わる人間の責任を有耶無耶にした、お決まりの「日本のせい」「日本が悪かった」
という諦めの強要』だと思う。
『従軍慰安婦』云々について「広義の強制性があった」等と『主語のない』イメージを喧伝した
のは、はて、朝日新聞と左巻きであったと、記憶しているのだが。
>>270 >これまでの検定では合
>格していた表現なのに、今回初めて意見がついた。「美しい国」を掲げる政権の意をくんだかと、
>かんぐりたくもなる。
これまでの証言を覆す証言や事実が明らかになったからだろ。
そういう情報は一切読者に伝えずに、下衆の勘繰りをするなんてまさに基地外コラム。
素粒子の下品さが伝染しているな。
>>270 主語を曖昧にしているのはどこの新聞社かと。
【社説】 「朝日が言う"私たち"って誰?」「"全国の新聞が靖国参拝反対"、誤植かと思った」…産経新聞★3
http://www.geocities.jp/naani_meneki/log/newsplus/1136534947.html ▼寒いといえば、五日付の「私たちこそ理解できぬ」と題した小泉首相の靖国神社参拝を
批判した朝日新聞の社説は、読み返すほどに身震いがくるような内容だった。靖国参拝を
批判するのは勝手だし、中国や韓国の立場を戦没者のご遺族よりも重視するかのような
言論も自由だが、「全国の新聞のほとんどが参拝をやめるよう求めている」というのは誤植
ではないかと何度も見直した。
▼確かに戦前戦後の一時期、かの新聞が業界のリーダー的な存在であり、部数でも日本一
だったころがあった。だが今や朝日の言説に「ほとんどの新聞」や「言論人」が肯く時代では
ない。言論人イコール朝日人という論法は理解できない。第一、「私たち」とは誰なのか。
アサピーや井上ひさしの大好きな日本国憲法も、
主語のはっきりしない「あいまいな日本語」の典型では?
様々な出来事の責任をうやむやにすれば、行き着く先はお決まりの
「軍部のせい」「軍国主義が悪かった」という、あきらめの強要だろう。
だが戦争を起こしたのは、それぞれの立場でかかわる
人間を扇動した朝日新聞にほかならない。
>>274 それと全く同じこと思ったw
やつらの行き着く先はいつも軍部のせいと軍国主義が悪かっただもんな。
素粒子 4/4(水)
「真意が伝わっていない」と報
道側のせいにしたがるのは為政者
の習い。慰安婦問題で首相が米大
統領に電話。もとはと言えば、自
ら「狭義の強制性」を持ち出し河
野談話を否定したんじゃないか。
× ×
捏造認めて74日目、やっと社長
辞任の関テレ。もとはと言えば、
ただの娯楽装置が報道機関と称し
たのが誤りだったんじゃないか。
× ×
よくよく見よ。〈いかさまに霞
むやと岡に渉りけり〉 尾崎紅葉
−−−
捏造に「ねつぞう」、霞むに「かす」む、渉りに「のぼ」り、とルビ。
http://vista.jeez.jp/img/vi7567652549.jpg
報道の責任は重い。
教科書検定でも大誤報をしその結果「近隣諸国条項」なる政治介入がなされた。
吉田証言をもとに従軍慰安婦神話をでっちあげ「河野談話」という失敗の原因を
つくった朝日が「報道のせいにしたがる」と嘯くとは恥知らずにもほどがあるな。
安倍は当初から河野談話そのものを否定していない。
河野談話が誤解されている、それが吉田証言にもとづく強制連行の部分だと
指摘しているだけ。
>>276 死ね。氏ねじゃなくて死ね。
吉田の証言がもとになって慰安婦問題が起こった。
吉田の証言の裏づけが成されなければ、否定されるのは当然のこと。
それと、他者の発言を己の都合でトリミングしてばかりいる集団が何を言ってんだか。
二つ目だってひどいな。お前らは最早報道機関としての体を成していない。
なのに偉そうな事を書いている。能無しのくせに気位だけは馬鹿高いのだから
どうしようもないな。
>もとはと言えば、自ら「狭義の強制性」を持ち出し河野談話を否定したんじゃないか。
「狭義の強制性」を持ち出したなどと、またしても嘘八百、
息をするように嘘をつく朝日新聞。
「狭義の強制性」なる言葉は存在しない。朝日新聞が初めて言い出した。
・いわゆる「従軍慰安婦問題」で朝日新聞が実行した論点の変遷。
強制連行→広義の強制連行→広義の強制性→強制があったかどうかなど関係がない
↑
今はココ
一方で「狭義の強制連行」という言葉なら存在した。これは上に書いてあるとおり
かつて朝日新聞が「従軍慰安婦強制連行説」を採っていた時に、反論者が使った語彙。
その後、朝日新聞は議論が明らかに己に不利になると、
苦し紛れに、広義の強制連行→広義の強制性と次々に論点を造り出してはすり替えて
実に卑怯な言論を繰り返している。
卑近の論点すり替えの、直前の論点が「広義の強制性」。
これをひっくり返しただけのものが、今日の素粒子で朝日新聞が言う「狭義の強制性」。
安倍首相が言ったのは「狭義の強制連行は無かった」という事。
安倍首相が「狭義の強制性」なる朝日新聞が造り上げた奇怪な造語を持ち出したというのは
真っ赤な嘘。
「狭義の強制連行は無かった」というのは、もはや常識。
だからマイケル・グリーンのこんな発言に朝日新聞が飛びついた。
>「強制されたかどうかは関係ない。日本以外では誰もその点に関心はない。
>問題は慰安婦たちが悲惨な目に遭ったということであり、
>永田町の政治家たちは、この基本的な事実を忘れている」と指摘した。
朝日新聞は、まるで伝言ゲーム。事実すら満足に伝えられない。
「広義の強制性」とか 最初に言い出したのは 誰なのかしら
駆け抜けてゆく 捏造メモリアル
>>276 もうむちゃくちゃだな・・・
安倍の発言の内容も全く把握できていないし、
朝日自身が過去に主張していたこともあっさりすり替えているし。
報道機関として終わっているのは関西テレビではなく朝日新聞だ。
粗粒子 4/4(水)
「真意が伝わっていない」と読
者側のせいにしたがるのはTBS
の習い。捏造問題で不二家が
TBSに抗議。もとはと言えば、
ら「水に落ちた犬」だと思い込み
裏づけを否定したんじゃないか?
× ×
道義責任認めず一年余、未だ
社長留任の朝日。もとはと言えば、
ただの野次馬が報道機関と称し
たのが誤りだったんじゃないか。
× ×
よくよく見よ。〈いかさまに霞
むやと岡に渉りけり〉 尾崎紅葉
ほんと、二段目はよく口にできるよなぁ。
テレ朝から(自称も含めて)報道番組ぜんぶとっぱらうか、
朝日新聞とテレ朝の資本関係を解消してから言ってほしいもんだ。
天声人語 2007年04月05日(木曜日)付
こんなニュースを読むと、生命を「いのち」と平仮名で書いてみたくなる。体重わずか265
グラムで生まれた女の赤ちゃんが、無事に育って東京の慶応大病院を退院した。日本ではこれま
でで最も小さく、世界でも2番目という。
予定より15週早く生まれた。体の機能が未熟だったため人工呼吸器をつけ、へその緒の血管
から栄養の点滴を受けた。いまは自分でミルクを飲めるようになり、体重も3000グラムに増
えた。
生まれたとき、どれほど小さかったのか。試しに手元のバナナをはかりに載せると、ほぼ同じ
260グラムである。たったこれだけの重さに人間の生命が宿り、消えることなく育っていった。
小さな「いのち」のたくましさに、粛然となる。
赤ちゃんには不思議な力があるらしい。作家の大庭みな子さんは育児体験をもとに、「放って
おけば死んでしまうはかなさと哀れさで、親の中から信じられない力を引き出す」と随筆に書い
た。わけても265グラムのはかなさは、医師や看護師から、並々ならぬ力を引き出したことだ
ろう。
退院していった赤ちゃんに、高階杞一さんの詩の一節が重なる。〈……今から何十億年か前
そんな 遠い昔からの約束のように 今 ぼくが ぼくという形になって ここにいる ふしぎ
だ〉。高階さんは息子を3歳で亡くした悲しみを胸に、いのちの言葉を紡いできた。
新しい学年の始まる季節。自分も、まわりの友だちも、みんな遠い昔からの約束のように、学
校に、クラスに集う。一人ひとり、一つずつ、いのちを持って。
--------------------
「♪みんなおなじ いきているから」などと「まあるいいのち」を歌いそうになった。
第3段落「粛然となる」が定型句で、推敲不足を感じた。
全体としても良くある流れで、悪く言えば借り物臭い、良く言えば無難なコラム、でしょうか。
天人で赤ちゃんが出てくると「まっくらだ」を思い出す俺がいるw
素粒子 4/5(木)
原発、拉致、西武裏金。まるで
タイムマシンに乗ってるような。
× ×
野球は9回の裏から、とは聞く
が、球界の裏の金から、とはね。
× ×
「あなた買います」以来、選手
獲得金次第。放出もまた金次第。
× ×
ルールに反しても勝てばよし。
これぞスポーツマンシップか。
× ×
季節は清浄明潔。<清明の凶と
出でたる運の札> 加舎逸子
捏造発覚しても反省なし。
これぞジャーナリスト宣言か。
天声人語
2007年04月06日(金曜日)付
野球を見に球場へ行く。少し暗い通路を歩いて観客席に出たとたん、目の前にまぶしくフィールドが
広がる。この瞬間が好きだ。
試合前なら、選手はゆったりと、遠投やランニングで体をほぐしている。間もなく始まるゲームに、
心が浮きたってくる。ファンにとって、観客席への通路は、非日常への扉なのだ。大人も子どもも、
夢を見たくてやって来る。
その夢の舞台裏が、根腐れているらしい。西武球団の裏金問題は野火のように、他球団に広がる
心配が生じてきた。アマチュア球界を巻き込んだ、大がかりな不祥事に発展するかもしれない。
球春の空が、にわかにかき曇ってきた。
調査の委員会を率いる慶大名誉教授の池井優さんは、大リーグ通で知られる。少年時代から
ヤンキースタジアムで試合を見るのが夢だったそうだ。その夢は20代の末にかなう。胸を高鳴らせて、
球場のゲートをくぐったことだろう。
大リーグにも不祥事はあった。なかでも1919年のワールド・シリーズでの八百長疑惑は悪名が高い。
名選手だったシューレス・ジョーら8人が球界を追放された。裁判所で、無実を願う一少年が叫んだという
「うそだと言ってよ、ジョー」の言葉は、いまも人々の記憶に刻まれている。
祈りにも似た叫びに、ジョーが「坊や、本当のことなんだ」と答えたと伝わるのも、せつない。裏金問題は
「談合のように日本社会の構造に深く根ざしている」と池井さんは言う。「うそだと言ってよ」と願うファンの
叫びに、どんな答えが返ってくるのだろう。
http://www.asahi.com/paper/column20070406.html
にしてもK.Yって誰だ?
「うそだと言ってよ、朝日」
素粒子 4/6(金)
とりあえずビール、でなくて、
とりあえず会議は安倍流の定法。
教育も美しい国も安全保障も。
そして、ずるずる後退が常道。
党や官僚の抵抗で官邸機能強化は
挫折し、天下り規制は先送り。
× ×
とりあえずテレビをつければ、
また宮崎県知事の動静。「うちの
知事さん誰でしたっけ」と愚妻。
× ×
街中で「お願いします」と見知
らぬ顔のタスキがけ。<時計屋の
時計春の夜どれがほんと>万太郎
>>294 とりあえずビール、でなくて、
とりあえず特亜寄りはマスコミの定法。
靖国も歴史認識も通名報道も。
そして、ずるずる後退が常道。
安倍やNHKの抵抗で圧力問題は
挫折し、富田メモ公開は先送り。
天声人語 2007年04月07日(土曜日)付
30年近く前にキリマンジャロに登ったとき、友人に「豹(ひょう)はいた?」と聞かれた。
ヘミングウェーの小説「キリマンジャロの雪」に、頂上近くに凍った豹の死骸(しがい)がある、
という名高い一節があるからだ。
いまなら、「氷河はまだあった?」と聞かれるかもしれない。地球温暖化のために、美しかっ
た頂上の氷河は、あわれなほどやせ細ってしまった。遠からず消滅する恐れもあるそうだ。
きのうまでベルギーで開かれた「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」でも、温暖化
が各地にもたらす危機的な状況が示された。まさに「待ったなし」だ。それなのに、温室効果ガ
スの最大の排出国、米国政府の動きは依然として鈍い。
ブッシュ大統領は就任するや、「経済を損ねる」と温暖化防止のための京都議定書から離脱し
た。その後も経済界の代弁を重ね、「温暖化は人為的」とする根拠はないという持論を、なお捨
てていないようだ。
米の科学者レイチェル・カーソンの受難を思い出す。60年代初め、「沈黙の春」で農薬のも
たらす環境汚染を告発すると、業界は「根拠がない」と猛反発した。「カーソンを信じれば害虫
と病気が地球を覆う」などと反撃キャンペーンが渦巻いた。
苦境を救ったのは、ケネディ大統領である。告発の重みを見抜いて、当局に調査を指示した。
流れは変わり、カーソンの示した、農薬の使用をできるだけ減らす考え方は広まっていった。先
見の明と言うべきか。いまさらに2人の大統領を比べて、妙に合点してしまうのはなぜだろう。
--------------------
何に合点したのだろうな。
ベトナム戦争をはじめたのが誰だったかは忘れるのよね、都合良く。
ピッグス湾で大恥かいた後でもキューバ危機で妥協しなかったことも
なぜだろう・・・じゃねぇだろ。
その理由を書けばいくらか読み応えがあるだろうに。
朝日はいつでも、社説も天人もこんなのばっかり。
スタートラインにたったところであっけなく終わる。
まるで大学を卒業して就職に失敗した俺のようだ。
全く情けないにも程がある。
>カーソンの示した、農薬の使用をできるだけ減らす考え方は広まっていった。
また微妙な表現ですねぇw
DDT犯人説は近年否定されたんだっけ?
素粒子4月7日(土)
「お父さん、休肝日が多いほど
長生きできるって、テレビで言っ
てたわよ」と話したら「そうして
まで長生きしたくないね」と言い
ます。「温暖化一つ見てみろ。そ
もそも人間の存在が地球の害なの
だ。俺は地球に貢献するためにも
酒はやめないぞ」と叫びました。
「そうね、他に楽しみも夢もない
人生だし」と母がうなずいていま
す。変な夫婦です。(家庭日記)
× ×
春眠暁を覚えず。<しまひまで
みてしまひけり春の夢> 寅次郎
-----
※俺(オレ)にルビあり
>>296 カーソンの思想は共産党に受け継がれているなw
朝日がキャンペーン張って、「温暖化は人為的」とする根拠を示せば済む話なのに、
こういう論じ方は、もはや、水成説と火成説の「宗教論争」にも似て信じる信じな
いの話にしかならないw
神栖の旧日本軍の毒ガス兵器がガセだったことの反省を百万回してから、そういうことを
書けw
今日もチマチマと反石原と浅野サポートか
ご苦労ですな。
さて、明日の天人は怒りに燃えた「都民はバカばっかり」調で来ますか?
素粒子は確実にヤケ酒モードだろうなw
前回の都知事選では伝説の「マイナス投票券」が生まれたわけだが
明日も期待してよいかな?
>>306 どんなのか気になって調べてみたが、実に朝日らしい考え方だな。
他人の足を引っ張ろうとしてばかりいる人間が考えるような、後ろ向きの発想だ。
事実、朝日は虚報で日本の足を散々引っ張ってきたがな。
つか「マイナス投票」なるものは2500年も前にギリシャ人が実行して
失敗してるんだが。
「得意げになって書いてるけどそんなことも知らないのかよ」とニヤニヤして
読んでた。
http://www.asahi.com/paper/column20070409.html 2007年04月09日(月曜日)付
「私はやはり石原を作家にしておきたかったのである……しかし彼はやはり『肉体』で
勝負することに賭けた」。石原慎太郎氏が参議院議員になった68年、旧制湘南中学からの
盟友、文芸評論家の江藤淳氏は月刊誌に書いた。
同時期の対談で石原氏は江藤氏に語る。「おれが政治という方法を通じて欲している
ものと、非常に多くの大衆が欲しているものとは幸せなことに重なり得るんだ」。
東京都知事に3選され、大衆を相手にした石原氏の「肉体勝負」は続くことになった。
20年近く前、運輸大臣と担当記者の縁で東京・田園調布の石原邸を何度か訪れた。
酒屋の御用聞きは銘柄ワインの入荷を知らせに来た。迎えの車には朝食をのせたお盆が
積み込まれた。夫人は控えめでも、家に漂う空気は確かな上流だった。
74歳の成功者に、いまさら庶民感覚を求めるのは難しいかもしれないが、東京は
日本の格差社会の縮図だ。小さな声をすくい上げる努力は、首都の首長の責務である。
身内を重用するような慢心は、慎太郎ファンをも失望させたろう。だが当選が決まると、
強気一本の石原節が早くも全開となった。いま「非常に多くの大衆」が欲しているのは、
頼れるが謙虚な「新太郎」ではないか。批判に耳を傾け、地味で面倒な問題にも
ぶつかっていく姿勢だ。
「自信作にかぎって、ろくなものがない」。石原氏の小説をそう評したのも江藤氏
である。この見立ては、自信なさそうなときはたいてい傑作、と続く。石原さん、
3期目は「自信なげ」にいきませんか。
投票所は、異様な雰囲気に包まれていた。20XX年、選挙史上初めての
「マイナス投票制度」が導入されたのだ。
>>309 「新太郎」だの「自信なげ」だの、悔しさいっぱいて感じだな、おい、天人子。
批判・評価の言説に他人の言葉を使うという方法は、天人の伝統なのかね。
>308 中韓の指摘する歴史を知らない日本人とは朝日のことだ(w
>>309 あれほど朝日が石原バッシングしたのに。
朝日新聞こそ「自信なげ」にいかんかいw
「小さな声」というか声だけでかいサヨクの掛け声に耳を傾けた候補は落選したしw
『肉体』で勝負したのは朝日御用達の三島では?
素粒子 4/9(月)
当世ことわざ事典−−
× ×
●勝てば元の石原 傲慢批判を
低姿勢でかわして圧勝の都知事、
態度も口調も選挙前に戻りそう。
●過ちを改めるを憚る 鹿児島
冤罪事件違法捜査の疑い。県警は
「知らぬ」。地検は「答えぬ」。
●高給礼遇少なし医 医師不足
深刻。自治体は給与でつなぎとめ
ようとするが必ずしも効果なし。
●負けるが代表 柔道界の怪。
全日本選抜選手権で敗退した谷亮
子らが世界選手権の代表になる。
−−−
「勝てば元の石原」「過ちを改めるを憚る」「高給礼遇少なし医」「負けるが代表」が太字。
傲慢に「ごうまん」、憚るに「はばか」る、とルビ。
過ちを改めるを憚っているのはどこのどいつなんだか。
>>309 前回の「マイナス投票」に比べりゃ、まだマシだがやっぱり僻み根性丸出しななぁ。
知事初当選の時は石原アサピーの天敵「諸君!」に連載していた「国家なる幻影」を
引用してちゃんとした文章になっていたんだがねぇ。
当時の筆者は故・白井健策氏だったと思うんだが、石原の傲慢さより朝日の天人子の
劣化のほうが気にかかる。
>>309 > 20年近く前、運輸大臣と担当記者の縁で東京・田園調布の石原邸を何度か訪れた。
>酒屋の御用聞きは銘柄ワインの入荷を知らせに来た。迎えの車には朝食をのせたお盆が
>積み込まれた。夫人は控えめでも、家に漂う空気は確かな上流だった。
石原は上流階級気取りで、庶民の気持ちなんか分からない、格差社会の象徴、とでも言いたいんだろうが、
それを書いているお前だって庶民の暮らしとはかけ離れた高給取りだろ?
業界人なんて、立場上も気分的にも「成金」に近いだろう。
カネあるくせに僻みは強いという最低最悪の存在。
天声人語 2007年04月10日(火曜日)付
〈砂あらし 地(つち)を削りてすさぶ野に 爆死せし子を抱きて立つ母〉。学徒兵として東
京空襲を体験した歌人、岡野弘彦さんの新しい歌集「バグダッド燃ゆ」に収められている。
フセイン元大統領の銅像が倒され、バグダッドが陥落して、きのうで4年が過ぎた。だがイラ
クは安定せず、“内戦”のような泥沼の状態が続く。6万ともいわれる市民が死んだが、最大の
犠牲者は、岡野さんも詠んだ子どもたちではないかと思う。
空爆で死傷した子どもや家族を追ったビデオジャーナリストの綿井健陽(たけはる)さんは、
「破片が命を奪う」と言う。爆弾の金属片や、こなごなに飛び散るコンクリートが頭や体に突き
刺さる。それが命を奪い、障害を残して子どもの未来を台無しにしてしまう。
戦火はさらに、子どもの柔らかい心を容赦なくえぐる。先ごろ東京で、イラクの子らが描いた
絵が展示された。攻撃されたモスクから逃げる人が川に落ちていく。負傷者が運ばれる絵には、
「これが私の生活です」と書いてあった。
血なまぐさい日常がもたらす心の傷を思うと暗然となる。平穏な日が戻っても、傷はいつまで
も残る。訓練を受けた米兵でさえ、心的外傷のため、帰国後に暴力的になったりする者が後を絶
たないのだ。
岡野さんは、東京空襲のあと、多くの犠牲者を荼毘(だび)に付した。中には子どもの死体も
あった。つらい体験にイラクを重ねた。「死んだわが子を抱く母親ほど悲痛な姿はない」。悲し
みを繰り返してほしくないという願いは、時と場所を隔てても変わらない。
問い 「最大の犠牲者」の「最大の」とはどういうことか。思うところを述べよ。
答
朝日がネタにしてしゃぶりつくす題材として最大に好まれ、かつサヨク読者に
最大の効果があるとされる「子供の犠牲者」は、やはり最大だろう.
筆者の嬉々とした筆遣いが冴えるw
素粒子 4/10(火)
朝鮮半島「またか」2題。
その1 北朝鮮の核施設封印、
6者合意の期限内は無理らしい。
その2 韓国のオオカミクロー
ン論文でデータ捏造疑惑が発生。
× ×
日本列島「またか」2題。
その1 厚労省が20年来検討の
「人の終末期」の定義、先送り。
その2 選挙中の「反省」など
どこへやら、石原都知事高姿勢。
× ×
春告魚到来。<生きること死ぬ
ことそれより鰊群来>岩淵喜代子
「その1」「その2」がいずれも太字。
捏造に「ねつぞう」、春告魚に「はるつげうお」、鰊群来に「にしんくき」、とルビ。
石原の反省がどこへやらって?
お前のようなマスゴミがネガティブキャンペーンばかりするのが大本の原因だろう?
半島と列島を同列視してるが、
朝鮮半島の「またか」は本当の「またか」、
日本列島の「またか」はフミーの単なる嫌味。
朝日に限らず他のマスゴミも同じように石原が選挙中と選挙後で態度が豹変したように言うけど、
マスゴミに対する石原の態度はほとんど同じなのに、意図的に『対マスゴミ』と『対有権者』を
混同させ、石原の有権者に対する態度が急に高姿勢になったかのように印象操作しているな。
天声人語 2007年04月11日(水曜日)付
日に日に春がたけていく。この季節の「宵の刻」には、そこはかとない風情がある。
「春宵一刻値千金(しゅんしょういっこく・あたいせんきん)」で始まる漢詩が思い浮かぶ。
宋の詩人、蘇軾(そしょく)の絶句「春夜(しゅんや)」である。「花有清香月有陰……」(花
に清香あり、月に陰あり……)と続く、甘美な詩句を愛唱している人も多いだろう。
「宵のうち」という表現が、気象庁の予報用語から消えることになり、惜しむ声が相次いでい
る。午後の6時から9時をさすが、もっと遅い時間だと誤解する人がいるからという。新しい表
現は「夜のはじめごろ」になる。機能的だけれど、いまひとつ趣を欠く。
気象庁は時おり用語を見直していて、10年前には「夜半(やはん)」が消えた。そのとき
「宵のうち」も危なかったが、「宵っ張り」や「宵待ち草」など身近な言葉が多かったため、目
こぼしされて残ったいきさつがある。
時を表す古い言葉には、それぞれ“表情”がある。「たそがれどき」は寂しげだが、「火(ひ)
点(とも)し頃」は盛り場のざわめきを聞く気分がする。夜明けの前後をいう「かわたれ」や
「朝まだき」は物静かだ。だが「払暁(ふつぎょう)」とくれば一転、まなじり決した軍事作戦
をほうふつとさせる。雰囲気のある言葉が消えていくのは寂しい。
戦後すぐに当用漢字を定めたとき、「魅」の字はいったん選にもれたという。国語審議会であ
る有名作家が、「これがないと日本語に魅力がなくなるなあ」と注文をつけ、それで息を吹き返
したそうだ。気象庁の会議では、「天気予報に魅力がなくなる」という声は出なかったのかなあ。
--------------------
前任天人子イクーとはまた違った風情のペダンチズムがあるな。
現天人子の、福島申二氏、冨永格氏、どっちの方の趣味なんだろうか。
締めの「かなあ」は、ある有名作家の発言の反復だろうけれど、文にシマリがなくなった印象。
タミーやイクーと違って話が右往左往しない分だけ好印象だな。
いつ暖冬と温暖化について思いを巡らすのかと思ったらそのまま終わったので拍子抜けした
金融制裁は有効だったぞ。
北朝鮮の核施設査察が実現するからな。
これまで表面的な査察とは違う(w
素粒子 4/11(水)
北朝鮮資金問題で米国が全面譲
歩。いったい何のための凍結だっ
たのか。北の核実験招いただけ。
× ×
何のための戦争だったか。フセ
イン独裁崩壊日は「占領で苦難始
まりの日」と言うイラク人あり。
× ×
政府と党の対立で「骨抜き」が
懸念される天下り規制法案。何の
ためかの出発点に戻るほかなし。
× ×
外へ出る。<春の風ルンルンけ
んけんあんぽんたん> 坪内稔典
ま〜たつまみ食いか。
サダムの圧政から開放された市民の声も取り上げろよ
ついでに言うと、アメリカ国内でのイラク戦争関連でのブッシュ批判は
戦後処理であり、開戦そのものは批判されていないぞ。
>北朝鮮資金問題で米国が全面譲歩。いったい何のための凍結だったのか。
>北の核実験招いただけ。
夕刊見て、これには腹が立った
アメリカが金融制裁したから北は核実験したのかよ!
まったく違うだろ
>>328 趣のある意味不明の漢語や大和言葉を羅列して国民を戦争に引きずり込んだ
朝日は反省が足りんw
そういう歴史の教訓からなにも学んでいないようだw
天声人語 2007年04月12日(木曜日)付
あの「なんとか還元水」の疑惑はどうなってしまったのだろう。統一地方選や、中国の温家宝
首相来日の陰に隠れて、松岡農水相は頬被(ほおかむ)りを決め込むつもりなのか。
安倍内閣はどうもちぐはぐだ。一方に「貞操義務」を説く法相がいるかと思えば、他方で政治
家の徳性にうとい農水相がいる。光熱水費をめぐる疑惑に、法律に則(のっと)った報告はして
いる、と開き直ったきりだ。
折しも首相直属の教育再生会議が、道徳の「教科」への格上げを提言するという。賛否はさま
ざまだろう。だが現職閣僚が「法さえ破らなければいい」という了見では、首相のこだわる徳育
も色あせてしまう。法律のすきまも埋めるのが、徳性というものだろう。
道徳教育の強化は、夏の参院選に向けて安倍カラーを際だたせる売り物の一つだという。33
年前の参院選でも、徳性が話題になった。田中角栄首相は経済界から巨額のカネを集め、空前の
金権選挙を繰り広げていた。そのさなかに、文部大臣が社会教育審議会に「青少年の徳性の涵養
(かん・よう)について」の具体策を諮問した。
「よくまあ、恥ずかし気もなく」。当時、この欄の筆者だった深代惇郎記者は憤った。青少年
を憂えるより、政界について心配する方が先ではないか、と大臣を批判した。人間や制度のウソ
が明々白々となりながら、それに責任を持つ人たちが、自分のことは知らん顔で説教する──。
「こうしたことこそ道徳的退廃の最たるもの」と厳しい筆を走らせた。
同じ憤りをおぼえつつ、政治家のモラルの十年一日ぶりを嘆く。
--------------------
普段言われっ放しだから、たまには天人から同じ言葉を投げつけてみました
「お前が言うな」
ま、その言葉にしても、偉大なる先輩天人子の言葉を借りて喋っているんですがね。
あの「南京事件記事捏造」の疑惑はどうなってしまったのだろう。対日柔軟姿勢や、中国の恩家宝首相
来日の陰に隠れて、朝日新聞は頬被(ほおかむ)りを決め込むつもりなのか。
朝日新聞はどうもちぐはぐだ。一方に「憲法の保持と遵守」を説く記者がいるかと思えば、他方で麻薬常習の
息子を愚鈍にも守る社主がいる。身内に甘いという指摘に、法律に則(のっと)った報告はしている、
と開き直ったきりだ。
折しも世界的な異常気象で、利益追求のみの姿勢を反省し温室効果ガス削減などの環境保全への意識が高まっているという。賛否は
さまざまだろう。だが現場記者が「法すら守らなくてていい」という了見では、社の主張する
環境保護も色あせてしまう。珊瑚のすきまも埋めるのが、現場記者の本質というものだろう。
親中姿勢の強化は、国の赤化に向けて朝日新聞カラーを際だたせる売り物の一つだという。
60年前の大戦でも、戦争賛美が話題になった。戦後、本多勝一を始め多くの記者は反日ネタを集め、
空前の反日捏造を繰り広げてきた。そのさなかに、朝日新聞は従軍慰安婦という表現から従軍の文字を取って
責任の転嫁と問題のすり替えをした。
「よくまあ、恥ずかし気もなく」。多くのネットウヨと中傷される普通の2chネラーは憤った。過去の敗戦を
憂えるより、今の国防について心配する方が先ではないか、と朝日新聞を批判した。社の姿勢やそれに勤める社員のモラルの
ウソが明々白々となりながら、それに責任を持つ人たちが、自分のことは知らん顔で説教する―。
「こうしたことこそ道徳的退廃の最たるもの」と朝日の欺瞞を世間に知らしめた。
同じ憤りをおぼえつつ、朝日新聞のモラルの60年以上続く不逞を嘆く。
>>336 深代惇郎記者は、毛沢東を賛美しながら林彪批判してたなw
最期は聖徳太子を呪いつつ、業病で死んだのが朝日らしいw
素粒子 4/12(木)
キリマンジャロの万年雪だって
解ける世紀。日中間の「氷」はい
かに。何はなくても首脳の対話。
× ×
水道水は飲まず何とか還元水の
松岡農水相は、内訳なくとも巨額
交際費。使途不明のうさん臭さ。
× ×
ルールあってもないと同じの球
界金銭醜聞。今度は横浜。あそこ
やあの選手は大丈夫だろうかね。
× ×
37%台で拮抗。いえ、内閣支持
不支持でなく、麦酒界占有争い。
−−−
拮抗に「きっこう」、麦酒に「ビール」、とルビ。
視聴率や部数のためなら手段を選ばないマスコミ業界にはルールなどないも同じだな。
仮に問題が発覚したところで、営業活動に師匠をきたすような処分が下されないのが
現状だし。
>>340 >キリマンジャロの万年雪だって解ける世紀。
>日中間の「氷」はいかに。
「氷が溶ける」と地球環境に悪影響を与えるから、
「異常気象」対策を練らないとな。
アホっぽい「日中の氷を溶かす」って統一表現を皆で連発しておいて、
その言葉に対する距離感で自分の敵味方を確かめる日本のメディア。
天声人語 2007年04月13日(金曜日)付
中国の温家宝首相の国会演説を聞き、「威ありて猛(たけ)からず」を思った。孔子の弟子が
師を表した言葉で、「威厳はあるが威圧感はない」。激しい言葉はなかったが、ゆるぎなく語り
かけた印象が残った。
名の通り、温厚な実務派として知られる。中国国内では、気さくな人柄がメディアによって広
まり、「平民総理」の愛称がある。共産党内の序列は3番ながら、トップの胡錦濤主席をしのぐ
人気があるそうだ。
だが別の顔もある。89年の天安門事件のとき、趙紫陽総書記の大番頭的なポストにいた。趙
氏は事件で失脚するが、温氏は生きのびる。趙氏と立場の違う後任の江沢民総書記に引き立てら
れ、今に至る地歩を築いたという。したたかな二枚腰に、氏の処世術を見る人もいる。
この訪日で、温氏は「氷」をキーワードにした。小泉前首相の靖国神社参拝などで日中間には
分厚い氷が張っていた。昨秋、安倍首相が訪中してその堅氷を砕いた。砕いた氷を、今度は溶か
す旅だと位置づけて、日本にやって来た。
そして氷はゆるんだように思える。しかし日中はまだまだ薄氷を踏む間柄だ。中国外務省の報
道官も成果は認めながら、氷を溶かす旅になったかどうかの問いには慎重だ。歴史認識などでひ
とたび歯車が狂えば、たちまち硬い氷に閉ざされることになる。
おとといの歓迎式典で、安倍首相は旧知を迎えるような表情を見せた。北京からの来訪は、
「朋(とも)あり遠方より来(きた)る」の思いだっただろう。信頼を損ねず、薄氷を踏み抜か
ず、慎重な足の運びを望みたい。
--------------------
中国に対して、何故にここまで卑屈になるかね、朝日さんは。
>>344 支那が孔子を復権させてから、朝日は時として腐れ儒者になるw
非論理的な儒教思想に見られる支那思想こそが、戦前の朝日新聞の特徴で戦犯だろうにw
素粒子 4月13日(金)
正体見たりの阿倍流。国民投票
法案の採決を強行。国論二分の安
保を強行採決した祖父の血かね。
× ×
失踪の母は殺害、2児は「本国
の指示」で拉致の疑い濃厚。今さ
らながら、正体見たりの北朝鮮。
× ×
株主価値向上での言行不一致を
つかれ「そう思う。やりすぎた」
と村上ファンド氏。正体見たり。
× ×
「筆は一本、箸は二本。衆寡敵
せず」と言った斉藤緑雨の命日。
-----
失踪(しっそう)、箸(はし)、衆寡(しゅうか)にルビ
>>347 > 正体見たりの阿倍流。国民投票
>法案の採決を強行。国論二分の安
>保を強行採決した祖父の血かね。
民主側では枝野が中心になって話をまとめようとしてたのを、
与党との対決路線を取ろうとした小沢と菅がゴネてぶち壊したんだろ。
フミーは自社の一面記事も見てないのか?
天声人語 2007年04月14日(土曜日)付
歌舞伎舞踊の「京(きょう)鹿子(がのこ)娘道成寺」。幕あきに騒々しく登場する寺僧が、
隠し持っていた「般若湯(はんにゃとう)という妙薬」を、股ぐらから取り出す場面がある。
般若湯とは漢方薬、ではない。僧の仲間うちの隠語で、酒のことだ。仏教の五戒の一つに、飲
酒をいましめる「不(ふ)飲酒戒(おんじゅかい)」がある。これを破る飲んべえな僧たちが、
「体の薬に少し飲むだけだから」と、言い訳がましく呼んだのが始まりらしい。
そんな破戒僧が意を強くするような調査結果を、厚生労働省の研究班が発表した。お酒を飲む
とすぐに顔が赤くなる人でも、適度な飲酒なら急性心筋梗塞(こうそく)を予防する効果がある、
という。9年かけて2万余人を調べた結果だというから、道成寺の僧は喜び、あの世で杯をあげ
ているだろう。
ところが世界保健機関(WHO)から届いたニュースは、喜びに水をさす。酒で顔が赤くなり
やすい人は、そうでない人に比べて、酒量に比例して食道がんになる危険が高まるそうだ。最大
12倍のリスクと聞けば、赤ら顔の人は心配になる。
「百薬の長とはいへど、万(よろず)の病は酒よりこそ起(おこ)れ」と古くに戒めたのは、
「徒然草」の兼好法師である。般若湯の般若は、仏教の言葉で悟りを開く知恵のこと。今も昔も、
自らの適量を悟るのが健康の秘訣(ひけつ)に違いない。
兼好法師はまた、「酒を無理強いして喜ぶのは、理解できぬこと」と立腹する。大学や会社で
新人の歓迎会が開かれる季節である。先輩諸氏は、愚かなアルハラ(アルコールハラスメント)
などゆめゆめなきよう、自戒されたい。
--------------------
面白かった。
きれいにまとまってるな
何十年かぶりにまともな文章を見た
>>349 小中生向きのコラムに飲酒を助長するかの言はいただけないw
身体的精神的に依存を生じる薬物を語るには配慮が必要だろうw
>>349 素粒子4月7日(土)
「お父さん、休肝日が多いほど
長生きできるって、テレビで言っ
てたわよ」と話したら「そうして
まで長生きしたくないね」と言い
ます。「温暖化一つ見てみろ。そ
もそも人間の存在が地球の害なの
だ。俺は地球に貢献するためにも
酒はやめないぞ」と叫びました。
「そうね、他に楽しみも夢もない
人生だし」と母がうなずいていま
す。変な夫婦です。(家庭日記)
× ×
春眠暁を覚えず。<しまひまで
みてしまひけり春の夢> 寅次郎
-----
※俺(オレ)にルビあり
素粒子 4/14(土)
「この店、この一品」紹介。
(ゲテモノ好きの方のために)
●生保亭のゴテゴテ会席膳 メ
ニューには前膳と後膳があるが、
客が請求しない限り、後膳は出て
こない。そのため店は大もうけ。
●損保屋のトップおろしそば
不払い商法では先達。店主がぐず
ぐず言いつつ、頭を下げて運んで
くる。古びた大根おろしが特色。
●自民食堂のメンツカツ 味付
けに関し板前に異見があっても、
最後はご主人のメンツを立てて揚
げる。すりごまたっぷりがみそ。
−−−
「生保亭」「ゴテゴテ会席膳」「損保屋」「トップおろしそば」「自民食堂」「メンツカツ」が太字。
会席膳に「かいせきぜん」、とルビ。
多様な生き方を煽ったのは朝日
90年代ではフリーターや新卒に辞めるのも生き方と煽ったんだな。
騙された人が悪いのか。それとも騙したほうが悪いのか。
天声人語 2007年04月15日(日曜日)付
松田聖子さんがNHKの番組で語っていた。「くじけそうになることはあるけれど、それでも
私はこれが好きだから続けていく」。18で歌手になり、結婚と子育て、離婚を経験し、45の
今も前向きに仕事をしている。
才能あっての話だが、自立した女性の典型だろう。同性のファンが多いのは、生き方への支持
とあこがれの表れとされる。さて、聖子さんが気になる人なら、この雑誌にも思いがあるのでは
ないか。月2回刊の「クロワッサン」が明日で創刊30周年となる。
発行元のマガジンハウス社史は「女性が自分自身に目覚め始めているという事実はもはや紛れ
もない。新雑誌はこうした雰囲気の中で準備された」と記す。聖子さんが世に出る3年前だ。
「結婚からの解放」「離婚志願」といった特集は、女たちを鼓舞し、動揺させた。女性誌に
「挑発」され、家庭もキャリアも逃した30代を、88年の『クロワッサン症候群』(文芸春秋)
は批判的に描いた。著者の松原惇子さんは「この雑誌の影響力はそれほど強烈だった。今は美容
やおしゃれ中心の生活情報誌だが」と言う。
では、人生の選択肢を増やそうという創刊当初のメッセージは、時代と社会に浸透したのか。
働く女性の過半はパートなどの非正社員で、正社員も出産で大量に辞めていく。好きな仕事に結
婚、子供も趣味も、というフルコースの人生はまだまれだ。
働いても十分稼げない層が広がり、女ばかりか男の自立も怪しくなってきた。聖子さんの衰え
ぬ輝きは、くすんだ現実の裏返しにも見える。
--------------------
提示された「フルコースの人生」はただのモデルケースで、現実に可能な人は少なかった、とい
うことだな。
「こうなるかもしれない人生」と「ほんとうのわたし」とをすりかえた人が、その『クロワッサン
症候群』の仕掛け人付近にいて、天人子もその片棒を未だに担いでいる、という風に感じた。
天声人語 2007年04月16日(月曜日)付
「未来」を聴こうと街頭に出た群衆の髪や肩に、過去から追いかけてきたような雪がはりつい
た。白い景色の中で、閉鎖中の「石炭の歴史村」が立ちすくんでいる。看板には「昭和の暮らし
展/貧しくとも幸せだった日々」
財政が破綻した北海道夕張市で、市長選挙が告示された。月給26万円、交際費、出張手当な
しの職に7人が立候補した。地縁があるのは3人、あとは道外からの名乗りだ。
「夕張へ来てみると、冬は寒いし、仲間はできんし、仕事はつらいし、毎日が面白くなくって
なあ」。77年の映画『幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ』(山田洋次監督)で、高倉健さん
演じる元炭鉱マンは九州から出てきた頃をそう回想する。誰が市長になっても、健さんのように
どん底からの再出発である。
炭都としては1世紀の命だった。「地上の鉱脈」と期待した観光事業は赤字を膨らませた。人
口は往時の1割。市民1人につき新車1台分ほどの借金を抱えている。市職員は半減、粉飾を見
破れなかった市議会も定数9に半減された。
一つの産業に頼りきる自治体は、ひとたびそれが衰えれば倒産の危機だ。そうでない都市でも、
地方債の償還や団塊世代の退職金が財政を締めつける。地域ぐるみで、人と金を引き留める工夫
を凝らすしかない。
夕張は教えてくれた。役所と議会、住民は、実は同じゲームを闘っている。東京や主要都市の
引力に抗して、生活圏を守る闘いだ。統一地方選の後半は、何かを任せる為政者ではなく、チー
ムメートを選び取る覚悟で一票を投じたい。
--------------------
第1段落のブンガク風味は、先代とはまた違った味わいがある。
第6段落では「同じゲームを闘っている」と、大都市相手の住民と行政とが一体となった闘い、を
想起している。
同じ様に、世界を相手に闘っている政府と、国民とは、実はチームメイトであることに思い至っ
て欲しいもんである。
>356 「自分探し」ブームもそうだな。
自分探しの結果、自分が望まない自分が自分の真の姿だったらどーするんだろう。
そこから前向きになれる強い人は多くないと思う。
そもそもそんな「強い人」なら自分探しなんて禅問答やんねーだろうな。
>>358 「自分探しだと?オマエはここにいるだろうが!」(「炎の宅配便」)
なんてのを思い出した。
あと、
「てめえの人生売るんじゃない
誰かの人生買うんじゃない
自信のない奴とっつかまえて
生き方指南はもうたくさん」(「ハヤリスタリ」橘いずみ)
てのも思い出した。
>>357 >何かを任せる為政者ではなく、チームメートを選び取る覚悟
朝日が一票を投じる相手とは、「第一市民」とか自称する独裁者では無いのかw
チームメイトって、同志とか同務の言換え?
素粒子 4/16(月)
わたしの愛唱歌−−
●6者協議のヒル米首席代表
♪私待つわ いつまでも待つわ
たとえ将軍様が 履行しなくても
……(あみん「待つわ」風に)
●市長選が始まった夕張市民
♪職員半分 仕事手探り……破
綻悲しや 再建論議 街の通りの
寂しさよ こんな夕張に誰がした
(菊池章子「星の流れに」風に)
●メタボリックおじさん
♪脂肪という名の 身内を連れ
て 今日も懲りずに また食い過
ぎる……(岸洋子「希望」風に)
−−−
「6者協議のヒル米首席代表」「市長選が始まった夕張市民」「メタボリックおじさん」が太字。
破綻に「はたん」、とルビ。
「♪」のところは庵点です。
粗粒子 4/16(月)
わたしの愛唱歌−−
●6者協議で盧武鉉韓国大統領
♪私持つわ いくらでも持つわ
たとえ将軍様が 履行しなくても
……(あみん「待つわ」風に)
●都知事が終わった朝日新聞
♪紙面半分 批判手探り……破
綻悲しや 知事批判 街の意見の
寂しさよ こんな築地に誰がした
(菊池章子「星の流れに」風に)
●メタボリックおじさん
♪脂肪という名の 身内を連れ
て 今日も懲りずに また食い過
ぎる……(岸洋子「希望」風に)
天声人語 2007年04月17日(火曜日)付
保険金などの多額の不払いがわかった生命保険各社へ、問い合わせや苦情が殺到している。不
払いは計約25万件、総額284億円にのぼる。これはまだ、氷山の一角にすぎないそうだ。
保険会社が売るのは“安心”だ。「大樹」「堂堂人生」「生きるチカラ」……。各社の広告に
は頼もしげな商品名が並ぶ。だが、売るときだけ熱心で支払いは頬被(ほおかむ)り、では看板
に偽りありだ。
これを一字で表すなら、「欺」ではないだろうか。漢字研究の白川静さんによると、「欺」の
「其」は四角い大きな仮面、「欠」は人が前に向かって声を出している形という。二つを組み合
わせて、仮面を付けて人をだます意味に使われるようになった。広告は偽りの仮面かと、疑いた
くもなる。
気骨の経済人を好んだ作家の城山三郎さんは、「もう、きみには頼まない 石坂泰三の世界」
で、戦中、戦後に第一生命社長を務めた石坂を描いた。のちに経団連会長となり、歯に衣(きぬ)
着せぬ物言いで高度成長期の財界を率いた。城山さんは人物にひかれ、小説の題に、煮え切らな
い蔵相に石坂が投げつけた言葉をつけた。
経済活動に志がともなっていた時代が終わった――3月に城山さんが亡くなったとき、五木寛
之さんは、朝日新聞に寄せた追悼につづった。そんな時代の、顧客を軽んじる企業のトップに、
城山さんが心ひかれるとは思えない。
各社の幹部は、「もう、きみには頼まない」という石坂の叱責(しっせき)が聞こえているだ
ろうか。不払いの後始末だけは、頼まれてもらわなくてはなるまいが。
--------------------
内容は、びっくりするぐらいの「お前が言うな」なんだけど、文章は面白かった。
白川静、城山三郎、石坂泰三、五木寛行と、固有名詞の引用が多いのが瑕か。
>>363 読みにくい駄文だ。内容もない。
トンデモ?の白山は支那で評価されてるのかどうか。
低脳の学力を測るとすれば、
「城山さんは人物にひかれ」の「人物」は「石坂泰三」を指し、
「そんな時代」とは「経済活動に志がともなっていた時代」であること
を解答させるのだろうが、小学4年生程度の問題であろう。
アサピーの上得意だろ、保険会社の新聞広告。
素粒子 4/17(火)
世界には危険がいっぱい。
一にアメリカの大学、銃乱射で
死傷者多数。二にイラクは所選ば
ず、やまぬ自爆テロ。三に日本の
路上、車ドロ変じて強盗殺人犯。
× ×
温水便座の発火・発煙事故相次
ぐ。尻に火がついてはたまらん。
× ×
九代目正蔵改め不正蔵。得意は
「味噌蔵」ならぬ「祝儀袋蔵」。
× ×
北上する桜前線に背いて、専大
北上散る。憲章違反処分に先手。
−−−
味噌蔵に「みそぐら」、とルビ。
>>363 やたら人物が出てくるけど、俺もおもしろかったよ。
粗粒子 4/17(火)
朝日には詭弁がいっぱい。
一にアメリカの大学、銃乱射で
社会批判。二にイラクは所選ば
ず、自爆テロ擁護。三に日本の
長崎、市長銃撃言論テロ扱い。
× ×
温水便座の発火・発煙事故相次
ぐ。尻に火がついてはたまらん。
× ×
九代目正蔵改め不正蔵。得意は
「味噌蔵」ならぬ「祝儀袋蔵」。
× ×
北上する桜前線に背いて、専大
北上散る。憲章違反処分に先手。
天声人語 2007年04月18日(水曜日)付
米国で「平等をもたらす装置」と呼ばれるものがある。それは銃だと、日本人が想像するのは
難しい。相手が屈強でも銃を持てば対等になれるという、開拓時代の自衛思想に根ざしている。
米国にいた5年前、南部の町で女性を狙った連続殺人が起きた。取材に行くと、ある銃器店で
護身用の銃が300丁も売れていた。買った9割は女性だった。「社会に恐怖があるときは、弱
い人ほど銃を買う」。そんな店主の言葉が記憶に残る。
銃による凶悪犯罪が起きるたびに、銃とは無縁だった人まで銃で身構える。不毛な繰り返しを
重ねたあげく、米国にはいま約2億丁もの銃が出回っている。犯罪も多いが、手近に銃があるば
かりに、ささいなトラブルで家族など身近な人を殺傷してしまう悲劇が後を絶たない。
米国の大学で銃の乱射が起き、30人以上が死亡する米史上最悪の銃撃事件となった。まだ不
明な点が多いが、犯行に銃さえ使われなければ、これほどの惨事にはならなかっただろう。
悲痛な声明を出したブッシュ大統領は、「国民が銃を持つ権利」を擁護してきた。「銃が人を
殺すのではなく、人が殺すのだ」が擁護派の常套句(じょうとうく)である。だがこうした事件
を見ると、やはり「銃が人を殺す」との思いをぬぐえない。
「撃たれる前に撃つ権利がある」。これも擁護派の言い分だ。今回も、「他の誰かが銃を持っ
ていたら」と残念がる声があると聞く。それが“平等”ということなのか。日常に2億丁の銃を
潜ませる米社会の、闇の深さを見る思いがする。
--------------------
暴力所持の平等により暴力の均衡を保つ、というのはひとつの考え方でしょう。
しかし、どんな平等も、力の均衡も、法の規制も、殺すだけ殺して最後に自殺しちゃうような人
間を思いとどまらせることはできない。
難しいところではあろうが、銃がなくても他人を殺す人はいるわけで、やはり「人が銃を使って
人を殺す」の方が、ベターな認識だと思う。
歴代の大統領で誰も銃規制に成功した人はいないわけで
ブッシュ一人を引き合いに出すのはなんだかなーと思った。
このたび日本国民の読者の皆様並びにアジア諸国民の皆様に、弊社朝日新聞の過去における捏造記事において
多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
1.南京大虐殺のうそ
2.慰安婦の出鱈目
3.靖国参拝の煽り
4.歴史問題の捏造記事
5.その他日本国の国益を失う出鱈目な記事
上記に関して、今後このようなことがないよう、監視機構を設置し細心の注意を払い、新しい新聞社として再出発いたしますので
何卒宜しくお願い申し上げます。
なお、今後以下の事項について弊社の基本的理念として発展させて、日本国が不利益となる事柄については、誠心誠意排除して参りますので併せてご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
1.改憲9条廃止並びに改憲推進
2.核保有推進
3.媚中・韓の議員及び外務省・経済産業省官僚をはじめとする官僚の排除推進
4.対中ODAの中止
5.日本の技術流出監視体制の強化
6.靖国参拝推進
7.その他日本国が不利益となる事柄の排除
朝日新聞株式会社
広報部
なんというか、春からの天声人語を読んでると
フミーとタミーがいかに強力な電波だったか実感できるな。
じゃない、タミーとイクーか。
今回の銃乱射は韓国人(韓国系アメリカ人?)が犯人だったんだろ?
そのことにはまるで触れないのね。
「銃を持つことが悪いんじゃなくて、銃を使う人間が悪いのが問題なだけ」ってのは
銃擁護のNRA的な考え方で好きじゃないけどね。
>>369 >闇の深さを見る思いがする。
もし被害者の全員が銃をもっていれば、鮮人が何人目かを殺った時点で鮮人は射殺されてただろうw
むしろ、気狂いが一般社会に参加するという朝日の目指す「ノーマライゼーション」が惨劇の原因だと思うがw
素粒子 4/18(水)
「銃による犠牲者数」の表。10
万人当たり米が4人、日本は0・
02人という数字が−−かなしい。
× ×
長崎市長狙撃直後に首相、記者
側に請われて秘書官を通じ「真相
が究明されることを望む」としか
言わないとは−−解せぬ思いだ。
× ×
17年前の長崎市長銃撃事件。そ
れを忘れてはいないのに、また政
治家へのテロ−−不気味である。
× ×
春雷や俄に変る洋の色 久女
−−−
俄に「にわか」、変るに「かわ」る、とルビ。
社説からして下衆なのだから、素粒子もやっぱり下衆なんだな。
テロ行為をも政治利用するか。
>>377 >長崎市長狙撃直後に首相、記者
>側に請われて秘書官を通じ「真相
>が究明されることを望む」としか
>言わないとは−−解せぬ思いだ。
背後関係もわかってない段階ではそれが精一杯じゃないのか?
加藤や山拓みたく、ここぞとばかりに受けを狙った「言論に対する
テロを許すな」というマスコミ好みなコメントが欲しいのか。
作る会とかに対するテロはスルーな朝日が良く言うわ。
テロに過剰に反応するのとテロに屈するのは
同じことなんだなあ
粗粒子 4/18(水)
「銃による犠牲者数」の表。10
万人当たり米が4人、日本は0・
02人という数字が−−かなしい。
× ×
長崎市長狙撃直後に朝日、動
機が不明確にも関わらず社説で「
反核運動が萎縮するのではないか
と心配だ」としか言わないとは
−−解せぬ思いだ。
× ×
17年前の長崎市長銃撃事件。そ
れを忘れてはいないのに、また政
治家へのテロ−−不気味である。
× ×
春雷や俄に変る洋の色 久女
>>377 犯人への批判はないのに首相の発言内容には粘着かよ。
難癖の付け方が暴力団と同レベル。
天声人語 2007年04月19日(木曜日)付
きのうに続いて、銃のことを書きたい。米国で銃問題を取材したとき、銃器店で、銃口を我が
身に向けてくれ、と頼んだことがある。どんな気がするのか試したかったからだ。
弾を込めた、冷ややかな銃口が胸の前で止まると、息が詰まった。撃たれないと分かっている
のに、怖気(おぞけ)が体を突き抜ける。わずか10秒ほどだったが、人を萎縮(いしゅく)さ
せる「暴力」のおぞましさを、垣間見る思いがした。
その暴力に、民主主義は何度も苦い汁を飲まされてきた。「投票(バロット)は弾丸(ブレッ
ト)より強い」と言ったのは、米の16代大統領リンカーンである。民主主義の象徴のように語
り継がれる彼もまた、南北戦争のあと凶弾に倒れている。米の政治は弾丸との戦いでもあった。
弾丸が投票を脅かす事件が、日本で起きた。長崎市の伊藤一長市長が、選挙戦のさなかに銃で
撃たれ、命を落とした。動機が何であれ、選挙の候補者を狙った凶行は、民主主義への卑劣な挑
戦にほかならない。
伊藤氏は被爆地の市長として、核廃絶に奔走してきた。95年には外務省の圧力をはねのけ、
国際司法裁判所で「核の使用は国際法違反」と証言した。銃という、やはり人間の作った武器で
命を奪われたのは、無念だったに違いない。
「次の世代のために毎日の小さな変化を積み重ねていくのが民主主義」。米の作家ノーマン・
メイラー氏は昨年、朝日新聞に語った。その民主主義と、暴力で人をねじ伏せるテロとは、何が
あっても相容(あいい)れないことを、あらためて、つよく確認したい。
アサピーは核反対に繋げたいだけだろ。
>>383 暴力団の排除を主張するのは怖いから、テロやら民主主義やらに逃げてるようにしか見えないw
新型爆弾は国際法違反だとして「聖戦」継続の決意を新たにした朝日新聞は、暴力でねじ伏せられて押し付けられた日本国憲法とは、何があっても相容れない筈では?
素粒子 4/19(木)
民主党実情。「代表は国会にい
ない。代表代行は文句しか言わな
い。幹事長仕切れない」そうな。
× ×
イラク実情。テロ犠牲者の出な
い日はない。ブッシュ大統領肝い
りの「掃討作戦」も効果がない。
× ×
テレビ実情。確証なくてTBS
系「朝ズバッ」は放送し、確認せ
ずにNHKは「市長死亡」流す。
× ×
冬が戻ってきたよう。<何一つ
不足なけれど春寒し> 船木紅花
朝日新聞実情。確証なくてホンダは報道し、確認せずにスポーツ欄は「中田引退」流す。
>>387 朝日新聞実情。確証なくて「政治家のNHK介入」報道し、確認せずに「吉田清治の慰安婦強制連行」流す。
いくらでもできるな。
てか最近の長崎市長の件だって、背後関係が明らかになっていないうちから
政治テロと決め付けていたし。確証とか確認なしで記事を書くのはいつもの事だな。
>>369 18日朝刊なのにバージニア州の事件のみ言及して長崎市長銃撃に触れないのは不自然だ。
普通差し替えるか加筆するのでは?
天声人語 2007年04月20日(金曜日)付
萌(も)える青草を踏んで野山を歩く。晩春の季語でもある「踏青(とうせい)」には、心は
ずむ明るさがある。〈ジーパンに詰め込む肢体青き踏む 登四郎〉。
年配の方なら、往年の流行歌「丘を越えて」を思い出すかもしれない。作曲した古賀政男は大
学を卒業する春、桜が満開の東京近郊に仲間と遊んだ。下宿に戻ると学帽に桜の花びらが1枚、
はりついていた。その1枚から楽想をふくらませ、青春の歌を書きあげたという。
東京ではもう桜は散り、きょうあたり、桜前線は秋田の辺か。いまの季節の日本列島は、淡い
ピンクを追うように、若葉の緑が野や山を染め上げていく。一盛(ひとさか)りの春を愛(め)
でられた桜は、またもとの目立たない木となって、万緑のなかに埋もれてしまう。
「そやから困るんです」と、「京の桜守(さくらもり)」として知られる庭師、佐野藤右衛門
さんが嘆くのを聞いたことがある。花の盛りに人はちやほやするが、季節が過ぎれば忘れてしま
う。何かで邪魔になると、大樹が安易に切られることも少なくないそうだ。歳々年々、花とて同
じでいられる保証はない。
葉桜がまわりの緑に溶け込むと、春はいよいよ深い。きょうは二十四節気のひとつ、穀雨であ
る。〈まつすぐに草立ち上がる穀雨かな 雪夫〉。暖かい雨が土をうるおし、野山も緑を濃くし
ていく。そして半月あとの次の節気は、もう立夏だ。
古賀は自著で、「丘を越えて」は二度と返らぬ若さへの愛惜だった、とつづっている。惜春、
という季語がある。だれにも二度とはない今年の春が、過ぎていく。
--------------------
こらまた、ブンガクをこねてきたな、文芸天人子。
結語が、青い野山から目を逸らした「往く春を惜しむ」系の紋切り型なのが惜しい。
第1段落の高揚感からテンション下がる一方で、読後感が湿っぽい。
第5段落と第6段落とを入れ替えて、語尾を少しいじって、「心はずむ明るさ」方向で締めるとい
うのはどうだろう。
天精チンコ
素粒子 4月20日(金)
『現代虫類図鑑』 ──
●オジャマゲジゲジ 私的利害
絡みで行政を暴力的に脅迫、ダニ
のように嫌われる。鳴き声が「気
をつけろ」 「殺す」と聞こえる。
●ミドリクイムシ 農水省に巣
くう談合科官製族害虫の一種。林
道に生息、税金を食い物にする。
●ラクテントウムシ 天道虫の
変種。TBSに食いついて離れな
い。好物のカブ食い増しを宣言。
× ×
雨百穀を生ず。<掘り起こす土
くろぐろと穀雨かな> 伊藤節子
>>391 三十年前に死んだ戦争協力作曲家を出してくる意味が不明w
老人が子ども向きのコラムを好むはずもなかろう。
今日は、朝日新聞が自作自演で国宝の珊瑚にK.Yと刻んで日本人のモラルを問うた日なので、
少なくとも百年間は反省のコラムを書くべしw
天声人語 2007年04月21日(土曜日)付
古い方言辞典をめくっていると、豊かでユーモラスな言い習わしの数々に時を忘れる。たとえ
ば、ある地方では、助産師(産婆)を「へそばーさん」と呼んだそうだ。
風呂は「どんぶり」。末っ子は「ひやめし」。外出好きな女性は「でべそ」。氷柱(つらら)
を「ちろりん」と可愛く言う地方もある。多くはもう死語になっているかと思うと、残念な思い
がする。
宮城県栗原市が市民憲章を制定することになった。方言で文案をつくったが、不評に頭を痛め
ている。〈眼(まなぐ) 光をにらみ……腹ん中 熱(あ)っつぐ熱(あ)っつぐ……おれらい
ま風を切って走る〉。これを市民にはかると、「東北の暗さが強調される」「田舎っぽい」といっ
た否定的な意見ばかり目立ったそうだ。
「土地の暮らしと歴史がこもった言葉で独自性を」と、5人の制定委員は意気込んだ。方言学
者からは「すばらしい」と励まされた。ところが、肝心の市民の胸には、あまり響いていないよ
うだ。
〈ふるさとの訛(なまり)なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく〉と詠んだのは
石川啄木である。寺山修司は〈ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲(コーヒー)はかくま
でにがし〉とうたった。ともに東北地方の出身である。歌には故郷の言葉への、懐かしさばかり
ではない微妙な思いも感じられる。
ふるさとの言葉には、よそ者が辞典からは感じ取れない陰影が、張り付いているのかもしれな
い。栗原市はさらに市民から意見を聴くそうだ。よそ者としては、この憲章は、すてきな言葉の
記念碑になると思うのだけれど。
--------------------
栗原市公式ウェブサイト
http://www.kuriharacity.jp/
方言どころか日本の固有語を次々と抹殺してきたのはどこのどいつかと。
本田雅和を擁する新聞社が書く資格は無い。
地方特有の言葉を言葉狩りしてきた新聞社がなにを。
素粒子 4/21(土)
あってはならないもの七つ。
●高野連にとっては、特待生。
●米太平洋艦隊司令官にとって
は、イージス艦情報の持ち出し。
●町内住民にとっては、銃を持
った暴力団組員の立てこもり。
●国民にとっては、無料のはず
の議員会館に多額光熱水費計上。
●企業にとっては、不祥事。
●NHKにとっては、不払い。
●大相撲にとっては、八百長。
× ×
<うららかにきのふはとほきむ
かしかな> 久保田万太郎
あってはならないもの一つ。
●朝日新聞社。
>>395 明治維新により、日本中で言葉が通じるようになって近代国家が成立したのが気にくわないのかな?
方言は大切だと思うが、肝心なのは中身だ。
「目で光をにらみ、腹の中は熱く…我々は今風になって走る」と標準語で書いても、くさ過ぎw
何を言いたいのか不明で、非核宣言とかの方がマシw
「光を目指して熱く生きましょう」という意味なら、水平社の宣言みたい。
>>401 版元が文芸社という事は、自費出版かな?
もしそうだったら、一般の書店での購入は難しいかも。
天声人語 2007年04月22日(日曜日)付
美しいものより美しいのは、美しいものが荒廃した姿である――オーギュスト・ロダン。彫刻
家ロダンの作品が、がぜん官能の色を帯びる一時期がある。弟子で愛人のカミーユと暮らした
1880年代だ。
18歳で42歳のロダンと出会い、やがて身を引くカミーユ。女として芸術家として独り立ち
に挑むも、世界に飛躍していくロダンへの愛憎、孤独、貧苦の果てに心を病む。78歳で没する
までの30年は、南仏の精神科病院にいた。
その激しく悲しい、さまよえる魂が、浅春のパリに「着物姿」で帰ってきた。京都の日本舞踊
家、西川千麗(せんれい)さんがこのほど披露した創作舞「カミーユ・クローデル」(04年作)
だ。
フランス人の生き様を、バレエやオペラではなく日舞に転写するには、言葉や顔立ちに頼らぬ
表現力がいる。黒装束の千麗さんは、栗色の髪を垂らし、金の扇2枚で文化の壁に向かった。舞
の頂点で、ぽとり、ぽとりと扇が落ちる。恋心、ロダンとの子、創作熱、正気。カミーユが喪失
したあれやこれやを、散る扇に込めた。
20年ほど前にカミーユを知り、いつかは舞うと心に決めた舞踊家は「自分を空っぽにし、心
に住みついた彼女に身を任せた」という。舞台に見入ったカミーユの縁者たちは「この美しさな
ら本人も幸せ」と喜んだ。
実弟で、大正から昭和に駐日大使を務めたポール・クローデルは書いている。「禅宗によれば、
偉大なる真理は言葉ではなく、ある種の伝染により心に届く」。日舞に織り上げた「荒廃の美」
もまた、時空を超えて伝わった。
--------------------
今期天人子は、文芸方向への傾斜が強いな。どっちの趣味なんだろう。
文章は面白いんだが、今日も結語がどうにも定型句っぽく感じる。
>>404 あいかわらずの荒涼とした駄文だ、まさか「荒廃の美」を衒ってるとかw
まず「生き様」という変な日本語が見苦しいし、「日舞に織り上げた」とか陳腐な言いまわしが鼻につくw
引用ではあるが、それは禅宗ではなくて密教ではないのか?禅宗なら自ら悟るような.
「荒廃の美」は「偉大なる真理」なのか?「もまた」とあるから「ある種の伝染」は「禅宗」によれば時空を超えるのか?
適当なアナロジーでそれらしいことを書いてるだけで、やっつけ仕事の穴埋めにしか見えんw
舞踊家を知り、いつかは宣伝すると心に決めたコラムニストは「自分を空っぽにし、心
に住みついた舞踏家に身を任せた」と読み取ってしまうw
今日の天声は愛国心批判
天声人語 2007年04月23日(月曜日)付
先頃、初夏の陽気の東京から北海道に出かけた時のことだ。出発前の空港で「到着地は雪、天
候次第で引き返します」と放送があった。横にいたご婦人がつぶやいた。「いやねえ、同じ日本
なのに。縦に長いからいけないのよ。横に長けりゃいいのにね」
気持ちは分かるが、国土が南北に長いおかげで、同じ頃に異なる季節感を楽しめもする。いわ
ば、時間差のある四季だ。逆に東西にうんと長ければ、米国のように国内に時差ができ、やっぱ
り「いやねえ」になるかもしれない。
国土の形状は、そこで生まれ育った人の考え方にも影響する。たとえば、島国かどうかは国民
性を決定づける大きな要素といえる。政府の世論調査(75年)で「30年後の日本」を聞いた
ところ、日本人の10の特性のうち、「島国根性」は「義理人情」「勤勉性」に次いで「変わら
ないもの」の3位だった。
32年後の日本社会では「愛国」のメッセージが定席を得た。自信を持てと叱咤(しった)し、
廃れゆく義理人情や勤勉性を嘆くのはいいが、周辺への敵意をあおるばかりの、粗雑で乱暴な言
辞も多い。
島国には、大海に漕(こ)ぎ出す進取の気性も根づきうる。一方で、水平線の先に思いが至ら
ねば、自分の都合とモノサシだけで考えやすい。異なる民族や文化には尊大になるか、妙に卑屈
になりがちだ。
心の中の「島」が大きすぎると、海外旅行のたびに「やだねえ、同じ地球なのに」とぼやくこ
とになる。祖国への誇りや愛情は国際人たる必要条件だが、そういうものは、ほどよく、賢く持
ちたい。
--------------------
朝日新聞や左巻きの提示する「ほどよく、賢く」のモノサシが、間尺に合っていないと、私は思
うのですが。
水平線のちょっと先しか見えてないのもどーかと思うが。
>心の中の「島」が大きすぎると、海外旅行のたびに「やだねえ、同じ地球なのに」とぼやくことになる。
>祖国への誇りや愛情は国際人たる必要条件だが、そういうものは、ほどよく、賢く持ちたい。
朝日さんはこの必要最低条件を満たしていないのですが。
>>407 >逆に東西にうんと長ければ、米国のように国内に時差ができ、やっぱ
>り「いやねえ」になるかもしれない。
米国は日本以上に南北にも長いのだが。ハワイからアラスカまであるからな。
逆に、アサピーの大好きな宗主国様は東西に長いにもかかわらず国内時差無いわけだが。
>>407 >祖国への誇りや愛情は国際人たる必要条件だが、
と言うことは、アカヒ記者は国際人として失格だね。
>>404 これもしかして「美しい国」とひっかけて国を荒廃させろという意図か?
素粒子 4/23(月)
民意の表れ−−
●「野党はノー」と沖縄県民。
●「安倍はノー」と福島県民。
●「世襲はノー」と長崎市民。
●「再生かける頼みは地元出身
者、よそ者はノー」と夕張市民。
●「現職はノー」と8市市民。
●「高レベル放射性廃棄物処分
場立地調査はノー」と東洋町民。
●「今回はノー」と加美町民。
5候補とも法定得票に届かず。
× ×
選挙終わって静けさ戻る。<花
やこれ春宵一刻ふる手形> 宗因
「よそ者」「処分場」くらいにすると
他とそろってすっきりするのに。
>>407 北海道の件は不要w
要するに朝日新聞の説く「愛国心」こそが至高のものであると
言いたいのだろうが、「ほどよく、賢く」持つと、支那朝鮮に対して妙
に卑屈になるのはなぜだ?
つか、国際的で開かれた朝日新聞のことだから
>>407を書いてるのは
朝鮮人ではなかろうか?
天声人語 2007年04月24日(火曜日)付
テレビの普及台数が約1億と聞き、今さらながら驚いた。低俗番組を批判して「一億総白痴化」
と言われた昭和30年代初めが約50万台だから、ざっと200倍に増えたことになる。
暮らしに寄与してきた半面、悪(あ)しき影響への心配はどこも同じとみえ、英語には「愚者
のランプ(イディオッツ・ランタン)」と呼ぶ俗語もある。これを「阿呆(あほう)の提灯(ちょ
うちん)」と訳したのは誰だったか。ともあれ1億台となれば、ほぼ国民ひとりが一つずつ、提
灯を提げている計算になる。
俳人の長谷川櫂(かい)さんが雑誌で、家庭にテレビがあることを、「家族の中にあまりガラ
の良くない他人がいるということ」と述べていた(「望星」4月号)。安手なバラエティーなど
に苦り切り、我が意を得たりの人も多いだろう。
テレビ草創期以来の半世紀は、その“ガラの良くない他人”が、ぐいぐい巨人化してきた時代
でもあった。たとえば成長期の少年が、自分の腕力に無自覚なまま人を殴り、思いがけないけが
をさせてしまう。それに似た幼稚さと無責任が、なお業界にあるように見える。
関西テレビの捏造(ねつぞう)問題を機に、政府は放送法改正案を国会に提出して会期中の成
立をめざしている。国の規制を強めようとする法案である。テレビ側にも問題はあるが、表現の
自由の阻害を心配する声も大きい。
不名誉な呼ばれ方の多いテレビではあるが、良くも悪くも、家族の一員のような存在ではあろ
う。ガラの悪さを正すのは、国家権力ではなく、作る側の良識と、見る側の批評眼でありたいも
のだ。
--------------------
「昭和30年代」という言い方は何だろ。朝日新聞は頑なに元号を使わないと思ったのだが。
ガラの悪さと捏造手法では、テレビメディアより半世紀も先を行く言論ヤクザの羽織ゴロが、何
をまた偉そうに、という感じ。
「良識」「批評眼」と言うは易いが、その言葉に見合わない行動をする「言論機関」に対して、
「国民の代表」たる政府が規制を行うのは仕方が無かろう、という諦観もあるのは、事実。
>国家権力ではなく、作る側の良識と、見る側の批評眼でありたいものだ。
バラエティ番組と捏造と一緒に評論するのも暴論だけど、
時代はすでにそういう理想論の時代じゃないだろうに。
マスコミの、しかもテレビ局の親会社の重職にある人間が、
自主的に直ったらいいなぁ程度の意見では困る。
>ガラの悪さを正すのは、国家権力ではなく、作る側の良識と、見る側の批評眼でありたいも
のだ。
「国家権力」ってw相変わらず数十年前の学生闘争の気分が抜け切れていない表現だ。
で、見る側の批評はともかく、『作る側の良識』とやらが全く機能しないから
政府が動かざるを得ないわけだろう?いつもは他者に厳しいくせに、いざ自分の
事となると激甘になるのだから救いようがないな、朝日は。
>>418 だよな。思いっきり資本関係持ってて
>>417はないだろ天人子よ。
いや逆か。資本関係はあるが別会社という中途半端な構造が
よくあらわれた文章と言ったほうがいいかもな。
>>414 あまりに下らないから、一言だけ。
選挙に「マイナス投票」なんてないから。
平成の萬諜報、じゃなくて朝報としての地位を欲しがっていて
そのポジションへの最短距離を「総務省に睨まれた回数」だと
思っているような気がする。
>>417 馬鹿な番組もあるが、テレビの方が新聞よりも真実を伝えてきたw
昔の新聞には、明日にも革命が起きるような記事が満載だったが
国民は、テレビを見て世の中の正しい事実を認識してきたw
なぜなら、新聞では嘘を書き放題だが、テレビで嘘をついてると「国家権力」により
放送免許を剥奪されかねないからだw
ところで、テレビ朝日は、紅白歌合戦に勝つために女性の裸体で勝負したことが
あったが、朝日新聞はガラの悪さを批判したのか?
素粒子 4/24(火)
人に浮沈あり。ソ連エリート、
失脚、民主化の旗手、強権発動、
側近政治。晩年は忘れられていた
エリツィン前ロシア大統領死去。
× ×
ホテルに浮沈あり。会員制高級
リゾート、床は大理石、バブルの
象徴、破産、再生。ザ・ウィンザ
ーホテル洞爺で来年夏サミット。
× ×
国債に浮沈あり。米格付け会社
による日本評価。かつての「AA
A」から格下げを繰り返し「AA
マイナス」。このたび「AA」。
−−−
「人に浮沈あり」「ホテルに浮沈あり」「国債に浮沈あり」が太字。
天声人語 2007年04月25日(水曜日)付
まれにではあるが、時代には意志があるかのように、政治家を生み出すことがある。亡くなっ
たエリツィン・前ロシア大統領は、ソ連を終焉(しゅうえん)させた政治家として、そんな一人
に数えられよう。
貧しい農家の生まれだった。自著によれば、生後すぐの洗礼のとき、司祭が桶(おけ)で水浴
させたまま引き上げるのを忘れた。母親が気づき、人工呼吸で命を取りとめたという。厳寒の小
屋で、家族は山羊(やぎ)に体をくっつけて暖を取ったそうだ。
政治家は、大衆の心を瞬時につかむ幸運に巡り合うことがある。エリツィン氏にとってそれは、
91年8月の保守派クーデターだった。政府ビル前で戦車によじ登り、巨体を仁王立ちさせて
「抵抗せよ」と市民に呼びかけた。大衆の熱狂を一身に受けて、その年の暮れのソ連解体に突き
進んでいった。
だが時代の求めは、そこまでだったのだろう。冷戦が終わると、その後は経済の失敗、流血の
武力行使、側近政治……と急速に輝きを失っていった。人気は地に落ち、99年の辞任後は国内
でも忘れられた存在になっていた。
エリツィン氏の人生に、耳慣れたことわざが重なる。オムレツを作るには卵を割らなくてはな
らない――氏はソ連という固い卵を割る役目を授かり、それを果たして、旅立っていった。
98年春に来日したとき、首脳会談のあったホテルで、一般の結婚披露宴に顔を出してスピー
チする茶目(ちゃ・め)っけを見せた。ホテルのゴルフ場には、来日を記念して「エリツィン桜」
が5本、植えられた。今年も立派に花を咲かせたと聞く。
--------------------
エピソードや報道された結果だけを並べると、酔っ払いのろくでなしに見えるんだがな。
ま、歴史の大きな流れの中での政治家としての評価は、もっともっと先に出ることもあろう。
故人には、弔意を。
素粒子 4/25(水)
身内に甘いは世の常なれど−−
× ×
●「政治とカネ」倫理違反の3
議員を注意処分でけじめとする民
主党。党内に「軽すぎる」の声。
●一歩間違えば大変だった臨界
事故を8年も隠蔽していた北陸電
力、社長減給処分で幕引き図る。
●愛知県警の警部補、飲酒運転
で事故を起こした巡査部長を「か
わいそう」とかばってもみ消す。
●ルーシーさん事件は無罪との
判決に「十分に捜査を尽くしたと
思う」と言う警視庁捜査1課長。
−−−
隠蔽に「いんぺい」、とルビ。
>>426 エリツィンのことを調べながら書いたような駄文だなw
そういうときの朝日のコラムニストは決まって神の視座、超越者を気取って書く癖がありそうだw
超越者を知るのは超越者である天人のみということか?w
天声人語 2007年04月26日(木曜日)付
東京・銀座のビルの屋上で、地元の人たちがミツバチ約6万匹を飼育している。蜜を求めて巣
箱を飛び出し、ビル風に舞い上がっていく。
都会の真ん中にも花はある。皇居のソメイヨシノ、浜離宮庭園の菜の花、街路樹のマロニエ。
収蜜の盛りを迎え、週に25キロとれることもある。新鮮な蜜は、銀座の店でケーキやカクテル
に甘みを添える。
古くから、人はミツバチと暮らしてきた。1万年以上前のスペインの洞穴の壁画には、巣から
蜜をとる人物が描かれている。日本書紀にも、643年に奈良で養蜂が試みられたとある。
その長い歴史のなかで、どれほどの異変なのだろう。ミツバチの巣から、大量のハチが突然、
行方不明になる異常現象が、北米に広がっている。「集団の崩壊病」と名付けられたが、原因は
分からない。感染性の病気、農薬禍、ストレスなど諸説が飛び交う。昨年秋から、じわじわ拡大
し、養蜂家は恐慌状態だという。授粉をミツバチに頼るアーモンドやリンゴの凶作も心配されて
いる。
1匹なら穏やかそうなミツバチも、集団になると神経質だ。たとえば移送中、車の震動に驚い
て1匹が騒ぎ始めると、大群が一斉に羽を震わせる。摩擦熱で巣箱の温度が急上昇し、パニック
状態のまま全滅してしまうこともある。
環境の変化に敏感な生き物だともいう。大量失踪(しっそう)は、自然界で何かが起きつつあ
る兆しでは、と不安がる声も上がっている。「蜜は甘くても、事態は甘くないよ」。不気味な異
変が、ハチから人間への警告でなければいいのだが。
--------------------
天人子は「不都合な真実」方向で締めていますが、携帯電話の電磁波がミツバチの方向感覚を狂
わせている、なんて話も出ているようです。
世界の蜂蜜生産量では中国がトップだそうですが、中国の蜜蜂が失踪てなニュースは聞かないな。
>>430 単なる集団脱走というか引越しではないのか?
人間に搾取される養蜂の方が不自然だw
どんな自然現象でもサヨクにかかれば、お得意の終末論に結びつくw
>>431 女王蜂をほったかして、引越しはしないだろ。
素粒子 4/26(木)
最初に結論ありき。されどまず
御用会議設置が安倍政治の手法。
好みを集めて集団自衛権研究会。
× ×
大臣は何とか還元水、教授は補
助金不正、検事セクハラ、教官は
買春。美しい国は何処にありや。
× ×
「偉くなりたくない」と大半の
高校生。そりゃそうだろう。結局
は人前で頭を下げる役だものね。
× ×
東北の地から花便り。<最上川
はさみ桜桃花ざかり> 鈴木康永
−−−
何処に「いずこ」、とルビ。
>>433 > 大臣は何とか還元水、教授は補
>助金不正、検事セクハラ、教官は
>買春。美しい国は何処にありや。
忘れ物だよ。
つ「週刊朝日は記事で謝罪」
つ「朝鮮総連は拉致関与」
さんざん言われてるが安倍が言ってるのは「美しい国“へ”」だボケ。
> 「偉くなりたくない」と大半の
>高校生。そりゃそうだろう。結局
>は人前で頭を下げる役だものね。
大会社の社長や幹部の頭を下げさせるマスゴミはさぞいい気分なんだろうね。
国家規模で日本人に頭を下げさせようとする新聞は言うことが違う。
>>432 女王蜂が複数になると分蜂するというのは常識の範疇w
ニホンミツバチは脱走をしやすいので、外来種の西洋ミツバチが日本に移入されたが、
自分が蜂の立場ならニホンミツバチが良いなw
つか、西洋ミツバチ?も知恵がついたのかもw
>>430の天声人語のでたらめさを検証してみよう。
アメリカ大陸で先住民が養蜂をしていたなら、スペインや日本書紀にも
意味があるが、セイヨウミツバチはアメリカ原産ではないw
わざわざ、スペインや日本書紀に言及して錯覚を誘うあたりは、まさに
おつむの弱い朝日読者にしか通じない騙しのテクニックといえようw
アメリカに本来生息しないはずの、しかも人工品種改良がされて
いるかもしれない昆虫が、たかだか数百年の歴史しか持たないアメリカで
の養蜂で、人間にとって都合よく振舞わなかったからといって、「自然界で
何かが起きつつある兆し」となるのは知性のある人間にとっては理解不能
だろうw
こういう場合には、「自然に反した人間の自分勝手な振る舞いが、自然界から
しっぺ返しを受けている」となるのが朝日的なはずだw
朝日的には、「ミツバチが逃げるのは、労働の成果が労働者(ミツバチ)に還元
されていないからだ」となりそうなものだが、朝日記事によれば厳しいはずの日本から
労働者が外国に逃げ出す気配が一向にないという矛盾に読者が気づいてはならないから
そんなことは書けないw
天声人語 2007年04月27日(金曜日)付
青春とは人生のある時期をいうのではなく、心のあり方をいうのだ、と言われる。よく似た意
味で、老人には三つのタイプがあるとも言われる。すなわち、まだまだ若い人、昔は若かった人、
そして一度も若かったことのない人。
いまの若者は、老いて、どのタイプになるのだろう。財団法人「日本青少年研究所」などが日
米中韓の4国の高校生を調べたら、いま一つ覇気に欠ける日本の若者像が浮かび上がった。「偉
くなりたい」は他国の約3分の1。逆に「のんびり暮らしたい」は43%と他の14〜22%を
断然、引き離していた。
情けないと嘆く人、それも良しと肯(うなず)く人、考え込んでしまう人。感慨はそれぞれだ
ろう。クラーク博士の「青年よ大志を抱け」は死語になったかと、ため息をつく人がいるかもし
れない。
調査ではまた、「自分の会社や店を作りたい」が他の半分以下に沈む一方、「多少退屈でも平
穏な生涯を送りたい」は上回った。立身出世に血道を上げることもないけれど、若くして閑居を
望む声が多いのはどうしてなのかなあ。
「青年は決して安全な株を買うな」と言ったのは、フランスの詩人コクトーである。作家の沢
木耕太郎さんは、生命保険に加入したときに人は青年時代を終える、と書いている。向こう見ず
は青年の美徳、とまで言うと、少し言葉が過ぎるだろうか。
調査をした団体によれば、学級委員でさえ最近はなり手が減っているそうだ。「いまどきの若
者は……」と言いかけた口をつぐんで、そっと不安をのみ込むことにする。
--------------------
人事みたいに「どうしてなのかなあ」じゃねーよ(笑)
そらま、競争を嫌って「お手々繋いでみんなでゴール」を推奨し、「お金持ちになりたい」を
「拝金主義」と非難し、あくせく働くことを「働き蜂」等と称して「スローライフ」を提唱し、
「世界に一つだけの花」を歌っていたら、こうなる罠。
広義狭義は朝日が言い出したことだろ。
どのツラ下げてあんなこと書いてるんだ?このゲス新聞は。
素粒子 4/27(金)
慰安婦問題で釈明行脚の首相。
自ら狭義だの広義だの言い出した
のだから身から出たサビだがね。
× ×
ワイヤロープ全面に赤サビとほ
こり。六本木ヒルズエレベーター
火災はずさんな保守管理のせい。
× ×
球界の裏金不正は西武だけか。
プロ、アマ問わずか、ルールのサ
ビ。自分たちの手で落とせるか。
× ×
きらきら光る。<モーツァルト
のやうなる朝の春の海> 麥丘人
−−−
なんでここまで他人顔で批判できるのだ、こいつは。<慰安婦問題
じゃあ朝日に何が起こっても身から出たサビだな
アサヒの負け惜しみm9(^Д^)プギャー
つか従軍慰安婦は朝日起源なんだが
>>443 従軍慰安婦は読売起源( ^∀^)ゲラゲラ
従軍慰安婦とは、旧日本軍が日中戦争と太平洋戦争下の戦場に設置した「陸軍娯楽所」で働いた女性のこと。
昭和十三年から終戦の日までに、従事した女性は二十万人とも三十万人とも言われている。
「お国のためだ」と何をするのかも分からないままにだまされ、半ば強制的に動員されたおとめらも多かった。
特に昭和十七年以降「女子挺身隊」の名のもとに、日韓併合で無理やり日本人扱いをされていた朝鮮半島の娘たちが、
多数強制的に徴発されて戦場に送り込まれた。彼女たちは、砲弾の飛び交う戦場の仮設小屋やざんごうの中で、
一日に何十人もの将兵に体をまかせた。その存在は、世界の戦史上、
極めて異例とされながら、その制度と実態が明らかにされることはなかった。
讀賣新聞1987年08月14日東京夕刊13頁
>>437 馬鹿か?
朝日のいう「格差社会」は、米中韓なだけの話だw
笛吹けど踊らずw
天声人語 2007年04月28日(土曜日)付
ある落語家が刑務所へ慰問に出かけた。受刑者を前に、第一声は「エー、満場の悪人諸君!」。
永六輔さんの「芸人 その世界」(岩波書店)に収められている一(ひと)コマだ。
笑う人もいれば、「言われる身になれ」と苦る人もいるだろう。人権感覚を疑問視する向きも、
あるに違いない。だが、こういう場合はえてして、背景やいきさつを知らずに判断すると、的を
外すことが多いようだ。
たとえば落語家が過去にもその刑務所を訪ね、交流を重ねていたとしよう。それなら荒っぽい
毒舌も、親しみをもって感じられるかもしれない。互いの間柄いかんで、言葉は丸くもなれば、
とがりもする。
「地獄へ直行」と書いた紙を廊下に張って、遅刻者の指導をした中学教諭がいた。「イエロー
カード」「校長面談」などとも書いた紙に、遅刻の回数に応じて生徒の名を付箋(ふせん)でつ
けていた。配慮を欠いた指導と問題視され、校長が謝罪する騒ぎになったが、川崎市教委は先ご
ろ処分を見送った。「生徒との信頼関係の中での指導だった」と判断したそうだ。
問題が表面化すると、生徒らから市教委に、「先生を責めないで」といったメールが寄せられ
たという。少々荒っぽい指導でも受け入れる信頼感が、クラスにあったということだろう。
教師の言動がいじめに結びつくこともあるから、判断はなかなか繊細だ。しかし先生たちの持っ
ている“人間力”も封じ込んでしまう杓子(しゃくし)定規は、学校の魅力まで一緒にそいでい
くように思える。角を矯(た)めて牛を殺す。そんな故事もある。
--------------------
どう見ても、お前ら報道の暴走が招いた管理者側の萎縮、なんだが、天人子よ。
あと、そんな素知らぬ面で「角を矯めて牛を殺す」とか言っても、週刊朝日の例の言論テロ見出
しの件は、誤魔化せないと思うよ。
たとえば。背景やいきさつを意図的に外して反日煽動をする朝日新聞社には
支那朝鮮人から応援のメールが来るので、朝日新聞の持っている“報道力”を封
じ込んでしまう杓子(しゃくし)定規は、許されない、ということか?
>>447 これ、朝日が最初に問題視したのにね。そういった背景にまったく触れず、
生徒から朝日新聞声欄あてに弁護の投稿が来たことにも触れず。
全くの他人事として書いてあって、ひどく不誠実に思える。
>先生たちの持っている“人間力”も封じ込んでしまう杓子(しゃくし)定規は、
>学校の魅力まで一緒にそいでいくように思える。
って、杓子定規をあてたのはだれなのか、主語を書けよ。
大江健三郎も主語を省略するのは隠したいことがあるときだ!と指摘していたじゃん。
素粒子 4月28日(土)
慰安婦問題で米国を謝罪行脚の
首相の姿に齟齬感ぬぐえず。謝る
べき先はまず当事者であろうに。
× ×
その慰安婦にさせられた中国人
の補償請求権を最高裁が否定の判
決。ああ、美しい国は三権分立。
× ×
「心置きなく泣かれよと/年増婦
の低い声もする/あゝ おまへは
なにをして来たのだと……/吹き
来る風が私に云ふ」とうたった中
原中也のあすは生誕100年。30
歳で死んだ詩人は30歳のままだ。
---
齟齬(そご)、心置(こころおき)、年増婦(としま)、云ふ(い)にルビ
2日連続で慰安婦問題かよ。
しかも下品さがν速+の安倍叩き工作員のレス並にまで落ちている。
三権分立が不服そうだな
安倍は河野談話を引き継ぐと宣言しただけじゃん(w
自社記事ばかり読んでいるから現実がわからなくなるんだよ。
当の韓国の反応は
安倍首相「謝罪せず」と報道=韓国 4月27日20時0分配信 時事通信
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000160-jij-int >【ソウル27日時事】
>訪米した安倍晋三首相が米議会指導者との会談で、従軍慰安婦問題に関し「申し訳ないという気持ちでいっぱいだ」
>と表明したことについて、韓国の通信社・聯合ニュースは27日、安倍首相の用いた表現が謝罪のレベルに至っていないと
>批判的に報道した。
>聯合ニュースは米議会筋の話として、安倍首相が「sense of apology」を表明したと指摘。
>さらに、ワシントンの外交筋を引用し、この表現は英語には存在しないとした上で、「謝罪にははるかに至らないレベル」
>の発言だと伝えた。
今日の「お前が言うな」スレはここですか、朝日は従軍慰安婦捏造をまず謝罪しろよ。
天声人語 2007年04月29日(日曜日)付
お祝いの弦楽四重奏の中を、人の川がゆっくりと、建物の奥に消えてゆく。一昨日、東京駅の空を削って
38階建ての「新丸の内ビル」が開業した。向かいの丸ビルも5年前、37階に化けた。
戦前の丸ビル風景を、中原中也の「正午」が伝えている。〈月給取(げっきゅうとり)の午(ひる)休み、ぷら
りぷらりと手を振つて/あとからあとから出てくるわ、出てくるわ出てくるわ〉。30歳で逝く年に「東洋一のビ
ルヂング」をこっけいに活写した詩人。きょうは生誕100年にあたる。
七五調や擬音語、繰り返しにより、声に出すと味わいを増す作品が多い。代表作「サーカス」の中ほど、
空中ブランコを描いた部分がよく知られている。
〈頭倒(さか)さに手を垂れて/汚れ木綿の屋蓋(や・ね)のもと/ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん〉。
中也自身、この詩を好んで朗読してみせた。肉声は残っていないが、友人によると、なかなかの名調子だ。
「ハスキーな低音で、しかも胸に泌(し)みこむようなさびしさとキリモミのような痛烈さ」と草野心平。聞か
せどころの〈ゆあーん〉の行は「仰向いて眼(め)をつぶり、口を突き出して、独特に唄(うた)った」(大岡昇
平)という。ふと、100歳の中也がいたら、と夢想する。
中也に詳しい詩人、佐々木幹郎さんは「季節感をなくした街に戸惑いながらも、身体感覚で詩を作るで
しょう」と語る。〈汚れつちまつた悲しみに/今日も小雪の降りかかる〉。過ぎし青春をそう嘆き、すねた中也。
「悲しみ」をどこかに忘れてきたような東京の、何を、どんな調子で聞かせてくれるのか。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070429.html
>東京駅の空を削って 38階建ての「新丸の内ビル」が開業した。
さも「また東京の景観を悪くしやがって」と言いたげだな。
手前の築地のビルはどうなんだと
>>457 年甲斐も無くすねた老人が中也を語っても空しいだけw
最後の件は、ライオンとトラを戦わせればどうなるか、あるいは
本因坊秀策を現代に連れてくれば、を専門家に聞く企画モノみた
いで低俗な朝日らしいw
>>458 単に「摩天楼」(skyscraper―空を削るもの)と言いたいんジャマイカ?
穿ってみれば、皇居の内を臨めるほど丸の内が高層化することは
皇居の俗化につながるから、内心喜んでそうだけどな。
「天を削る」とはよく言ったものだ。
天声人語 2007年04月30日(月曜日)付
欧米や中国の新学年は9月に始まるが、違う国も多い。ケニアは1月、豪州は1月下旬から2月、韓国は3月、
そして日本。門出に添える4月の言葉から。
「大切な教室を使用させていただき、ありがとうございました」。能登半島地震に見舞われた石川県輪島市。
春休みの間、避難所になっていた小学校の黒板に、被災者が感謝の言葉を残した。
財政破綻(はたん)した北海道夕張市では、1年後に閉じる市立幌南(こうなん)小で新入生2人の入学式。
校舎はまだ使えそうだが、「もったいないといえば、夕張はもったいないことだらけなんです」(森井智江校長)。
市の職員は半減され、16人が嘱託として再雇用された。3月までの総務課長は「気分を新たに下働きしていき
たい」
「人生は1回きり。自分の責任で悔いなく生きたい。事故があってそう思えるようになった」。JR宝塚線(福知山
線)の脱線事故で右脚を複雑骨折した大学生、西尾和晃さん。2年ぶりに草野球のマウンドに。
大リーグでは初登板。「待ちに待った舞台だったけど、驚くぐらい普通に試合に入れた」とレッドソックスの松坂
大輔投手。初勝利への初球は予告通り、93マイルの直球だった。
4年前の鹿児島県議選で初当選した直後、選挙違反容疑で逮捕された中山信一さん。無罪確定を受けての出
馬で、自民現職らを大差で破る。ひどい捜査が奪った時間は戻らないが、「この4年間は8年分の仕事をします」。
こんなに楽しい選挙は初めてだ、と運動員。桜前線が駆け上がった列島、それぞれの旅立ちである。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070430.html
二人がかりなんだから、悪しき伝統を引き継ぐなよ。
韓国は3月、そして日本。
日本語として変w
>ひどい捜査が奪った時間
主観入りまくりだな。
「最近の言葉から」も前任者から引き継いじゃったのかw
でも最後に「それぞれの旅立ちである」とショボいがちゃんとまとめてあるだけ、
前任者よりマシ・・・か?w
「最近の言葉から」は冒頭に書いておけよ。
中途半端なとこに書いてあるから読み落としたじゃないか。
何事かと思ったぞ。
月末は表題も「最近人語」に替えておくくらいの開き直りがあれば認めるけどな
天声人語 2007年05月01日(火曜日)付
「魚の定義」というジョークがある。《魚とは、逃げた時から成長が速まる生物である》。手元に寄せて逃した一匹ほど、
大きいものはない。悔しさが想像を膨らませ、人に話すたびに両手の間隔が広がっていく。
米アラスカ沖のベーリング海で3月、メバルの仲間のヒレグロメヌケ(メス)が捕れた。体長1メートル強、重さ27キロ
の巨体。朱を帯び、でっぷり丸い腹も見事だが、年齢がすごかった。推定100歳である。
魚の年齢は、頭の骨にある耳石(じせき)か、ウロコのしま模様で勘定する。木の年輪と同じ理屈だ。メヌケの長寿は
米海洋大気局(NOAA)が耳石から割り出した。この海域は水温が低く、底にいる魚の成長は特に遅い。大きな個体は、
それだけの歳月を生き抜いた証しだ。
食卓に縁の深いアジやサバは5年、タイなら20年ほど生きるという。ただし、ほとんどの魚は小さいうちに他の生き物
に食べられてしまう。魔の手は、水の上からも伸びてくる。
魚と人の関係を思うとき、金子みすゞの代表作「大漁」に行き当たる。〈朝焼小焼(あさやけこやけ)だ/大漁だ/大羽
鰮(おおばいわし)の/大漁だ。/浜は祭りの/やうだけど/海のなかでは/何万の/鰮のとむらひ/するだらう。〉。
底引き網にかからなければ、あのメヌケはどれほど生きたのか。弔いは盛大だったことだろう。
魚は大切な栄養源だ。漁業や釣りは彼らの平均寿命を少し縮めているはずだが、縮めた分は我々に上乗せされてい
る気もする。ならば魚も本望か。年齢不詳の丸干しをかじりながら、身勝手な仮説を転がしてみた。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070501.html
げえー、本当に身勝手だ。入試問題に是非。
やばい、超はずかしい
魚→金子みすゞのコンボ、しかも全文引用
字数埋めの中学生でもやらない
ジョークから初めて、面白トリビアニュースにつなげ、金子みすゞで急旋回、身勝手な仮説に着
地、という、なんとも基本どおりのコラム。
筆致は軽くて好み。
第3段落「魔の手は」のあたりは、技巧に走りすぎか。もう少し素直に「水上の漁師も、魚にとっ
ては天敵だ。」くらいで収めた方が良かったのでは。
締めの「身勝手な仮説を転がしてみた」の表現も心地よいが、これは例えば「〜〜と言ってみる
テスト」なんかと同義の、言いっ放し締め、だよな。
良く見る表現だから、違和感なく飲み込んでしまった、というのが心地よさの正体であろう。
2chならこれでもいいんだろうけれど、新聞コラムとしてはどうなんだろう。
匙加減は難しいところかな。
「大漁」は、NHK教育「にほんごであそぼ」で、野村萬斎が演っていたな。
天人子の「ならば魚も本望か」は、些か身勝手すぎという感じ。
素粒子 5/1(火)
新諸国事情−−
●カナダ 温室効果ガスの削減
目標を断念。京都議定書危うし。
●イスラエル 昨夏の対ヒズボ
ラ紛争の責任追及に政権の危機。
●イラク 米大統領の「戦闘終
結宣言」から4年、テロやまず。
●米国 「全米で1日30人が銃
で殺されている」(NY市長)
●日本 対米謝罪首相の次はイ
ラク開戦批判発言を釈明防衛相。
× ×
麗しき季節開く。<子の髪の風
に流るる五月来ぬ> 大野林火
−−−
「カナダ」「イスラエル」「イラク」「米国」「日本」が太字。
>>468 今日も無茶な駄文だ。
>魚は大切な栄養源だ。彼らの平均寿命を少し縮めているはずだが、縮めた分は我々に上乗せされてい
る気もする。ならば魚も本望か。年齢不詳の丸干しをかじりながら、身勝手な仮説を転がしてみた。
どこまでが「仮説」か不明。まず、「漁業や釣りは。彼らの平均寿命を少し縮めている」は仮説に過ぎないのに、
「はず」と推測により判断が下されている。そのうえで、「縮めた分は我々に上乗せされてい
る気もする。」と仮定を持ち出しながら、気分を書いて、そして、根拠もなく「魚も本望か」と疑問文で
終わる。こういう意味不明のでたらめな文章は決して書いてはならないw
「魚も本望」と身勝手なことを書きたければ、ユダヤ・キリスト教の自然観の正しさを前提として出すべきであり、
本文での「ならば」は脈絡が無く意味が通じないw
天声人語 2007年05月02日(水曜日)付
持ち場にもよるが、20年前はスーツを常用する新聞記者はそれほど多くなかったと思う。現場で動きやすい軽装が
一般的で、使い込んで、戦友のようになった一着があったものだ。
実際、その薄手のブルゾンは、持ち主の分まで戦っているように見えた。20年前の憲法記念日、朝日新聞の阪神
支局が襲撃され、記者2人が死傷した。29歳で命を絶たれた小尻知博記者の上着が、支局にある襲撃事件資料室
で初めて公開された(3日まで)。
サイズはM。左ポケットのわきに、卵大の穴が開いている。至近距離から放たれた400粒の散弾が、ひとかたまり
で脇腹に飛び込んだ跡だ。色あせた青い木綿の生地は、運ばれた病院で切り裂かれ、左半分が褐色に染まってい
る。展示ケースに収める前、手にとり、そっと顔を近づけてみた。古着のにおいだけがした。
事件の1週間前、統一地方選挙の開票日に支局で撮られた写真が、小尻記者の残像として広まった。書棚の前で
左手に紙を持ち、はにかむように笑いながら、記者はあのブルゾンを着ている。京都の百貨店で買ったという分身は、
時を超え、忘れてはならない怒りを発信し続ける。
小尻記者のもう一つの分身、当時2歳だった一人娘はこの春、父親と同じメディアの道に進んだ。一連の朝日新聞
襲撃事件はすべて時効となったが、表現と言論の自由を守る闘いに終わりはない。
憲法は明日、施行60年を迎える。その半分も生きられなかった仲間の無念を引き取り、彼のブルゾンを心に羽織っ
て歩いてゆこうと思う。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070502.html
小尻聖人の聖物を公開かw
その一人娘も世襲で朝日に入ったのか?
護憲勢力の北鮮工作員の犯行だとすれば、時効は成立していないと思うぞw
というか、憲法記念日に朝日記者を襲撃してわざわざ「殉教者」を出してや
る親切な右翼なんぞいないと思うがW
書き始めは悪くないのに、その後はグダグダ。
彼のブルゾンは聖遺物なのか、フレイザー曰くの感染呪術なのか、それとも日本式の「使う人の
霊が宿る」という信仰か。
それは彼の記録ではあっても、その分身だとしてここまで持ち上げてしまっては、宗教だろうと
感じる。
彼の娘さんは、テレビ局に入社したとか。「新人研修を終え、スポーツ部に配属された」なんて
いう記事が産経に載っている。
これにしても、分身扱いには鼻白む。
「平和への想いを世襲で繋ぐ」なんて、つい最近も長崎であったような話。
「表現と言論の自由を守る闘い」と言うが、何に対する「闘い」だ?
自分に都合の悪い言説を「それは表現と言論の自由を侵害するものだ」等と切り捨てるのは、闘
いとは言わないぞ。
そんな卑怯な行為に、実際の事件と死者とを利用するのは、下種と言う。
最後に「憲法」を絡めてきているが、政治的な言論に死者を利用するのも、下種の作法だ。
>>476 でも、安重根のテロは良いテロなんですよね。
天声人語 2007年05月03日(木曜日)付
朝日歌壇賞と俳壇賞の二冠を持つオランダ在住の歌人、モーレンカンプふゆこさんの短歌に、〈窓口で法律用語を
調べつつ日本国籍破棄を告げけり〉がある。33歳で異国に帰化した際の、凜(りん)とした決意だ。
作者はしかし、森で拾った木の実にまで望郷の念を募らせもする。〈手の中に団栗(どんぐり)といふ故国あり〉。ふ
ゆこさんが思い続ける日本は、いつまでも、海外の同胞が慕う国でいられるだろうか。
パリ駐在から帰国し、3年ぶりに住んだこの国は改めて新鮮だった。朝のホームに整然と並ぶ人たち、静かな満員
電車。小ぎれいで安全な街、眠らぬコンビニと自販機。このささやかな日常の安定こそ、守り伝えるべきものに見える。
国籍を捨てて、なお残る祖国とは何だろう。山河や文化、同じ言葉を話す懐かしい人々。その一切がつつがなくある
ために、国家の仕組みと約束事がある。軍事同盟が「傘」なら、平和憲法は「繭」のように、日本社会に寄り添って平安
を包んできたのではないか。
窮屈な繭を抜け出し、傘の下で舞うチョウになりたいと欲する人もいる。だが、世界の現実に合わせて理想を遠慮す
れば、情けない現実が大きくなるだけだ。
朝日俳壇の選者だった石田波郷(はきょう)に、「焦土諷詠(ふうえい)」と称される作品群がある。〈香水の香(か)を
焼跡(やけあと)にのこしけり〉。廃虚から書き起こした香り高い志は、四季の美しさや産業技術と並ぶ財産だ。世界が
この水準に追いつくまで、あるべき姿を輝く繭から発信する。
ここで悠然と待つのが人類愛にかなうと思うが、どうだろう。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070503.html
全体として、誌的に過ぎる。
話が点描風に飛び、内容は吹き飛ばされ、イメージしか残らない。
天人子は第3段落で『軍事同盟が「傘」なら、平和憲法は「繭」』と言う。
その上で第4段落『窮屈な繭を抜け出し、傘の下で舞うチョウになりたいと…』と言うのだから、
自らの手、自らの軍事力で自らの国を守るという選択は、天人子には最初からないのだろう。
『情けない現実』とは、具体的に何か、語ってもらいたいものだ。
第6段落『ここで悠然と待つのが人類愛にかなうと思うが、どうだろう』等と、論理や言葉ではな
く、感傷的煽情的な感覚でしか、憲法だの平和だのを語れなくなった「報道」に、価値はない。
そんなものはブンガク屋に任せるべきこと。
シビアな現実から目を背け、理想だけを追っかける「報道」に乗っかり、痛い目を見る。という
のは、60年位前にいやっつー程味わったはずだ。
第5段落『世界がこの水準に追いつくまで、あるべき姿を輝く繭から発信する』と書けば、それは
それで誌的だが、換言すれば単なる『ひきこもり』であろう。
しかも、その繭から出てすら、他者の庇護の下での自由しか想定できないのだから、甘えん坊も
いいところ。
冨永格氏、あなた、パリ支局長を務めた3年間で、そんな程度のものしか得なかったの?
>>481 > 朝日歌壇賞と俳壇賞の二冠を持つオランダ在住の歌人、モーレンカンプふゆこさんの
>短歌に、〈窓口で法律用語を調べつつ日本国籍破棄を告げけり〉がある。33歳で
>異国に帰化した際の、凜(りん)とした決意だ。
そのモーレンカンプふゆこさんは、こんな俳句も詠んでおられるそうで。
> ごきぶりを打ちて祖国を出でにけり(2002年8月)
ゴキブリのように忌まわしい祖国から逃れられたという清々しさを感じさせますね。
ttp://f3.aaa.livedoor.jp/~asapy/kako/1999.htm でも結局オランダにも馴染めずアイデンティティ喪失気味みたいですが、
アサピー的には「健康な国際人」だそうです。
> 機窓(まど)に浮かぶ富士なり我の生まれし島いつよりか「国」とは言わずになりぬ
>【選者の評(注:島田修二)】自身の生まれた島で「国」の認識がなくなっている。健康な国際人と言うべきか。
> どこまでが日本人でどこまでがわたくし税関無き国境を越えても霧
ttp://f3.aaa.livedoor.jp/~asapy/kako/2002.htm あと検索するとこんなのも。
> ああ白夜腕に額伏し国恋へど日本を良しと思ふにあらず
隣で核を持った国が脅しをかけ、
その隣には事実無根の言いがかりをつける国があり、
さらに隣にはこちらが掘った資源を
横取りしようとする泥棒国家がある現実には目をつぶって
自分の生まれ育った国を捨て、かといって異国にもなじめない
「健康な国際人」になるのが理想なのですか、そうですか。
素粒子 5/2(水)
【辞める人】
●経済は成功、イラク戦争で失
敗とされるブレア英国首相。治世
10年、初め颯爽、最後よれよれ。
●学生野球憲章違反の野球特待
生制度を認めた高野連加盟校73校
の野球部長。きょうが申告期限。
【辞めない人】
●「恋人」を優遇したと情実人
事疑惑で指弾されている世界銀行
総裁。「批判は不条理で偽善的」
●レバノン紛争での開戦判断は
深刻な誤りと批判されたイスラエ
ル首相。「素早く是正していく」
−−−
「ブレア英国首相」「野球部長」「世界銀行総裁」「イスラエル首相」が太字。
颯爽に「さっそう」、とルビ。
天声人語 2007年05月04日(金曜日)付
日本初の手品本は約300年前、江戸元禄期の『神仙戯術(しんせんげじゅつ)』とされる。
手品研究家の平岩白風(はくふう)さんによると、明(みん)の書物を和訳したものだ。この本
が紹介する「戯術」の種(たね)は、しみじみ素朴である。
例えば「勝手に動くひょうたん」。中に小さめのウナギかドジョウを入れておき、塩と胡椒
(こしょう)を溶いた水を注いでふたをするだけだ。なにぶん仕掛けが天然素材だから、ひょう
たんの動きが弱々しくなったところで幕だろう。魚がちょっと気の毒でもある。
49人の手品師が在京の民放2社を相手に、計約200万円の損害賠償を求める裁判を起こし
た。硬貨を手品用に違法加工した事件の報道で、たばこがコインを貫通する仕掛けなどをばらさ
れた、という。「種という手品師の共有財産が侵害された」と訴える。
だまされまいと舞台を凝視する客の前で、シルクハットからハトが出る、ウサギが出る。拍手
をしながら謎解きに挑戦する人はいても、そのまま眠れなくなることはまずない。幻惑は、心地
よい余韻を残して消えていく。
手品師と客の間には「これは芸」という暗黙の了解がある。だからこそ落ち着いて驚くことが
できる。「種も仕掛けもないのでは」と思わせたら、それはもう魔術のたぐいで、お客は落ち着
かないだろう。
逆に、はなから種が割れていたら、演者の手際を追うだけの味気ない見せ物になる。転がるひょ
うたんより、中にいるウナギの身の上が気になり、やはり楽しめない。知りたくもあり、知りた
くもなし。種との間合いは、このあたりがいい。
--------------------
題材は面白いんだが、内容やオチが悪い。ニュースに出てきた「民放2社に対する訴え」に対し
て、どういう風に考えるか、という部分をちゃんと書かなきゃ。
手品が芸なら、客と手品師との間合い、であろうよ。タネとの間合いは、謎解き以外に興味のな
い人間の領分で、それは舞台の上にも客席にもいない人間のやることだろう。
タネについて「知りたくもあり、知りたくもなし」等と言うなら、民放2社の行為を否定する、
のだな、天人子。
天人氏いわく「生き物を使った残酷な手品」は、
「明の書物を和訳した手品本」に書かれてたんだろ?
天声人語 2007年05月05日(土曜日)付
三日月はその形から「月」の字を生んだ。出番が日暮れ時なので「夕」にもなった。象形文字
の面白さだ。かたやフランス語では、満月に膨らむ途中だから「成長」と同系の名詞となり、同
じ形のパンの名にもなった。
フランス在勤中の昨秋、週刊フィガロスコープが「パリで一番うまいクロワッサン」を発表し
た。目隠しテストで64店を食べ比べた結果、日本にも店があるピエール・エルメが1位に輝い
た。
同誌によれば、良いクロワッサンは「かじると表層が崩れ落ち、ちぎれば静かに抵抗する」そ
うだ。パリ6区のエルメ本店で買ってみたら、三日月というよりひし形だった。かぶりつくと、
解説の通り皮がサリサリと落ち、中身はしっとりと粘った。パリ一番の月は、食卓をクズだらけ
にして消えた。
菓子職人として知られるエルメ氏は、焼き上がりに「手で引き裂いて、かすかな鳴き声を聴く」
という。そこまで繊細な一品ではなかったが、仏西部の家庭に居候していた当時、週末の食卓に
は決まってこのパンが現れた。ゆったりした遅めの朝食に、バターの濃厚な香味が花を添えた。
クロワッサンはオーストリアの発祥という。1683年、オスマントルコ帝国軍の包囲を耐え
抜いたウィーン市民が、敵のシンボルの三日月をパンにしたのが始まり。形は優美でも「戦いの
食べ物」なのだ。
明日はフランス大統領選の決選投票である。右か左か、男か女か。審判までに残された朝食は
2回。大接戦を伝えられる両候補は、いくつ三日月をほお張ることだろう。
--------------------
「ミーはおフランス帰りざんす」
軽い筆致のちょっとしたトリビアコラム、さいごにちょっと政治に触れて、か。
まあ、いいんでね?
http://www.pierreherme.co.jp/
>>489 「明日はフランス大統領選だが、私はフランスでクロワッサンを食べたことがある」
という小学生並の作文w
>>430 5月2日のテレビ朝日の低レベルなニュースによれば、大阪の信号機に群がったハチの大群が殺虫剤で駆除されたと
いうようなことが報道されたぞw
「自然界で何かが起きつつある兆し」ではありえんなw
>>491-492 ラルースの料理事典を探したんだが、行方不明で見つからない・・・ orz
一応、プロのサイトによれば
シリタイ子: 「クロワッサンって歴史の深いパンなんだね。でも形は三日月型だけじゃないけどなにか意味があるの。」
博 士: 「歴史的な意味はないが、フランスでは使用する油脂によって形を変えておるらしい。曲がりのゆるい
三日月型はフレッシュバターとマーガリンを使用したもの。まっすぐな菱形のクロワッサンはフレッシュ
バター。一般の三日月型はマーガリンを使用した形になっているらしい。」
ttp://saint-germain.co.jp/world/aiueo/02_08_2.html クロワッサンの形の違いには意味があることをご存知ですか?
おなじみの端が曲がった形のクロワッサンはマーガリンを折り込んだもので、アンデルセンのクロワッサンなどバターを
折り込んだものはまっすぐな形をしています。
ttp://www.andersen.co.jp/others/bstory/vol06/history.html クロワッサンの形とバターorマーガリンってのは割りと有名な話だと思ったんだが。
すくなくとも「エルメの本店」とか気取って記事を書くような記者なら当然知っていてもいいかと。
ちなみに、エルメの第1号店は東京。本店とか言っちゃうのはかなり痛い。(w
天声人語 2007年05月06日(日曜日)付
棚田保存の活動に参加して、連休の一日、遠くに海を眺める房総半島の山あいで田植えをした。
地元農家のお膳立(ぜんだ)てで、段をなす田の一枚一枚に、鏡のような水が張られている。
〈田一枚植えて立去る柳かな〉。名高い芭蕉の句からは、慣れた身ごなしで、すいすい苗を植
える姿が浮かぶ。だが日ごろ農作業と縁遠い弱卒は、そうはいかない。腰が定まらず右往左往し、
田の中は足跡だらけに。植え付けにも難渋し、進まないことおびただしい。
古く、田植えは女性の仕事とされ、従事する人を早乙女と呼んだ。力のいる田打ちや代掻(し
ろか)きが男の仕事だった。〈生きかはり死にかはりして打つ田かな 鬼城〉。土に生かされ、
土を頼みに命をつなぐ。往時の労働の厳しさを思うと、粛然とさせられる。
〈粒粒皆辛苦(りふりふかいしんく)すなはち一つぶの一つぶの米のなかのかなしさ〉と詠ん
だのは山形県出身の斎藤茂吉である。戦前は、小作制度や飢饉(ききん)が農家を痛めつけた。
収穫しても自分たちの食べる分はない。白い米粒が農民の「辛苦とかなしさ」を象徴した時代は
長く続いた。
戦時中は妙な米の炊き方があった。一昼夜水に漬け、膨張しきったところで火にかける。食糧
不足を補うために政府が広めた。名付けて「国策炊き」。量は増えても、しょせん水膨れだから、
腹はすぐに減ったそうだ。
さまざまな時を経て、幸か不幸か、素人の米作りが歓迎される時代である。労働の厳しさにも、
一粒のかなしさにもほど遠いけれど、参加者の数だけ、米に関心を持つ人は増えたことだろう。
--------------------
この、引用が多く、すぐに粛然とさせられちゃう定型句ブンガク使いが、福島申二氏なのかな。
昨日は「おフランス帰り」富永氏だったし。
話が飛びすぎて、だからなんなんだ、という印象しか残らないな。
そのイメージにしても、暗い話ばかりでげんなり。
>>495 東北で飢饉が多かった理由は、地球が温暖化してたときに人口が増えて農民が住み着き、その後地球が寒冷化したからあるから、地球温暖化を推進する必要がありますなw、
日本で農業の集約化が進んでなくて食料自給率が低いのは、私有財産制度を否定して、低脳な小作人に農地を只同然でやったからなので、将来日本で餓死者がでれば、朝日の農地解放礼賛もお笑いの種になるかもw
白い米粒は、豊かさと喜びの象徴だろうに、アカにかかれば悲惨な話になるw
まるで、戦前のプロレタリア文学みたいだw
フランスの左派は支那の人権弾圧に厳しいから、右派が勝って朝日は喜んでいると思われw
素粒子 5/7(月)
【黄金週間雑感】
@ひと、多すぎる。
A渋滞、長すぎる。
Bテレビ、下らなさすぎる。
× ×
【黄金週間三賞】
●殊勲賞 NHKマイルカップ
の973万9870円馬券。ただ
しこの3連単を当てた人にだけ。
●敢闘賞 還暦にもめげず、改
めて話題を集めた日本国憲法。改
憲促進首相のおかげもあります。
●技能賞 週間天気予報をほぼ
当てた気象庁。やればできるか。
−−−
「殊勲賞」「敢闘賞」「技能賞」が太字。
>Bテレビ、下らなさすぎる。
サンプロでの若宮タンのやられっぷりのことかと。
●若宮主幹14連敗
>>499 年中夏休みの人もいれば、年中下品な素粒子もあるんだ。
ゴールデンウィークの間くらいで、ガタガタ言うな。
天声人語 2007年05月08日(火曜日)付
フランスの内務省は、高級ブティックや画廊が並ぶ一角にある。小さな広場を挟んで、向かい
は大統領府のエリゼ宮だ。パリ在勤中は散歩コースだったが、このあたりに来るとテロ警戒の治
安要員が増え、なんとなく早足になった。
内務省から大統領府までは、正門の直線距離にして約70メートルある。警官に怪しまれなが
ら歩測したので間違いない。04年2月、その歩測をもとに、国際面にこう書いた。「そぞろ歩
きの観光客でも1分の道のりを、あと3年走り続ける男がいる……ハンガリーの血を引く、ちょっ
と風変わりな姓を覚えておくのも悪くない」
内務大臣として人気を固め、次の大統領候補に浮上していたサルコジ氏のことだ。おとといの
決選投票で、彼はとうとう広場を渡りきり、三色旗が翻るアーチに飛び込んだ。
55年1月生まれで、安倍晋三首相と同学年になる。新世代らしく、選挙で訴えたのは「過去
からの断絶」と「変革」だった。フランス史で断絶、変革といえば、18世紀末の大革命だろう。
サルコジ当選が決まると、革命発祥の地でもあるバスチーユ広場では、その剛腕ぶりを嫌う若
者たちが警官隊と衝突した。同じ夜、これも革命ゆかりのコンコルド広場は、剛腕による改革に
期待する人々で埋まった。
この国の現実を映す二つの広場から、任期5年は始まる。弱者を断絶の先に取り残さず、変革
に包容していけるのか。エリゼ宮から栄光の凱旋門(がいせんもん)までは、シャンゼリゼ通り
を1.5キロの道のり。新大統領とフランスを、その緩い上り坂が待つ。
--------------------
「ミーはおフランス帰りざんす」
自分の書いた記事も引用しちゃって、無闇に高揚していますな、天人子。
厭味抜きで言えば、面白いコラムだった。フランスなら任せろ、という力強さを筆に感じた。
最後のあたりの「弱者」云々は、朝日だから仕方があるまい、読む方も書く方も、義務みたいな
もんだ。
戦勝記念碑の凱旋門を栄光の扉と単純にしてしまっていいのか、てのは、まあ文学的修辞ってこ
とでいいんじゃね。
>フランス帰り
朝日新聞パリ支局で思い出すのは、この話。
自分たちが欧州人と同化できたと思って改装の際にアチラ仕様の
男子小便所を設置してしまった。 でも高すぎて足場のためのブロックを置くハメに。
この話は二十年ぐらい前の「諸君!」に掲載されて広まったのを覚えてるね。
>>499 【黄金週間雑感】
5月3日朝日新聞社説21連発
多すぎる。
長すぎる。
下らなさすぎる。
>>502 凱旋門もバスチーユも血塗られた場所だと思うがw
朝日信者はフランス帰りをむやみに尊ぶ風があるようだから、フランス帰りを強調してるみたいで朝日の低俗さが伺えるw
にしても「弱者」にはフランス国内とフランス国外の二つがあるので、意味不明。
超過滞在者のキャンペーンを張ってた朝日なら逃げずにはっきり書きましょうw
素粒子 5/8(火)
昔コルシカ出の砲兵少尉が皇帝
に、今亡命ハンガリー貴族の子が
大統領となる。これがフランス。
× ×
「戦後体制脱却」とは信条だろ
う。靖国では「思想信条には回答
せぬ」と事務所。これが安倍氏。
× ×
読めても書けぬ小学生に不思議
はない。今やぽんと打ちゃさっと
出る時代だもんね。これが漢字。
× ×
立夏も過ぎて。<プラタナス夜
もみどりなる夏は来ぬ>石田波郷
>>506 立てても待てぬ記者に不思議はない。
2chで取材してると思えるんだものね。
これが朝日。
>>506 安倍から実質取材拒否されたの、相当根に持ってるんだろうな・・・
>>506 朝日は本当に思想信条を理由に断られたと思っているのかな?
もう週刊朝日の件とか、とっくに忘れていそう。
天声人語 2007年05月09日(水曜日)付
内外で100以上を乗り比べたという宮田珠己さんは、著書『ジェットコースターにもほどが
ある』(小学館)で、この遊具の魅力を「四拍子の手の動き」に例えた。指揮棒のように、滑ら
かに流れる動感である。だがその一曲は、異音とともに途切れた。
大阪府吹田市の遊園地、エキスポランドで起きたコースターの死傷事故で、点検不備の疑いが
出ている。金属疲労を見落としたまま「絶叫度は満点」と宣伝していたとすれば、これは人災と
なる。
『遊園地のメカニズム図鑑』(日本実業出版社)の著者、八木一正さんは、ジェットコースター
の変遷を「人類の恐怖体験の進化の歴史」と書いた。始まりは18世紀、ロシア貴族の氷滑りら
しい。20世紀前半の米国に登場した本格型は、大西洋の単独横断飛行から凱旋(がいせん)し
たリンドバーグに「飛行機より怖い」と言わせた。
加速や回転による恐怖が月並みになると、乗り心地を不安にする工夫が続く。立たせて重心を
上げ、ぶら下げ型で足の踏ん張りを奪い、乗り物ごと暗闇に放り込む。より怖く、もっと刺激を
と、お客と業者の二重奏が共鳴した。
日本の遊園地は、速度や落差、走行距離などで世界一を競い合ってきた。コースの「谷」で押
しつぶされるような重力を、「山」では体が浮くような無重力を味わえるのは遊園地の中だけだ。
しかし、そうした非日常の体感は200%の安全が前提だ。客は安心とセットの恐怖感にお金
を払い、心おきなく悲鳴を上げる。砂粒ほどの危険が、絶叫の意味を一変させてしまう。
--------------------
今日は「引用ブンガク」福島氏の筆なるか。舌っ足らずで重いな。題材も重いから余計沈鬱。
引用、事故の記事、引用、歴史概観、感想、悲鳴、と文章もローラーコースターのように、山あ
り谷あり恐怖あり。
最終段落は修辞が過ぎるな。「200%の安全」なんて完璧神話の二段重ねはやりすぎだろう。
「200%の安全」なんて言うと「200%勝てますよ(by安生洋二)」とか脳裏をよぎって逆に怖くなっ
たり。
100%と書く意味が分からない人っているよね。
>>510 CSIベガスの第3シーズン で 同 じ 表 現 を 見 た ん で す が 気のせいですか?
加速や回転による恐怖が月並みになると、乗り心地を不安にする工夫が続く。立たせて重心を
上げ、ぶら下げ型で足の踏ん張りを奪い、乗り物ごと暗闇に放り込む。より怖く、もっと刺激を
と、お客と業者の二重奏が共鳴した。
日本の遊園地は、速度や落差、走行距離などで世界一を競い合ってきた。コースの「谷」で押
しつぶされるような重力を、「山」では体が浮くような無重力を味わえるのは遊園地の中だけだ。
しかし、そうした非日常の体感は200%の安全が前提だ。客は安心とセットの恐怖感にお金
を払い、心おきなく悲鳴を上げる。砂粒ほどの危険が、絶叫の意味を一変させてしまう。
この部分、事故原因もほぼ同じという・・・。
>>510 人の死をネタにすると、冴える筆遣いw
「200%」なんて支那風な表現は日本語にはないと思うぞw
とにかく、読み心地を不安にし、暗闇に放り込む工夫を止めろw
今回の事故でもフジテレビに重用されて「点検ミス 人災だ」と
熱弁を振るってた技術評論家の桜井淳さん。
あの人がが十数年前に週刊文春などで展開していた新幹線の
キャンペーンで、「秘密文書入手、のぞみは大惨事寸前」との
内容で、いつか宙に浮いて大惨事を起こすって話を力説してた。
それを聞いたサラリーマンたちが、実際には坂を下ってる時の
マイナスの加速度なのに「う・浮いた〜」と言ってたんだよね。
ある事柄が、メディアの与えた情報で全く逆のことだと認識される。
それが安全に関する認識の根幹を形成するってのが少なくない。
ローラーコースターの分野にもそういう「逆の認識」を世間に与えてた
かも知れないって事に対し、メディアは「ふと立ち止まって考え」ても
良いんじゃないのかな?
>>514 >人の死をネタにすると、冴える筆遣いw
事故報道ってのは、自分たちがどんな不誠実でも、当事者を上回る批判を
世論から浴びることが無いと確信しちゃってるので、紙面では「体質が!」
と煽りながら、論説委員もここぞと精神世界を爆発的膨張させて普段以上の
「激しい怒り」とか、「荒い情報認識による攻撃論調」を嬉々として展開してる。
ここまではメディア非難の人がよく言うことだけど、それと平行して何故か
「美しい言葉を織り込み、ステージの真ん中で人の死を高らかに歌う」って
感じのコラムが新聞一面て場所で堂々と出てくるのが良く見られるね。
以前、Webを見てて「タイタニック沈没の追悼歌」ってのを聞いたな。
(検索して・・・) あった。 まさかこれがヒントってことじゃないよね?
ttp://www.kudos-marine.com/titanic/titanic-6.html
書物からの引用ばっかりじゃなくて
自分がジェットコースターに乗ったときの
印象や体験を書けば説得力が増すと思うのだが、
この人は乗ったことないんだね。
書を捨てて街に出た方がいいんじゃない?
素粒子 5/9(水)
「また飲んできて。だめじゃな
いの」と、母が大声を出していま
す。父は肝臓の数値が上がり、節
酒を申し渡されているのですが、
守りません。毎晩のように赤い顔
して、酒臭く、ろれつも回りませ
ん。なのに「飲んだか、飲んでい
ないかは、申し上げない」と繰り
返します。「あいまいだ」と批判
するくせに、こういう時は安倍首
相にそっくりです。(家庭日記)
× ×
5月の風に揺れている。<立ち
さればまだ日は高し藤の花>蓼太
−−−
?どこが似ているのでしょう。
>>516 支那朝鮮に平身低頭してる朝日は、完全なる「弱者」を容赦せず精神のバランスを取ってるのは理解できるw
「何故か」といえば、
自らの「200%の安全」を根拠も無く前提としている読者は、天声人語で展開される悲惨な話や危険な話を
「悲惨だなあ」「危険だなあ」と楽しんでるという前提でコラムが書かれてるから美文調になるのだろうw
あと、いつものことだが「砂粒ほどの危険」というフレーズで両義性に逃げてるw
>>518 素粒子子の稀に見るヒットではないかと思います。
死ぬほどの肝疾患のほとんどはウイルスの持続感染が原因で、
アルコール性のものは全体の数%程度に過ぎないからです。
この文面に置き換えれば、靖国問題の原因は「日本に巣食っている何か」
・・・ということだったんだよ!(キバヤシ
天声人語 2007年05月10日(木曜日)付
歌われなかったことで、永遠の生命を与えられた歌がある。1945年春、沖縄師範学校女子
部と沖縄県立第一高女の卒業式のために準備された「別れの曲(うた)」だ。
〈業なりて巣立つよろこび/いや深きなげきぞこもる/いざさらばいとしの友よ/何時(いつ)
の日か再び逢(あ)わん〉。式直前、3割の生徒が看護要員として前線に送られる。夜の兵舎で
の卒業式では、練習を重ねたこの曲ではなく、出征兵士を送る「海ゆかば」が斉唱された。3日
後、米兵18万人の本島上陸が始まる。
戦場動員された「ひめゆり学徒」222人は15〜19歳だった。戦闘や捕虜を拒んだ自決に
より123人が死亡した。生存者の証言を収めた映画「ひめゆり」が、近く東京で公開される。
柴田昌平監督は13年をかけて、22人の肉声を集めた。亜熱帯のまぶしい景色の中で、時に
淡々と、時に絞り出すように、すさまじい体験談が延々と続く。試写室の闇に、重いため息がこ
ぼれた。
ひめゆり平和祈念資料館に並ぶ遺影に向かい、新崎昌子(あらさき・まさこ)さん。「ここに
来ると、同級生は今も16歳の顔でほほ笑んでいます。孫と同じ年です。私があの世に行く時は、
友達が味わえなかった平和な時代のお話を、いっぱいお土産にしたい」
「別れの曲」は毎年の慰霊祭で歌い継がれているが、証言者のうち3人が映画を待たずに亡く
なった。忘れたくて、一度は砕き捨てた記憶かと思う。その破片をカメラの前でつなぎ合わせて
くれた元ひめゆりたち。かけがえのない「記憶の束」を両手で抱え、次世代に運び届けたい。
--------------------
書き出し、「永遠の生命を与えられた」は、嫌な特別扱いだと感じた。
「相思樹の歌」が美しい曲であることに異論はないけど、例えば文中「海ゆかば」だって、これ
はこれで、色んな意味や思いを込めて歌い継がれる歌だと思う。
あるものは称賛し、あるものは半ば検閲のように封じて忌避するのは、いやらしい。
文章は澱みないけれど、結語「次世代に」等々定型句臭がかおる。
>>518 「あいまいな印象操作は許さない」(安倍)とさ。
安倍晋三首相の事務所に所属する秘書3人(うち1人は元秘書)は9日、朝日新聞社発行の
雑誌「週刊朝日」(5月4日、11日号)に掲載された、長崎市長銃殺事件の容疑者が所属する
暴力団と首相秘書との「関係」に関する記事について、事実無根で名誉棄損にあたるとして、
同社を相手取り、計約4300万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
安倍事務所によると、同誌記事と先月24日付朝日新聞朝刊に掲載された新聞広告について
「安倍首相の元秘書が長崎市長射殺事件の容疑者が所属する暴力団から脅されていたとの
記事を掲載したが、そのような事実は全くなく、秘書らの名誉は毀損され多大な迷惑を受ける
ことになった」としている。さらに、同月28日の朝日新聞朝刊と週刊朝日(5月18日号)に
掲載された「おわび」記事に関しても「全くの事実無根で、再度名誉を毀損された」としている。
安倍首相は先月24日夜、記者団に「私や私の秘書が、この犯人や暴力団の組織と関係が
あれば、私はただちに総理大臣も衆院議員もやめる考えだ。黙っているわけにはいかない」と
法的措置を取る考えを示唆していた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070509k0000e040068000c.html
素粒子 5/10(木)
企業明暗。陸のトヨタ自動車は
5年で営業利益倍増、2兆円超。
空の日本航空は2年連続で赤字。
× ×
アルコール事情裏表。脚光浴び
る燃料転用の一方、マヨネーズ価
格上昇。食卓への影響出始める。
× ×
ファンは目を白黒。キリンビー
ル、広告で埼玉スタジアムの赤い
観客席を勝手に青加工して謝罪。
× ×
「今年一番の暑さ」から一転寒
気到来予報。寒暖の差にご注意。
>>523 >陸のトヨタ自動車は5年で営業利益倍増、2兆円超。空の日本航空は2年連続で赤字。
この書き方だと、日本航空は「営業利益」が赤字で大変、っぽく見えるけど。
実際には営業利益は黒字、「繰り延べ税金資産を544億円取り崩したのが主因」で、純利益として
は162億円の赤字となった、が正しい。
日本航空、162億円の赤字に…全日空と明暗分ける : 経済ニュース : 経済・マネー : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070509i413.htm しかも、前期より赤が小さくなっているし。
いやらしい書き方だよな。
あ、そうそう。
全日空は営業利益が過去最高を更新して、よかったですね、株主の朝日新聞さん。
ANAの株主様ですから
天声人語 2007年05月11日(金曜日)付
健康食品の雑穀や菓子原料に生き残る粟(あわ)は、かつては広く栽培されていた。〈足柄
(あしがら)の箱根の山に粟(あは)蒔(ま)きて 実とはなれるを逢(あ)はなくもあやし〉。
万葉集の作者不詳歌は、粟は実ったのに君に会えないのはなぜかと、実らぬ恋を嘆いた。「逢は
なく」「粟無く」の掛詞(かけことば)がいい。
五穀と称された主要穀物で、今も盛んに作られているのは米、麦、豆の三つ。粟や黍(きび)
はすっかり珍しくなった。私たちの食生活は、農業や社会のありようを映して千変万化である。
地球温暖化対策の切り札とされる燃料「バイオエタノール」の生産急増が、世界の食卓を揺さ
ぶり始めた。トウモロコシやサトウキビが燃料生産に回り、飼料と食糧向けが高騰中だ。大豆農
家はトウモロコシに乗り換え、大豆で作る食用油や、油が原料のマヨネーズも上がる。オレンジ
畑はサトウキビ畑に化け、ジュースも高い。値上げの食物連鎖だ。
作物はより高く売れる方へとなびくから、人の口に入っていたものが車の腹へと消える。だが、
人の足を動かしてきた作物でタイヤを回すことが環境や人間に優しいとは、すんなり信じがたい。
新燃料を推すのは、京都議定書を袖にした米大統領だ。改めるべきは燃料より、大型車を手放
せない生活習慣にもみえる。メキシコでは、トウモロコシで作る国民食トルティーヤの値上げに
抗議デモが起きた。民の台所事情に目配りは欠かせない。
人は古来、飢えないために田畑を耕してきた。穀物を排気管の中で消費する世の中を、五穀豊
穣(ほうじょう)の神はどう眺めているだろう。
--------------------
4月30日の社説「バイオ燃料―上手に育てたい」とは、やや方針を変えたコラムですな。
食料価格の高騰っぷりを見て怖気づいた、という風にも見える。
内容は、「値上げの食物連鎖」「五穀豊穣の神」など、やや情緒的。
筆者がかわってだいぶ雰囲気がかわったな。
文学くずれの文が好きな俺は毎朝が楽しい(w
社説 2007年04月30日(月曜日)付
■バイオ燃料―上手に育てたい
(中略)
将来的なバイオ燃料の姿は、地域の特性に応じて、コメのような穀物や廃材などからエタノー
ルをつくり、それを地域ごとに利用する「地産地消」となるのが望ましい。それには、ETBE
より直接混入のほうが適しているだろう。
バイオ燃料は、食べ物を奪うことで食料不足を招いたり、ヤシの栽培がふえて熱帯雨林を破壊
したり、といった問題点も指摘されている。
しかし逆にいえば、途上国の自立的な農業を育てる可能性もある。先進国による余剰農産物の
輸出圧力が、途上国の農業を破壊してきた面があるからだ。日本でも、生産調整を強いられてき
た農家に増産の道をひらくかもしれない。
バイオ燃料を上手に育てたい。
--------------------
社説では、こんなにポジティブシンキングだったのにな。
現在でも遺伝子組み換え作物は、一部恐怖症的な反対運動もあって忌避されていますが、燃料用
作物なら、食べるわけじゃないから組み替え放題だよな。食べるわけじゃないから農薬もばんば
ん使える。食料用作物と混じらないように、慎重な管理は必要だろうけどね。
ビジネスチャンスとしては、とても魅力的だと思う。
ビジネスなんだから、当然先進国/途上国間の軋轢やなんやかやは、生まれるでしょうな。
これが環境に良いか否か、つったら、それもまたどんなもんでしょうな。
VAIO燃料っていうと、空港で爆発とかする奴だな?
>>526 朝日の法則が早すぎw
糖をアルコールにするのは無駄だと思うが、油を軽油に混ぜて燃やすのは、朝日が礼賛したリノール酸が発ガンやアレルギー
の原因物質として疑われてるから良いようなw
>>526 とりあえず「食物連鎖」ってそういう意味じゃないよね?
天声人語 2007年05月12日(土曜日)付
「橋のない川」を著した作家の住井すゑさんは、「子育て」という言葉を嫌った。子どもの管
理に通じる意識を、そこに見たからである。
「子どもこそいい迷惑。彼等(かれら)にとって、親という名の権力の下請人(したうけにん)
によって管理される毎日なんて、たのしかろうはずがない」と20余年前の随筆に書いている。
もう亡くなったけれど、政府の教育再生会議が準備してきた「子育て指南」の緊急提言を知った
ら、何を思っただろう。
「子守歌を歌い、おっぱいを与える」「食事中はテレビをつけない」「早寝、早起き、朝ご飯
を習慣づける」「うそをつかないなどの徳目を教える」……。驚くような中身ではないが、国の
提言となれば話は違う。それはたちまち価値観を押しつけ、下請け人たることを親に求める言葉
になってしまう。
さすがに国民の反発を案じる声が政府内からも出た。「待った」がかかったのは良識ある成り
行きだろう。「高みにいて人を見下したような訓示とかは、あまり適当じゃない」。伊吹文科相
の見解に、我が意を得たりの人は多いのではないか。
自由主義教育を説いたフランスの啓蒙(けいもう)思想家ルソーに、味わい深い一言がある。
「世界でいちばん有能な先生によってよりも、分別のある平凡な父親によってこそ、子どもはりっ
ぱに教育される」(「エミール」岩波文庫)。
分別ある父母を望むのは、教育現場をはじめ、多くに共通した願いだ。そうした願いを、薄っ
ぺらな説教の羅列で果たせると考えているなら、再生会議は能天気に過ぎるだろう。
--------------------
コラムの文章としては、まあよく出来た文章だと思うんだが。
現実に存在する「分別のない父母」「分別のない父母に育てられた、分別のない父母候補生」を
どうするかってのがここでの問題なのだから、この結論は意味が無い、単なる厭味である。
「管理」を嫌うのは別にいいけれど、親は子供の管理者であるのは厳然たる真実。
その管理責任を果たせない、ということと、「管理なんてまっぴら」という自己主張とをすりか
える手伝いをしたら、遺憾だろうがよ。
筆者は、たぶん若い頃に聞いた、日本を貶めるための定番だった
「高度管理社会」なんてのを思い出してしまったのだろうね。
今問題になってるような方向付けは「べからず集」とかの名前で
昔からあるってのに、いまメディアが「教訓」と言ってその提示に
力点を置いているのは、その存在が政府に対する糾弾となるような
事件・事故であることが多くなってしまったんだよね。
人間が自分の経験とか蓄積で語るものを、事件事故一つを示して
ひっくり返す快感、例えば池田小事件において「生かせ教訓」との
見出しをどのメディアも付けて格好よく報じていた。
教室において示される教諭の経験とか知識によるものを「教訓」と
呼ぶ日はもう戻ってこないだろうね。
今日の天声人語ってのは、「心のケア」って言葉を否定することに
気が付いているんだろうか? 何かが起きた場合、この言葉が
発せられるかどうかを見て「倫理の欠落」を見出そうとする動きが
強くて困ってるんだよ。 「心の痛みを和らげる」であってもダメ。
心のケア、でなくてはならない。 報道機関の管理押し付けだ。
>>533 あの提言を管理だとか価値観の押しつけなどと、真正面から受け取ってしまう朝日新聞w
普通ああいうのは、有識者会議のまとめにしては八方破れで俗過ぎると受け取るものだ。
国民は反目どころか、「もうちょっと帰納的な項目にならなかったんですかい」と
鼻白むだけだろう。美しい国アンケートもそうだけど、安倍内閣は理想を施策的に語る
語彙を探りあぐねている感があるな。まぁ、やれと言われると難しいことではあるが。
>>535 >有識者会議のまとめにしては八方破れで俗過ぎると受け取るものだ
確かに。そっちの受け止め方の方が一般的かと。
俺も提言の内容を見ていて迷走しているというか、何やっとるんだと
思ったもんな。
つーか、首相もそういう提言を持ち上げるなっつーのorz
ちゃんと施策らしい実用新案も、出そうとしているしな>ふるさと納税
個人的には選挙権との絡みで少々首をかしげているが。
1/2票分で投票させろとかw、民主共産社民が首長や与党になったら即刻納税ストップさせろとかw
ふるさと納税制度は問題があると思う。
が、東京にいる朝日や左翼な人たちにとっては
「石原」に納税するよりも「沖縄」に納税したいと思うだろうねぇ(w
素粒子 5/11(金)
当世ことわざ集−−
× ×
●有罪無罪は判事次第 ヤミ献
金事件の会計責任者証言を一審は
「信用できぬ」、二審「信用」。
●飲んだが勝ちの水飲み大臣
法改正は今後のことで、松岡農水
相のナントカ還元水疑惑は不問。
●知らぬは高野連ばかりなり
憲章違反の特待生8千人の現実に
「原則」棚上げ、救済策に躍起。
●育児指南など余計なお世話
再生会議が提言を断念。身内から
さえ「当たり前」「意味ない」。
−−−
「有罪無罪は判事次第」「飲んだが勝ちの水飲み大臣」「知らぬは高野連ばかりなり」
「育児指南など余計なお世話」が太字。
>>533 共産党のプロパガンダ映画の原作だから、思想は押して知るべしw
ルソーって下女からスペンキング教育を受けてマゾ性に目覚め、日教組のバイブルとなる空想的理想主義の教育論を説きつつ、自分の子は孤児院とまでは行かないが育児放棄したオッサンだろw
だから自由主義教育なわけね(w
素粒子 5/12(土)
不協和音が聞こえてくる。
× ×
その1 北のテロ支援国指定解
除には「拉致解決が前提」を望む
日本とどうも反応が冷たい米国。
その2 内戦寸前事態の地に兵
を投入している米国と「7、8月
は議会が夏休み」というイラク。
その3 道徳の教科格上げを図
る教育再生会議と「それは無理が
ある」と会長が反対する中教審。
その4 格差是正に「ふるさと
納税」を言い出した政府と「東京
に対する収奪」と反発の都知事。
−−−
「その1」「その2」「その3」「その4」が太字。
天声人語 2007年05月13日(日曜日)付
目を閉じて、ありったけのピンク色を思い出してみる。濃いのと薄いのと、二つしか浮かばな
い。網膜の記憶に残るそれは、桃と桜だろうか。だが、一群のカーネーションを前に思った。こ
の色には豊かな幅と奥行きがある。
夏の日ざしの東京・上野公園に出かけ、国立科学博物館の特別展「花」をのぞいた。植物の生
殖器官である花は、色と香りで虫や鳥を誘い、子孫を残すための花粉を運ばせる。そんな不思議
で美しい世界を、様々な切り口で楽しめた(6月17日まで)。
自然界の花の色で、最も多いのは黄色、次が白だという。赤はバラの印象が強いが、実はそれ
ほど多くない。この時期、会場の主役はカーネーションである。「ピンク」の語源であるナデシ
コの仲間だ。
定番の赤と白、その間をいくつものピンクが埋めている。黄、薄緑、オレンジに、遺伝子組み
換えによる青系もある。これほど多色の花なのに、国内の代表産地が愛知県一色(いっしき)町
というのが面白い。
日本に定着した母の日は、米国伝来の戦後文化の一つだ。100年前の米東部、5月に逝った
母をしのぶ女性教師が、母親への感謝を生前に伝える運動を呼びかけたのが始まり、とされる。
その思いが全米に広がった。
〈母の日も母の差配や厨(くりや)ごと〉森光ゆたか(朝日俳壇)。家事を仕切る人であれば、
祝祭は日常に埋没しがちだ。だからこそ、きょうは思いをカタチにしてみる。手渡すか、耳に贈
るか、久しぶりに字にするか。「千の風」に手向ける方も多かろう。ありがとうは、何色でもい
い。
--------------------
書斎派天人子のトリビアコラムも、こういう、休日向けの軽い題材にはむいていると思う。
散りばめられたブンガク的修辞をどう受け取るかは、まあ、読む人それぞれ、では。
目を閉じて、ありったけのピンク色を思い出してみる。
九州の朝日次長は、女子高生に「業物」をのぞかせた。次長の生
殖器官である「業物」は、色と香りで女子高生やOLを誘い、裁判で
潔白を争った。
天声人語 2007年05月14日(月曜日)付
マラソンのアベベ選手が東京五輪で優勝したとき、放送局のアナウンサーが妙なコメントをし
た、と聞いたことがある。たしか、「子ども時代にはしかを克服した名選手」と讃(たた)えた、
と記憶している。
失笑を買ったのは、はしか(麻疹)は当時、子ども時代に誰でもかかる病気だったからだ。
「命定め」とも言われ、子どもが育つ通過儀礼のように見られていた。年長者ほど症状が重いと
され、「早く済ませておけ」といった空気さえ周囲にあった。
子どもの病気と思われてきたはしかが、近年は10〜20代の若者に増えているそうだ。今季
は首都圏を中心に流行が広まり、上智大学では全学を1週間休講にした。他にも、感染が心配さ
れる一部学生を出校停止にした大学がある。国立感染症研究所によれば、01年の大流行のレベ
ルに達しつつある。
咳(せき)や高熱のあと、赤い発疹が広がるため、古い文献では「赤斑瘡(あかもがさ)」と
呼ばれた。「はしかみたいなもの」と、不安を打ち消す例えに使われる割に手ごわく、50年代
には約9000人が命を落とした年もあった。
東京五輪の2年後にワクチンが導入されると患者は減っていった。今ならアベベへの“称賛”
も、素直に受け入れられるかもしれない。そのかわり幼少期に感染せず、免疫の不十分なまま成
長する人が増えた。目下の流行には、そうした背景があるようだ。
日本は感染者がまだ多く、米国から「はしかの輸出国」と非難されている。汚名返上のために
も健康のためにも、幼児期のワクチンの接種が、何より大切である。
>幼児期のワクチンの接種が、何より大切である。>
MMRワクチンで無菌性髄膜炎が「多発」した時にお前らはなんて報道したた
胸に手を当てよく考えてみろ。たかだか1200人に一人の副反応(それについても殆どは障害が残らないもの)を大々的に報道し中止においやった戦犯は誰なのか。それを無視してなにが「何より大切である。」だ。しかも産経抄と
ネタがかぶってるし。
>>549 おたふく風邪(ムンプス)は抜かれましたな。
朝日は、共産党と組んで、ソ連製ワクチン(インフルエンザやポリオ)の輸入を推進しながら、日本製ワクチンの排撃に熱心だったようなw
素粒子 5/14(月)
悩みいろいろ。
× ×
外から来るものに悩む。
@外来種侵入−−ガラパゴス。
A外国人犯罪−−警察庁。
B外資買収−−おびえる企業。
× ×
決算訂正多発企業の悩みは管理
部門の人材不足。部数減少に悩む
米国各紙では余儀なく人員削減。
× ×
少しは悩んでおられるのでしょ
うかね、水飲み大臣は。「説明不
足」と与党内からも指摘相次ぐ。
天声人語 2007年05月15日(火曜日)付
かくれんぼに飽き、おにごっこに疲れた昔の子どもたちは、両者の面白さを併せ持つ「缶けり」
を考えついた。ルールは地域や世代によって異なるらしいが、決めたその場でまず一回。これが
子ども遊びの楽しさだ。
憲法改正のための国民投票法がきのう成立した。どうしても、一日でも早く国民投票という缶
けりをしたくて、安倍くんと仲間が決めたルールである。
国民投票それ自体、憲法改正の是非という、より大きな決定を問う決まりごとだ。それも、国
会の発議を受けて国民が判断を下す、最後にして最重要のルールである。安倍首相は、これをい
ま決めることで改憲に弾みをつけたいのだろう。
それにしては、「参加者」が少ないような気がする。法律となった与党案は、衆参両院とも与
党の賛成多数で可決された。一緒にルールを練ってきた民主党は、途中で離れてしまった。国民
の間で、差し迫った課題として改憲論議が高まっているとも思えない。
参加者の数ということでは、別の心配もある。護憲派のボイコット戦術を警戒するあまり、国
民投票法には最低投票率の定めがない。改憲論議が高まらないまま手続きが進めば、投票率は上
がらず、一部の意見に沿って憲法が改められかねない。
「国の姿を決める缶けり」をフェアで白熱したものにするには、多くの参加者と、十二分の議
論が欠かせない。言い出しっぺの責任だ。国民はついてきているか。夕焼けの空き地に、安倍く
んの影だけがのびていないか。首相はいま一度、周りを見渡してほしい。
--------------------
褒めるべきだけ、先ずは言う。書き始めや締めの「安倍くんの影だけが」あたりは、抒情詩的で
美しい。文章のリズムも良く、合間合間の比喩がアクセントとなり、澱みない。以上。
「改憲論議が高まらないまま」等、イデオロギーを重視するあまり報道の役目を放棄した、とし
か思えない本音をレトリックで包み、悪意に満ちた比喩をトッピングした、最低のコラムである。
最低投票率制度に関してその危険性を説明せず「ボイコット戦術」程度で首相を腐すあたりは特
に罪深い。
「報道」の筆を折り、ブンガク者あたりに転向することをお薦めする。
で、文学がやりたくて文芸春秋に転職したら、示された行き先が「諸君!」
編集部ってオチになりそうだな。
「安倍くん」って一体何様のつもりだ。
たかがブン屋風情がそんなに偉いのか?
>>554 いや、よくできたコラムだと思ったよ。
「みんなが新しいルールをきめようとしてるのに、
空気読まずに屁理屈こねて反対し、ハブられた朝日くん」
て構図が鮮明に出ててな(;´Д`)
護権公園でひとりぼっちの夕焼けを迎えてるのは朝日くんでな
友達の筑紫くんはガンで入院しちゃったけど
「また戻ってくる」だってよ。よかったな朝日。
'''''─- .....,,,_ __人_人,_从人_.人_从._,人_人_
 ̄"゙'"''''''─‐- ゙"ニ ─__ )
r──--- ...___ ) 筑紫ーーーっ!
三 /レi ニ | ニ ≡ ) また戻って来て安倍叩きやるんだぞーーーっ!
.ニ ( ゚´Д)| ニ |!カ_ ろ 約束だからなっ!!!
| / つ つ Lニ-‐′´ )/⌒Y⌒Y⌒l/⌒Y⌒Y⌒Y⌒
'''''゙゙゙゙゙ ̄ _,, -‐'''∧_∧ っ ゚
--─="゙ ̄ ⊂<Д@;> ゜
ニ─ _,.. ゝ、 O
_,.. -‐'" しへ ヽ
__,, -‐''" , ゙ー'
, ' /
┌──────────
| お知り合いですか?
┌─────┐└─────‐v────
│イヤ、全然 |__________ プァァン…
└───‐v─┘//. | // / .|
| . | __Λ∩ / |
| ∧_∧ |@Д@> ∧_∧」 ガタン
/ ( ´Д`) | / ( ) \ ゴトン
// ( )二二二二二⊂ | \\
|||| )~) (⌒ _ノ . ||||
|||| ./  ̄ U U_____ し \ ||||
||||/ / .\ \||||
|||| ̄ ̄||||. |||| ̄ ̄||||
>>552 さしせまった問題としてるのは朝日で、「軍靴の足音」と「いつか来た道」だろがw
改憲派は、1元(60年)待ったのだから何を急ぐというのか?
素粒子 5/15(火)
アンポ、アンポで日が暮れた祖
父。三代目はケンポウ、ケンポウ
で突進と見える。血は争えない。
× ×
国民投票法成立。「生活より改
憲」の首相でいいのかどうか、投
票に早速かけようじゃないか。
× ×
不仲の風景−−
●「世紀の国際結婚」ダイムラ
ークライスラー、8年半で離縁。
●「私、棄権するわ」「駆け落
ちされるよりましさ」てな会話が
あったんだろか、サルコジ夫妻。
−−−
「アンポ、アンポ」「ケンポウ、ケンポウ」が太字。
今日の夕刊は、青木るえかという人が書いた3面のコラムが強い電波を発していました。
普通、護憲したいならボイコットなんかしない罠
自分達がいかにおかしな主張してるか分かってるんだね護憲派わww
ネツゾウ、ネツゾウで猪突猛進の朝日新聞。
「生活より改憲」だって?普段は内政を蔑ろにして憲法ばかりを争点にしている奴が
言っても説得力ありませんよw
天声人語 2007年05月16日(水曜日)付
欧州路線の飛行機だったか、安全ベルトが回りきらない肥満男性と乗り合わせたことがある。
継ぎ足しベルトのお陰で離陸できたが、今度は座席テーブルが腹につかえて水平にならない。傾
いたままの機内食を、彼は手慣れたしぐさで平らげた。
職場の健康診断にウエストの測定が加わるらしい。生活習慣病を招くメタボリック症候群対策
で、厚生労働省が来春からの義務化を決めた。経営側は「従業員の内臓脂肪まで面倒見ない」と
抵抗したが、押し切られた。
男性は腹囲85センチ、女性は90センチ以上でメタボの疑いという。飛行機に普通に乗れて
も安心できない。同僚の目もある職場健診で、ここを巻き尺が一周するかと思えば、腹より心が
へこむ。
堂々たる腹囲はかつて、物心両面の余裕の証しとされた。いわゆる太っ腹だ。食べるのがやっ
とで、体力を浪費できない貧しい国ではいまも、「栄養の黒字」を示す肥満は財力のシンボルだ。
訳書『いじわるな遺伝子』(NHK出版)は「食欲とはその昔、食べ物が豊富にあるなど考え
られなかった世界で築かれた本能」だと説く。食糧を求めて山野を駆けめぐる必要がなくなり、
運動不足が叫ばれる社会になっても、人間の本能は変わらない。スキあらばエネルギーを蓄え、
節約する「怠惰の遺伝子」が脈々と受け継がれている。
腹回りを国が心配してくれるとは豊かさの極みだが、医療費は膨らみ続ける。もはや、国を挙
げてヒトの本能に逆らうしかないのだろう。勝つのは国家か、遺伝子か。思えば壮大な実験であ
る。
--------------------
「いいか!! こいつは豚ほどもある巨大な肉塊だ。こいつが地球にあと1年でぶち当たる!!」
実体験、ニュース、引用、締めと、軽妙な筆致が読みやすい。
最終段落「勝つのは国家か、遺伝子か」とはまた、壮大なB級映画臭いアオりで、大好き。
しかし、自分の腹の霜降り具合は、やっぱり自己責任だろう。国が心配してくれる、というより
も、医療費で面倒なんか見ないから、自分で痩せれ、ということでは。
>>561 朝日って「〜のDNA」とか「血は争えない」とか、平気で出自による差別するよね。
それが社の方針ということでいいんだな。
DNAについては産経抄でもつかわれていたな
文章全体として何を言いたいのかさっぱりわからないが
最後の段落の
> 腹回りを国が心配してくれるとは豊かさの極みだが、医療費は膨らみ続ける。
からして「医療費の無駄だからウエストなんかはかるな、大きなお世話だ」といいたいのだろうか
そもそも最近メタボリックシンドロームが注目されているのは医療費抑制策としてなんだが、
筆者はメタボリックシンドロームとはなにか、予防医療とはなにか絶対にわかってないな
脳梗塞や心筋梗塞になってからの治療に使われる医療費と
高血圧や糖尿病、高脂血症のコントロールに使われる医療費は
どっちが大きいか考えてほしいものだが
>>564 いつものごとくおつむの弱そうなコラムだw
その場合は「過剰な食欲」というべきであり、必要以上のカロリーの摂取欲求ということでもあろう。
その「本能」は「怠惰」とはまったく違うと思うぞw
NHKと朝日と大学とで、権威のロンダリングをしていると、低脳の発言が権威を伴って語られるということか?
だいたい、「護憲」の「護」って偉そうだよね。
「守憲」だろ、「改憲」に対するのは。
「保守」に通じるイメージだから嫌うのかもしらんが。
素粒子 5/16(水)
あっと驚くことばかり。
× ×
その1 福島で高校生の母親殺
し。「殺すなら誰でもよかった」
その2 熊本の赤ちゃんポスト
に幼児。「新幹線に乗ってきた」
その3 痴漢を捕らえてみれば
東大大学院教授に国税局調整官。
その4 札幌で夕張メロン初競
り。落札額2玉200万円なり。
その5 おいたわしや、飛鳥美
人たち。肌はくすみ、乾ききり。
その6 あの楽天が延長12回日
ハムを下して5連勝。初の快挙。
−−−
「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」が太字。
天声人語 2007年05月17日(木曜日)付
雨のにおい、というものがある。木々の葉が洗われ、青い香気が降り注ぐ。地面のちりが、た
たかれて舞う。やがて、湿った土の香りが立ち上る。そんな気の利いたものではなく、実は慌て
て開いた傘のにおいだったりする。
沖縄地方が、きのう梅雨入りした。これでも平年より8日遅いという。南から少しずつ、天気
予報の傘マークが増えていくのだろう。同じ日、梅雨のない北海道の釧路や根室では桜が開花し
た。日本列島の「季差」を思う五月である。
ずいぶん前のことだが、作家の山口洋子さんが、雑誌の随筆か何かで「折り畳み傘を持ち歩く
男はイヤ」という趣旨のことを書いていた。目先のちっぽけなリスクを意識し、いつも準備万端、
計算ずくで動く男。なるほど、ロマンや男気にこだわる山口さんが嫌いそうなタイプだ。
厳しいが鋭い男性論を読んで、しばらく傘を持ち歩くのをやめた記憶がある。でも、にわか雨
に何度かやられるうちに、私の傘は遠慮がちにかばんに戻り、前と同じ底のあたりに寝転んだ。
必需品とは言わないが、取材でも営業でも、外回りの仕事には折り畳み傘が重宝する。夕立に
遭い、ぬれねずみで約束の相手に会うわけにはいかない。こんな言い訳からしてすでに、小さな
仕事人間の癖(へき)だろうか。
確かに、都会なら雨宿りの場所などいくらでもある。軒に飛び込み、しばし休んだ後の、雨上
がりのにおいも悪くない。街路樹も歩道も清々と生き返る。時には、雨の気まぐれを五感で楽し
めるような、時間と心の遊びを持ちたい。
--------------------
天気の話に、仕事を絡めた「あるある」話と、無難な構成。小狡い、と言ってもいいな。
第1段落の落とし具合まで含めて、非常に出来の良い「計算された軽妙洒脱さ」が薫る。
最終段落の、雨上がりの空と街路樹の緑、というイメージに、判り易い清々しさを見るか、陳腐
なドラマ仕掛けを感じるか、あたりが分かれ道か。
ワシは、嫌いじゃないけど、そこらへんは人それぞれでしょう。
「雨」をテーマにした至極普通のコラムですね。
わかりやすく、起承転結のはっきりした上手な文章と感じました。
1段落の「雨のにおい」の表現は僕は好きだな。
素直に今日のは高得点。
やればできるじゃないか。
うん、どうでもいいようなことを書いている時の今期の天声人語はなかなかいい。
風情ある軽めの文章が書きたいんだろうな。
クロワッサンは大失敗だったけど。
>572 前任者もブンガク崩れな文章を書き散らしていたけど
陰湿な香りがしてたのに比べて現筆者は明るいアフォでいいね(w
無理に突っ込むと
>作家の山口洋子さんが、雑誌の随筆か何かで「折り畳み傘を持ち歩く男はイヤ」という趣旨のことを書いていた。
俺は子供のころからずーーーーーーっと折りたたみ傘常備してたぞ。
自分が使わなくても誰かに傘を貸すことだってあるわけで。
雨に濡れて嫌な思いをするは自分なんだし、他人の趣味のために犠牲になる気はない。
アサヒ的には「軍隊を常設してる国はイヤ」って言いたいのかなぁw
自分が濡れるのは構わんが、手荷物で濡れたら困るというのがある罠。
学生時代、急な夕立で専用のレポート用紙(電算処理で学籍番号等読み取るやつ)がボロボロになってしまったことがある。
次の日担当教官に事情を話して新しいのもらおうと思ったがいねえ。
ようやく新しいレポート用紙もらえたのは提出日前日のことだった。
準備万端というのは、それだけ先を見通す力があるということで、悪いことじゃないと思うんだがな。
もちろんいい、悪いではなく、「嫌い」と言われればそれまでなんだが。
今日も馬鹿げてるw
山口洋子などを読んで、計算ずくで傘を止めるような行為を自省できぬならコラムなぞ書くなw
ロンドンで傘をさす男が何故変だったかくらい書くべし。
素粒子 5/17(木)
『当世虫類事典』−−
× ×
●トウシュトウロンムシ 半年
に1回、忘れたころに国会にやっ
て来て、何も残さず去ってゆく。
●ユウメイジンタヨリムシ 自
民党に3年ごと発生。カズ選手に
も取りつこうとして殺虫される。
●タタカワズマケムシ 知事選
が苦手な民主党に生息。こんどは
青森で候補擁立不能をもたらす。
●シカシカムシバミムシ 社保
庁に発生、1千万円超の養分を出
身歯科大の同窓会から得ていた。
−−−
「トウシュトウロンムシ」「ユウメイジンタヨリムシ」「タタカワズマケムシ」「シカシカムシバミムシ」が太字。
>>579 困ったときは図鑑か日記ネタか?
しかし何のひねりもなくてつまらんな。
> ●トウシュトウロンムシ 半年
>に1回、忘れたころに国会にやっ
>て来て、何も残さず去ってゆく。
どう見ても影の薄い小沢のことです、本当に(ry
> ●ユウメイジンタヨリムシ 自
>民党に3年ごと発生。カズ選手に
>も取りつこうとして殺虫される。
何故に自民限定?
大橋虚宣を担ぎ出したものの任期途中で逃げられて恥かいたり、
ホリエモンを事実上自民に取られて「ホリエモンは思想的にはうちと近いはず」と
負け惜しみ言ってた某野党第一党は?
>>580 > 某野党第一党は?
っ「忘れたころに国会にやって来て、何も残さず去ってゆく。」
天声人語 2007年05月18日(金曜日)付
作家の安部譲二さんは86年の『塀の中の懲りない面々』で、刑務所を海の底にたとえた。「塀
の外の海面がどんなに変わっても、底のところはまるで何時(いつ)もと同じままなのです」。
そして、受刑者を管理するノウハウも時代によって大きく変わることはないと。
だからこそのニュースなのだろう。高いコンクリ塀ではなく金属フェンス、鉄格子の代わりに
強化ガラスという「明るい刑務所」が、山口県美祢(みね)市にできた。大手警備会社など、民
間が運営する国内初の施設だ。
職員は刑務官などの公務員と民間が半々。定員は、初めて刑務所に入る男女各500人だ。安
部さんが「冷蔵庫に閉じこめられたようなもの」と書いた独房には、ベッドとテレビがつく。受
刑者の居所や動きは、上着のICタグで追う。
犯人を捕らえ、裁判にかけ、刑を言い渡す。ここまでは国家権力そのもので、国の独占は揺る
がない。だが、その先の収監、教育、職業訓練は、より効率的に民間で肩代わりできるだろう、
というのが「民営」刑務所の発想だ。
その昔、刑務所は「堅牢(けんろう)かつ虚飾を廃す」と決められていた。様変わりである。
更生の期待が大きい初犯の受刑者なら、実社会に近い開放的な環境で、復帰に備えてもらうのも
悪くない。国営より安上がりとなれば、なおさらだ。
外国人受刑者の急増などで、日本の刑務所は定員超過が続く。刑務官も足りない。メディア注
視の中で真新しい個室に住まう人たちは、どうかこれ一度で懲りてほしい。次は「海の底の冷蔵
庫」かもしれない。
朝日が紹介する警備会社って、何故だか名指しされてないのに朝鮮総連との
関連を疑われたり、子会社が公金流用で入札停止になったセコムかと思ったら、
まさしくそうだったw
素粒子 5/18(金)
役に立たなかった防弾衣着用。
何に怒っているのか定かでない長
久手の立てこもりで警官に犠牲。
× ×
教育再生に役に立つのか教員社
会への階級制導入。万事上を見る
ヒラメ先生ばかりが増えてもね。
× ×
さぞお役に立ったことだろう。
社保汚職技官、不正請求嫌疑の歯
科大同窓生に処分回避の助言か。
× ×
毎年、茶くれる友あり。<新茶
汲むや終りの雫汲みわけて>久女
−−−
汲むに「く」む、終りに「おわ」り、雫に「しずく」、とルビ。
>俗に「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、両目とも頭部の左側半分に偏って付いているのが特徴である
>>584 役に立たなかった無防備宣言。
何に怒っているのか定かでない特
定アジアの難癖で日本人に犠牲。
天声人語 2007年05月19日(土曜日)付
「命をかけて世のため人のため……」。警視庁警察博物館の3階。鎮魂の言葉に続き、殉職警
察官の古びた制服が並ぶ。包丁で血に染まり、魔法瓶爆弾が袖を奪った。添えられた警察手帳の
写真は、どれも実直なまなざしで正面を見据えていた。
愛知県長久手町の立てこもり事件で、県警機動隊の特殊部隊(SAT)に所属する林一歩(か
ずほ)さんが殉職した。暗闇を裂いて、近隣へと放たれた凶弾を止めたのは、防弾衣ではなく23
歳の体だった。
最初に撃たれた警察官の救出時、林さんは10メートルほど離れた路上で支援中だったという。
防弾衣をつけ、仲間が盾をかざしていたが、弾丸は肩口から左胸に飛び込んだ。最前線の厳しさ
を思う。
愛称「いっぽ君」は警察官になって5年。結婚し、生後10カ月の長女がいる。「小さな一歩」
を見ないままの最期ではなかったか。上司は「物静かで落ち着きがあり、身体能力が非常に高かっ
た」という。同期124人のトップで警察学校を卒業していた。
逮捕された元暴力団組員は、人質にした元妻らにからんでいたらしい。そんな「私的な発砲」
が前途ある命を奪ったかと思うと、どうにも怒りが収まらない。10メートルの弾道の両端に、
とんでもない身勝手と、若い使命感がある。その落差が悔しい。
職に殉じた警察官は、03年以降で27人。それぞれの後ろには、体を張って守ろうとした市
民生活と、本人の暮らしがあった。殉職は一度に二つの命を奪う。今回は有望な機動隊員と、若
い父親である。銃と、それをもてあそぶ者を改めて憎む。
--------------------
ブンガク表現をアレしすぎて、感情が上滑りしている。
殉職された機動隊員に哀悼を。
>>586 アカを鎮圧するのが本来の任務の機動隊員の殉職を朝日が悼むとしたら、
機動隊員にもアカの浸透工作が進んでいるということを表していると見るべきか?
>>588 こういうのって、他党支持者が面白がってやってるんだよな。
’05年の郵政選挙では何故か見なかったことから、その正体が
自民支持者ではないかと話題になったのを覚えている。
>>589 右派無党派でしょ。
死に票を恐れるときは自民に入れ、恐れないときは新風にいれる。
郵政選挙のときは前者だっただけかと。
社民や共産にシンパシーを感じる無党派が、小選挙区では民主に、
比例や中選挙区(参院東京など)では社民・共産に入れるようなもん。
>>586 >一度に二つ
?
単なる職質で当たりを引いてしまったり、銃を奪おうとする奴に殺されたり
そういうのは、警官だけが被害者というケースもあるのだが?
>>591 「警察官」としてオンザジョブの姿で1つ、オフの人間として1つ、という意味じゃねえのか。
過剰にブンガク的表現だからわかりにくいかもしれないが、他人様の書いたものにケチつけようってのに
ちょいと読解力を欠いてはいまいか。
>>591 天人の書き方が良くないのだとは思うけど、
二つの命ってのは、機動隊員としての存在と、父親としての存在ってことかと。
ゾフィーかよって感じだが。
だから職質で殺されたりした場合も、勤勉な警察官としての存在と、
家庭の大黒柱としての存在があるわけだから同じ表現になる。
>>592 なんてこったい!
ご指摘、ごもっとも。
勉強しなおしてまいります。
素粒子 5/19(土)
コイズミ、ブレア、いずれはブ
ッシュ。任期あって去ることので
きる人が羨ましいとイラク国民。
× ×
ブッシュ政権、世銀総裁を守り
きれず。情実人事批判もさること
ながら、ここにもイラク戦の影。
× ×
戦後体制からの脱却を掲げる首
相、集団的自衛権の解釈見直しに
着手。戦前体制にしたいのかね。
× ×
イチロー、監督批判。サラリー
マン同様、彼も上司は選べない。
−−−
羨ましいに「うらや」ましい、とルビ。
>>593 低脳の擁護か?
天声は「父よあなたは強かった」のみの視点から「2つの」としているのだろうが、
「夫よあなたは強かった」と「息子よあなたは強かった」の視点も当然あるわけで
「2つの」は意味不明となる。大体「ゾフィー」は長兄ではないのか?
一、
父よあなたは強かった
兜(かぶと)も焦がす炎熱を
敵の屍(かばね)とともに寝て
泥水すすり草を噛み
荒れた山河を幾千里
よくこそ撃って下さった
二、
夫よあなたは強かった
骨まで凍る酷寒を
背をも届かぬクリークに
三日も浸かっていたとやら
十日も食べずにいたとやら
よくこそ勝って下さった
中略
日の丸高く映えるとき
泣いて拝む鉄兜
東京・大阪朝日新聞社懸賞入選歌
昭和十四年二月
朝日新聞が「皇軍感謝の歌」として歌詞を公募したもの。
さすが、朝日。今回の事件は「泣いて拝む鉄兜 」のコラム化w
天声人語 2007年05月20日(日曜日)付
たばこを吸いながらバスを待つ人がいたとしよう。バスが来たら、吸いかけを消して乗り込む。
日本ならこれが普通の光景だろう。ところがニューヨークには、バスをやり過ごして吸い続ける
人が時折いる。
たばこが高いからだ。店や銘柄で差はあるが、おおむね1箱が7ドル強。1本45円ほどとな
れば、火を付けた直後にバスが見えたとき、舌打ちしつつも消さない愛煙家がいて、おかしくは
ない。
値段が高いだけでなく、街全体がたばこに極めて厳しい。建物の中で吸える所は、自宅のほか
はまずない。市内に数店の「シガーバー」以外は飲食店も御法度だ。市民の喫煙率は19%とい
うが、煙に遭遇するのがまれなためか、喫煙者はごく少なく感じられる。
先ごろの厚生労働省の発表によれば、日本の男女計の喫煙率は24%と、過去最低を更新した。
ニューヨークと5ポイントしか違わない。その割に喫煙者が多いように思えるのは、受動喫煙を
被る場面が多いせいだろう。
わけても飲食店はひどい。隣のテーブルでスパスパやられるのは茶飯事だ。同じ卓を囲む仲間
に気を使い、こっちに向けて煙を吐く迷惑者もいる。仲間は大事だが他人はどうでもいいらしい。
禁煙広報センター(東京)が一昨年、喫煙者に聞いた。約2000人の半数が、1箱500円
ならやめると答えたそうだ。日本はたばこが安すぎるし、煙の居場所に寛大すぎるようだ。「ス
モハラ」(スモークハラスメント)という言葉がある。愛煙家は知っておいてほしいと、今月末
の世界禁煙デーを前に思う。
とりあえず、ニューヨークでは路上でタバコが吸える、ということはわかった。
>>598 仲間割れですか。
【マスコミ】 「禁煙強制、ナチスのよう」「禁煙運動始めたのはヒトラー」 中日新聞コラムに「よく言った」と意外な激励★4
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1178950103/ 小出氏は、コラムの中で「タクシーは公共交通機関といっても、あくまで個別選択的な乗り物
である。車内でのたばこは運転手さんや同乗者の同意を得れば不特定多数の人々に迷惑を
かけることはありえない。まさに私的空間なのだ」と主張。「全面禁煙という一律主義に、スー族は
本能的に危険を感じる」などとしている。さらには、米国の学者・ロバート・N. プロクターの『健康
帝国ナチス』を持ち出して、「世界で初めて国家的禁煙運動を始めたのは、ヒトラーである」として、
同時代の独裁者ムッソリーニが禁煙主義で、ルーズベルト、チャーチル、マッカーサーは喫煙者
だったと述べている。最後に小出氏は、「禁煙は下手をするとナチスのように他者の存在を認めない
原理主義に陥ってしまう。スー族はいま、それ憂いているのだ」とコラムを締めくくっている。
健康帝国ナチスは名著だよな
>>598 たばこと酒で?ガンになった先代?の天人とか筑紫とか、実在した人物の
エピソードで語れやw
天声人語 2007年05月21日(月曜日)付
300メートルの上空から、「星の湖のようにパリの明かりが見えた」とリンドバーグは回想
している。米国の東岸を飛び立った小型機を操り、「翼よ、あれがパリの灯だ」で知られる初の
大西洋横断飛行を成し遂げて、きょうで80年になる。
パリに着陸すると、歓迎の群衆が殺到した。機体はもみくちゃにされ、記念品にするために部
品がもぎ取られた。人の波で翼が折れるのではないかと、リンドバーグは心配になったそうだ。
時は移り、簡単には折れそうもない巨大な翼が、先ごろ名古屋から米国に空輸された。長さ
30メートルのそれは、米ボーイング社の新旅客機「787」の主翼である。請け負った三菱重
工業が、まず1号機用に作ったものだ。
空に浮く力を得る主翼は、飛行機のシンボルであり生命線だ。その主翼を、ボ社が外注するの
は初めてという。日本の「ものづくり」の確かさゆえだろう。ボ社では787を「メード・ウイ
ズ・ジャパン(日本との共作)」と呼んでいるそうだ。
787の翼は最先端の素材だが、空の大先輩である鳥の翼は前肢が進化してできた。羽ばたい
て飛ぶ鳥の出現は1億年あまり前である。ところが空を飛ぶための体の変化は、さらに1億年以
上前の爬虫類(はちゅうるい)から始まっていたことが、最近の研究で分かってきた。
計り知れない時をかけて、鳥は空へ上がり、飛行を研ぎ澄ましてきた。片や人間は、引力に逆
らう技術を手中にして、まだ百数年である。とても大空で我が物顔などできない。謙虚に、慎重
に、翼の安全を目指してもらいたい。
--------------------
関連が「空飛ぶもの」だけで、内容の繋がりが薄い。時間も80年前、現在、1億年前と飛び、唐突
な印象。締めの段落「謙虚に、慎重に」は重い定型句。
そんなに「メイド・ウィズ・ジャパン」を強調したくないのかと、勘繰ってしまう。
> 記念品にするために部品がもぎ取られた。
中国版新幹線ネタかと思った。
>604 俺も(w
前任者ならもっと飛躍したよな。
飛行機ネタで一貫しててつまらん(w
>>603 空の大先輩である朝日新聞社の三菱重工製「神風号」の栄光と挫折を書かんかいw
そもそも、朝日の崇めるマ元帥が日本の航空機産業を壊滅させていなければ、国産のジャンボジェットくらいありそうなw
素粒子 5/21(月)
「俺は木枯し紋次郎だア」と酔
っ払った父が叫んでいます。わけ
が分かりません。「例えば『ふる
さと納税』。あれは俺のような故
郷のない者には関係ない。あるい
は『ビッグ』騒ぎ。5億6千万円
が7本出ても、買っちゃいない俺
には関係ない」と、どこか寂しげ
です。何でも「あっしにはかかわ
りのねぇこって」が紋次郎の口癖
だったそうです。(家庭日記)
× ×
全勝も全敗もいる。<夏場所や
ひかへぶとんの水あさぎ>万太郎
−−−
俺に「おれ」、木枯しに「こがら」し、とルビ。
天声人語 2007年05月22日(火曜日)付
伝説の歌手、尾崎豊はデビュー曲「15の夜」で大人の世界に背を向け、盗んだバイクで走り
出した。それも青春だが、大人のルールの中で勝負する15歳がいてもいい。しかも勝ってしま
うとなれば、なおのことだ。
岡山県であった男子プロゴルフツアーの大会で、東京の私立高校1年生、石川遼(りょう)さん
が優勝した。15歳8カ月での快挙は、米欧のツアーを含めても最年少記録らしい。
経験や小技が物を言うゴルフで、若さはハンディにもなる。初日が強風で流れ、2日分を回っ
た長丁場の最終日に若い体力が爆発した。初出場の少年に敗れたプロは面目を失ったが、人気で
女子に押される男子ゴルフ界にすれば、救世主かもしれない。
子どもの頃はぜんそくに苦しんだ。父親についてゴルフ練習場に通い始めたのが6歳。平均的
な体格ながら、中学時代から毎日4時間、クラブを振り続けた。高校には夜も使えるゴルフ練習
場があるそうだ。
こんな話に出くわすと、若さはそれだけでも大きな可能性なのだと思う。怖いもの知らずの特
権に、努力と環境が加わり、大人の常識や定説を時にあっさり覆す。誰もが石川さんになれるわ
けではないが、「それぞれのゴルフ」を見つけることはできよう。
健康に学業、友人や家庭。大人への道のりにかかわる要素は多い。努力で変えられるものと、
変わらないもの。そのどれもが「15歳の一部」にすぎない。一つや二つ思い通りにならなくて
も、人生の選択肢はたっぷり残っている。前方には、広大なフェアウエーがうねるだけだ。
--------------------
ブンガク的修辞をひねりすぎ、と感じはするが、まあ、主題が明るいからいいんでね?
17番でのバンカーショットでチップインを、「失敗したって、挽回のチャンスはある」とか絡め
たら面白いかな、と思ったけど、それはやりすぎかもしれん。
眼前に広がるまばゆい緑のフェアウェイ、というイメージでの締めは美しい。
>>609 > 伝説の歌手、尾崎豊はデビュー曲「15の夜」で大人の世界に背を向け、盗んだバイクで走り
>出した。それも青春だが、大人のルールの中で勝負する15歳がいてもいい。しかも勝ってしま
>うとなれば、なおのことだ。
> 健康に学業、友人や家庭。大人への道のりにかかわる要素は多い。努力で変えられるものと、
>変わらないもの。そのどれもが「15歳の一部」にすぎない。一つや二つ思い通りにならなくて
>も、人生の選択肢はたっぷり残っている。前方には、広大なフェアウエーがうねるだけだ。
朝日と尾崎豊というと、どうしてもこの記事が浮かんでしまう。
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200704190202.html 天人はいいけど、若者に自分勝手な反権力感情を投影して型にはめようとする
香山みたいなアホな大人を何とかしてください。
>>609 どうでもいいが、スポーツ興行の選手とか歌手なんてのは、ヤクザと同じ夢を売る職業なので、昔は賤業とされた。
毛沢東に憧れたり、尾崎に憧れたり、朝日信者も忙しいものだw
なんかイライラする文章だ
15歳で二人を結び付けたいんだろうが
尾崎は反抗でモラトリアム、目の前に広がるのは夢見のお花畑だ
石川某君は、優勝した以上、これから先の人生は原野を切り開く大人として扱われる
夢見るのは勝手だが、結果を求められる厳しい人生
モラトリアムと大人を一緒にすんなよ
_______
\ /
│ │
│ │
│ │
│ │
/⌒ヽ__// ‖\\__/⌒\
( ◯ / /) (\\ ○ )
\ / ./● I I ●\\/ 俺ってイケメンじゃね?
/ // │ │ \_ゝヽ
/ /│ │ヽ ヽ
/ ノ (___) ヽ |
│ I I |
│ ├── ┤ |
\ /  ̄ ヽ /
\ __ ' /
>>607 神風号に関してはasahi.comに紙面の写真が貼られてたり、航空イベントで
ペーパークラフトを配ってるので、朝日はむしろがんばってるほうだと思うよ。
左翼が滅茶苦茶強かった昭和60年代においてもテレビドラマ化されたねえ。
当時飛行士&機関士を乗せた特別列車「神風号」を走らせた現近鉄など、
関わったスポンサー企業達が「触らぬ神風」と口をつぐんでるほうが怖い。
>前方には、広大なフェアウエーがうねるだけだ。
フェアウエーは、一見広大でうねっている様に見えるが、
コースデザイナーが計画したもの。そしてコースを整備する人達がいる。
勿論、他のプレイヤーもいるしギャラリーもいる。
ゲームを一人で行うものと捉えるか、皆で作り上げるものと捉えるかで、
ゴルフというゲームの在り方が変わるのだが。さて。
>>615 朝日が何を頑張ってるのか解らんが、軍の最新鋭の偵察機の97式司偵を調達できたのは
朝日新聞社が軍部と結託していたからであるから、朝日は反省と謝罪以外にできることはない筈w
97式だから皇紀2597(昭和12)年
素粒子 5/22(火)
近ごろ大学にはやるもの。
はしか、休講、キャンパスの閉
鎖、外出自粛にワクチン接種。
× ×
近ごろ芸人にはやるもの。
噺家、役者の脱税芸。襲名、披
露、祝儀、所得隠しに申告漏れ。
× ×
寄席で噺家が仲間内のけんかを
笑いにしていた。「こら、脱税の
弟」「お母さんに言いつけるぞ」
× ×
「福祉と教育が一つになった優
しい法律を」と宮城まり子さん。
−−−
噺家に「はなしか」、とルビ。
天声人語
2007年05月23日(水曜日)付
開拓期の米西部。客に顔を切られた娼婦(しょうふ)の仲間が、蓄えを出し合い、犯人に賞金をかけた。
若い賞金稼ぎは無法で鳴らした男を相棒に誘い、こうクギを刺す。「賞金の話はするなよ。競争相手が
増えるからな」。92年の米映画「許されざる者」の一場面だ。
プロの賞金稼ぎは、追跡から処罰までを一手に引き受ける。体を張る代わりに、報酬は早い者勝ちだ。
映画では、町の秩序を独占しておきたい保安官とも戦うことになる。時は移り、犯罪者の扱いはすべて
公権力に委ねられた。
凶悪事件の解決につながる情報提供に、今月から国が最高300万円の報奨金を出すことになった。
私費による懸賞金は珍しくないが、国費から出す制度は初めてだ。警察庁がまず指定した五つの殺人
事件には、3週間で計92件の情報が寄せられた。
近所づきあいが減り、モノがあふれるこの社会。聞き込みと遺留品から犯人に迫る捜査は旗色が悪い。
賞金で事件への関心を高め、新たな証言や、犯人周辺からの密告を待とうというわけだ。映画にならえば
「賞金の話をしてくれよ。協力者が増えるからな」である。
だが、何十億円もの賞金がかかる「9・11テロ」の首謀者でさえ、どこかに消えたままだ。お金の引力
とて万能ではない。それに「玉」の情報を買おうとすれば、捜査員を振り回す「石」も交じるだろう。
古今東西、事件に何のかかわりもない者が捜査に協力する時、犯罪への怒り、被害者への同情に勝る
動機はない。報奨金は、正義感を呼び覚ます名脇役であってほしい。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070522.html
リンクの日付間違えました
名脇役ねぇ
まぁ言いたいことは分かるが・・・
人間は欲望の塊だと思ってる俺には奇麗事杉
俺ってけがれてるなぁorz
>>621 支那同心配下の下っ引きの朝ピーはガセネタ上等の魔女裁判の密告者みたいだw
素粒子 5/23(水)
「いのち」3話−−
第1話 中国で食われる寸前に
救われ海に返されたウミガメが、
約3千`離れた父島に来て産卵。
第2話 神戸の児童殺傷から10
年。「悲しみは時が癒やしてくれ
るものではない」と犠牲者の父。
第3話 脳死の人の呼吸器を外
した医者を殺人容疑で送検。君な
らどうする。私は外してもらう。
× ×
「ブッシュ政権は最悪」と元大
統領が言えば、「彼は無意味な存
在」と現職側。自由の国だねえ。
−−−
「第1話」「第2話」「第3話」が太字。
>君ならどうする。
「あなたがこの医者の立場なら、呼吸器を外せますか?」という意味かと思ったら、
患者としての希望か。医者に全部責任を押し付けてまあ。
>>621 ビンラディンと比較するのはどうよ、と思う。極論過ぎて比較対照にならんだろ。
それ以外については、筆致といい言葉選びといい、まあ、いい出来ではないでしょうか。
情報提供への報奨金制度は、別に旧来の捜査を止めてこっちで一本化するってワケでもないんだ
し、広く情報を集める手段を増やした、という意味で、アリだと考える。
天人子の結論のような「怒り」「同情」「正義感」なんつう感情だけに信頼を置くってのも、そ
れだけじゃ社会生活が成り立たなくなったという現実を見ていない、青臭い理想論ぽくてやや興
醒め。
>>625 >「ブッシュ政権は最悪」と元大統領…
誰が言ったかと思えば、民主党のカーター大統領じゃねーか。それくらいは言うだろうよ。
しかも、自分自身で苦しい弁明しているし。
カーター氏、ブッシュ政権「史上最悪」発言を弁明
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200705220008.html ま、もしかしたらこれも、日本のマスメディアが良くやるような「抜き出し切り貼り煽りたて」
報道だったのかもしれないんだけど。
天声人語 2007年05月24日(木曜日)付
仏中部の高原に、ミネラルウオーター「ボルヴィック」の水源を訪ねたことがある。彫刻を施
した石塔から、ちろちろと水が流れ落ちていた。無料だからみんなが容器に詰めていく。商品と
同じ物かどうかはさておき、水の価格とは不思議なものだ。
きのうの衆院予算委員会で、政治とカネが審議された。日本有数の迷水ブランド「ナントカ還
元水」も質問を浴びたが、当の松岡農水相は「法の定めに従って対応してまいる」と繰り返すだ
け。本来無料の議員会館の光熱水費が、年何百万円にもなる理由を今回も明かさなかった。
これほど濁った還元水もなかろう。「なんとか」とは明確でないことをいうが、大臣が愛飲し
ていたという水は議員会館の泉にわいているわけではない。商標も値段もあるはずだ。何を隠し
ているのか。
松岡氏は領収書も調べていないらしい。「一つ一つ確認するのはとてもじゃないが大変」だと
言う。そんな大臣を、安倍首相は「法律に基づいて説明を果たされた」とかばった。
質問を聞く首相はしきりにまばたきし、黒目が定まらないようにも見えた。正直な人である。
ぶぜんと、開き直ったかのような松岡氏とは対照的だ。法律を盾に説明責任から逃げ回る姿は醜
悪だが、本当は首相も恥ずかしいのだと、せめて思いたい。
こういう大臣を抱えたまま「美しい国」を説く政権がある。憲法、教育と大きなことを国民に
問う以上は、よほど身ぎれいであるべきだ。いま脱すべき「戦後」があるとすれば、カネにまつ
わる政治の緩さである。
--------------------
おフランス帰りは、上手い文章を書くなあ。
>>625 亀の甲羅に文字を掘って放流する中国の尼さんを礼賛されてもなあ
>無料だからみんなが容器に詰めていく。
日本にもありますよ。
>これほど濁った還元水もなかろう。
還元水屋が怒ってきますよ。うちの還元水にけちをつけるのかって。
>こういう大臣を抱えたまま「美しい国」を説く政権がある。
そうですよ。ありますよ。英語版天声人語ではthere isを使うのかな。
>>627 朝日に広告を出しているオルガノが岐阜県で贈賄の犯罪を犯したときに、朝日は社名を伏せて報道したくせにw
まず、朝日こそ「奇跡の」w「野菜スープ」やら「メシマコブ」やら「還元水」やらのアヤシゲな広告を一掃すべしw
素粒子 5/24(木)
ほったらかし症候群まんえん。
患者1 絶叫マシン管理者/全
国のコースター遊具の4割が年1
回の探傷検査をしないまま放置。
患者2 「画像ちゃんねる」管
理人/ネット上に猥褻画像を公然
陳列したまま放置。逮捕される。
患者3 内閣総理大臣/まとも
な説明もできぬナントカ水飲み大
臣を放置、かばい続けてやまぬ。
× ×
<馬鈴薯の花咲く頃と/なれり
けり/君もこの花を好きたまふら
む> 石川啄木
−−−
「ほったらかし症候群」「患者1」「患者2」「患者3」が太字。
猥褻に「わいせつ」、馬鈴薯に「ばれいしょ」、とルビ。
「放置」と「かばい続けて」は両立できますか。
天声人語 2007年05月25日(金曜日)付
古い手紙や写真を整理していて、飲食店のレシートが出てくることがある。変色した日付や店
名を頼りに、記念の会食の様子がよみがえる。保存したことさえ忘れていた紙片が、若い日の妻
や、まだ元気だった親を過去から連れてくる。
領収書がなくても思い出は消えないが、年金は消えることがあるらしい。年金保険料を確かに
納めていても、肝心の社会保険庁に納付記録がないことがある。窓口で領収書を示して、ようや
く認めさせた人が現に55人いる。
役所の仕事は、記憶ではなく記録で回っている。本人が証明できなければ、本来もらえたはず
の年金が出ない。実際、社保庁はすでに2万件の申し出を退けた。
社保庁が管理する年金保険料の支払い記録には、納付者を確定できないものが5千万件ある。
この宙に浮いた納付記録は、年金番号を統合した97年、本人が申請しなかったなどの理由で漏
れたものだという。
誰かが納めたのは確かだが、それが自分だと言うには、窓口で記憶をたどり、職員を納得させ
なければならない。損に気づいていない受給者もいよう。与野党にせかされて、社保庁は自主調
査の検討に入った。ずさんな管理の末、この官庁は解体・再編の途上にあり、調査の先行きは見
えない。
整理整頓の基本は「迷ったら捨てよ」だという。その紙切れが老後の収入を左右すると知れば、
捨てるはずもない。だが、納付額は職員がしっかり帳面につけていると思うのが人情だ。いっそ、
領収書の裏に「役所を信じるな」と注記してはどうだろう。
--------------------
今期天人子は、両氏とも達者だなあ。
55人、2万件、5千万件と、数字を使った煽り具合や、文章の流れは上手。
あれだ。納税者番号制度を導入して、税も保険料も年金も管理一元化するべきだよな。
左巻きの方々が「素晴らしい国」として持ち上げる、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーで
も、納税者番号で管理しているらしいし。
『役所を信じるな』とか、下らん煽動しているヒマがあったら、そういうこと考えたら?
国民背番号制度をか批判していたころが懐かしい
今日の作品・・
「美しい国」、「美しい星」を「○×宣言」とか「ことばのチカラ」に変えて読むと
朝日が国民背番号とか煽りながら、裏ではサヨク公務員が財テクで失ったのだと夢想してみるw
素粒子 5/25(金)
美しくない水飲み大臣をかばっ
て恥じぬ首相が「美しい国」だの
「美しい星」だのと。白々しい。
× ×
天下りの談合組織とは先刻承知
だろうに。「よもや私どもの世界
で」と緑資源理事長。白々しい。
× ×
長久手の籠城銃撃元暴力団員も
光の母子惨殺元少年も一様に「殺
意はなかった」だと。白々しい。
× ×
こちらの白々は気分よかろう。
夏場所白星街道を一人旅の白鵬。
−−−
籠城に「ろうじょう」、とルビ。
そういえば高野連のある理事が一連の騒ぎの中で、
高野連の対応を擁護する記事を発表しましたね。そ
の肩書きを隠して一スポーツエディターとして。あ
れは相当白々しかった。
天声人語 2007年05月26日(土曜日)付
ラーメン、ビール、ソースときて、次はノコギリだという。米系投資ファンド、スティール・
パートナーズ・ジャパンが買収を仕掛けた日本企業である。利益をため込んだ会社には増配要求
も連発している。いわゆる、物言う株主だ。
主要企業の07年3月期決算は好業績に沸いたが、いい時ほど外資が目をつける。豊かな不動
産や独自の技術があればなおさらだ。外資に支配されるのが嫌なら、高株価や増配で旧来の株主
を満足させ続けるしかない。企業は大急ぎで防衛策を講じている。
買収の新手として、今月から三角合併も解禁された。外資は日本に設立した子会社を通じて、
狙った企業の株主に自社株を差し出せばよく、現金を用意する必要がない。自社株の時価総額が
大きい米欧の大企業に有利な制度だ。
これで対日投資が盛んになり、国際競争力も高まるという期待の一方、手続きが複雑で使いに
くいとの見方もある。脅威の黒船か、チャンスの宝船か、ただの幽霊船か。三角形の輪郭はぼや
けている。
三という数字には安定と不安定の両面がある。支える点が三つで平面は安定する。兄弟の結束
を説く「三本の矢」、三人寄れば文殊の知恵の教えもある。逆に秘密は3人目が知ったら崩れ、
むつまじい男女間もあと一人で危ない三角関係だ。
企業の安定は、株主、従業員、顧客の「三方」に、経営者がどう目配りするかによる。雇用と
納税、優れた製品・サービスで社会の役に立ち、ほどよくもうけて株主と従業員を喜ばせる。こ
れ以上の買収防衛策はない。
--------------------
文章筆遣いが面白くて読み易い、てのは認めるんだが、それだけだよなあ。
外資系ファンドてのは何を狙って株を買い、どうやって金を儲けているのかを隠しているし、三
角合併に関するメリットデメリットについても表面的で薄い。
仕舞いには「三」のつく言葉で読者を煙に巻く始末。
>>637 朝日が礼賛するマ元帥が財閥を解体したから、外資が日本の労働の成果を奪うのは当然の帰結のようなw
天声人語
2007年05月27日(日曜日)付
鳥の声の「聞きなし」を知っておられるだろうか。鳴き声に耳を傾けて、似た言葉に置き換えることだ。簡単
なものではカラスの「阿呆(あほう)、阿呆」、コノハズクの「仏法僧(ぶっぽうそう)」などがある。
やや難しくなるとフクロウを「ぼろ着て奉公」と聞く。地方によってさまざまだが、ツバメなら「土食って虫食っ
て渋い」、ホオジロは「一筆啓上仕(つかまつ)り候」となる。夏を告げる渡り鳥のホトトギスは「特許許可局」だ。
久しぶりに聞きたくて、先だって群馬の山を歩いた。
滴るような青葉だが、時期が早すぎたのか、美声の拝聴はかなわずに山を下りた。だがじきに飛来して、
あたりのウグイスの巣に卵を産み付けるだろう。「托卵(たくらん)」といって、ホトトギスには抱卵から子育て
まで他の鳥にお任せする変わった習性がある。
孵化(ふか)したホトトギスは育ての親より大きくなる。巨大なヒナに、小さな親が餌を与える図は、かなり奇
異だ。自然の摂理とはいえ、ずうずうしい習性である。
劇作家の宇野信夫はある劇で、子不孝な遊び人を、岡っ引きが「お前は親にはなったが、親とはなれぬ」と
諭すせりふを書いた。生物学的には親でも、世間的には親として失格。その含みを「に」と「と」の違いに込め
た。遊び人は改心する、という筋書きだ。
親と子をめぐる辛(つら)い話が多い。熊本市の「赤ちゃんポスト」で男児が保護され、東京のゴミ集積場では
女児が置き去りにされた。〈ツバメの子赤ちゃんポストは無縁です〉。川柳欄の入選作にほほえみつつ、「に」と
「と」の違いを思ってみる。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070527.html
>>639 不如帰な男と通じた女が、ポストに投函したと見てるのか?
何を聞いても、朝日の「聞きなし」は、軍靴の響きだろw
素粒子 5月26日(土)
『現代虫類事典』新版──
× ×
●ミドリクイムシ 松を枯らす
マツクイムシと同属だが、姿はヒ
ト似。農水省から天下り林道に生
息する。税金を食い合って共生。
●ネンキンカゲロウ ウスバカ
ゲロウ変種。社保庁に発生、年
金記録5千万件を宙に浮かせた。
性向ずさん、体表は無責任一色。
●ザブトントバシムシ 結びの
一番になると動き出して座布団に
取りつき、朝青龍が負けると空中
に飛ぶ。今場所は大量発生3回。
---
ミドリクイムシ、ネンキンカゲロウ、ザブトントバシムシは太字
>>641 「ザブトントバシムシ」だけ、何で飛ばされるサブトンが虫なんだ?
前の二つを踏まえると、ザブトンを飛ばす連中=虫ってことになるが。
そんなに朝青龍を批判したいのだったら、「ザブトントバサレムシ」にすべきだろw
天声人語
2007年05月28日(月曜日)付
初夏の風に吹かれて、週末の東京を自転車で走ってみた。街道で、規則通りに車道を走ると、背後から
ひっきりなしに車に抜かれる。はねられやしないかと、背筋のあたりが寒くなる。
歩道へ上がれば、歩く人に気を使って速度が出せない。牧水の名歌を思い出した。〈白鳥(しらとり)は哀
しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ〉。なぞらえるなら〈自転車は哀しからずや歩道にも車の道
にも染まずさすらう〉。
自転車は車道か、歩道か。古くて新しい問題をめぐって論議が起きている。道交法上は軽車両だから車
道が原則だが、危険も多い。とはいえ歩道では人を脅かす。ぶつかる事故が10年で5倍近く増えたという
から深刻だ。
歩道の通行規制を緩和する法改正案を国がまとめると、異論が出た。歩行者との事故がさらに増えかね
ないからだ。だが自転車で車にはねられて死傷する人も年に約15万にのぼる。人の仲間か車の仲間か。
白鳥(しらとり)ならぬコウモリの悩みのようだ。
自転車のありようは時代を映してきた。昭和の初め、「二十四の瞳」の大石先生は、月賦で買った自転車
で分教場へ通い、ハイカラと呼ばれた。戦争が終わると、「青い山脈」の若人が連ねる銀輪は自由な空気を
運んできた。
骨太な運搬用が消えて、「チャリ」などと軽く呼ばれ出したのはいつからか。歩行者への凶器とも化しつつ
ある様は、他者への優しさを欠く時代を映しているように見える。手軽で、安全で、何より自分のペースで乗
れる。自転車の持つ魅力を、どうしたら取り戻せるだろう。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070528.html
素粒子を執筆する河谷史夫氏の住所は是非とも下記まで。
germaniablau@yahoo.co.jp
素粒子を執筆する河谷史夫氏の住所は是非とも下記まで。
germaniablau@yahoo.co.jp
素粒子を執筆する河谷史夫氏の住所は是非とも下記まで。
germaniablau@yahoo.co.jp
明日の天声人語は松岡氏の件だな。
まさか死ぬとは。
NHK-BSの宣伝やってるのはどういうことだ?
●カンゲンスイジサツムシ 都合
が悪くなると自殺する、あるいは自
殺させて口封じ。真相は闇の中。
・・・とか書きそうで怖い>素粒子
>>643 「チャリ」「チャリンコ」は、韓国語の「自転車(チャヂョンゴ)」
が語源なのだが。
ちなみに、韓国では自転車は「卑しい乗り物」
日本から出張したリーマンが、
渋滞で遅れそうなので、自転車で商談に赴いたりしたら、
自転車で来た→自転車にしか乗れない下っ端
と、みなされて商談決裂したりする。
>>643 大石先生は、「赤い旗」だかの詩集を児童に「読み聞かせ」してたようなw
最初から「歩行者への凶器」だから車両なんだろがw
ASAの原付が歩道を走ってるのは、他者への優しさを欠く朝日新聞ということか?ww
>>650 チャリンコとは、自転車を意味する前は、隠語で窃盗ではなかったか?
そういえば、元朝日新聞記者が、「サンカ」シリーズの「ノンフィクション」を書いてるが、殆どが捏造だと思われw
素粒子 5/28(月)
きのうTVで見た君が代2景。
●馬の耳に君が代 東京競馬場
に流れたあと、日本ダービーは牝
馬のウオッカ。64年ぶりの快挙。
●モンゴル力士の口から君が代
夏場所全勝優勝の快挙を遂げた
白鵬の口元が、少し動いたよう。
× ×
目に見えぬものが人を支えるの
だという「殯の森」の河瀬直美監
督がカンヌグランプリの快挙。あ
すNHKハイビジョンで見よう。
× ×
能登麦秋女が運ぶ水美し 綾子
−−−
「馬の耳に君が代」「モンゴル力士の口から君が代」が太字。
牝馬に「ひんば」、殯に「もがり」、とルビ。
こんなチラシの裏はともかく、明日は「マツオカトシカツ」「カンゲンスイ」
あたりの縦読み(折句)だと思います。
君が代が余程気になったようだ。
>あたりの縦読み(折句)だと思います。
さすがに昆虫図鑑と家族会話シリーズは持ってこれないからね。
天声人語
2007年05月29日(火曜日)付
ハードボイルド小説に出てくる女性は、男たちの強さや渋さを引き立てる役回りが多いようだ。女が
強すぎては「男の非情な世界」というフィクションの切れ味が鈍るのだろう。競馬の世界は、このお約
束が通じないノンフィクションだった。
第74回日本ダービーで、ただ1頭走った牝馬(ひんば)が64年ぶりに優勝した。17頭の牡(おす)
を従えて、同期の3歳馬8470頭の頂点に立ったのは、馬名まで男っぽい「ウオッカ」
本紙の担当記者は「3歳の春といえば、人間なら高校生くらい。競走馬でも牡との体力差は開いて
くる」と指摘する。常識への挑戦だった。角居(すみい)勝彦調教師の話がいい。「ダービーか(牝(めす)
限定レースの)オークスにするかは悩みましたが、自分がわくわくする方を選びました」
ウオッカの父親は02年のダービー優勝馬、タニノギムレット。ウオッカにギムレットとくれば酒好き
は腰が浮くが、カクテルのギムレットはウオツカではなくジンがベースだ。
米国の作家、チャンドラーによる探偵フィリップ・マーロウの連作は名セリフの宝庫でもある。「タフ
でなければ生きられない――」と並び「ギムレットを飲むには少し早すぎるね」(村上春樹訳『ロング・
グッドバイ』)も有名だ。おとといは、少し早いのは承知で夕刻から祝杯を上げた方も多かろう。
ウオッカは10月の凱旋門(がいせんもん)賞(フランス)に出走登録している。昨年「日本の牡」を
背負ったディープインパクトが苦杯をなめた大レースである。秋にもう一度、今度は日本時間の真夜
中に酔ってみたい。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070529.html
この話題選びはちょっと予想外。
>>598 > 先ごろの厚生労働省の発表によれば、日本の男女計の喫煙率は24%と、過去最低を更新した。
> ニューヨークと5ポイントしか違わない。その割に喫煙者が多いように思えるのは、受動喫煙を
> 被る場面が多いせいだろう。
反タバコ活動家の俺がたまたまぐぐってひっかけますた。
えーとね、飲食店の禁煙もあるけど、そもそも煙の量が違うんです。
・アメリカの人口:3億人 タバコ消費量:4510億本/年(WHO)
・日本の人口:1.28億人 タバコ消費量:3280億本/年(WHO)
・アメリカの20、30代の喫煙率 22% 10代もほぼ同じ(CDC)
・日本の20、30代の喫煙率 35% ただし10代がこの4年でほぼ半減(厚労省ほか)
・日本は、喫煙者に占めるヘビースモーカー(1日20本以上)の割合がアメリカの2倍ほど
(厚労省、CDC)
悪党に人権はないとでもいいたいのか>素粒子
普段、犯罪者の人権を必死で擁護しているくせに。
素粒子 5/29(火)
官僚から転進、立身遂げるも、
疑惑釈明もできず、ついに自裁した
松岡農水相。政治家人生哀れ。
× ×
国会で「法に従い適切に報告して
いる」と繰り返していたが、これも
適切報告のつもりだろうか。
× ×
「美しい国へ内閣」などどこへやら
「慚愧に堪えない」と首相。
恥じ入るほどに醜くなりにけり。
× ×
昔失脚の政客ありけり。
<臥薪のとき嘗胆のとき青嵐>
藤波考堂
−−−
慚愧に「ざんき」、臥薪に「がしん」、嘗胆
に「しょうたん」とルビ。
ウオッカって英語とかラテン語齧った事があれば、女性名っぽい語尾だと感じるようなw
>>659 河谷史夫、お前は人として最低だ。反吐が出る。
素粒子って、ネットなんかしない朝日読者でさえ
不快と思ってる人は多いと思うんだけどなぁ。
・・・でも、読者投稿の川柳を見ると、読者のレベルも
同程度なのかもな。
>>663 5月29日 朝日川柳 西木空人選
日本で繰り返される解決法 東京都 遊二郎
自殺より辞める勇気をなぜ持たぬ 高崎市 門倉まさる
・松岡農水相自殺。
介錯の遅きが故の悲劇かな 西宮市 居村みちよ
語らずに自決するのだ美しく 川崎市 平野郁子
鬱くしい日本の国となりました 八王子市 伊藤今朝男
・かばいつづけた安倍首相の責任は?
還元水還らぬ人となりにけり 奈良市 横井正弘
・説明しないままに。
☆談合が風政治家が桶屋とか 町田市 辻清司
・もうかる。
自殺の翌日がこれだもんなぁ・・・
ν速や速+で「w」とか「♪」を付けて死者に鞭打ってテンション上がっている基地外と
朝日記者や投稿者の差が無くなっているように感じた。
>>664 反吐が出るほど品性下劣だな。さすが朝日読者。
>>663 1、2年程前に素粒子で読者から注意を受けたとか書いてたよ。
素粒子がDQNだという噂を聞きつけて社説板からきますた。
>>659 >>664 読まなきゃ良かったorz
最低だ・・・・コイツラ生きてて恥かしくないのか・・・?
特に
>>664は終わってるわ。マヂで2chのDQNレベルだわ。
人死に きょうきらんふの 朝日かな
・狂喜乱舞と狂気乱腐で無理矢理掛詞
心の底から言おう。死ね。
しかしこれがクオリティペーパーを自称する新聞の夕刊1面コラムと読者川柳なのか・・・?
もうぬるぽ。
>>659 ごめん、朝日読者なんだけど、今日はあんまりひどいので来てみました。
>>664 西木空人選(栗田亘) 酷すぎる
>>659 いじめが酷いので自殺しました>朝日新聞どの
天声人語
2007年05月30日(水曜日)付
工事のクレーン、高速道路、チラシ配り、カラス。朝の冷気の中で都会の音が次々と目を覚まし、
何事もなかったように「翌日」が始まった。東京・赤坂の路地に立ち、戦後初めて、現職大臣が自殺
した議員宿舎の部屋を見上げる。重い不在である。
松岡利勝さんは、何も語らぬまま逝った。便箋(びんせん)1枚に記した国民と後援会あての遺書
は「私自身の不明不徳」「ご迷惑」「お騒がせ」といったおわびで、一連の疑惑には触れていないとい
う。言葉が命の政治家として、厳しいようだが最もふさわしくない身の処し方ではないか。
ナントカ還元水も、緑資源機構の談合事件も、政治の本質に触れる話だ。松岡さんは捜査対象で
はなかったと安倍首相は語るが、参院選を前に幕引きを急げば、彼の死はあらゆる意味で無駄に
なる。
死をもっての清算を了とするような政治や社会は退化する。故人の断に粛然としながらも、62歳
の男性を悼むことと、閣僚の見識を問うことはきっちりと分けたい。疑惑に正面から反論できないの
なら、真実を語って辞めるか、辞めて真実を語るか。責任を果たす道はこれしかなかった。
松岡さんの後を追うように、今回の談合事件で家宅捜索を受けた元公団役員が身を投げた。闇の
中で永遠に黙してしまうのは、社会正義に背を向けるも同じだ。
赤坂一帯は、江戸時代の武家屋敷により発展した。南町奉行、大岡越前守忠相(えちぜんのかみ
ただすけ)の邸宅もあった。大岡裁きなら「死んで花実が咲くものか」と諭すところではないか。「生き
て、語れ」と背中を押して。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070530.html
>>659 >>664 ゲス記者がゲスなコラムを載せ
ゲス選者がゲス読者のゲス川柳を載せる
誰か止める奴いないのか
>62歳の男性を悼むことと、閣僚の見識を問うことはきっちりと分けたい。
お前んとこの川柳選者に言えよ、たわけ。
>>671 まあこう書くしかない、という内容だが、書き方としては正しいと思う。
というか川柳の下劣ぶりを見た後だと天声人語が良いコラムに見えるよ。
素粒子 5月30日(水)
近刊予告──
× ×
●『青と白』 モンゴル出身の
朝青龍と白鵬が東西の横綱を
張るまでの出世譚。週刊誌で
騒がれている八百長問題は袋とじ。
●『闇の緑』 「緑資源」が舞台の
ミステリー。大臣、その支援者、
公団の元理事と次々死者が出て、
謎が謎を呼ぶ。その真相は?
●『告白』 西武の元スカウトが
裏金工作を暴露。「世話になった
人にお礼をするのは当たり前。
断る監督は1人もいなかった」
---
「青と白」、「闇の緑」、「告白」が太字。
>>671 下品w
死者を勝手に被告にしたてあげ、近世の裁きを与える。
さすが支那の下僕w
あ〜朝日は芸人だったのか。電波芸者?
今日の天人、全文引用?なんだこりゃ!
天声人語 2007年05月31日(木曜日)付
部屋の隅で揺れる観葉植物。茎のわきから大きな新葉が手品のように現れ、緑を深めていく。
薫風に命が躍る5月の言葉から。
「子どもは、私たちを『親にしてくれる』大事な先生です……小さな命を大切にして下さい。
そして軽率に妊娠、出産をしないで下さい」。熊本の「赤ちゃんポスト」に初日から想定外の
「3歳児」。自身も実の親の顔を知らない野田明紀さんが、埼玉版の読者投稿で訴えた。
チョウが好む植物を校庭や公園に植える計画が東京都品川区で始まった。発案のデザイナー、
南孝彦さんは子どもたちの反応に「小さな命にも卵を産むという大きな使命があると分かったよ
うで、うれしかった」
中国で食用になるところを地元の僧侶に救われたウミガメ。3000キロ離れた小笠原諸島ま
で泳ぎ着き、卵を産んだ。「しばらく保護して産卵を見守り、8月上旬をめどに海に返したい」
と、小笠原海洋センターの山口真名美所長。
「いろいろなことを忘れてしまう自分が許せない」。山口県光市の母子殺害事件で差し戻し後
の控訴審。遺族の本村洋さんは妻と娘の声や癖を思い出そうと、3人で暮らした事件現場のアパー
トに今も行く。
兵庫県豊岡市で、国内の自然界では43年ぶりにコウノトリが生まれた。県の担当者、池田啓
(ひろし)さんは「地元の人が田植え時期を遅らせたり、散歩の道を変えたりと、『いつか野生
に戻す』というコウノトリとの約束を忘れずにいた」。移ろう季節に、生の尊さ、豊かさを思う。
〈若葉雨なにかやさしくものを言ふ〉西島麦南(ばくなん)。
--------------------
今期天人子は、「最近の言葉から」もブンガク的ですな。
主題を「命」と決めて、それにまつわる話を集めてきたのは、統一感があって良いと思う。
>>681 「先生」でなく「師」だろが。
キャベツや蜜柑を植えて、「農薬の有用性」を学ばせるべしw
小笠原が支那領というプロパガンダか?
>>664 ふと思うのだが。
松岡大臣自殺の第一報が有ってから、
川柳を書いた人物が、朝日新聞に投稿。
それから印刷まで、間に合うのか?
郵便では間に合いそうに無いと思うのだが。
>>684 そのメールアドレスは?
Web上を見ても「お問い合わせフォーム」か
アスパラクラブの投稿欄しかない様なのだが。
アスパラクラブの投稿欄も川柳コーナーは無い。
>>664の人達は、如何に投稿したのだろうか?
新聞紙面には書いてあるのだろうか?
>>685 紙面に掲載してある。FAXでも受付してる。
素粒子 5/31(木)
「精神一到を貫き、精進致しま
す」と69代横綱白鵬。楽しみだね
え、一体どこまでいきますかね。
× ×
拙速批判など何のその、どこま
でも数頼みの安倍流。中ぶらりん
年金問題でも特例法案採決強行。
× ×
どこへいったんでしょうねえ、
時価1億2千万円という「黄金風
呂」。千葉鴨川の宿から消える。
× ×
5月尽。<ぼたん切て気のおと
ろひしゆふべ哉> 蕪村
−−−
尽に「じん」、切てに「きつ」て、哉に「かな」、とルビ。
天声人語 2007年06月01日(金曜日)付
ビジネスマンの結ぶネクタイを、武士の刀にたとえた人がいる。ぶら下げるだけで、たたずま
いが威厳と緊張感を帯びるからだ。少々くたびれた風体でも、まずはサマになる。そんなところ
も似ているという。
けさ、いつものようにネクタイを結ぼうとして、手を止めた人もいるだろう。政府が音頭をとっ
て、クールビズに衣替えする初日である。閣議で各大臣は、沖縄の夏用のシャツ「かりゆしウエ
ア」を着用するそうだ。
早いもので3年目になる。最初の年は、言葉が先行する中で、とりあえずネクタイを外した。
その姿は「朝帰り」などと冷評された。去年はおしゃれ指南も進んだ。今年は、ピンやカフスも
使いこなす「上級者の装い」が百貨店の売りになっているという。歩く人が多くなれば、道はで
きていくものだ。
みんなで外せばこわくない――。相変わらずの横並びを揶揄(やゆ)する声も聞く。とはいえ、
襟元が涼しくなれば冷房の温度を高く設定できる。環境省の推計によれば、昨夏は約250万世
帯の1カ月分にあたるCO2を削減したという。
高温多湿の夏に、日本人は悩まされてきた。「家の作りようは、夏をむねとすべし」と、「徒
然草」の兼好法師も古くに述べている。当時の冬は寒かっただろうに、「冬は何とでもなる」と、
法師はかたくなに夏の暑さを嫌った。
この夏は、赤道域の海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」で、猛暑と渇水が心配な夏になり
そうだという。武士のやせ我慢はかなぐり捨てて、温暖化の防止に心したい。
素粒子 6/1(金)
6月開く。はや半年か、と思うか、
まだ半年あると思うか。酒瓶に残る
酒の量を眺めるが如し。
× ×
たばこ吸わずに3年半生き延びるか、
吸って3年半先に逝くか。 受動喫煙
なければ勝手だけどね。
× ×
自殺農水相、首相をばたばた審議
と強行採決に追い詰める。党内に
「誰が見てもインチキ」の声。
× ×
禁輸措置に国際取引規制論議。
カニもウナギも縁遠くなりそう。
−−−
如しに「ごと」しとルビ。
>>686 d
だとしても、他人の訃報を嬉々として
ネタにしている事実には変わりないワケでして。
>>688 またしても朝日のデタラメだな。
平安から鎌倉時代の日本は現在よりも暖かかったのは定説w
>>691 (-@∀@)<当時の夏が今より暑かったのは知っている。
だから「当時の冬は寒かっただろうに、」と書いたのだよ。
兎に角今は暴支応懲鬼畜米英の代りに温暖化を煽らねばならぬのだ。エッヘン。
半年まで、あとまだ1ヵ月なくね?
素粒子を執筆する河谷史夫氏の住所は是非とも下記まで。
germaniablau@yahoo.co.jp
素粒子を執筆する河谷史夫氏の住所は是非とも下記まで。
germaniablau@yahoo.co.jp
素粒子を執筆する河谷史夫氏の住所は是非とも下記まで。
germaniablau@yahoo.co.jp
>>688 >みんなで外せばこわくない――。相変わらずの横並びを揶揄(やゆ)する声も聞く。
「クールビスは横並び主義でかっこわるい」という主旨の投書やコラムを過去に何度も載せていたのは朝日新聞なんですが?
皆が夏場にネクタイと上着を着用する事は横並び主義だと思わないのに、
クールビズは横並び主義だと批判する人なんてそういるもんじゃないと思いますけどね?
(
>>697に補足)
とは言え、朝日がようやく打倒クールビズ路線を転換してくれた(らしい)事には安心したな。
「ネクタイをはずせば温暖化を食い止められるなんて単純な発想」とか、
「クーラーの設定温度を上げさせたいのなら空調業界に言えばいい」とか、
毎年ほんとうんざりさせられてたから。
>>689 >自殺農水相、首相をばたばた審議
>と強行採決に追い詰める。党内に
>「誰が見てもインチキ」の声。
死人に鞭打つ下品極まりない執筆者。
他の表現があるだろうに。
>>689 生前も数日ごとに松岡氏を安倍首相叩きのネタにしていたが、
死後もまだ引っ張り続けるのか
「誰が見てもインモラル」の声は朝日にはないのか
天声人語 2007年06月02日(土曜日)付
新横綱の白鵬が、明治神宮で土俵入りを初披露した。両腕を大きく広げて体をせり上げるのは、
「攻め」の姿勢を表す不知火型だ。万緑の中、新しく打った綱の純白が際だっていた。
清新に響くしこ名は、大鵬と柏戸が覇を競った柏鵬時代にちなむ。周囲はずばり「柏鵬」と考
えたが、少し遠慮して木偏をはずしたそうだ。「鵬」は中国の古典「荘子」に描かれた、ひと飛
び九万里の伝説の鳥。名前負けしなかったのは、さすがである。
名前をもらった「柏」と「鵬」は、対照的な気質と取り口で、60年代に黄金期を築いた。柏
戸が豪胆なら大鵬は緻密(ちみつ)。柏戸は一直線、大鵬は自在。攻めまくる柏戸を、大鵬が懐
深く受けてしのぐ土俵はテレビ桟敷を熱くした。
70年代には「輪湖」(輪島、北の湖)、90年代末には「曙貴(あけたか)」(曙、貴乃花)
と双璧(そうへき)の時代があり、来場所からは朝青龍との「龍鵬時代」である。龍も鵬も外国
人なのを、新しいと見るか、寂しいと見るかは、それぞれだろう。だが、22場所ぶりの東西横
綱に、賜杯争いの興味が膨らむのは間違いない。
名行司と言われた第28代木村庄之助さんは、横綱の土俵を数多くさばいてきた。ある雑誌に
「戦っているときは獣でいいが、その前後は常に神聖な力人(ちからびと)でなくては」と話し
ている。起居の美しさを欠けば、二枚看板も色あせてしまう。
不知火型の横綱は、短命に終わるというジンクスがあるという。しかしまだ22歳である。片
や朝青龍は雲竜型、26歳。モンゴルも日本も熱くする心技体を磨いてほしい。
>>702 軍国主義に協力した大相撲の力士が、明治天皇に土俵入りを奉納するのは、
「いつか来た道」「軍靴の足音」とはならんのか?
素粒子を執筆する河谷史夫氏の住所は是非とも下記まで。
germaniablau@yahoo.co.jp
素粒子を執筆する河谷史夫氏の住所は是非とも下記まで。
germaniablau@yahoo.co.jp
素粒子 6/2(土)
ただいま撮影快調!
× ×
●「党は判ってくれない」 支
持率低落への恐れから公務員法案
成立を目指すが、自民党に断念さ
せられた安倍首相の焦燥と不満。
●「地獄の赤字録」 「新銀行
東京」の累積赤字849億円とい
う事態に「進むも地獄、引くも地
獄」と監督・主演の石原都知事。
●「二つの顔の男だぜ」 ある
時は敏腕の警部補、ある時は談合
仲介人。大阪府警捜査2課が生ん
だ希代の刑事の使い分け人生。
−−−
「党は判ってくれない」「地獄の赤字録」「二つの顔の男だぜ」が太字。
判ってに「わか」って、とルビ。
たぶんみんな原典を知らない。
天声人語
2007年06月03日(日曜日)付
週末の朝、都心の日比谷公園を歩いた。散策の人よりベンチのほうが多い。背もたれ
中央に「私達(たち)の路(みち)、ここで決めました」「地上の花園もきれいですよ。たま
には座りに来て下さい」などの文字がある。東京都が03年から募る「思い出ベンチ」だ。
ベンチを都に贈ると、40字までのメッセージと寄付者の名を刻んだプレートがつく。
すでに532基が都下の公園や霊園に置かれ、おととい、5年目の募集(100基)が始
まった。
ベンチは形により15万円か20万円。都の財政を助けて、寄付者は名刺2枚分ほどの
伝言板を手に入れる。ベンチという公共財が朽ちるまで、私的な言葉は残る。
ベンチの役割は、いつもそこにあることだ。公園では、そうした動かぬものたちが取り込
んだ天地の恵みが、来訪者を癒やす。ベンチはぬくもりで、木立は葉ずれの音、花壇は
色彩、池はさざ波で迎えてくれる。
新刊書『植物の生存戦略』(朝日選書)は「動かぬ生き方」に注目する。「ヒトは動くこと
ができるという能力を過剰に発揮し、疾風怒濤(どとう)のごとく人生を終えていきます……
その対極にある生きものとして、地球は植物を進化させてきました」(福田裕穂氏)。じっと
動かぬことで太陽エネルギーを無駄なく使う知恵は、樹齢1000年を超す巨木を生んだ。
思い出ベンチになる多摩産材のヒノキは、じっと動かない何十年かに続き、いつも公園
にあるという仕事を与えられる。「疾風の人生」を駆ける勤め人、老夫婦、恋人たちを休ま
せ、語らせ、思い出の続きを紡がせる。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070603.html
天声人語
2007年06月04日(月曜日)付
新聞社などの世論調査は、すべての有権者が同じ確率で当たるくじのような方法で回
答者を選ぶ。いざ質問という時に「宝くじはさっぱりなのに」とぼやかれることもある。これ
より不人気と思われるPTA役員などは、断りにくい輪番制になっていたりする。
さて、2年後に登場する裁判員も、貧乏くじになるのだろうか。市民が刑事裁判に参加
するといえば聞こえはいいが、どれほど厄介な仕事が、どんな頻度で回ってくるのか、
気になる方も多かろう。
裁判員は何度かの抽選と面接などで選ぶ。一つの事件につき原則6人で、最近の事件
数から試算すると毎年3500人に1人が「当たる」らしい。事件が多い千葉県では、少ない
秋田県より4倍も選ばれやすい。
このほど東京地裁で3日間の模擬裁判があった。協力した会社員は「体力的には1週
間でも可能と思う。仕事の都合さえつけば」と語った。多かれ少なかれ、私的な日程への
影響は避けられない。辞退できるのは、人に代われぬ重要な仕事がある場合などに限ら
れる。
つい辞退「できる」と腰が引けるのは、お国に時間を制約されることがめったにないから
だろう。8割が消極的という調査もある。だが、こう考えてみたい。裁判員とは、被害者にも
加害者にもならず、司法試験も通らずに、法廷の深奥を体験できる権利だと。
私たちの見聞や交際範囲は意外に狭い。生き方を異にする、見ず知らずの人たちとの
共同作業は、自分の常識をほぐす機会にもなるはずだ。なかなかの当たりくじではないか。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070604.html
2日付と今日付(4日付)の素粒子きぼん
2日付のは
>>706 今日のはまだだけど、素粒子はいつもupが遅いからね。
今日中には来るんじゃないの?
>>710-711 素粒子 6/4(月)
「わがホップ、ステップ、ジャン
プ」――三段跳び4者4景。
●脱北家族 命がけで出港→深
浦港へ漂着→韓国行きを希望。
●安倍首相 農水省任命不始末
→年金不始末問題→支持率急落。
●石川県警災害担当警部補 能
登地震→出勤拒否→自腹を制す。
●斉藤佑樹投手 甲子園優勝→
神宮優勝→次が楽しみですねえ。
× ×
クールビズだから朝からOK、
と飲み助言い。〈五時からのノー
ネクタイやビール酌む〉古賀伸治
>>709 「犯罪と関わるのは穢らわしい」と一般の日本人は考え、忌避する。
それゆえ、犯罪者は、裁判員の心象を良くするために創価と共産党を掛け持ちしかねん。
創価と共産の思想の最大公約数は朝日新聞そのものw
●脱北家族
命がけで出港→
深浦港へ漂着→
韓国行きを希望→
覚せい剤所持で取り調べ
>>709 >だが、こう考えてみたい。裁判員とは、(中略)
>法廷の深奥を体験できる権利だと。
ちょっと待て、権利なら行使を強制されるのはおかしい。それに
>辞退できるのは、人に代われぬ重要な仕事がある場合などに限られる。
の一文と矛盾している。
>>715 矛盾していない。
一般の日本人は、人と替われぬその人自身の人生を生きているが、
「数が質に転換する」人たち、即ち交換可能な機械の歯車のようなアカやら
カルトやらは、法廷の深奥、即ち、「人を裁く」という権力行使により
朝日的快楽を味わえるということだろうw
>>713 右翼の構成員は被害妄想が凄スギ(藁
創価学会のためでもないし、共産党でもない。
勿論、お前のような社会のゴミのための新聞でもない。
街宣やりオナニーやりでオツムが壊れたか、お前?
>>681 >子どもは、私たちを『親にしてくれる』大事な先生です
↑これはワーズワースの詩の
The Child is Father of the Man
のパクリだろw
しかもサヨク的に改竄までしてるしw
天声人語
2007年06月05日(火曜日)付
米兵だった息子をイラクで亡くしたシンディ・シーハンさん(49)といえば、「反戦の母」と
して日本でも知られている。反イラク戦争の象徴的な存在だった彼女が、運動から身を引
く。そんなニュースが、先日米国から伝わった。
決別する思いがネットで公開されている。「(野党である)民主党の“道具”と中傷された」
「イラクでの死者より、誰が次のアメリカン・アイドルになるかの方が大事な国」……。政治
と国民への失望の言葉が連なっていた。
「なぜ息子は死ななくてはならなかったのか」。素朴な問いが、彼女を駆り立てた。2年前、
ブッシュ大統領の牧場前に座り込むと、賛同の渦が巻き起こった。反戦派から英雄視され、
運動の「顔」として奔走してきた。
一方で、大統領支持者からは「テロリストに味方する行為」などと非国民呼ばわりされた。
もとは平凡な主婦である。身に降りかかる称賛と誹謗(ひぼう)、どちらも大きなストレスだっ
たに違いない。
〈身に沁(し)みて思ふ夜のあり戦場に曝(さら)すべく子を育(はぐく)み居らねば〉。戦後ほ
どなく、愛知県のある母親が詠んだ歌だ。時代も状況も違うけれど、この母親もシーハンさん
も、戦争というものを通して、「命を生み出す自分」を強く意識した人だろう。
増派を決めた米政府はなお息子たちを戦火にさらし、イラクでも母親の悲嘆はふくらみ続
けている。シーハンさんは、戦争に終止符を打てるかどうかは「皆さん次第」だと、米国民に
最後のメッセージを残した。書き終えて、しばらく泣いていたそうだ。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070605.html
いま、アメリカ軍って徴兵制じゃないよな。
ベトナムと違って、「息子を政府に殺された」っていう主張は
通らないんじゃないか?
なんというか、マスコミ主導による大衆操作祭りという感じ。
>>721 アメリカの格差社会に絡めて
「低所得層では家族の生活を支えるため、軍以外の選択肢がないという人も多い」
とすれば問題なし!朝日的には
「なぜ息子は死ななくてはならなかったのか」
アカ「坊やだからさ」
安倍政権は八方ふさがり。
大看板の拉致問題解決に進展の
兆しなし。教育再生などいつのこ
とやら。農水相自殺に伴う政治と
カネ問題への対応は不全。中ぶら
りん年金を1年で洗い直すという
が、ほんまかいな。イラク戦争は
ブッシュ任せ。北方領土は動かせ
ず。はやる改憲なんてとてもとて
も。これでは、期待された「選挙
の顔」になんかなれそうになし。
× ×
で、電器店に転業したかと思っ
たよ。首相夫妻出演の政府広告。
>>724は素粒子 6/5(火)です。
他の板にコピペしたとて、全国紙のコラムとは気づかれないでしょう。
>>719 おもいっきり簡略化すると「担がれたプロ市民の疲労と悲哀」って感じかな。
そういや、左巻き方面の方々がかつて担いだ「イラクの3人」は、今は何してるんでしょうね。
ま、ここらへんの「リベラル派の冷淡さ」てのは、何処も同じ、てことか。
>>724 縦読みのひとつも仕組めないとは、素粒子子はホント、文才に欠けるな。
下品なだけってこと?
政治屋てのは、文章書いて法律作ってナンボの商売だぜ。
安倍内閣がここまでで通した法案、全部挙げてみろや、朝日新聞。
それが「報道」ってやつの仕事だろ?
素粒子もいい加減つまらんが、お前等の批評も正直そんなに面白くないな・・・あ、ゴメン。
もっと文才を生かして、笑わせるような痛烈な批評を読ませてくれ。と他力本願な俺が言う。
天声人語
2007年06月06日(水曜日)付
作家の藤沢周平さんは若いころ、郷里の山形で中学教師をした。戦後間もなくのこと、
教師は地域で「無条件に尊敬されるか敬遠されるか」の存在だったと回想している。外部
から雑言が聞こえることは、まずなかったそうだ。
いまは、理不尽な要求をする一部の親が、先生を追いつめていると聞く。気兼ねなく学
校に物を言うのは大切なことだ。だが「ある子の学校での様子を、毎晩1時間半も電話で
説明させられた」といった多くの実例からは、先生の悲鳴が聞こえてくる。
「モンスター親」と、教育の現場ではひそかに呼ぶ。そんな親たちいわく、能力不足の担
任を替えろ/部活動のユニホームは学校で洗って/うちの子を正選手にしろ……。これ
を執拗(しつよう)にやられては、先生は参ってしまう。
教委も対応に乗り出した。岩手県は、注文の多い親を「溺愛(できあい)型」「(プライドの
高い)自己愛型」「愉快犯型」など10に分類して処する手引書を作った。刺激せず、ていね
いに。お客様相手さながらの慎重なマニュアルから、ことの深刻さが浮かび上がってくる。
「学校は自分が40分の1だと初めて学ぶ場所」と、作家の高村薫さんが他紙で語ってい
た。みんなで成長するための大事な公共空間である。そのことを親も一緒に学ぶ必要が
あろう。
藤沢さんは、当時の学校を「バリアーに包まれた閉鎖社会」だったと書いている。風通し
良く外部から聞こえる雑音は、学校にとって貴重な羅針盤だろう。だがそれも「騒音」とな
れば、耳をふさぎたくなるだけである。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070606.html 関連:
【論説】分別ある父母を望む願いを薄っぺらな説教の羅列で果たせると考えるなら、教育再生会議は能天気に過ぎる 朝日新聞・天声人語
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1178903755/
>>724 >イラク戦争はブッシュ任せ。
なんだ、これは!!!
安倍総理は戦争を手伝ってやるべきなのか。
アメリカにブッシュに戦争を任せず日本が戦争をするべき、と言うとは全く信じがたい。
「安倍政権は戦争を外国に任せるな」などと曰う、素粒子の担当者。
こんな奴は懲戒免職にするべきだ。
そして朝日新聞は、担当者の懲戒免職を報告した上で国民に読者に謝罪するべきだ。
>>719 戦死した息子の母で居れば良かったのにな…。
息子が亡くなったことについて大統領と面会し、そのときには
イラク戦争を支持していたのに…後で、180度方向転換をしやがった。
>>728 一番大きな「雑音」は、「左翼教師を換えろ」ではなかろうか?
素粒子 6/6(水)
人気頼りの首相は人気落ちれば
何頼る。支持率急落に指示連発。
× ×
試すことは試す方が試される。
緑資源機構を3年連続「A」評価
していた農林水産省の目は節穴。
× ×
「パリ政治学院卒」から卒を削
除という仏大統領。学歴詐称だな
どとあちらじゃ騒がないんだね。
× ×
「人気でも何でも、流れになっ
たら止められない」と、世阿弥の
晩年を小説に書いた寂聴さん。
>>728 今までの「朝日新聞」の主張からすると、えらく踏み込んだ印象。
特に第5段落『自分が40分の1だと初めて学ぶ場所』あたり。
『もっともっと特別なオンリーワン』幻想を軽やかに打ち砕き、至極当たり前のツラで公共を語
るとは、信じられん。
文章は流麗だし、内容もごく普通のものなんだが、天人がこれを書いたという事実に、思わず身
構えてしまう。
>>734 工作員か?
朝日は一部例外な親を引き合いに騒ぎ立てて「先生は大変」だから黙りましょう、という空気を醸成してるだけw
ここでの「40分の1」は金日成のお言葉の「一人はみんなの為、みんなは一人の為に」と同工異曲で、朝日と日教組のいつもの歌であるw
教師は、国家、企業、親などの世の中の権威を避雷針に、「先生に逆らってはダメだが、権威に反抗しろ」と主張してる卑怯者だから、親
と子の国民としての当然の権利の主張を身をもって受け止めるべしw
天声人語 2007年06月07日(木曜日)付
鏡に映った己(おの)が姿を見ると、人は自分の存在をより強く意識するという。電車に飛び
込む自殺を防ごうと、ホームに鏡を設置した駅がある。鏡に映る姿を見ることで、思いとどまる
効果を狙ったそうだ。
地球を鏡に映すことはできない。長く実像を知らなかった人類は、68年に1枚の写真を手に
する。月を回るアポロが写した地球は、漆黒の宇宙に、青く、はかなげに浮かんでいた。写真は
人々の“愛球心”をかき立てる。70年代にかけて、アースデー(地球の日)制定など環境運動
の波が世界に広がっていった。
地球を「美しい星」と呼ぶ温暖化防止の構想を携えて、安倍首相がサミットに臨んだ。
2050年までに、世界の温室効果ガス排出を半分に減らす考えだ。話し合いを日本が先導する
意気込みだという。
これまで冷淡だった米国も、サミットを前に新提案を発表した。「経済を損なう」と意固地だっ
たブッシュ大統領は、「米国が主導する」と豹変(ひょうへん)した。削減を急ぐ欧州連合
(EU)にハンドルを握られると厄介だ。そんな思惑が、チラチラのぞく。
鯨にのまれたのに気づかず、安穏(あんのん)と泳ぐ小魚のたとえがある。温暖化は、地球が
まるごと鯨にのまれたようなものだろう。待ったなしの危機である。ようやく気づいたけれど、
各国の事情で対策の足並みは揃(そろ)いにくい。
アポロの写した地球を「宇宙に漂う奇跡」と呼んだ人がいた。その奇跡の星に間借りして、私
たちも、他の生き物も暮らしている。排出ガス削減という家賃の、これ以上の滞納は許されまい。
>>736 > アポロの写した地球を「宇宙に漂う奇跡」と呼んだ人がいた。その奇跡の星に間借りして、私
>たちも、他の生き物も暮らしている。排出ガス削減という家賃の、これ以上の滞納は許されまい。
つ シアノバクテリアによって滅びた硫化水素で呼吸する生物
>>736 朝日のその宗教的思い込みと使命感は、三島由紀夫の「美しき星」並だなw
アサヒは向こう一週間は自衛隊ネガティブキャンペーン決定ですかw
>>736 > その奇跡の星に間借りして、私
> たちも、他の生き物も暮らしている。排出ガス削減という家賃の、これ以上の滞納は許されまい。
宗主国様が踏み倒す気満々なのを報じないのは何でですか?
素粒子 6/7(木)
山田洋次監督から新聞記者まで
監視してたという自衛隊。それを
やっちゃおしまいよ、と寅さん。
× ×
介護不正のコムスンを処分した
ら子会社へ事業譲渡だと。それを
やられちゃ骨抜きか、と厚労省。
× ×
見取り図は取調官に手首つかま
れ描かされたと富山冤罪被害者。
それをやっちゃおしまいだろう。
× ×
高校生ゴルファー盗聴工作のT
BS。そこまでやりますかねえ。
天声人語 2007年06月08日(金曜日)付
やるべき仕事が山ほどなければ、さぼる楽しみが減ってしまう――。英国の作家が言ったとい
う迷文句に、苦笑したことがある。
社会保険庁の人たちは、楽しみを味わったのだろうか。宙に浮いた5千万件の年金記録のほ
かに、さらに1430万件の記録漏れが明るみに出た。作業が膨大になるからと、コンピューター
に入力もしていなかった。入力ミスと違い、知りつつ置き去りにした印象が強い。
コンピューターを導入するときは、「1日のキータッチは平均5000以内」といった覚書も
取り交わしていた。いまなら慣れた人が1、2時間でこなす仕事量である。「ブラ勤」「ポカ休」
「親方日の丸」。ぬるま湯職場を象徴した古い言葉が、われ知らず口をつく。
トップの長官には、高級官僚が就いてきた。その入れ替わり立ち替わりぶりは、天下りの“拝
命待ち”さながらだ。天下り先を転々とし、巨額の退職金をもらって、涼しい顔の人もいる。組
織あげての体たらくに、国民の憤りはいよいよ強い。
〈年金の代わりにストレス支給され〉と、きのうの本紙川柳欄にあった。自民党は参院選を前
に、記録の照合を1年で終えると公約した。とはいえ作業はそれこそ膨大だ。選挙しのぎのカラ
手形ではないかと、冷ややかに見る向きもある。
だが「綸言(りんげん)汗の如(ごと)し」、と言う。王が口にした言葉は、汗が体に戻らな
いように取り消せない、という意味だ。政府は責任を持ち、社保庁には大汗をかいてもらうしか
ない。光陰は矢の如し。やるべき仕事は山ほどある。
--------------------
前半の役人仕事への呆然と、最後の段落の政府の責任とが、繋がっていないな。
いや、首相、政府とは「役人の長」である、という建前に着目したら、正しく繋がっているんだ
が。
役人の、政治家に対する働きかけや抵抗と言う事実を踏まえたら、何を白々しい、という感じ。
まあ「1日5,000キータッチ」を文章にして書いた、というだけで許そう。
>>741 > 山田洋次監督から新聞記者まで
>監視してたという自衛隊。それを
>やっちゃおしまいよ、と寅さん。
報道を見てるとほとんど新聞やネットの記事のスクラップ程度にしか見えないんだが…
記事の表に載ってた中には「朝日新聞記者を名乗る女性」が
「取材を受けた隊員が身分証提示を求めるも提示せず」というのがあったが。
この記者について朝日は調査・公表しないの?
ヘタしたら朝日新聞を騙った過激派か工作機関かもしれないよ。
あ、朝日自体が(ry
> 高校生ゴルファー盗聴工作のT
>BS。そこまでやりますかねえ。
フミーって無断録音で記者が処分されたとき「調査報道では隠し取りしかない」とか
社内報で開き直ってなかったか。
それからあさま山荘の人質の病室を盗聴したのはどこの朝日新聞だっけ?
>>743 >報道を見てるとほとんど新聞やネットの記事のスクラップ程度にしか見えないんだが…
立川ビラ事件の社説で「違う意見を受け入れる度量を」といってた朝日新聞が、
「自衛隊に届くように」と発せられたメッセージを、自衛隊が書きとめたことを問題視。
そういえば、脅迫者って自分が脅して相手に何かを書かせるのは構わないのに、
「脅すために発した言葉」を被害者が書き留めてるのを見ると廃棄させるよね。
この辺り、朝日新聞と共産・社民のメンタリティの根源を自ら明かしてるように感じる。
>>741 朝鮮戦争の時の日本共産党は、鮮人を動員して暴動を起こし、警官が多数虐殺
されたのだから、左翼を取り締まるのは当然w
>>742 年金番号の導入を阻んだ朝日とかサヨクのことを考えれば
馬鹿らしくてやってられなかったと思うぞw
合理化反対を叫んでいた国労も、朝日の応援の甲斐も無く、中曽根大勲位に蹴散らされましたなw
素粒子 6/8(金)
それぞれの選択−−
× ×
●「処分より廃止」のコムスン
指定取り消し処分を受けそうに
なると、すかさず廃止届を提出。
●「記者よりカメラ」の安倍首
相 ぶら下がり取材を受けて質問
者を見ない。何とも不自然な目。
●「夫より娘」のサルコジ夫人
サミットには行ったが、娘20歳
の誕生会のため1日で退席とか。
●「待遇改善より残業」の社保
庁労組 年金記録ずさん管理の責
任論に耐えかねてのことらしい。
−−−
「処分より廃止」「記者よりカメラ」「夫より娘」「待遇改善より残業」が太字。
天声人語
2007年06月09日(土曜日)付
平仮名のことを「女手」とも呼ぶ。そのせいでもないだろうが、平仮名でつづる言葉は角が
とれて感じられる。先月の朝日歌壇に、こんな作品が載った。
〈ひらがなで なやみぜーんぶ かきだして みればたいした ことはなかった〉。作者の
有田里絵さん(30)は去年の朝日歌壇賞を受けた。いま子育て中だ。日々、色々な気疲れ
がある。それを書き出すことで気持ちを整理するという。少々深刻なことは平仮名で書いて
みる。心の角がとれて、軽くなってくる。
心の荷を下ろせずに自殺した人が、警察庁のまとめで昨年、9年続けて3万人を超えた。
なかでも学生・生徒は、統計を始めた78年以降で最も多い。遺書の多くは学校での問題
に悩み、格闘した心の様をとどめていた。
東京のある私大で新入生に聞いたら、半数が「自分は傷つきやすい」と答えたという。柔
らかい心はすぐ傷つく。若者の特権だろうが、克服する力が弱いらしい。小さなつまずきが
絶望に結びつきかねない。
有田さんは中学生時代、誰彼なく順ぐりに標的にするいじめに遭った。死を思った日も
あるが、悩みをノートに書くと、不思議に気分は落ち着いた。
初子を産んだ一昨年からは、小さな命をいとおしむ歌が増えた。〈ふええんと一声泣いて
また眠る夢の中まで行けなくてごめん〉。赤ちゃんへのメッセージを込めた歌もある。〈人生
を始めたいから生まれ出るI was bornとは言いながら〉。悩まぬ人生はないけれど、重い
ものもなるべく軽く。平仮名でつづる人生もいい。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070609.html
朝日なら、平仮名よりオンモンだろうに
高槻といえば、出っ歯の鮮人を思い出す人も少なくない筈だw
30年前に朝日は「死に急ぐ少年」キャンペーンを張って、少年の自殺者を増やしたw
ココハドコダロウ
マックラダ.....
漢字を廃止して丸棒文字だけ使ってる国>>>>>>日本 って超絶理論の展開はなかったのか
素粒子 6/9(土)
「この店、この一品」6月版。
× ×
●コムスン亭のズルシャモ鍋
介護を食い物にするオーナーシェ
フのご自慢。しばしば献立表にあ
るはずの材料がそろわぬのが難。
●サミット屋の温暖饅頭 ガス
でできた皮が厚すぎるとされ、こ
れを50年までに半減するという目
標で菓子職人の8人が合意した。
●社保庁食堂のずぼらちらし
経営ぶりを批判されて店主自ら街
頭で配ったすし。「他にやること
があるのではないか」の声あり。
−−−
「コムスン亭のズルシャモ鍋」「サミット屋の温暖饅頭」「社保庁食堂のずぼらちらし」が太字。
饅頭に「まんじゅう」、とルビ。
>>752 何か物足りないと思ったら、
馬鹿の一つ覚えのようないつもの安倍叩きが、今日はないのか。
>>749 かなり難解だったけど、あれって代理出産非難だったな
生まれたいのかどうか、誰も訊いてくれないとかなんとかいう
>>753 本当だ!
1ヶ月くらい叩いてたイメージがあるな。
天声人語 2007年06月10日(日曜日)付
消防署の裏手で育ったので、「119番」には妙な親しみがある。拡声機から流れる緊迫のや
りとりに身を硬くしていると、消防車や救急車がサイレンも高らかに飛び出していく。毎回、こ
れぞ人助けの華だと思った。
華が多すぎるのも考えものらしい。救急車の出番が増え続け、助かる命も救えない恐れがある
という。05年の全国の出動数は、10年前の1.6倍にあたる528万件。最寄りの救急隊が
出払っているなどの理由で、到着までの平均時間は6分を超えて延びつつある。
問題は、救急車をタクシー代わりに使う行為だ。全国に先駆け、東京消防庁が今月初めに動い
た。救急隊が現場で「緊急性なし」と判断すれば、救急車を使わずに病院に行くよう説得する試
みだ。
東京では45秒ごとに救急車が出動している。ただの鼻血や手足の傷ならご遠慮を、となるの
は当然だろう。ただし、同意が得られなければ軽症でも運ぶ。公共サービスの限界だ。
自分や近親者の容体は重く見えるもので、救急隊との会話で我に返る保証はない。動転の中で
「次の人」を思いやるのが難しければ、平時から、自分なりの119番の基準を考えておくのも
よかろう。
日本の消防署が初めて救急車を備えたのは、74年前の横浜だった。1年目の出動は213回
で、市民が見物に来たそうだ(『救急の知識』朝日新聞社)。そんな神々しさはうせたが、白い
車体は今日も、か細い命の火を運ぶ公器だ。軽率な「ちょい乗り」のために消える火もある。そ
の程度の想像力は持っていたい。
--------------------
第1段落は「坊ちゃん」かと思った。
第5段落「自分なりの119番の基準」云々は、直前の「自分や近親者の容体は重く見える」とは矛
盾しているような気が。
第1段落のノリの良い文体と、それ以降の(比較して)説教臭い文体とのギャップが重く感じるけ
れど、全体としては、面白かった。
素粒子 6/11(月)
「志の行方」4態−−
× ×
その1 父を亡くした経験から
介護産業へ転身したというグッド
ウィル将軍様、ひたすらおわび。
その2 支持離れの安倍首相、
「戦後体制から脱却」や「改憲」
どころか、生活重視路線に転換。
その3 「原爆投下の瞬間を2
時間の映画にしたい」と新藤監督
95歳。「でも制作費20億で頓挫」
その4 パイレーツ桑田投手、
けがを克服。39歳にしてついに大
リーグのマウンドに立つ。立派。
−−−
「その1」「その2」「その3」「その4」が太字。
>>756 くだらなすぎ。
消防署の裏手で育ったので、偽「119番」に妙な親しみが出来て、やがて自作自演の朝ピーに至ったとか?
かつては、救急車でなくては急患を受け付けない病院も多かったのを忘れたか?
悪意を持って「チョイノリ」というスズキのバイクのイメージを悪化させたのは,広告が欲しいから?
政府自民党に理不尽な文句をならべるモンスター新聞にも困ったもんですなぁ
>>759 今日の天声人語は「いちゃもん社会のモンスター親」がテーマで
アサヒもモンスターにはなりたくないとしめてるんだよね。
日本一の恥知らずの嘘つきいちゃもんモンスターのくせして。
天声人語 2007年06月12日(火曜日)付
学校の先生に理不尽な文句をならべる「モンスター親」について先週書いたら、いくつか便り
をいただいた。学校ばかりでなく、いたる所に同類の横行があるらしい。
ある薬局の薬剤師は客に処方する際、話し方が気に食わないと怒鳴られた。心ならずわびつつ、
口まで出かかる「何様ですか」をのみ込むことが、最近は増えているそうだ。「会社万葉集」
(光文社)にあった切ない歌を思い出した。〈わたくしの正しき事は主張せず客の激しき言葉に
耐へゐる 山口英子〉。
「感情労働」という言葉を、最近、耳にすることがある。自分の感情をひたすら押し殺して、
相手に合わせた態度と言葉で対応する。きびしい自制心を求められる仕事のことだ。「肉体労働」
「頭脳労働」に並ぶ言葉らしい。
かつては旅客機の客室乗務員が典型とされていた。だがここにきて、看護や介護を含むサービ
ス業全般に、その要素が広まってきた。身勝手がはびこり、多くの人が「堪忍袋」の酷使を強い
られている。
スーパーのレジに1日立てば「いま」が見えますよ。そんな便りも届いた。しかし、客として
理不尽を言う人が、仕事では客に理不尽を言われる立場にいることもあろう。そしてまた、その
客も……。弱い立場の者をストレスのはけ口にする、やるせない「堂々巡り」が透けて見える。
いまを称して「いちゃもん化社会」と呼ぶ学者もいる。堪忍袋の緒には限度がある。感情労働
者の「燃え尽き」も心配されている。お互いに「モンスター」にはなりたくないものだ。
隣国を称して「いちゃもん化国家」と呼ぶ学者もいる。堪忍袋の緒には限度がある。感情労働
者の「燃え尽き」も心配されている。お互いに「モンスター」にはなりたくないものだ。
って書き換えると、妙にしっくりするな・・・
安倍総理退陣を指折り数える素粒子
>>761 だから、「堂々巡り」から解脱するためには、自らが台風の目になる必要がある。
薬剤師よ「民主的集団医療」を担う民医連に来たれwってか?
共産党系の介護とかいやすぎw
>>761 >「感情労働」という言葉を、最近、耳にすることがある。自分の感情をひたすら押し殺して、
相手に合わせた態度と言葉で対応する。きびしい自制心を求められる仕事のことだ。「肉体労働」
「頭脳労働」に並ぶ言葉らしい。
朝日新聞の記者は「捏造労働」。空しい。
素粒子 6/12(火)
わたしの愛読書−−
× ×
●『グッドバイ』 不正が明る
みに出て四面楚歌となり、志とは
裏腹に介護事業から全面撤退する
というグッドウィルの折口会長。
●『懺悔録』 中ぶらりんの記
録が5千万件、問い合わせ応対は
停滞と、やることなすこと顰蹙を
買う社会保険庁職員が回し読み。
●『運勢大事典』 安倍人気の
低迷で「後継」に擬せられている
という麻生外相が独りひそかにひ
もとく。「これから先は運」と。
−−−
『グッドバイ』『懺悔録』『運勢大事典』が太字。
四面楚歌に「しめんそか」、懺悔録に「ざんげろく」、顰蹙に「ひんしゅく」、とルビ。
>>766 > ●『運勢大事典』 安倍人気の
>低迷で「後継」に擬せられている
>という麻生外相が独りひそかにひ
>もとく。「これから先は運」と。
そんなもん読まなくても、麻生叩きに精を出す素粒子が想像できる。
天声人語 2007年06月13日(水曜日)付
19年前にコムスンを創設した榎本憲一さんは、福祉がまだ「施し」だった時代に、お年寄り
本位の介護を先取りした。03年に亡くなる前、親交のあった人に「惜別の言葉」を残している。
「保険料という拠出で、連帯と共生によって(介護を)行うことは、日本国民の優しい英知で
あろう」「介護という仕事が、人を支え励まし、誇りある人生の結実に役立つことを信じていま
す」。短いが、介護事業への「志」がこもる内容だ。
コムスンを継いだ折口雅博氏は、どこで舵(かじ)を切ったのか。その思い描く介護は「志」
から離れ、いつしか「金のなる木」になっていった。ある社員は、利用者一人ひとりを「業績」
としてしか見ない幹部に幻滅し、今年退職した。
介護もビジネスチャンスに違いない。しかし介護報酬の不正請求などが次々に明るみに出ては、
「国民の優しい英知」を罠(わな)にかけたようなものだ。批判の中、氏の率いるグッドウィル・
グループは介護事業から退場する。
人が人を支えるのは、やはり尊いことだ。千葉県の池下和彦さんは、ヘルパーの力も借りて認
知症の母を自宅で看取(みと)り、その日々を「母の詩集」(童話屋)に編んだ。〈たまに/ほ
んの数秒/母に正気の時間が与えられることがある/母は顔色を変え/訴える/迷惑を掛けてす
まないと……与えられた正気の時間を/母は感謝の言葉に充ててしまう〉。
派遣先での感謝の言葉に、誇りを感じる介護スタッフは多いことだろう。初志を忘れてしまっ
た耳には、もう聞こえないのかもしれないが。
--------------------
折口CEOが荒野に放たれた贖罪の山羊か。それも、本質から外れている気がするんだがな。
業績重視云々も確かに(ある程度の)問題だと思うけど、本当のところは、介護保険から支払わ
れる介護報酬を不正に受け取っていた、そしてそれはコムスンだけじゃない、だろ。
コラムだからこれでもいい、つったらそうかも知れんけど、志だの感謝だの、そういう情緒的な
ものだけではない、もうちょっとこう、システムとしてどうしたらいいのか、という方向も大事
だと思うんだが。
なんか消化不良。
>>768 > システムとしてどうしたらいいのか
その通りだな。介護ビジネスは、客のいわば「わがまま」をシステムの中に組み込まない限り
将来はない。お客様という認識を消すべき世界だ。
今週になってわき出してきているワタミを初めとする漁夫の利集団を見るがいい。
施設の奪取に血まなこで、訪問介護には目もくれない。
>>768 あいかわらす陳腐すぎるエクリチュール、誰か介錯してやるのが優しさかとw
折口て朝日の大好きな「任官拒否」した防衛大卒業生だろw
最初から国にたかる人生じゃないかw
素粒子 6/13(水)
それにしてもつながらない。年
金フリーダイヤルは28回かけて、
出て頂けますのは、やっと1回。
× ×
それにしても多すぎるとNHK
経営委員長代行。職員の猥褻事件
など、相次ぐ不始末相変わらず。
× ×
それにしてもゴルフ低年齢化。
高校生15歳で大騒ぎの日本、全米
女子オープンでは12歳が出場権。
× ×
斜陽浴びて始めるか。<飲みぶ
りも底ぬけなりし太宰の忌>占魚
−−−
猥褻に「わいせつ」、とルビ。
「素粒子」と、日経夕刊の小コラム「波音」を読み比べてみると
いかに「素粒子」に品が無いかよく分かるな。口直しに丁度良い。
昨年末に「文字数が少ないから下品にならざるを得ない」って言い訳してたけど、
言い訳になってないよ。「波音」は品が良いから。
>>771 > それにしてもつながらない。年金フリーダイヤルは28回かけて、出て頂けますのは、やっと
>1回。
社会保険庁職員ががどれ程働いているか、とか、社保庁の想定が甘すぎ、とかは別にして。
この「応答1万7千件/着信47万件」っていうのは、実応答数/のべ着信数、だよな。
つまり、47万人が電話した、てわけじゃないということ。
「5,000万件の年金記録」と同じフレームだよな。
例えば『電話オペレータの対応には1件10分を要する。相談者が1分間隔で電話をかけ続ける時、
相談者の総数と電話オペレータの数がある数の時、平均何回のダイアルでオペレータが出るか』
なんつう、ものすごい単純な統計の問題だと思った。
ワシの退化した脳では難しいけど、マスメディアの中にはこのくらいの計算なら簡単にやっちゃう
人材も多かろう、と思うんだが。
あ、もちろん、素粒子子に求めているわけじゃないよ。
高望みはしないんだ。
天声人語 2007年06月14日(木曜日)付
作家の檀一雄が、太宰治と屋台でウナギを食べたことを回想している。タレをつけて焼いた頭
に檀がかぶりつくと、大きな釣り針に噛(か)み当たった。
天然ものは、当時も珍しかったとみえる。太宰は手をたたき、「人生の余徳というもんだ」と
愉快がった(「檀流クッキング」)。近ごろは深読みも必要らしい。「針が残っているかもしれ
ません」などと客に言いつつ、「天然」の含みをもたせる店もあるように聞く。
相変わらずの「天然信仰」だが、たやすく口には入らない。99.5%を占める養殖ものが日
本人の腹を満たす。その一部を担う欧州産稚魚の取引が規制される。そんなニュースが先日届い
た。欧州の稚魚は中国で育てられ、「中国産」と表示されて日本の食卓にのぼっている。
かつて、ウナギは特別なごちそうだった。それが、いつしかお手頃になっていった。並行して
欧州では稚魚が激減する。80年代の1〜5%というから深刻だ。今度の規制は、野生動植物を
保護するワシントン条約の対象になったからである。
古くからウナギは夏やせの妙薬とされてきた。〈恋痩(やせ)に鰻さかせる筋ちがい〉と、戯
れ歌も残る。江戸時代には食通を夢中にさせ、相撲よろしく、かば焼き屋の番付表も作られた。
そしていま、世界の需要の7割を胃袋に収めるウナギ大国である。
幸いというか、中国の養殖池では、これまでに輸入した稚魚が育っている。すぐに値が上がる
ことはないという。とはいえ、香ばしい煙も少々気になる「土用の丑(うし)の日」にはなりそ
うだ。
--------------------
おぉ〜いどこへ行くんだい。行き先は前に廻ってウナギに聞いとくれ。
欧州には死んだ馬の首が足りないのかな。
今年の土用丑は7月30日だそうです。
中国産のウナギって・・・・どんだけ水銀しみついてるんだか。
>>774 というか、支那産のウナギを食べてる者など日本では少数派ではないのか?
支那産が日本で流通してるウナギの何割かが書かれていないので、殆ど問題にもならんようなw
シナ産が全体の6〜7割だそうなので、普通に食えるのは大体シナ産だろう。
っていうか、シナ人が鰻を食い始めたので欧州産稚魚を買占め状態になり、
乱獲を恐れた欧州が規制したという経緯が書かれてないぞ。
>幸い
「免疫力がつくさ」と同じ香り
>>774 >幸いというか、中国の養殖池では、これまでに輸入した稚魚が育っている。すぐに値が上がる
>ことはないという。
あ、そうか。これは
『中国サマを怒らせたら、鰻が食べられなくなりますよ』
ということか。
>>777 支那産鰻の単体は、激安だったがまずすぎて殆ど誰も買わなくなったようなw
流通は6割でも殆どが廃棄処分では無いのか?
支那産でも加工食品のはうまいが、まあ、日本人の人件費をかけるからには
廃棄処分ではすまないからだろうw
天声人語
2007年06月15日(金曜日)付
行動派で知られる作家の小田実さんは、50年代に、船で米国へ留学した。途中、初めての
外国であるハワイを踏んだ。「いよいよ英語を話さなくてはならない」。武者震いを覚えたと、
著書「何でも見てやろう」で回想している。
今は手軽になったとはいえ、「留学」の言葉にはなお、遠くの空を仰ぐようなあこがれがこもる。
淡い憧憬(しょうけい)に、身近な「駅前」を重ねたキャッチコピーは、名案だった。「駅前留学の
NOVA」として、たちまち英会話学校の最大手に上り詰めた。
その最大手が不正の山を築き、経済産業省から業務の一部停止を命じられた。勧誘の際に
「入学金が無料」などとうそを言った。受講の予約が取りにくいのに、いつでも取れるかのように
説明した……。法律に反する行為は18種類におよぶ。
ここ数年は急速に教室を増やしてきた。なのに講師は減らしていた。解約に応じないといった
トラブルが多発しては、英語力を高めたいという受講者の向上心を、食い物にしていたような
ものだ。
英語は戦時中、敵性語として追放された。だが敗戦のわずか1カ月後には「日米会話手帳」
が出版される。人々は飛びつき、空前のベストセラーになった。以来、英語ブームの波は寄せ
ては返し、その何度目かをとらえてNOVAは成長した。
英語不如意で渡米した小田さんの信条は、磊落(らいらく)に「まあなんとかなるやろ」だった。
猿橋(さはし)望社長は低頭し、「誠意を持って対処する」と言う。「なんとかなるやろ」と姑息(こ
そく)にかわすような対応は、受講者が許すまい。
http://www.asahi.com/paper/column20070615.html
>>782 「なんでも見てやろう」は、団塊読者以外には無意味w
朝日が北送した鮮人に謝罪と賠償してから、NOVAを云々せよw
>>782 最下段のこじつけがひどいな。
誰も言ってないのに勝手に想定して許すまいってアンタ。
ここ最近は良くなってきたと思ってたんだが…。
>英語は戦時中、敵性語として追放された。
歴史を振り返るシリーズで取り上げたらどうだ?
朝日が煽ったんだろうが。
まるで軍や政府が煽ったようなイメージを振りまいていたのは誰?
日本から「追放」はされてない。軍が学んでいた。
民間で「禁止」はされたけど。
素粒子 6/14(木)
株の時価総額世界一を目指すと
大言して転んだのがいたが、コム
スンといいNOVAといい、業界
最大手なんてのも要注意じゃな。
×
かけてもかからず、かかっても
謝るだけ、謝っても要領を得ず。
ねんきんあんしんダイヤルは「ふ
あんダイヤル」の誤りじゃろか。
× ×
久しぶりに小泉前首相が出てき
て言うには「参院選の結果がどう
あろうと右往左往すべからず」だ
と。辞めた人は気楽なもんじゃ。
なんでそんな、俗世から逃げた世棄て人風なんだよ(笑)
>790が昨日の、これが今日のです。
素粒子 6/15(金)
当世おカネ事情4態−−
× ×
●金は流れる 北朝鮮資金がマ
カオ→米→ロシアと送られたらし
い。北へ届けば核放棄となるか。
●金は回らず 総連本部売買。
代金35億円が動いた跡なし。仮装
売買説あり、政治的妨害説あり。
●金は見えず 大臣自殺まで引
き起こした政治と金問題。法改正
にも使途を不透明にする抜け穴。
●金は持たず 年金混乱問責の
「歴代厚相は給料返せ論」に「お
れ、金ないよ」と小泉前首相。
−−−
「金は流れる」「金は回らず」「金は見えず」「金は持たず」が太字。
天声人語 2007年06月16日(土曜日)付
例年より遅れながら、梅雨前線が北上してきた。「梅雨入りお見舞い申し上げます」と、新聞
に広告が載っていた。さわやかな気分からは遠い。けれど、煙る雨の奥に、盛んな生命の営みを
感じる季節でもある。
湿気の中から生じるものには「嫌われ者」が多い。〈梅雨茸(つゆだけ)の咎(とが)あるご
とく踏まれけり 田村コト〉。いまごろのキノコを、俳句では総じて梅雨茸と呼ぶ。生き物なら、
ナメクジあたりが筆頭だろう。昭和の名人、落語家の五代目古今亭志ん生の半生記「なめくじ艦
隊」を思い起こす。
志ん生一家が5人で暮らす貧乏長屋には、大小のナメクジが艦隊よろしく押し寄せた。塩をま
いても参らない。夜になるとピシッ、ピシッと鳴いて、大きいヤツがカミさんの足の裏に吸い付
いたというから、すさまじい。毎朝、炭入れにいっぱい取って川にうっちゃっていたそうだ。
〈滑らかに生き居ることを憎しとし蛞蝓(なめくじ)は女に塩まかれたる 斎藤史〉。呼び名
の「ナメ」は滑らかという意味だが、「クジ」には定説がないと聞く。水回りに出没しては主婦
の不興を買ったが、都会ではもう目にすることはまれだ。
この時期には、鉢植えの下に潜んでいることが多い。夜になると艦隊を組んで出撃し、柔らか
い芽を食べてしまう。植物の葉に銀色の「航跡」を見つけたら、園芸好きな人は要注意である。
どうにも敵が多いけれど、やさしい目を向ける人もいる。〈なめくぢも夕映えてをり葱(ねぎ)
の先 飴山實〉。なべて生き物に命あり。雨も光も、へだてなく万物に降り注ぐ。
--------------------
休日の、政治臭のない時事ネタからも外れた時候のコラムには、よい味がある。
>>793 気色悪すぎ。
朝日もナメクジは嫌われ者同士だから、朝日はナメクジが好き。
朝日もナメクジも闇に帰るへしw
右翼の構成員て、ナメクジとかヒルと同義語じゃないかよw
>>795 むしゃくしゃしてやった。
相手は誰でもよかった。
まさかこんなことになるとは思わなかった。
気をつけろ!勝利宣言が来るぞ!
落書き 6/16(土)
会期延長論に参院選を年金逆風
沈静後にしたいとの魂胆丸見え。
すぐにさめるとなめてるんだろ。
× ×
「改名届」続々−−
●社保庁→社呆庁。
●農林水産省→天下林衰産省。
●国土交通省→国営談合省。
●安倍内閣→不安倍内閣。
●NHK→NエッチK。
●日本相撲協会→世界万国国際
相撲協会。
●グッドウィル・グループ→グ
ッドバイ・グループ。
−−−
天下林に「あまくだりん」とルビ。
>>799 これは酷い、あまりに酷すぎる。俺とレベル同じだ。2chの書き込みかと。
>>800 日本相撲協会が世界万国国際相撲協会なのかよくわからんかったけど、
外国人力士が多くいから朝日的には気に入らないということ?
>>801 外国人力士をどんどん入れて、それを大義名分に国技館から日の丸君が代を排除。
それが朝日の最終目的かと。
普段「ちょうにち新聞」と呼ばれていることに(-@∀@)なりの意趣返しかな
>>799 社内で誰も止める奴いないのかよ・・・痛すぎるだろ、これ。
筆者の河谷、もう61か2だぞ。老醜晒しまくりだろ。
>>805 天声人語や素粒子やってる段階で、すでに御意見番的ポジションは約束されたようなもんだから
誰も意見できないんじゃね?
朝日川柳の選者だった大伴閑人は元素粒子筆者(現選者は元天声人語担当)だったらしいが、
フミーが川柳選者になったら今以上に電波な川柳がてんこもりだろうな。
>いびつに国際化し、拝観料が高いだけのカマクラになるくらいなら、「世界」の看板は無用だ。
>武士は食わねど高楊枝(ようじ)でいい。
いびつに中国の工作機関化して、高禄を食んでいる朝鮮人に言われたくない。
天声人語
2007年06月18日(月曜日)付
梅雨が本物になる前に、鎌倉を歩いてきた。青空を惜しむ人で大層なにぎわいだ。
JR北鎌倉駅から明月院に向かう。あじさい寺は各地にあるが、ここの境内は日本古
来種のヒメアジサイが薄青に染める。牛歩の列から「人が多すぎる」と声がもれた。
その先の建長寺は五山一位の禅院。くぐれば心が清まるとする三門の下で、子ど
もたちが休息している。誰にもそれと分かるウグイスの声を乗せて、初夏の風が一陣、
方丈を抜けた。
若宮大路を東に折れ、妙法寺に足を延ばす。名高い、苔(こけ)むす石段。深緑の
重なりの上で、昼下がりの木漏れ日が遊んでいる。散策路に人影はなく、わびもさび
も独り占めである。歩けば歩いただけのことはある。
四季を愛(め)で、歴史や仏教を知り、静寂に浸る。老いも若きも、鎌倉の味わい方
は人それぞれだ。明月院、建長寺、妙法寺とも拝観料は300円。それで得られる満
足のほどは、何を見に来たかにもよろう。
鎌倉市や神奈川県は3年後を目標に、この地をユネスコの世界遺産にすべく事を
進めている。このうえ鎌倉に能書きが必要なのかと問えば、歴史と緑を守るためだ
という。例えば、行政指導に頼る建物の高さ制限(15メートル)を、きっちりルール化
しやすいそうだ。
すでに世界遺産に登録された京都や奈良との違いとして、鎌倉は武家の文化を強
調する。サムライ、ショウグンの源流である。ただし、いびつに国際化し、拝観料が
高いだけのカマクラになるくらいなら、「世界」の看板は無用だ。武士は食わねど高
楊枝(ようじ)でいい。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070618.html
>>808 例によって駄文だなw
意味の無い情景描写とか、筆者の足取りとか、行政指導とか、
最後の決めつけとか、全てが散漫で何が言いたいのか不明w
落書き 6/18(月)
最近ことわざ集−−
× ×
●合意のさたも金次第 凍結資
金送金により、2月の6者協議で
合意の核停止に北がやっと着手。
●保険いたるところ不払いあり
生命保険、損害保険、社会保険
庁。いずれも不払いがつきもの。
●知らぬ顔の歴代厚相 年金混
乱では「みんな悪い」といわれて
も自ら責任を認める元厚相なし。
●球を投げれば福来る 甲子園
以来、東京六大学、全日本大学と
優勝投手の斎藤に不敗伝説誕生。
−−−
「合意のさたも金次第」「保険いたるところ不払いあり」「知らぬ顔の歴代厚相」
「球を投げれば福来る」が太字。
◆◆◆先週の「やりすぎコージー」で吉本お笑い芸人の居酒屋でのスカトロリンチプレイのVTRが放映された。
雨上がり宮迫が、折った割り箸を後輩の首に刺したり、目にチンジャや梅干を入れたり、首を絞めたり、
挙句の果てには宮迫ら先輩芸人の強制により、後輩のたむけんがブラックマヨネーズの小杉の肛門に豚肉や
歯ブラシを入れるというグロ映像の一部始終が、この番組の中で居酒屋で起きた事件としてVTR放映された。
この半泣きの小杉の肛門に歯ブラシを入れるリンチのような映像の一部始終が放映されたことにより、
◆「リンチではないか」「気分が悪くなった」
◆「今日の放送はようつべやニコニコにうpされて大問題になるだろうね。」
◆「一応アナウンサーの身分でいながら この内容見てゲラゲラ笑ってる大橋アナの変態っぷりに感服」
やはりお笑いという形を借りて、飲食店でのスカトロプレイを放映したという事に気分を害した人が多い。
◆「おっさんがおっさんの肛門に豚肉と歯ブラシ突っ込み、その歯ブラシをコップで洗うの見せるってほうが
よっぽど気持ち悪いまじでおえーっとなった。
しかし容認派の意見も多数あり。
◆「腹抱えて笑ったわ」「めっちゃオモシロイやん」
◆「めっちゃオモシロイやん こんなん芸人のノリやし体育会系でもよくあると思う 」
◆「なんでみんな抗議の電話とかしようと思うのかがわかりません。
器ちっちゃすぎというか、お笑い番組見なきゃいいのにと思う。 」
ソースこちら 2ちゃん_テレビ等_テレビ番組_やりすぎコージー15
>>812 肝心の不払いをスルーしてるwせっけえ〜〜〜〜〜
天声人語
2007年06月19日(火曜日)付
わが家から駅への途中、歩道に沿ってケヤキの大木が9本並んでいる。目測だが
背丈は20メートルを超す。いまの季節、緑の枝を存分に広げて、威風堂々たるもの
だ。木々があるとないとでは、毎朝の趣は随分違うだろう。
そう思ったのは、杜(もり)の都・仙台市が、ケヤキの処遇をめぐって紛糾していると
聞いたからだ。青葉通のケヤキ並木といえば街のシンボルである。223本あるうち
50本が、地下鉄駅の新設のために撤去される。これを伐採するか、よそに移植する
かで市民の意見が割れている。
伐採なら1本60万円だが、移植だと320万円かかる。親しみ深い樹木でも、5倍
以上となれば考え込む人は多いのだろう。先日、市民1万人にアンケートをしたら、
回答者の半数強が伐採を支持した。「非常に悩ましい」と移植派の市長は困惑して
いるそうだ。
岐阜県の「荘川桜(しょうかわざくら)」を思い起こす。60年代初め、御母衣(みぼろ)
ダムの建設で水没する村に、2本の桜の巨樹があった。それを40日がかりの移植で
救った。いま、村の記念樹のようにダムのほとりで毎春花を咲かせる。
難事を決行したのは、電源開発の初代総裁だった高碕達之助である。そのときの
心情を「この巨樹が……青い湖底に、さみしく揺らいでいる姿がはっきり見えた」と
述べている。
地方の財政はどこも厳しい。「感傷」に予算を割く余裕などないのかもしれない。だが
50本のケヤキを救う物語は、杜の都なればこそ、語り継がれる市民の財産になるよう
にも思う。仙台市は、秋までには結論を出すそうだ。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070619.html
>>815 南鮮の日帝残滓の桜木は、ウリナラ起源ということにされて伐採を免れましたなw
落書き 6/19(火)
近ごろ民謡がはやっています。
●ソーレン節(ソーラン節風)
(ヤーレンソーレン ソーレン
ソーレン ソーレン……)
♪競売逃れじゃないかと問えば
私しゃ売買白紙に還元 チョイ
●社会保険庁節(草津節風)
♪社保庁ぜひとも 一度はおい
で ドッコイショ 宙に浮かんだ
コリャ 年金記録 チョイナ……
●安倍晋節(武田節風)
♪重要法案 山をなし ボク大
変に焦るなり おのおの支度は終
えたるか 会期の延長頼るのみ…
−−−
「ソーレン節」「社会保険庁節」「安倍晋節」が太字。
♪の箇所は紙面では庵点でした。
♪ i.\ .i.\ i.\ チャンカチョンコ ♪
♪ 乂_\ 乂_\ 乂_\ チャンカチョンコ ♪
〈,<`∀´>ノ`∀´>ノ`∀´>ノ
└i===|┘i===|┘.i===|┘
((( 〉__〉 〉__〉 〉__〉
♪ /.i /.i. /.i
♪ ∠__ノ ∠__ノ ∠__ノ エーラハッタ
〈<`∀´>ノ`∀´>ノ`∀´>ノ メーガツッタ
└i===|┘i===|┘.i===|┘ ホルホルホルホル
〈__〈 〈__〈 〈__〈 )))
6月20日の天声人語
戦前、人の疑心暗鬼につけこんで国民を扇動した朝日新聞の様子を垣間見ることができました。
天声人語 2007年06月20日(水曜日)付
大手時計メーカーの調査によれば、仕事の電話を保留にされて、気持ちよく待てるのは「30
秒以内」らしい。それを過ぎるとイライラする。保留どころか一向につながらない社会保険庁の
電話は、どれほどの不満を国民にもたらしただろう。
それも一因かどうか。本社の世論調査で安倍首相には厳しい結果が出た。「最後の一人に至る
までチェックし、年金はすべてお支払いする」。首相のこの発言を「信用できない」という人は
67%を占め、「信用できる」の25%を大きく引き離した。
「言葉は翼を持つが、思うところには飛ばない」。英国の作家ジョージ・エリオットの至言は、
首相の身にしみるだろう。不安を一掃すべく繰り出した決意表明だが、国民の胸には届いていな
かったようだ。
内閣の不支持率も51%と、初めて5割を超えた。参院選への暗雲と見てとれる数字である。
憲法や教育など、理念の高みを仰ぎ見るうちに足をすくわれた形だ。一転して年金対決となった
土俵から、「記録照合は1年」「責任を徹底的に調べる」……と首相の大声が飛ぶ。
待たされればいら立つが、時の流れは早いものだ。時のもたらす忘却を、荷物をまとめて去っ
ていくサーカスに例えた人がいる。責任をめぐって、自民党内には早くも「選挙が終われば『何
のこと?』になる」とタカをくくる声があると聞く。
選挙が済めば、サーカスの人波が引くように幕、とは問屋が卸すまい。国民に約束した言葉で
ある。あらぬ翼が生えてどこかに消えることなど、ないとは思うが。
朝日らしくなったきた(w
一斉に電話するからだろうが
アホ馬鹿だな
「言葉は翼を持つが、気付くと左に飛んでいる」 byアサピー
電信柱が高いのも
郵便ポストが赤いのも
越前康介がせっかくだから赤の扉を選んだのも。
落書き 6/20(水)
たかをくくった人たち−−
その1 豚のひき肉を「牛ミン
チ」で出荷した業者。つぶして混
ぜれば分かりゃしないもんね。
その2 固定資産税を払わなか
った自民党衆院議員。登記しなけ
りゃ課税通知も来ないもんね。
その3 骨太方針から「構造改
革」を消した安倍首相。文言なけ
れば実行しなくていいもんね。
× ×
美しい国などいずこか存ぜぬが
美しい実はある。<国家よりワタ
クシ大事さくらんぼ> 摂津幸彦
−−−
「その1」「その2」「その3」が太字。
天声人語 2007年06月21日(木曜日)付
日本の地図を眺めてみる。無味乾燥な記号が多い中で、温泉の●だけは味わい深い。地図上、
山峡などにこの記号を見つけると、ランプの宿のひなびた風情が思い浮かんだりする。
ビルの密集する姿からは想像しにくいけれど、東京にも温泉はある。深く掘りさえすれば湧
(わ)くらしい。名うてのストレス都市である。癒やしを求める人は多いとみえ、娯楽やマッサー
ジを備えた「都市型温泉」が急増している。
その一つで惨事が起きた。従業員休憩室などのあった施設が、ごう音とともに爆発した。温泉
水に含まれていた天然ガスが充満して引火したらしい。女性3人が犠牲になった。冥福を祈りつ
つ、入浴客のいる建物だったらと思うと、背筋はさらに冷たくなる。
湯けむりの中に日常を沈めるのが、温泉の醍醐味(だいごみ)だろう。温泉好きで知られるド
イツ文学者の池内紀さんは、それを「再生のいとなみ」だと言う。湯につかって、よみがえる。
そう実感するには、温泉物質がほどよく溶けた素朴な湯でなくてはならないそうだ。
事故のあった温泉では、地下1500メートルから温泉水をくみ上げていた。あまりの深さに、
SF小説の古典『地底旅行』を思い出す。物語ではアイスランドの火山に地球内部への道があっ
た。当節は東京の各所が「地底」とつながっている。そこから危険なガスも上がってくる。
首まで湯につかれば体重は約9分の1になるという。疲れも憂いも忘れられるリフレッシュの
場だ。安全への備えに怠りのない、やすらげる●であってほしい。
●は温泉マーク(♨)
--------------------
思いついたことを思いついたまま書き散らした感じ。
温泉のゆったり感と爆発の恐ろしさ、暖かさと冷感との入り混じりが、めまぐるしすぎる。
内容や筆致が散漫で疲れてしまう。
ゆっくり温泉にでも入って、疲れを取りたいところ。
>>828 温泉マークを国旗にしようと言ったのは石坂啓だっけ?
同じ日の丸憎しの朝日も、温泉マークに何か感じるものがあるのか。
今週は月曜の
>>808からどんどん質が落ちていくな。
鎌倉の描写は引用に逃げず描写を楽しんでる様子が好感度高く、
言い切り型の主張もさほど不快感を覚えなかったんだが、
>>815の仙台の話になると他人事について主張する嫌らしさが前に出てしまった。
>>820はいつもの安倍叩きだがどうでもいい。自動生成みたいな文章だ。
今日の
>>828は
>>830に同意。
天声人語
2007年06月22日(金曜日)付
沖縄はきのう梅雨明けの空が広がった。その空へ向けて、米軍嘉手納基地から訓
練の戦闘機が盛んに飛び立つ。基地を見渡せる、通称「安保の見える丘」に立つと、
ごう音で空気が震えていた。
朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争……。基地を通じて、沖縄はいくつもの戦争に
かかわってきた。憲法9条に庇護(ひご)された本土とは異なる戦後を、島は生きて
きた。目下のイラク戦争でも、兵員や兵器が、ここから戦場へ向かっている。
「基地の島」の象徴が嘉手納である。先月、周囲17.5キロを手をつないで包囲し、
平和を訴える「人間の鎖」があった。だが参加者が3キロ分ほど足りず、鎖は途切れ
た。80年代から4度目だが、初めてのことという。「平和への思いが薄れたのか」と、
多くが落胆したそうだ。
太平洋戦争の末期、沖縄は本土を守る「捨て石」になった。戦争が終わると、今度
は米国の世界戦略の「要石(かなめいし)」とされた。沖縄生まれの詩人、山之口貘
(ばく)は、虐げられる島を悲しんだ。〈戦禍の惨劇から立ち上り/傷だらけの肉体を
引きずって/どうやら沖縄が生き延びたところは/不沈母艦沖縄だ……〉。
沖縄県の面積は国土の1%に満たない。そこに国内の米軍専用施設の75%がひ
しめく光景は異様だ。「基地の中に沖縄がある」状況は、本土復帰から35年たっても
変わらない。
失業率は全国平均の2倍近く、とりわけ若い世代を苦しめている。平和を願いつつも、
基地の経済的恩恵に頼らざるをえない。相克の中で、沖縄はあす62回目の「慰霊の
日」を迎える。
http://www.asahi.com/paper/column20070622.html
>>833 はぁ。オレんちの上空も軍用機が毎日ぼんぼん飛び交ってますけど?
都内ですけど防音助成なんかありゃしませんけど?
「平和への思いとはプロ市民活動に参加することだ!」
なんて傲慢なんだろう。誰だって平和のありがたみはわかってるさ。
でもプロ市民が「平和活動」を独占しているので態度表明しにくくなってんだよ。
左翼思想がサヨクに侵されて機能していないのと同じ。
>憲法9条に庇護(ひご)された本土
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~ フーン
>>833 >憲法9条に庇護された本土
信じてる振りも大変だなw
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
アトポス死ねアトポス死ねアトポス死ね
落書き 6/21(木)
「蛍狩りツアー」ご案内−−
皆様、こちらは首相官邸です。
赤いポストが大嫌いだったユウセ
イボタルの後に、今は「戦後」が
嫌いなダッキャクボタルが飛んで
います。好物の法案を次々と平ら
げる食欲ですが、心配が一つ。だ
んだん光が弱まっているのです。
次は社会保険庁です。ここでは
中ぶらりん5千万匹の群生が見つ
かって大騒ぎです。学名はネンキ
ン呆タルと名づけられました。
× ×
<縄文の闇より蛍漂へり>憲曠
−−−
「ユウセイボタル」「ダッキャクボタル」「ネンキン呆タル」が太字。
ネンキン呆タルにネンキン「ホウ」タル、とルビ。
落書き 6/22(金)
お家芸それぞれ−−
× ×
その1 そう言やおじいさんも
お得意でしたな。岸信介−安倍晋
三と家伝の会期延長と採決強行。
その2 「1年で決着」と首相
約束の年金混乱。ただし何が決着
するのか不明。ああ、口先政治。
その3 ミンチ偽装が発覚した
ミートホープ社長。「毎日のよう
にやっていた時もある」と白状。
その4 偽ミンチ内部告発を農
政事務所が1年余も放置。当然で
すよ、ノー政こそ農水省の伝統。
−−−
「その1」「その2」「その3」「その4」が太字。
>>833 > 朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争……。基地を通じて、沖縄はいくつもの戦争に
>かかわってきた。憲法9条に庇護(ひご)された本土とは異なる戦後を、島は生きてきた。
憲法9条に庇護された本土から、何故横田めぐみさん始め拉致被害者は
拉致されちゃったんでしょうね。
つか朝鮮戦争では福岡あたりからもかなり飛んでいったはずですが。
>>839-840 今更だがウイットとかユーモアを感じさせない、何にも面白くないコラムだな。
>>841 つか、そういう宗教なんだろw
俺も一時は戸惑ったが、小尻聖人が日本人の原罪を背負って阪神支局で撃たれたとき
たのに、憲法九条が本土を庇護してることを実感できないアナタは不信心者だと心得よw
天声人語 2007年06月23日(土曜日)付
沖縄戦の激戦地となった本島南端に、20万人余の死者の名を刻んだ「平和の礎(いしじ)」
がある。青い海へまっすぐ伸びる中央の園路に立つと、円錐(えんすい)のモニュメントが見え
る。その突端から、「慰霊の日」である6月23日の太陽は昇ってくる。
この日の太陽が沈む方位に向けて、宜野湾市にある佐喜真美術館が立っている。屋上のコンク
リート壁に20センチ四方ほどの「窓」が開けてある。そこへ、東シナ海に没する夕日が正面か
ら差し込む設計だ。きょうは沖縄にとって、重い一日である。
美術館にはいま、約400人もの、おじい、おばあの顔写真が張り巡らされている。沖縄の方
言である「島クトゥバ(言葉)」で、悲惨な地上戦の証言を残したお年寄りたちだ。
証言する姿を、字幕つきの映像で見ることもできる。弾雨の中の逃避行、累々たる死者、集団
自決……。つらい回想である。だが使い慣れた島の言葉で話すと、心を許し、表情まで豊かにな
るようだ。伝えたいという「熱」が、画面から感じられる。
写真も映像も、地元の写真家比嘉豊光さん(57)が手がけてきた。80代や90代なら、伝
聞ではなく体験をじかに語れる。残り時間と競争しながら、とにかく、とりあえず聞いてきた。
「一人の声はか細くても、集まれば確固とした全体像が見えてくる」という。
比嘉さんだけではない。多くの研究者や志ある人々が、「沖縄戦の実相」を営々と積み上げて
きた。悲惨な歴史から見えてくる教訓は何か。沖縄の重い一日を沖縄だけのものとせず、考えを
めぐらせたい。
--------------------
微妙に逃げ模様を見せている感じ。
文中「伝聞ではなく体験」を語っている老人たちの中に、「ある神話の背景」で曽野氏に自らの
体験を語った人たちは、含まれていますか?
>>843 捨石でもなんでもなくて、原爆とソ連参戦が無かったと仮定すれば、本土決戦を
遂行せねば、朝日の愛読者に八つ裂きにされてたと思うのだがw
残り時間と競争しながら、とにかく、朝日の捏造記事と闘った支那派遣連隊の「おじい」がいたなw
>>843 8月のヒロシマ・ナガサキ・終戦記念日の三連コンボが飽きられてきたので、
新たに沖縄がクローズアップされるようになってきた気がするのは気のせいか。
「おじい、おばあ」とか「島クトゥバ(言葉)」とか、従軍慰安婦ネタの「ハルモニ」と同じように
わざわざ聞き慣れない現地語使って、本来の意味以上のイメージを与えて利用しようという
意図を感じてしまう。
>80代や90代なら、伝聞ではなく体験をじかに語れる。
声欄には60・70代の自称戦中派の投稿があふれているわけだが、
それらの不確かさを暗に認めているのか?
>>840 相変わらず岸ネタか。
朝日は血筋で差別するのが本当に好きなんだな。
素粒子は外国人差別も大好きだよ。
日本相撲で外国人が台頭してると、すぐに揶揄するだろ?w
落書き 6/23(土)
首相は半年前に承知という年金
混乱。遅かりし対応。何していい
のか分からなかったんだろうよ。
× ×
「改名届」さらに−−
●6者協議→2者協議。
●JR東日本鉄道→Jアルカセ
東日本鉄道。
●公安調査庁→不安調査庁。
●社会保険庁→賞与返上庁。
●防衛省→呆然省。
●農政事務所→無能政事務所。
●ミートホープ社→ホープレス
ミート社。
−−−
呆然に「ぼうぜん」、とルビ。
>>848 一生懸命中学生が考えただじゃれを掲載したんだよね
朝日新聞→朝鮮日報新華社伝聞
>>848 東日本旅客鉄道が正式名称だと思うが、正式な名称で書くとJRの駅の売店
に新聞を置いてくれなくなるから?このシリーズは特につまらんな
素粒子→粗粒子
>>848 > 首相は半年前に承知という年金
> 混乱。遅かりし対応。何していい
> のか分からなかったんだろうよ。
テレ朝は前日に承知したという長崎市長銃撃。
事件後に小躍りで報道。
特ダネが舞い込んで嬉しかったんだろうよ。
今朝の天声人語は素敵でした。
天声人語 2007年06月24日(日曜日)付
肥満の大敵だが、揚げ物はうまいから困る。熱した油をくぐらせるだけで、食材は滋味を増す。
タマネギに優しい甘さが満ちる様子などは神秘的だ。自作となると意外に難しいのがコロッケで、
具の水気、パン粉のつき、油温のどれを間違えても衣が破れる。
北海道の食肉業者が豚肉入りの「牛ミンチ」を出荷し、全国の生協で冷凍の「牛肉コロッケ」
として売られていた。牛肉の赤みを出すため、内臓や血液も混ぜたという。産地や鮮度の偽りな
ど、疑惑が次々と解凍されている。
「混ぜれば分からない」(社長)の読み通り、偽ミンチ入りのコロッケはなかなかの人気だっ
たという。たいていのものをうまくする揚げ衣の中の、ジャガイモに紛れた肉片だ。ソースもつ
いたホクホクを口にして、なお「豚じゃないか」と見破れる舌は多くない。
店頭から撤収された冷凍食品の袋には「牛肉」の文字が「コロッケ」の何倍もの大きさで表示
されていた。偽ミンチは、そんな日本人の牛肉信仰につけ込む悪知恵でもある。
牛は豚より上という肉の序列は、簡単に揺るがない。豚肉などを混ぜることは「安くする工夫」
(社長)だった。記者会見で言い逃れが尽きたら、身もふたもないことを言う。これでは、ささ
やかなぜいたくも興ざめだ。豚肉を禁忌とする宗教があることも忘れてはいけない。
この醜聞に救いがあるとすれば、豚肉を混ぜた人たちの告発が、「企業秘密」の厚いコロモを
内から破ったことだ。人の良心や正義感を侮るなかれ。どちらも舌ほど甘くない。
天声人語 2007年06月25日(月曜日)付
欧州に住んでいた女性の話である。6年前の夏、日本の母親が信号無視の車にはねられ、急死
した。一番早い飛行機と新幹線で帰郷し、スーツケースを引きずって斎場に駆け込むと、火葬が
始まっていた。後日、実家の洗面所で母を見つけ、そっとティッシュにくるむ。ブラシの毛髪だ。
横浜市で開かれた葬祭見本市で、「手元供養」の商品群を見た。たとえば、遺骨や遺髪から合
成するダイヤモンドは、炭素の結合力を故人とのきずなに見立てる。遺骨と石の原料を溶かして
飾りにする業者は、工程を遺族に見せるという。
「愛する人たちとの死別に比べれば、他のことはいずれも、人生で取るに足らない」。物理学
者の米沢富美子さんは『二人で紡いだ物語』(朝日文庫)で、夫との別れをこう書いた。
風になると思えば、いくらかは安らぐ。でも、「人の世の悲しみをよそに、自然は容赦なく営
みを継続し、春がゆき、夏が来ようとしている」(同書)という心境になれば、愛する人の「か
たち」を欲することもあろう。
日本の死者は03年に年100万人を超え、葬祭関連の市場も膨らんでいる。一方で、介護や
医療の負担もあって、葬儀1件あたりの出費は減る傾向という。都会では、お墓や仏壇が縁遠く
なりつつある。
死者をしのぶ行為は本来、すぐれて個人の心の問題だ。しきたりや世間体を離れ、簡素でも自
分に正直に、気が済むようにすればいいとも思う。私事にわたるが、冒頭の話は今回、手元供養
をめぐるやりとりの中で、妻から初めて聞かされた。
>死者をしのぶ行為は本来、すぐれて個人の心の問題だ。
一言だけ。
これを書いた人は、自分とこの新聞社のやってることと
はげしく矛盾したことを書いたことに気付いてないの?
靖国靖国・・・。
>>854 >そんな日本人
意味の無い「そんな」が低脳っぽくて朝日らしいw
>>855 鮮人あたりが始めた新手の商売の宣伝かw
身内にはいとおしくとも、赤の他人してみれば、老女の櫛についた毛など気色悪いだけで、
飯を食いながら新聞を読むこともできんw
ミートと社保庁を同列で扱う素粒子…
朝日はやけにミートの記事が他紙より多いが隠蔽したいニュースでもあるのかな?
>タマネギに優しい甘さが満ちる様子などは神秘的だ。
この記者の「神秘的」は随分安物だなぁとここ読んで思った
神秘的、というのは食い物には使わないと思うのだがな
ここまで食うことに執着してれば太るだらうよ
あとは読まずに政治欄にうつった
落書き 6/25(月)
鳥類サギ科珍種捕獲報告−−
× ×
●ミートサギ 北海道に生息。
頭は牛、体は豚、尾は鶏、羽はカ
モという異様な姿は、優雅なサギ
の仲間とは思えない。肉はミンチ
にして食用に供されていた。警察
の家宅捜索を受けて、巣は閉鎖。
●ネンキンサギ 社会保険庁内
を飛ぶ。餌を食ったのに、その記
録がないと鳴きだした。「アホウ
ドリ」の変種ではないかとの説に
「アホウドリはそんなアホウでは
ない」と専門家は否定的である。
−−−
「ミートサギ」「ネンキンサギ」が太字。
天声人語
2007年06月26日(火曜日)付
ストレスの多い職場では「のむ」「うつ」「かう」がはやると聞いたことがある。昔ながら
の三拍子ではない。当節、「のむ」のは胃腸薬や胃カメラ、「うつ」は博打(ばくち)では
なく「うつ病」なのだそうだ。
「かう」のは宝くじである。「当たったら辞めてやる」。晴ればれと辞表を差し出す我が
姿を、誰でも一度ぐらいは夢見たことがあろう。だが、まずは当たらないから、幸か不
幸か今日のレールは明日も続く。
うらやましい6億円の大当たりが、それも2本、スポーツ振興くじ(サッカーくじ)で出た。
日本のくじ史上で、最高の額という。Jリーグ14試合の勝ち負けが、すべて的中した。
確率は約480万分の1というから、針の穴を通り抜けたようなものだ。
老婆心ながら、在米中の取材を思い出す。くじで当時米史上最高の3億ドル余(約3
70億円)を当てた男性がいた。満面の笑みが報じられた何カ月か後、風俗クラブで泥
酔して約3000万円を盗まれ、再びニュースになった。
生活が一変したらしい。「大金を持ち歩き、歓楽やギャンブルに入りびたり」と警察は
あきれ顔。仏の詩人コクトーの皮肉、「金持ちになった貧乏人は、贅沢(ぜいたく)な貧
しさをひけらかすだろう」(「恐るべき子供たち」)が頭をよぎったものだ。
人の幸運を「禍福はあざなえる縄」と見るのは、運つたなき者のひがみか。濡れ手で
粟を夢見て筆者も年に何度か買う。だが、これまでの当選金は最高で3000円である。
身を持ち崩すような「幸運」に巡り合ったことは、幸か不幸かない。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070626.html
駄文書くだけで年収数千万だろ、この上まだあぶく銭が欲しいのか
落書き 6/26(火)
責任の風景三つ−−
× ×
その1 不正やり放題のミート
ホープ社、内部告発の調査を北海
道へ依頼したという農水省、受け
ていないという道。三方無責任。
その2 ずさん−おわび−賞与
返上という社保庁式連想ゲーム。
あのね、金など返さずともいいか
ら、やるべきことをやってくれ。
その3 自民党内に参院選責任
論。選挙用の総裁だもの、負けた
らそれまでよ。先代の遺産にすが
り、自らの信を問うたことなし。
−−−
「その1」「その2」「その3」が太字。
天声人語
2007年06月27日(水曜日)付
伝わるところでは、日本で初めてボーナスを出したのは、三菱の創始者岩崎弥太郎
だったという。三菱史料館によれば、明治9年、英国の船会社と上海航路の覇を競い、
勝って相手を撤退させた。
弥太郎は喜んだ。「社中各員別(わ)けて勤勉事務を担任し其(そ)の功績を見ること
少なからず」。幹部から給仕まで、給料のほぼ1カ月分にあたる報奨金を奮発したそう
だ。ボーナスは働きに報いて支給されたものだった。
「勤勉事務」とは縁遠かった社会保険庁が、全職員にボーナスの自主返納を求める
ことになった。幹部から末端までを対象とし、退職者にも応分の「寄付」を求めるという。
安倍首相や柳沢厚労相も率先して返納する。官邸主導による、政官あげての「総ざん
げ」の趣だ。
「当然だ」と言う人、「まだ甘い」と収まらない人、さまざまだろう。だが、国民の不満を
そらす演出を感じる人も、少なくないのではないか。参院選は1カ月の後に迫っている。
総ざんげの元祖といえば、終戦直後の「一億総ざんげ」である。その正体を、「緊急
の場面に直面した支配層の放ったイカの墨」と突いたのは政治学者の丸山真男だっ
た。今度のざんげも選挙前の目くらましではないのか。いぶかる声も聞こえてくる。
弥太郎は、英国会社との競争の際、経費節減のために自らの報酬を半分にした。
社員もならって3分の1を返上したという。目的のある返納なら張り合いもあろう。だが
イカの墨となってやがて消えるなら、国民にも職員にも、残るのはむなしさだけである。
ttp://www.asahi.com/paper/column20070627.html